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 ライトHノベルの部屋  ライトHノベルの部屋  ライトHノベルの部屋
     ~ラブラブハーレムの世界へようこそ♪~


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  最初にお読み下さい。(注意事項) 【 ここをクリック 】  今一度、お目を通し下さいませ♪                 
     

【 掲載作品 】                  
  ★ 「美姉妹(しまい)といっしょ♡」 (第1作目・2006.-1. ~ 2007.-8. 迄連載)
     ~シリーズの原点となる作品。ひとりの青年と六人のお姉様達とのラブラブハ~レム生活♡
       愛し愛される者達の一途な恋愛と嬉し恥ずかし初体験、そして濃厚なエッチシーンがお楽
       しみ戴けます♪~
 
         [ 本編の目次はこちら → ] 【 目 次 】
         [ 本編の最終話 → ]  「えぴろ~ぐ」 ('07.-8.-7. Completed)



  ★ 「美姉妹(しまい)といっしょ♥~番外編」 (第2作目・2006.-1. ~ 不定期掲載中)
     ~本編では語られなかったヒロイン達との触れ合いをハートフルに描いた短編集。
       エッチ度を抑え、ストーリーに重点を置いた作品です♪~
 
         [ 番外編の目次はこちら → ] 【 目 次 】
         [ 番外編の新作を読む → ] 「百花繚乱~後編」 ('09.12.25. UP)



  ★ 「美姉妹(しまい)といっしょ♪~新婚編」 (第3作目・2008.-4. ~ 2016.-3.迄連載)
     ~新たなキャラが加わり、ラブラブハ~レム生活はますます賑やかに♪~
 
         [ 新婚編の目次はこちら → ] 【 目 次 】
         [ 新婚編の最終話 → ] 「エピロ~グ」 ('16.-3.18. Completed) 



【 執筆中(掲載予定)の作品 】
  ★ 「美姉妹(しまい)といっしょ~完結編」  (第4作目・20××年 ▲月~連載開始予定)
     ~宏達11人と新たな命が織り成す明るく楽しいラブラブハ~レム生活♪~



【 目 次 】
      ・ 本編、及び全ての目次はこちら →  【 総目次 (サイトマップ) の表示】
      ・ 新婚編の目次ページはこちら  →  【 新婚編の目次 】
      ・ 番外編の目次ページはこちら  →  【 番外編の目次 】



【 投稿作品 】 
    ~当サイトにお寄せ戴いたエッセイやイラストを掲載しております♪~

  ★ 「投稿作品」 の目次ページは 【 こちら 】 からどうぞ♪



【 リンク 】
  ◇ 各リンク先は 【 こちら 】
 
   
                                
最初にお読み下さい (初めて御来訪された方へ) / 注意事項 最初にお読み下さい (初めて御来訪された方へ) / 注意事項 ご 案 内
 
 ※ 2011年 3月11日の東日本大震災を始め、各地で起きた大地震や自然災害、そして
 東京電力 福島第1原発の人災(メルトダウン&高レベル放射能の広域拡散)に際し、
 被害に遭われた方々やその関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 また、それらにより犠牲になられました方々と御家族の皆様へ深くお悔やみ申し上げます。
 被災地の回復と皆様の御無事を心よりお祈り申し上げます。
 
 【 はじめに 】                                         

 ◆ 本日はお忙しい中お越し戴き、誠にありがとうございます。
         
   当サイトは
   管理人 『エルム』 が執筆したオリジナル小説 (※1 ライトHノベル) を掲載しております。

   掲載作品は 「明るく楽しいラブラブハ~レム生活♥」 をコンセプトとした
   相思相愛・純愛に特化した物語です。
   ひとりの青年と美女達との甘~い日常や微エロから濃厚エッチシーンまでお楽しみ戴けます。

   その為、拙小説には 「寝取られ」 「陵辱」 「鬼畜」 「スカ*トロを含むハードなSM描写」 等、
   暗い話(鬱展開)や見る(読む?)からに痛そうな話は一切ございません。
   予めご承知おき下さいませ。 (*=FC2による検閲避け)
  
   お越し戴いた方々とここで出逢ったのも何かの縁。
   ※2 不勉強で拙い小説ではありますが末永く 「ライトHノベルの部屋」 をご贔屓下さいます様、
   宜しくお願い申し上げます。

   【お断り】
   2015年12月以降、FC2 による検閲(※3 自動キーワード検索 による記事の差し止め及び
   サイトの強制凍結)が実施されております。
   この為、拙小説に於いても 『伏せ字』 『*』 『 』(半角スペース) による文字分け等を規制
   開始以降の掲載や更新時に於いて行っております。
   創作物にも係わらず、独善的企業倫理による言論規制を受け、表現の自由を侵されている
   現状
ですが、何卒ご容赦、ご辛抱下さいますよう伏してお願い申し上げます。

  
   最後に。
   下記の 【注意事項】 を充分にご理解の上、ごゆっくりお寛ぎ下さいませ♪
 
      ※1 「ライトHノベル」とは?
         「ライトノベル」のアダルト(性描写有)版。
         「ジュブナイルポルノ」と呼ばれる事もある(しかし確立した定義が無いのが現状)。

      ※2 「不勉強で拙い小説」とは?
         視点移動・文法・記述の仕方等がダメダメなもの。
          (執筆当時の拙さを残す為に修正はしておりません)
         また、漢字の扱い(閉じる/開く、形式名詞や動詞を仮名書きにする/しない、等)
         に際し、『原則』 及び 『通例』 に則していない箇所も多々ございます。

      ※3 「自動キーワード検索」とは?
         FC2が独善的に定めた特定の単語を機械(プログラム)が自動検出する機能。
        その単語がある記事は掲載及び更新が出来無い仕様になっている。
     
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    20歳迄の方、性に関する表現・描写が苦手、または嫌悪感を持たれる方、
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 ◆ 『途中から読む』 場合は上部メニューから
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 ★ 物語は原則、不定期掲載です。

    
     ※ 現在、次回作 「美姉妹(しまい)といっしょ~完結編」 の掲載に向け準備中です。
      掲載まで首を長~~くしてお待ち下さいませ。m(_ _)m
    
    ※「美姉妹(しまい)といっしょ♥~番外編」 は準備が整い次第、掲載致します。
 

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美姉妹(しまい)といっしょ♡ 表 紙 美姉妹(しまい)といっしょ♡ 表 紙 美姉妹といっしょ♡ 
 






                   美姉妹(しまい)といっしょ♡




















   
| コメント(30) |                                ( テーマ : ライトHノベル  ジャンル : アダルト
登場人物紹介 ・ あらすじ 登場人物紹介 ・ あらすじ 美姉妹といっしょ♡ 
 
                          (※ 年齢は登場時のもの ・ 2006年 1月~ 2007年 8月 連載)
 
 晶(あきら)
   25歳・処女 身長170cm 体重48kg B85(D) W58 H86
   優の双子の姉。宏(ヒロ)とは従弟(いとこ)同士。
   腰まで届くロングヘアをソフトウェーブにし、
   いつもへアバンドをしている目鼻立ちの整った美女。
   みんなのリーダー的存在でプライドが高く、
   よく言えば自信家、悪く言えば傍若無人なタイプ。
   幼い頃から宏と親交があり、秘かに想いを寄せている。
   大学卒業後は、とある企業に勤めているキャリアウーマン。
   一人称は「あたし」

 優(ゆう)
   25歳・処女 身長165cm 体重45kg B77(C) W57 H85
   晶の双子の妹。
   物静かな話し方が特徴で、ショートヘアをシャギーにしているスレンダー美人。
   晶のブレーキ役で常に沈着冷静、余り感情を表に出さないが、
   宏(ヒロクン)だけには「甘々なお姉ちゃん」になってしまう。
   姉と同じ様に、幼い頃から宏に想いを寄せている。
   姉と同じ大学を卒業した後は職には付かず、ネットトレーディングで稼いでいる(らし
   い)。
   一人称は「ボク」

   晶・優の美女姉妹(しまい)と千恵・若菜の美姉妹(しまい)は
   幼い頃から宏を通じて知り合い、仲が良くなった。
  

 千恵(ちえ)
   23歳・処女 身長150cm 体重45kg B84(D) W58 H83
   若菜の双子の姉。宏(宏)とは実家が隣同士の幼馴染。
   やや紫がかった長い黒髪を白いリボンで高い位置で縛った
   ロングポニーテールをトレードマークにしている。
   手足がスラリと長く、やや吊り目がちな大きな瞳に鼻筋の通った小顔の八頭身美人。
   昔から姉御肌な性格で面倒見が良いが、性的には全くの初心で純情純心。
   幼い頃から宏に想いを寄せている。
   今年の春に宏の実家のある田舎街の大学を卒業後、その街でバイトをしている。
   一人称は「あたい」

 若菜(わかな)
   23歳・処女 身長175cm 体重50kg B78(C) W60 H88
   千恵の双子の妹。
   白い肌に腰まで届くストレートロングヘアが自慢の大和撫子タイプ。
   家事全般が得意な一方、薙刀の腕前は全国レベルのスポーツウーマン。
   切れ長の目に目鼻立ちが整ったクールな美人だが、実は耳年増な一面を持つ。
   姉と同じく、幼い頃から宏(宏ちゃん)に想いを寄せている。
   今年の春に姉と同じ大学を卒業後、宏の実家のある田舎街でOL(受付嬢)をしている。
   一人称は「私(わたし)」

 ほのか 
   25歳・処女 身長173㎝ 体重53㎏ B83(C) W58 H85
   物語後半に登場する金髪碧眼のハーフ美女。(初登場は番外編~紅葉(こうよう)
   晶と優の大学時代の友人で、美姉妹とも先輩後輩の仲。
   豪快な性格で男言葉を話す。
   最初はからかい半分で宏(宏)にちょっかいを出すが次第に惹かれる。
   大学卒業後は外資系企業の本社(アメリカ)でビジネスジェットのパイロットに就いた。
   一人称は「オレ」

 真奈美(まなみ)
   24歳・処女 身長165cm 体重48Kg B86(D) W60 H83
   ほのかと同時に登場するロングヘアの美女。
   とあるきっかけで宏(宏君)にベタ惚れする。
   美女姉妹の後輩で美姉妹とも仲が好い。
   熱血行動派タイプ。
   大学卒業後は地元企業に就職した。
   一人称は「私(わたし)」 

 宏(ひろし)・主人公
   21歳・童貞
   高校卒業後に上京し、2DKのアパートに独り暮らし中。
   専門学校卒業後はフリーターとして週5日勤務のガテン系バイトで生計を立てている。
   実はパイパンフェチで、毎晩の様にオナニーしている。
   何処にでもいる極めて普通の青年だが、芯は年相応以上にしっかりとしている。
   晶を晶姉(あきねえ)、優を優姉(ゆうねえ)、
   千恵を千恵姉(ちえねえ)、若菜を(わかねえ) と呼んで慕っている。
   ほのか、真奈美は「さん」付けで呼ぶ。
   一人称は「俺」



[ あらすじ ]

   専門学校を卒業してから2ヶ月。
   卒業後は帰郷するという約束を反故にした宏は生活に便利な東京で充実した毎日を送
   っていた。
   と、そこへ帰郷しない宏に業を煮やした幼馴染の双子美姉妹(しまい)が突然押掛けて
   同居してしまう。
   そして初エッチ直前、今度は従姉妹の双子美女姉妹(しまい)までもが押掛けて来て……。

   愛し愛される者達の濃厚Hが楽しめる純愛ラブラブハ~レム物語の開幕です ♥
  

   
                                ( テーマ : ライトHノベル  ジャンル : アダルト
ぷろろ~ぐ ぷろろ~ぐ 美姉妹といっしょ♡ 
 
「きゃっ! す、凄い。 お、おちんちんって、こんなに大きくなる物なのね……」

 若菜(わかな)は驚きつつも、大きく盛り上がった宏(ひろし)の股間から目が離せなくなった。
 男の勃起をトランクス越しとはいえ初めて目にしたので、恥ずかしさより興味が先に立ったのだ。
 若菜はもっとよく見ようと顔を股間に近づける。
 すると宏の鼓動に合わせる様に勃起したペ二スがビクッ、ビクッと上下に動いているのが判った。

「ピクピクしてるぅ……。ここだけ生きているみたい」

 すやすやと寝息を立てている宏の顔とペ二スを交互に見ながら呟く。
 若菜は夢にまで見た勃起肉の匂いを嗅ごうと触れるまであと数センチの所まで鼻を近づけ、大きく息を吸い込む。

「あぁっ! お、おちんちん。宏ちゃんのおちんちん!」

 初めて嗅ぐ男の勃起肉のすえた匂いと、おちんちん、と口にした事で熱い塊が子宮からトロリと流れ出し、秘核がジンジンと疼き始める。
 若菜は宏の股間を凝視したままスカートの裾を口に咥えると右手を白いショーツの中に入れ、中指を割れ目の上に這わせる。
 そして勃起し始めたクリトリスの包皮を剥き、下から上に弾く様に動かすと割れ目の中はたちまち熱を帯びてヌルヌルに濡れそぼってしまう。
 年下の愛しい男の、まだ見ぬペ二スを想像して若菜は激しく欲情してしまったのだ。

「んんっ、い、いぃっ! クリちゃん感じる、感じるのぉ!」

 部屋の中は、クチュッ、ネチャッ、と淫靡な音と若菜のくぐもった甘い吐息が充満し、宏の寝息を覆い隠してゆく。
 ショーツは割れ目の形がはっきりと透けて見えるほど愛液が滲み出し、中指の動きをより滑らかにしてゆく。
 若菜は処女壺から溢れ出している愛液を指に絡めると時には押し込む様に、時には回転させる様にして完全勃起してズル剥けになったクリトリスを刺激する。
 人差し指と薬指は薄ピンク色のやや大ぶりな小陰唇に添えられ、上下に擦ったり閉じたり開いたりさせてより深い快感を得ようと激しく動かす。
 そして指を蠢かせる度にどんどん秘唇が熱くなり、トクトクと愛液が湧き出して来る。

「ああんっ、濡れてるぅ! 私のおまんこ、宏ちゃんのおちんちん見てグチョグチョに濡れてるぅ!」

 若菜はトランクスに隠された宏のペ二スを直に見ている気分になっているのだ。
 左手はいつの間にかピンク色のエプロンの上から自分の右胸をこねる様に揉みしだいている。
 軽く回転させる様に揉むと乳首が疼き始め、徐々に強く揉んでゆくと掌にブラの中でコリッとした感触が伝わって来る。

「ああんっ、ジンジンするぅ! おまんこいいのぉ! オッパイ感じるのぉ! クリちゃんも乳首も、こんなビンビンに勃ってるぅ!」

 喘ぎ声がいつの間にか声となり、ピンク色の唇から溢れ出す。
 ブラの中で硬く勃起した乳首を服の上から指の間に挟む様にして激しく揉みしだくと、白くムッチリとした太股に割れ目から溢れ出した愛液が滴ってくる。

「ああ~っ、だ、駄目ぇ~。ひ、宏ちゃんが起きちゃう! こんな恥しい格好、見られちゃう! 濡れたおまんこ見られちゃうぅ~!」

 こんな事してちゃダメ、宏ちゃんを起こさないと、と思いつつ若菜は残り少ない理性を必死に動員し、何とかオナニーを止めようとした。
 しかし頭の中にピンク色の霞が掛り、次第に理性を奪ってゆく。

「あっ、あんっ、んん~っ! はうっ!! も、もう駄目っ! ダメなのっ、もっと、もっとぉ!」

 愛液にまみれた中指の爪が小豆大に膨らんだクリトリスを引っ掻いた瞬間若菜は軽いアクメに見舞われ、ついに理性が弾けた。
 本格的にこの場でオナニーを続けようとお尻の方までグチャグチャに濡れたショーツを無意識に膝まで下ろした正にその時。

「ちょっと若菜! 宏を起こすのにいつまで掛かってんの?! こっち来て手伝ってよ! 早くしないと宏が仕事に遅れちゃうでしょ!!」

 台所から姉の千恵(ちえ)が味噌汁に入れる豆腐を采の目に切りながら怒鳴った。

「ヒェッ!! は、は~いっ、今起きるトコなの。ちょっと待っててっ」

 若菜は一瞬で我に返ると振り向いて返事をし、濡れたままのショーツを穿き直すと急いで身なりを整える。
 濡れそぼった股間がひんやりとするが、後で穿き替えれば済む事だ。
 そして改めて宏に向き直ると朝勃のペ二スを隠す様に布団を掛け直し、何事も無かったかのような顔をして肩を揺さぶるのだった。


                                            (つづく)

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千恵と若菜(1) 千恵と若菜(1) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 千恵と若菜は今年で二十三歳になる双子なのだが、外観や性格はまるで正反対だ。

 姉の千恵は身長百五十センチ、やや紫掛った長い黒髪を白いリボンで頭の高い位置で縛ったロングポニーテールが良く似合う女性だ。
 手足がスラリと長く、やや吊り目がちな大きな瞳に目鼻立ちの整った小顔なので周囲の友人達からは「八頭身美人だね♪」と言われている。
 昔から面倒見が良く、姉御肌な性格なので中学・高校、そして大学時代までも男性は勿論、女性(特に年下)からも人気が高く、告白も男より女からされる事が圧倒的に多かった、と言う逸話も残っている。
 だが純情なうえに初心(うぶ)なのでHな事にはまるで免疫が無く、H(下)ネタを聞いただけで顔が真っ赤になってしまう一面も持っている。
 今年の春に実家のある地元の大学を卒業したが就職せず、実家近くでバイトしながら社会勉強している。

 妹の若菜は身長百七十五センチ、白い肌に腰まで届く漆黒のストレートロングヘアが自慢の和装が似合う大和撫子タイプの女性だ。
 切れ長の目が涼しげな印象を与え、目鼻立ちが整っている点は千恵と同じだ。
 家事全般をそつ無くこなす一方、高校時代は薙刀部に所属し、全国大会にも出場した経験を持つスポーツウーマンでもある。
 ただ姉と違い、純真だがHな事に興味津々で耳年増な若菜はH(下)ネタで千恵をからかい、赤ら顔を見るのを愉しんでいる困ったちゃんでもある。
 千恵と同じ大学を卒業後は、そのまま地元企業のOL(受付嬢だ)となった。
 身長も性格も対照的な二人は、千恵を太陽とするなら若菜は月に例えられようか。
 弾ける笑顔が眩しい千恵に静かな笑顔の若菜。
 どちらかが欠けても駄目、常に二人でひとつ。
 それが千恵と若菜と言う姉妹なのだ。

 その美姉妹(しまい)には、ひとりの幼馴染の男の子がいる。
 名前を宏と言い、今年二十一歳になるフリーターで上京と同時に2DKのアパートで一人暮らしをしている。
 美姉妹とは家が隣り同士だった事もあり、幼稚園の頃から千恵姉(ちえねえ)、若姉(わかねえ)と呼んで慕っており、また美姉妹もこの年下の男の子を弟の様に可愛がって来た。
 若菜を泣かせたいじめっ子を宏が成敗し、仕返しに来たいじめっ子のリーダー(ラスボス?)を千恵が迎撃する、と言う図式が出来上がったのもこの頃だ。
 高校まで同じ学校に通い、美姉妹が高校を卒業するまでいつも三人一緒に登下校して来た仲だった。

 ところが宏が専門学校に進学する為に上京する事になり、美姉妹の心境に変化が生じた。
 傍にいないと寂しい、離れたくない、と。
 これまでの「幼馴染の好きかもしれない男の子」から「ひとりの好きな男性」に気持ちが昇格したのだ。
 これを機に宏に告白しようとしたが、二人とも告白出来なかった。
 互いが互いの気持ちを知っていたので『抜け駆け』出来なかったのだ。
 宏も自分の気持ちにハッキリと気付き、『気になる女の子達』から『好きな女性(ひと)達』に変化した。
 だが二人とも同じ様に好きだったので片方だけに告白する事は出来なかった。
 美姉妹は宏が専門学校を卒業したら「必ず実家に帰って来る事!」と約束させ、宏も同意したのだが……。
 都会生活の便利性にハマってしまった宏は約束を先延ばしにして実家に帰ろうとはせず、バイトで生計を立てながら自炊生活を続けていた。
 これに千恵が嘆き、号泣した若菜は、「宏(ちゃん)が帰って来ないならこっちが行く!」と、勤め始めた仕事をすっぽかし、宏の部屋へ押し掛け、そのまま居付いてしまったのだ。
 これには宏も驚いたが二人の気持ちが嬉しく、すんなりと同居を許した。
 彼自身、いくら都会が便利で住み良くても心が寂しかったのだ。

 こうして三人の同居生活が始まった。


                                        (つづく)

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千恵と若菜(2) 千恵と若菜(2) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 美姉妹(しまい)が、宏の部屋に押し掛けて来た五月某日の、夕食での席上。

「ねえ、宏ちゃん~、提案があるんだけど~♪」

 若菜は箸を止め、千恵をチラッと見ながら宏に声を掛けた。

「うん? 何、改まって」

 宏は若菜が作ってくれた味噌汁を啜りながら聞いた。
 本来なら宏が夕食を作る筈だったのだが、若菜が「どうしても♪」とお願いして来たので、ここは有難く作ってもらったのだ。
 若菜の料理を久しぶりに味わいたい、という思いもあった。

「うん。あのね~、姉さんと相談した結果なんだけど~」

 千恵は、宏と視線を合わせようともせず、首先から耳まで真っ赤になりながら、一心不乱(?)に、ご飯をかっ込んでいる。
 宏は、何時もの二人とちょっと違うな、と思いつつ、ウキウキして瞳を輝かせている若菜に視線を戻し、先を促す。
 若菜は宏の耳元にピンク色の唇を寄せると、甘える様な声で囁いた。

「今夜からぁ、寝る時は三人で川の字になって眠りましょ~♥」


     ☆     ☆     ☆


 一人暮らしの男の部屋に、もう一組の布団がある方がおかしい。
 おかしいと言う事は、無くて当然、と言う事でもある。
 なので。
 一組の布団の真ん中に、気をつけの姿勢で固まっている宏。
 右側に千恵、左側に若菜が、それぞれ宏の方を向いて、すやすやと眠っている。
 千恵は身体の左を下に、若菜は身体の右を下にしないと眠れないらしい。
 宏は仰向けのまま、首を右に向ける。
 目の前十数センチに千恵の整った顔がある。
 左側の頬に自分の左手を添える様にし、額を宏の肩に付けて、幸せそうな顔で寝息を立てている。
 今度は左を向く。
 目の前数十センチに若菜の綺麗な顔がある。
 右側の頬に自分の右手を添える様にし、額を宏の肩に付けて、微笑みを浮かべた表情で眠っている。
 さすが双子。
 寝姿が鏡に映した様に正反対です。
 おまけに寝息が左右シンクロして完全にステレオ状態です。
 加えて首筋に二人の寝息がかかってます。

「……寝られん!」 

 宏は目がギンギンに冴え、ついでに愚息も「元気はつらつ! ファイト一発!」で、眠るどころでは無い状態だ。
 なんせ宏の胸の上には千恵の右手と若菜の左手が載り、さらには右腿には千恵の右足が、左腿には若菜の左足が絡んでいるのだ。
 
「……俺って、抱き枕??」

 蛇(息子?)の生殺し状態に目の幅涙を流しながらも、必死に眠ろうとした。

「明日からまた仕事だ、早く寝ないと……」

 目を閉じて念じれば念じる程、さっき見た美姉妹の安らかな寝顔が浮かんで来る。
 この寝顔を見て、ふと思い出した。
 幼少の頃は時々『お泊り会』と称して、三人で一緒に夕飯を食べ、一緒に風呂に入り、子供部屋で布団を並べて一晩中話をしていた事を。
 この時は三人とも、無邪気な子供だった。
 ところが、小学校高学年以降は、さすがに男と女、羞恥心、という意識が高まり、『お泊り会』を催す事は無くなった。
 それ以来だから、一緒に眠るのは十数年振りになる。

「二人とも、ずいぶん綺麗になったんだな」

 美姉妹の顔を見ながら、一緒に風呂に入った時の事を思い出す。
 湯気の中に浮かぶ白い裸体。
 乳首だけが飛び出た、膨らみも無いぺったんこの胸に、ツルッとした股間に女を示す、股上まで切れ込んだ1本の縦筋。
 子供の頃の顔が今の顔にすり替わった瞬間、勃起肉に更にドクンドクン、と血液が送り込まれてしまう。
 今の二人の全裸を想像してしまったのだ。

「~~~っ!」

 胸の上に置かれた美姉妹の手の温もりと、両腿に掛かる、ほどよい重さ。
 首筋に吹き付けられる、二つの熱い吐息を感じながら、宏は激しく欲情してしまった。
 更に、間の悪い(?)事に、美姉妹が身体を寄せている為に、両手の甲が、美姉妹の柔らかく温かい太股に、時折触れてしまうのだ。
 手首を反せばパジャマ越しとはいえ、美姉妹のムッチリとした太股や、ショーツに隠された秘密の花園に触れる事が出来る――。
 宏の頭の中は、徐々に性欲が支配して行く。

(今すぐ、オナニーしたい! この勃起したチンポを思いっ切りシゴキたい! 美姉妹の美しく成長した身体に、ドピュドピュッと射精(だ)したい! 熱く大量のザーメンで、美姉妹の身体を白くネットリと染めてしまいたい!)

 完全に勃起したペ二スが、ビクッビクッと脈打ち、包皮の剥けた亀頭には先走り液がトロリと滴り、トランクスに染みを作っていくのが判る。
 思わず、右手で熱い勃起肉を握ろうとしたが、両脇を美姉妹に押さえられているので身体が動かせない。
 無理にでも、今ここでオナニーしようか、とも思ったが、千恵姉(ちえねえ)、若姉(わかねえ)にバレたら絶対嫌われる! それだけは避けたい、という思いが全身を駆け巡り、充満し掛けた性欲を追い払う。
 宏は何とか理性を総動員し、悶々としながらも一夜を過ごし、熟睡に漕ぎ付けたのは夜が白み始めた頃だった。

 翌朝、若菜が宏を起す際、勃起肉を目撃、観察し、オナニーまでしていた事には、全く気付かなかった。


                                  (つづく)

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千恵と若菜(3) 千恵と若菜(3) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 あたいはちょっとばかり、後悔していた。
 若菜が宏の所へ押し掛けると判った時、若菜を止めるべきなのに、一緒に来てしまった事を。
 
 宏に迷惑を掛ける事が判っているのに、宏を困らせる事が判っているのに、来てしまった。
 でも、今は後悔なんかしていない。
 
 黙って行かせたら、若菜は宏と結ばれるだろうから。
 そうなったら宏は、あたいではなく、若菜を選ぶだろうから。
 
 そんな事になったら、宏は一生、あたいの事を「恋人の姉」という目でしか、見てくれなくなる。
 宏から一生、「一人の女」としては、見てくれなくなってしまう。
 
 そんなの、否(いや)だ。
 絶対、否!

 それだけは、何としても避けなければならない。
 一人の女として若菜に、妹に、宏を盗られたくない!

 幼い頃から、ずっと気になっていた男の子。
 小さい頃から、一番意識してきた男の子。

 幼馴染としてではなく、一人の男性として好き。
 年齢なんか、関係ない。

 それを気付かせてくれたのは、宏(あなた)。
 約束を破った事で、あたい達の気持ちを昇華させたのも、宏。

 だからもう、怒ってはいない。
 むしろ、感謝してる。

 あたいは宏(ひろし)が好き。
 宏を愛している。

 宏から愛されたいの。
 宏から抱きしめられたいの。 

 あたいだって、宏と結ばれたいんだ。
 あたいだって、宏の恋人になりたいんだ。

 宏の女になりたい。
 あたいだけの宏になって欲しい。

 でも、あたいは若菜も好き。
 この世で、たった一人の妹を愛している。

 好きな男を盗られたから嫌いになる、なんて出来やしない。
 若菜も同じ事を考えている事ぐらい、判っている。

 宏も、どちらか一方を選ぶ事を躊躇っている。
 選ばなかった方を気に掛けて、選んだ方と上手くいかなくなる事を恐れている。

 だから決めた。
 あたいは変わる。

 これからも三人一緒。
 姉妹同時に愛しても良いのだと、宏に判って貰う為に。

 三人で、一組の恋人として。
 三人で、いつまでも居られる様に。


 あたいは、ここにいる。


     ◆     ◆     ◆


 千恵はふと、目を覚ました。
 夜明けなのだろうか、闇から黒に、そして藍色にと、部屋の中が色付き始めている。
 首を巡らせ枕元の時計を見ると、あと二時間位は眠れそうだ。

「ホントに一緒に寝たのね……」

 千恵は目の前で寝息を立てている男に視線を戻しながら呟いた。
 一緒に寝るのは『お泊り会』以来だから何年振りだろう。
 しかも今回は同じ布団で眠ったのだ。
 千恵の右手は、今も男の胸の上で呼吸に合わせて微かに上下している。
 掌から伝わって来る男の温もりが無性に嬉しい。

「宏……」

 千恵は目を閉じながら、宏の肩に自分の額を擦り付ける様にする。
 そして布団の中に充満している宏の匂いを嗅ぐ。

(愛しい男(ひと)の……匂い♥)

 千恵の目尻がほのかに赤らみ、若菜でさえ見たことの無い大人の艶っぽさが滲み出る。
 そして両手で宏の右腕を胸に抱く様にし、右足を宏の右腿に載せながら考える。

(宏は布団に入ってからも、ずっと緊張して起きていたみたいだし、今は熟睡してるから多少身体に触れても、すぐに起き出す事はないわね)

 実際その通りなのだが、先に眠りについた千恵には思いも付かなかった。
 宏は緊張していたのではなく、欲情して眠れなかった、という事を。

「あっ!?」

 よりきつく抱きしめ様と右足を宏の右太股に深く絡めた時、千恵の膝が何か軟らかいモノに触れた。

(これって……もしかしてっ!?)

 千恵は一瞬で頭に血が上り、目を見開いて固まってしまった。
 膝が今ある場所は丁度、宏の股間の部分だ。

 ――ここに握り拳を少し小さくして、フニャフニャにした感じのするモノといえば――

 千恵は恥かしくて堪らないのを我慢して、更に宏に抱きつく様に右足を動かす。

 くにゅ……。

 実際にそんな音がする訳ないのだが、千恵にはそう聴こえた。
 千恵の膝が、宏の玉袋を上から押さえる様な格好になった。

(こっ、これが、宏の、たっ、タマタマ。こ、ここに、命の源が詰まっているのね……)

 膝から伝わる軟らかい感触に千恵の理性が溶け始め、今まで抑え付けて来た情欲が湧き出て来るのが判る。
 目を閉じ、ゆっくりと小刻みに膝を擦り付けると千恵の内腿が宏の太股に擦れ合い、そこから快感が生じる事にも気付く。

(あぁんっ、これ、気持ちいいっ!)

 膝から受ける玉袋の感触と内腿から伝わる快感を得ようと、千恵は何度も何度も自分の右足を宏の太股に擦り付ける。
 すると子宮の奥の方から、何か熱い塊が生まれて来る感覚に千恵は身体を震わせる。

(すごいっ! 子宮から何か出て来るっ! 熱いっ!)

 千恵はさらに快感を得ようと、宏の右腕をギュッ、と胸に抱いた瞬間。

「はうっ! あっ、あぅぅっ!」

 宏の右手の甲が、千恵の恥丘に偶然触れたのだ。
 千恵は思わず声を上げ、腰を引く。
 擦り付けていた内腿も止まってしまった。
 恥丘からの熱い衝撃に、意識が飛びそうになったのだ。
 
(あぁんっ。宏の手が、あたいのアソコに……)

 宏の手がパジャマとショーツを間に挟んでいるとはいえ、恥丘の上に添えられているのは目茶苦茶恥かしい。
 でも、チョットは嬉しい気分に浸ってしまう。
 なぜなら、この処女地に最初に触れる男性(ひと)は宏、と前々から決めていたからだ。
 千恵はもう一度、今度は慎重に宏の腕を抱き、腰を寄せる。
 もはや内腿からの快感よりも、恥丘から伝わる宏の温もりに意識が向いている。

(あ~~っ! す、凄いっ。なっ、何、コレ!?)

 手の甲がチョン、と恥丘に触れた途端、熱い塊がトロ~リと処女壺を流れ落ち、ジットリと秘唇を濡らしながら、割れ目の外に溢れ出て来たのだ。
 初めて受ける女としての感覚に戸惑いつつ、これが濡れるって事なのね、と頭の片隅で考える。
 千恵は恥丘全体に手の甲を押し付けようと、自分から腰をゆっくりと上下に動かす。
 すると、恥毛を擦るショリッ、ショリッ、という音が布団の中から聴こえ、より一層千恵の羞恥心を煽って行く。
 
(ああっ、だ、駄目っ! は、恥しいっ。恥し過ぎるぅ!)

 先程から千恵の首から上は、茹でられたみたいに真っ赤に染まっている。
 しかしクイッ、クイッ、と腰の動きは止まらない。
 生まれて初めてのオナニーをしている事に、千恵自身気付いていない。

(ひ、宏の手がっ! 手がっ、あ、あたい、の、あっ、アソコ、さ、触ってるっ、触ってるぅ~~っ!)

 心の中で叫びながら腰を回すように振る。
 男の手の甲を恥丘に押し当てているだけの、稚拙なオナニー。
 しかし千恵には秘唇やクリトリスからの肉体的な快感を知らない分、愛しい男の手が処女地に触れている、という精神的なものが大きく作用しているのだ。
 宏の右腕を抱きしめている胸の先はジンジンと痺れ、いつの間にブラの中でビンビンに勃っている。

(あぁっ、乳首がっ! 乳首、痺れてるっ。ジンジンしてるっ!)

 今まで経験した事の無い感覚が乳首を襲う。
 千恵は無意識に左手をパジャマの上から自分の右胸にあてがい、揉みしだいている。

(はぅんっ! だ、ダメっ、こっ、声が出ちゃう!)

 千恵は宏の肩に額を押し付けて、声を抑えようとする。
 しかし抑えれば抑える程、乳首からの快感がどんどん大きくなってくる。

(今ここで乳首に触れたら……きっと叫んじゃう!)

 千恵は急に恐ろしくなった。
 このまま快感に溺れてしまったら、きっと宏と若菜を起してしまう。

(こんな恥かしい姿を、宏に見られちゃう! そうなったら絶対嫌われちゃう! 嫌われるの、イヤァ!)

 今までの興奮が嘘のように一気に冷めてくる。
 残っていた理性を必死に掻き集めて、千恵は宏から身体を離す。
 そして今初めて呼吸が荒くなっている事に気付き、大きく深呼吸する。

(あ、危なかった……)

 もし見られでもしたら、ここに居られなくなるし、一生合せる顔が無くなってしまう。
 千恵はようやく人心地つけると、改めて宏の寝顔を見る。

(罪なヤツ♪ 二人の女をはべらせちゃってさ♪)


 千恵はそっと、宏の頬に唇を寄せた。


                                   (つづく)

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千恵と若菜(4) 千恵と若菜(4) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 宏が仕事に出掛け、美姉妹(しまい)が朝食の後片付けをしていた時の事。

「ねえ、姉さん~。今朝、何をしていたの~?」

 若菜が流し目をしつつ、いきなり千恵に聞いて来た。
 切れ長の目でされる流し目の艶っぽさに、千恵はドキッ、となりつつも視線を逸らし、平静を装ってすっ呆ける。

「何をって、なに?」

「今朝方の事よぉ。起きる少し前~」

 語尾を伸ばす話し方はいつも通りだが、瞳を眇めて探る様な目付きで遠回しに問うて来る若菜。
 千恵は背中に汗がツツ~ッと流れるのを感じた。

(この娘、知ってる!? いや、まさか……ね。あの時は二人とも寝てたハズ)

 なんて事を表情には出さずに、

「ん~~? 寝ていたから判らないわ」

 しれっと答える。
 若菜はさらに問い詰める。
 こころなしか若菜の目が爛々としている様に見えるのは、気のせいだろうか。

「何だか~、息が荒かったみたいだし布団の中でモゾモゾしてたみたいだから~」

「そっ、そうだったかしら? ち、ちょっと、狭くて寝苦しかったのかも」

 千恵は視線を彷徨わせ、必死に誤魔化そうとする。
 あんなコトしてたなんて、いくら妹でも知られる訳にはいかない。
 若菜は内心大汗を掻いているであろう千恵に苦笑しつつも、諭す様な口調で言った。

「姉さん~、いくら隣に宏ちゃんが寝ているからって、オナニーは拙いんじゃない~?」

 自分の今朝の事を完全に棚上げにして、全てお見通しよ、と言わんばかりに腰に手を当て、千恵の顔を覗き込むようにする。
 すると千恵は一瞬で耳まで真っ赤になり、涙目になって叫んだ。

「な、何で知ってるのよ! ……あっ!?」

 若菜はしてやったり、とばかりニヤリとした。
 切れ長の目でそんな表情されたんじゃ、どんなに頑張って誤魔化してももうダメだ。

「やっぱりね~。どうも不自然に布団が揺れていたから、まさかとは思ったんだけど~」

 若菜の誘導尋問にまんまと嵌った千恵は長い溜息を付き、ガックリと肩を落とすと俯き加減に呟く様に言った。

「……宏には言わないで。お願いだから」



「当り前だよ~。こんな事、言う訳無いよ~」

 若菜は、あのね、私はそんな卑怯じゃないわよ? と言わんばかりに胸を張る。
 すると形の良いCカップ(七十八センチだ♪)の胸がブラウスの下で、ぷるん、と揺れる。

(ちょっと、苛め過ぎちゃったかな?)

 若菜はほんの少し、反省した。

(普段は姉御調なのに~、こういう色事にはとことん初心なんだから~)

 そう思いながら千恵を見て微笑む。
 若菜はHネタでからかい過ぎて今日みたいに泣かせる(?)事もしばしばあるが、いつまでも純情で初心な姉を実は尊敬しているのだ。
 千恵も若菜の笑みを見て、いつもの表情に戻ると、

「まったく……、姉をからかうもんじゃないわよ♪」

 と、笑いながら腕を伸ばし、見上げる様にして若菜のおでこを人差し指で弾く。
 すると程よく膨らんでいるDカップ(八十四センチだ♪)の胸がトレーナーの下で、ふるるん、と揺れる。
 身長差二十五センチの美姉妹は、かように仲が良いのだ。
 若菜も笑いながら、

「ごめんね~。姉さんのオナニー初めて見たから♪ で、どうだった? ちゃんとイケた~?」

 全然反省していない若菜であった。


     ☆     ☆     ☆


 その日の午後。
 千恵は実家から送って来た荷物を解(ほど)きながら若菜と話をしていた。
 最初に口火を切ったのは若菜だった。

「姉さん~、せっかく宏ちゃんと一緒に住める様になったのだから~、これからは三人同時に幸せになれる様にすべきだと思うの~」

 千恵は内心ビックリしながらも、頷いて先を促す。
 やはり妹も自分と同じ事を考えていたのだ。

「私は~、宏ちゃんが好きだし愛しているの。もう絶対に離れたくは無いわ~、何があっても。もちろん姉さんも好き~。愛しているの。だから姉さんと宏ちゃんを取り合うような事はしたくないの~」

 この言葉に、千恵も深く頷く。

「そうね。あたいもこれ以上、宏と離れて暮らすのはもう否(いや)だし、若菜と争うのはもっと否」

「だからね~、宏ちゃんに私達姉妹は『二人でひとつの心』を持っているから~、姉妹一緒に愛してくれなきゃダメなんだよって判って貰う必要があると思うの~」

 若菜は目を輝かせながら続ける。

「宏ちゃん優しいから私達のどちらかを選ぶと~、選ばれなかった方を気に掛けちゃって結局どっちつかずになっちゃうと思うの~。そうなったらみんな不幸になっちゃうでしょ~? それだけは避けたいと思うの~。だから……」

 この続きは姉さんが言って、と悪戯っぽい目で目配せをして来る。
 千恵は若菜が自分と同じ思いを抱いていた事を誇りに思っていた。
 さすが、あたいの妹だけの事はある、と。
 しかし。

(なんですと!? 続きを話せ!? 続き……って、それを……あたいが言うの!?)

 慌てつつも必死になって言葉を探し、思わず出た言葉が。

「――するの?」

 千恵は真っ赤になって俯いてしまう。
 どんなに普段は凛々しく(?)ても、男女の秘め事に関する事にはとことん初心で純情な千恵である。
 セックス、とか、抱いて貰う、とか恥しくてとても口に出す事など出来ないのだ。
 そんな姉を可愛らしく思ったのか、微笑んだ若菜は追い討ちを掛けた。

「姉さん~、こんな事でいちいち赤くならないでよ~。そんなんで『いざっ』て時、どうすんのよ~?」

「へっ!? い、いざって……いざっ!? そっ、そっ、それって!? ~~~っ!!」

 千恵は自分と宏が全裸で抱き合っているシーンを思い描いてしまい、完全にオーバーヒートしてしまった。
 真っ赤になったまま頭から湯気が立ち、耳からは蒸気が吹き出している。
 若菜はそんな千恵を措いておいて話を戻す。

「そう。私達は同時に宏ちゃんの物になるの~。誰が何と言おうと関係無いわ~、私達の問題だもの。姉妹で宏ちゃんの恋人になるの~。宏ちゃんの女に姉妹でなるの~」

「でも、ああ見えて宏、結構常識派よ? そんなんで判って貰う事が出来るの?」

 やや復活した千恵が問う。

「簡単よ~♪ ひとりの女を選べずに全員不幸になる位なら三人で幸せになりましょ、って言って二人同時に処女を捧げるの~。そうすれば宏ちゃん、片方だけ愛して片方はないがしろ、なんて事は絶対にしないから~。処女を奪った責任取って私達二人ともお嫁さんとして貰ってくれる筈よ~♪」

 若菜の核爆弾発言に千恵の顔が引き攣る。

「……あんた、案外、悪(ワル)ね」

 処女を捧げる、とか、お嫁さん、というキーワードに照れつつ千恵は若菜に突っ込むが、宏の責任感を逆手にとっての篭絡(?)作戦には眉をひそめる。

「だからぁ、いきなり処女を差し出すんじゃないわよ~。そんな事したら、逆に引かれちゃうわよぉ~」

 若菜は甘い声で可笑しそうに言う。

「……笑う所か? そこ」

 千恵は再び突っ込む。

「だからぁ、徐々に迫るのよ~。私達はこんなにも貴方の事を愛しています♥ ってね~」

「徐々に……言葉とか、態度、仕種で?」

 若菜のこの提案に千恵も乗り気になる。

「そうそう。さり気無く、好きだよ♪ とか~、一言、愛してるわ♥ とかね~。そして段々とお互いの気持ちを高めていくの~。相思相愛状態にすれば完璧~♪」

 千恵は熟考する。
 確かにいきなり肉体を差し出して迫るより、徐々に気持ちを惹き付ける様にすれば自然に結ばれる事になるだろう。
 だが、これはあくまで一対一の時に有効なやり方だ。
 しかし今回は一対二なのだ。
 いくら徐々に迫るにしても、宏は二人の女から同時に言い寄られて同時に受け入れるだろうか?
 宏自身にあたい達を同時に愛する腹積りがなければ、到底受け入れられないだろう。

(アイツは変な所で頑固だからな)

 千恵は片方の女に遠慮して、どちらも選べないでいる宏の顔を思い浮かべる。

(なれば、あっ、あたいと若菜が、ゆ、百合な関係になって、宏に、あたい達はデキてるの、別れられないの、だから一緒に愛して……なんて言える訳無いし!)

 馬鹿げた考えが浮かぶが、苦笑しながらすぐに打ち消す。
 純情初心だと自ら判っているだけに、所詮無理な相談なのだ。
 千恵はさらに妙案はないかと、頭をフル回転させる。
 と、その時。

「姉さん~、いくら考えても時間のムダよ~」

 若菜のお気楽な声が千恵の思考を破る。

「宏ちゃんは~、私達の事を憎からず思っているからこそ同居を許してくれたんだと思うの~。それに~、三人で一緒に寝るのを許してくれたのも、どちらか片方だけを好きな訳じゃ無いと思うの~。だからあまり深く考え込まないで~」

 若菜の続けて発した温かくも意外な言葉に、千恵は今初めて気が付いた、とばかりに若菜を見た。
 そうなのだ。
 宏は無理矢理押し掛けて来た美姉妹を無下に追い返す事も無く、嬉しそうに迎えてくれた。
 そして笑いながら同居を許してくれた。
 昨日の夕食だって、疲れているであろうあたい達を気遣って最初は宏が作ってくれようとしたではないか。
 もしどちらか片方が好きなら、もう片方に配慮して姉妹に布団を使わせ、自分は隣の部屋で眠っただろう。
 そして今朝にも、二人に実家に帰る様、ちゃんと言っただろう。
 でなければ、同居と同時に三人で川の字で寝るなんてマネは絶対にしないだろう。

(となると、若菜の言う通り、宏はあたい達の事を……)

 千恵はここまで考えて、再び真っ赤になった。

(宏はあたいの事、すっ、好きっ、なの、かな? やっぱ、好き、なんだよね。好きだからこそ……)

 千恵はメビウスの環~思考の永久ループ~に入ってしまった。
 若菜は長い溜息を付き、ガックリと肩を落とすと赤ら顔で考え込んでいる千恵に向って呼びかけた。

「お~い、姉さ~ん。戻って来~い」

 結局十分程待って千恵が復活し、話が再開した。
 若菜の「まずは告白よね♪」という至極真っ当な意見を採用し、コト(?)を進める事になった。
 なんでも、告白なしに『恋のABC♪』は有り得ないし、成り立たないらしい。

「恋のABCって……いつの生まれだ、オマエは!」

 千恵の、この日何度目かの突っ込みが炸裂した。

                                         (つづく)

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千恵と若菜(5) 千恵と若菜(5) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 俺はこれからどうするかを考えていた。

 千恵姉と若菜姉の美姉妹(しまい)と2DKの部屋で寝起きを共にするのは大歓迎だ。
 なにせ、二人とも大好きな女性(ひと)なのだから。
 ただ、まだちゃんと告白をしていない。

 出来る訳、無い。

 二人同時に恋人にしたい、と夢見て来たが常識では考えられない。
 二人に知られてしまったらきっと呆れられてしまう。
 どっちが好きなの、どっちかに決めて、と言われるに決まっている。

 どっちかに決めたら、選ばれなかった方が悲しむ。

 選ばれた方も、選ばれなかった方を気にして素直に喜べないだろう。
 選ばれなかった方も、選ばれた方を気にして無理に微笑もうとするだろう。
 そういう美姉妹だからこそ。
 
 俺の所為で悲しませるのは絶対嫌だ。
 それに、俺の心の中にはもう一組の双子姉妹が住んでいる。

 だったら。

 どっちつかずの状態を続けて、どちらかに他に好きな人が出来るまで何もしないで居よう。
 どちらかが俺に愛想を尽かすまで、ずっと鈍感な幼馴染で居よう。

 そうすれば誰も傷付かないし、誰も悲しまなくて済む。

 俺から二人に何もしなければ、どちらかは諦めて、あるいは呆れて実家に帰るだろう。
 もしかしたら、二人とも俺を嫌いになるかもしれない。

 それでもいい。

 二人が傷付く位なら、俺が捨てられる事など、どうって事は無い。
 ひと月もすれば、状況も変わるだろう。

 俺はそう思って、家路に付いた。


     ◆     ◆     ◆


 宏の部屋は玄関を入ってすぐの部屋が内釜式の浴室とトイレが面している三畳位の広さのダイニングキッチン(DK)になっている。
 このDKの奥に四畳半、六畳の和室が続いていて、DKと四畳半はガラスの引き戸で仕切られている。
 普段はこの和室を仕切る襖を取っ払い、十畳半の部屋として使っている。
 ところが昨日から美姉妹が同居する事になり、襖で和室を仕切り直して部屋を分けないと、と宏は考えながら部屋に帰ってきた。
 が、そこで目にしたものは――。

 朝出掛けた時よりも何となく家具(ドレッサーにファンシーケース)等が増え、六畳の窓に掛るカーテンも今までのボロ布から淡いグリーンの新品に替わっている。
 部屋の中も掃除が行き届き、随分と綺麗になっている。
 まるで新婚さんの部屋みたいだ、と宏は思った。
 もっとも、新婚さんの部屋など見た事も無いが。
 さらによくよく見ると、御丁寧にも姿見まで部屋の中央の壁に装備されているではないか。

(……ここは誰? 俺は何処??)

 頭の中に??マークが幾つも浮かんでは消える。
 固まってしまった宏を生き返らせたのは玄関で迎えてくれた千恵だった。

「うちの両親が実家から送って来てくれたのよ。必要だろうから、って♪」

「おやっさん達が?」

 宏は幼少の頃から美姉妹の両親を、おやっさん、お袋さん、と呼んで慕っていた。
 美姉妹の両親も宏を実の息子同様に接してくれていたのだった。
 宏は続けて尋ねようとしたが、千恵の「お風呂沸いてるわよ。先に汗を流したら?」という言葉に素直に従った。
 
(そうだな。あとからゆっくり聴けばいい事だ)

 宏はそう考え、湯船に沈んだ。


     ☆     ☆     ☆


「つまりこの荷物は、おやっさん達が自主的(一方的ともいう)に送ってきたんだね? 千恵姉達が頼んで送って貰ったのではなく?」

 晩酌を傾けながら宏は千恵に事の経緯(いきさつ)を尋ねる。

「うん、そうなの~。お昼過ぎに届いたんだよ~♪」

 若菜が嬉しそうに言う。
 何だかずっとニコニコしている。

「って事は、昨日の午後には荷物を発送したって事か。……おやっさん達、何考えてんだ??」

 宏は思わず頭を抱え、呟いた。

(ず、頭痛が痛い。……ったく、嫁入り前の娘二人が男の許(もと)へ転がり込んだってのに、連れ戻すどころか、わざわざ煽る様なマネしてからに)

 千恵は宏の渋い表情を見て、目を伏せて「形だけの」謝罪をする。
 千恵だって若菜同様、親公認で同居が認められた事が嬉しいのだ。

「ごめんなさい。宏に無断で荷物を入れてしまって」

「あっ、いや、それは構わないんだけど……ね」

 宏はすまなそうにしている千恵に、歯切れの悪い答えを返す。

「けど、何~? 何でも言って~、宏ちゃん」

 若菜が首を傾けながら言う。

「あ、うん。だから、つまり……」

 宏は言葉に詰まってしまった。

(何て言えばいいんだろう。俺は二人には手を出さないから、こんな事しても無駄だよ、って正直に言うのか? そんな事したら、かえって意地を張って居座りそうな気もするし。だからって二人の気持ちを考えたら、さっさと帰れ、とも言え無いし……)

 まさか自分達の問題に美姉妹の両親が参入して来たのは完全に想定の範囲外だ。
 宏はせいぜい『早く帰って来い』位は言って来るだろう、程度にしか思っていなかったのだ。
 ところが、これではまるで美姉妹の両親が応援しているようにしか見えないではないか。
 実際その通りなのだが、今の宏にはそこまで判らない。

(こんな事して、何ヶ月もここに居るつもりなのか? ホントに? 何ヶ月も何もしないなんて俺、理性が持たんわ)

 宏は早くも先程決めた「何もしない鈍感な幼馴染」の決意が崩れて行くのを感じた。

(だったらいっその事、ケダモノになって美姉妹を犯しまくって酒池肉林のハーレムライフを……いやいやいや、そんなマネ、俺が出来ん。死んでも無理。ならば開き直って俺から告白して玉砕する……)

 眉間に皺を寄せ、黙り込んで長考していた宏に若菜の優しい声が響いた。

「ねえ、宏ちゃん~。もしも私達二人の事で悩んでいるのなら~、それはもう大丈夫なの~。何も心配する事はないんだよ~」

 宏は顔を上げ、若菜の顔を見た。
 若菜はとても穏やかな微笑みを浮かべて宏を見詰めている。

(何が大丈夫なんだ? 心配するなって?)

 宏は解説を乞う為に千恵に視線を向けた。


「!!」

 視線を受けた途端、千恵は耳まで真っ赤になって俯いてしまった。
 千恵は若菜が何を言うつもりなのか、判っているのだ。
 昼間、二人で話した事。
 それを今から言うつもりなのだ。

(だっ、ダメ! 恥し過ぎて、宏の顔を見られない!)

 千恵は俯きながら無理! 出来ない! と首を振る。
 宏は千恵からの解説を諦めたのか、もう一度若菜に視線を戻した。
 若菜は姉の赤ら顔に微笑むと宏に澄み切った切れ長の目を向け、自分達の熱い想いを伝える。

「宏ちゃん~。私達二人とも宏ちゃんが好き。愛しているの~。だから宏ちゃんも私達のどちらかひとりを選ぶのでは無く~、二人同時に好きになって欲しい、二人同時に愛して欲しいの~。私達は宏ちゃんにそれを望んでいるの~。それは少しも悪い事でも、いけない事でもないよ~。私達三人は~、誰が欠けても駄目。三人一緒にいてこそ、はじめてひとつの存在となれるの~」

「そうよ。私達の望みは三人で幸せになる事よ。誰一人として不幸になる事は、あたいが許さないわ。私達は三人で一組の恋人になりたいの」

 羞恥から復活した千恵の凛とした声が、若菜の澄んだ声に続く。
 千恵の瞳は宏の瞳を映して煌めいていた。


「そうか、そういう事だったのか」

 若菜の大丈夫、心配しなくていい、とはこの事だったのだ。
 全てを理解した瞬間。
 若菜の言葉が凝り固まった宏の心を溶かして行く。
 美姉妹の想いが宏の臆病な心を消して行く。
 千恵の、若菜の真摯な瞳が宏の夢にまで見た想いを支えて行く。

「……ずるいよ、若姉」

 宏は呟く様に言う。

「えっ!? な、何が~?」

 さすがに若菜も正式(?)な告白に照れまくってしまい、宏の発した言葉にすぐには反応出来なかったらしい。

「若姉はずるい、って言ったんだ。それに、千恵姉もずるい」

「えっ!? あ、あたい、も?」

 いきなり名指しされた千恵も切れ長の瞳を見開いて動揺する。
 宏は俯きながら今までの想いを吐露する。

「俺、二人の事が好きだ。だからこそ今まで告白出来なかったんだ。ひとりを選ぶ事なんて出来なかったんだ。もうひとりを傷付けたくなかったから。もしも許されるのなら、二人と恋人になれたらいいな、ってずっと思ってた。けど、そんな事は絶対無理だ、って判ってた。二人がそんな事許す訳無い、って思ってた。けど……」

 宏は顔を上げ、潤んだ瞳の若菜を見て続ける。

「二人同時に好きになってもいい、って言ってくれた。悪い事じゃない、って言ってくれた」

 若菜が微笑んで頷く。
 続いて千恵の輝く瞳を見ながら宏の告白が続く。

「三人で幸せになりたい、って言ってくれた。三人で恋人になりたい、っていってくれた」 

 千恵がウィンクして答える。
 この美姉妹の想いに答える為に宏は腹を決め、美姉妹に最後の台詞を告げる。

「俺からも言いたい事があるんだけど、いいかな?」

 美姉妹は黙って頷く。
 宏は千恵の大きな瞳を見詰めながら告げる。

「千恵さん、好きです。俺の恋人になって下さい!」

 千恵が息を呑むと、大きな瞳が潤んで来る。
 続けて若菜の切れ長な瞳を見詰めながら告げる。

「若菜さん、好きです。俺の恋人になって下さい!」

 若菜の切れ長の瞳が、みるみるうちに涙で溢れる。
 宏は、とどめの台詞を美姉妹に告げる。

「お二人とも大好きです。俺の恋人になって下さい!!」

 部屋の中の時間が止まったかの様に見詰め合ったまま三人の動きが止まる。
 どの位の時が経ったのか。
 宏の一言が時を再び動かした。

「ホントはさっき、玉砕覚悟で俺から告白するつもりだったんだ。それを……」

 宏は微笑むと涙目の若菜に向いて言った。

「先に若姉が告白するんだもんな~、ずるいよ。男の立場が無くなっちゃったよ」

 少しおどけて言う。
 潤んだ瞳のままの千恵にも、

「千恵姉にも先に告白されるし、ずるい。俺が先に告白するつもりだったのに~」

 ウィンクを返しながら言う。
 すると石化の呪文が解けたかのように美姉妹はビクッ、と身体を震わせると同時に喜びの声を上げる。

「宏ちゃん♥」

「宏ぃ♥」

 左右から詰め寄ると宏の右手を千恵が、左手を若菜がそれぞれの胸に抱いて、

「宏、改めてよろしくね♪」

「ありがとう、宏ちゃん~♪」

 今まで見てきた表情の中でも最高の、そして極上の笑みだった。
 この瞬間、三人一組のカップルが誕生した。
 宏は両手の温もりに浸りながら先程から気になっていたテーブルの上の封筒に目を向け、美姉妹に尋ねる。

「その手紙はおやっさんから千恵姉、若姉宛の?」

 美姉妹は手をほどきながら教えてくれる。

「ううん、これ、宏宛よ♪ 私達の分は別にあったから」

 と言いながら、千恵が手紙を渡してくれる。

「はい。うちの両親から」

「俺に? おやっさん達から??」

 千恵の意外な言葉に驚きながら手紙を受取る。
 早速開けて見ると、そこにはおやっさんとお袋さんからのメッセージが書かれてあった。
 そこには――。
 宏は手紙を放り出し、頭を抱えてしまった。

(この美姉妹に、あの親有りき……か。いや、違う。あの親あっての、この美姉妹有りき……だな)

 千恵と若菜が、どうしたの、何が書いてあったの、と聞いて来たので宏は読んでもいいよと手紙を指差す。

「どれどれ?」

「なになに~?」

 さすが双子。
 手紙を拾って覗き込むように文面を読む姿は、手紙を中心に鏡に映した様です。

「え~っと。……きゃっ! お、お母さんっ! なっ、なに、を……」

「んと……。お父さん~、気が早過ぎ~♪」

 悲鳴を上げて真っ赤になったのが千恵。
 呆れた様に、でもニヤリとしたのが若菜。
 こんな所にも、美姉妹の性格が出てます。
 手紙には、たった一言。

 『娘達を、いつまでも可愛がってね♪』

 『孫の名前を考えて待っとるぞ』

 更には宏の両親からも一言添えてあり、そこには。

 『観念しろ。この果報者め♪』

 こうして宏と千恵と若菜の、新たな生活が始まった。
 そしてすっかり冷えてしまった夕食は、レンジでチンして食べ直したのだった。

                                      (つづく)

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| コメント(9) |                                ( テーマ : ライトHノベル  ジャンル : アダルト
晶と優(1) 晶と優(1) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 東京駅に到着した新幹線のグリーン車から女が二人、ホームに降り立つ。
 すると周りにいた者達が女の妖しい雰囲気に一斉に動きを止め、その二人を見詰める。
 一人はロングヘアをソフトウェーブにした長身の女、もう一人はショートヘアをシャギーにした細身の女で、どちらも妙齢の美女である。
 ロングヘアの女は手元のメモと辺りを交互に見回し、頷くと細身の女に指示する。

「手遅れにならないうちに急ぎましょう。向うのホームね」

 ショートヘアの女が黙って頷くと先頭に立って歩き出し、やがて二人の姿はエスカレーターに消えていった。
 するとホームにいた者達から感嘆の声と溜息が漏れ、止まっていた時間が再び動き出す。

 五月の月曜日、夕刻のラッシュがひと段落した頃の出来事だった。


     ☆     ☆     ☆


「ねえ、宏ちゃん~。今夜から布団を川の字にして眠ろうね~♪」

 若菜がニュースを見ていた宏に声を掛ける。
 
「え? 布団を川の字?」

 宏は最初、意味が判らなかった。
 この部屋には布団は一組しか無かったからだ。
 宏が首を捻りながら聞き直そうとした時、千恵が補足してくれた。

「昼間、家具と一緒に布団も届いたの。だから今夜からそれぞれの布団を並べて眠りましょうね、って事よ♪」

 宏はすぐに理解し、照れながらも若菜に向って頷く。

「よかったわ~、これで背中とか肘とか膝とかが痛くならずに済むわ~。ね、姉さん~♪」

 若菜が甘い声で千恵に話し掛ける。
 千恵は何の事か判らずにキョトン、としていると若菜が可笑しそうにコロコロ笑いながら言う。

「いやだ~、判んないのぉ? 布団を三つピッタリ並べて敷けば~、どんな格好になっても畳で擦れて痛くならないでしょ~?」

 意味深な若菜の発言に宏はうろたえてしまうが、股間で鎮座する正直な「息子」は、ムクムク勃きて来る。
 若菜の言わんとする事が想像出来てしまったのだ。

(つ、つまり、今夜俺と……。いっ、いよいよ童貞卒業か!?)

 宏は思わずゴックン、と唾を飲み込んでしまった。
 しかし純情初心な千恵には若菜の言わんとする事がまだ判らないのか、盛んに首を傾げている。
 若菜は、なんで判んないのよ! 昼間の話は何!? と言わんばかりに千恵を睨むと宏に向って微笑んだ。

「いいわ~。姉さんには隣で見てて貰いましょ~。私と宏ちゃんとでお手本を示しましょうね~♥」

「若菜と宏でお手本? ……あっ! まっ、まさか、あっ、あんた、今夜……」

 するの? と言い掛けた千恵は一瞬で沸騰してしまう。
 若菜の宏に媚びる声に、ようやく千恵も理解したらしい。

「そうよ~、姉さん。昼間話したでしょ~? 二人で宏ちゃんを愛する、って~」

「こっ、今夜なの!? いきなり? そっ、そんなっ、まだっ、デートもしてない……」

 若菜の言葉に、千恵は思いっ切り狼狽えてしまう。
 千恵は日を追って宏との関係を進めるものだとばかり思っていたのだ。

「いいのよ、姉さん~。もう相思相愛になったんだから、なんでも有りよ~♪」

 若菜が千恵の言葉を遮って言う。
 若菜は告白したその日のうちに「最後」まで突っ走る腹積もりでいたのだ。
 これには千恵も素直に従う訳にいかなかったらしい。
 千恵は発情(?)し掛けている若菜に、顔を赤くしながらも自分の想いを伝える。

「ちょっと待ちなさいよ! あたいはてっきり告白の後に何度もデートを重ね、その間に手を繋ぎ、腕を組み、キスを交わすものだと思っていたのよ。だから……」

 恥しさで千恵の言葉が尻すぼみになる。

(恋人同士になったからって告白の当日にいきなりセックスするのは恥し過ぎるし心の準備が出来ない、というのが姉さんの正直な気持ちなんだろうな)

 若菜にはそんな千恵の順を追ってステップアップしたい、という気持ちが痛いほど判る。
 今度は若菜が自分の想いを話す。

「私は思うの~。お互いに告白をして相思相愛になれば~、その後の手順は関係無いって。お互いに自分の今の気持ちに正直に行動すれば何の問題も無いと思うの~」



 そうなのだ。
 若菜は考えて行動するよりも感情・感覚で行動するタイプなのだ。
 それは恋愛にも適用されるらしい。
 中間のプロセスをすっ飛ばして、いきなり宏と交わろうとしている。

(……それだけ宏の事を愛しているという事か)

 千恵は若菜の想いが充分過ぎるほど判っているので無下に反対も出来ない。
 美姉妹(しまい)はお互いの気持ちが判る分、身動き出来なくなってしまった。
 あちらを立てればこちらが立たず。
 立(勃)っているのは、妄想モードに入りつつある宏のチンポだけだ。
 すると、暫く考え込んでいた千恵は若菜と宏に向って提案した。

「じゃあ、このあとどうするかは宏に決めて貰いましょう。いいわね? 若菜」

「そうね~。姉さんがそれで良いなら私もOKよ~♪」

 若菜が微笑みながら千恵に頷く。
 姉の決意を感じ取ったのだ。
 千恵は早かれ遅かれ、宏に処女を捧げるつもりでいた。
 手を繋いだりデートしたりとかは、これからいつでも出来る。
 でも処女を捧げるとなると、それなりの流れとか、きっかけとかが必要だ。
 だったら今がそのチャンスかもしれない。
 今この時を逃したら、初心な千恵には次のチャンスはいつやって来るか判らない。
 ならば今、この時、恋人になった日に捧げよう……。
 そう決心したのだ。


 美姉妹から話を振られた宏はというと、緊張と期待で硬直していた。

(って事は、俺が抱きたい、って言えば、千恵姉はそれを受け入れてくれるのか!?)

 夢にまで見た、美姉妹との筆おろしセックス。
 それが今から現実になる! そう考えた途端股間に血液が集中し、トランクスの中でペニスが完全勃起してしまう。
 若菜は艶っぽい目で宏の股間を見て、何も言えないでいる宏に代わって千恵に答える。

「姉さん、見て~♪ 宏ちゃんのおちんちん、姉さんの膣(なか)に挿入し(はいり)たい、って言ってる~。決まりね♪」

 宏が返事をする前に先走り液が滴り始めたペ二スがビクン、と上下に震えて返事をした。
 千恵は偶然その瞬間を見てしまい、余りの恥しさで意識が飛んでしまった。

「それじゃ~、寝る時間にはまだ早いけど布団敷きましょ~♪」

 若菜がウキウキしながらテーブルを片付け、押入れから布団を引っ張り出す。
 千恵と宏はチラッ、チラッ、とお互いの顔を見ては真っ赤になって俯いている。
 やがて部屋の真ん中に真新しい布団が三つ、隙間無く並び始める。
 宏は童貞喪失を前にして頭がパニクってしまい、「綺麗な布団だね。フカフカしてる」などと、良く判らん事を言う。
 するとやはり処女喪失を控えて頭の中が真っ白な千恵が御丁寧にも、「私達の為に実家から新しい布団を三組送って来たのよ」などと、自爆するような事を言う。
 案の定、言ってから気付いた千恵は更に赤くなり、俯いてしまう。
 枕を三つ、横に並べながら若菜は肩を震わせ、必死で笑いを堪えていたのを二人は知る由も無かった。

「うわ~、何だか生々しいな……」

 宏の呟きに合わせるかのように全ての準備(?)が整った。
 枕元にはいつもの目覚まし時計と電気スタンド。
 そこに新品のティッシュボックスに濡れティッシュが加わっている。
 さすがに桜紙は見当たらなかった。

(これも送られて来たんだろうな……)

 宏は夢見心地に新品の濡れティッシュを眺めると、頭の中にピースサインを出して笑っているおやっさん達が浮かんで来た。

「それじゃ着替えるから宏ちゃん~、ちょっとだけお願い~♪」

 若菜が宏に言う。
 さすがの若菜も着替えを見られるのは恥ずかしいらしい。
 宏は頷くとキッチンに移動する。
 昨日から着替えの時は着替えない方がキッチンに移動する事になっているのだ。
 今回は宏もここで着替えてしまう。
 着替えと言っても、ジャージを脱いでTシャツにトランクス姿になるだけなのだが。

「……長い」

 いつもは美姉妹で着替えても3分もあれば済んだのに、今回は十分近く掛っている。
 ひょっとしたら勝負下着に着替えているのかもしれない。
 宏はいよいよ童貞とおさらばするのかと思い、トランクスのウェスト部分を引っ張り、中で熱くたぎっているペ二スを見る。
 先っちょからは透明な汁が溢れ、下腹とトランクスをベットリと濡らしている。
 心臓の鼓動に合せてビクッ、ビクッ、と脈打ち、カリが大きく開いている。

(いよいよ童貞卒業か……)

 美姉妹を想えば想うほど、ペ二スは大きく膨らんで来る。
 思わず自分でシゴきたい、と思った時、ようやく声が掛った。
 宏は股間を隠すようにして美姉妹の待つ部屋へ入る。
 部屋に戻った宏が見たものは……。
 布団の上に正座した美姉妹の姿だった。
 千恵はいつものトレードマークであるポニーテールを解いて髪を下ろし、薄化粧をし、やや吊り目がちな大きな瞳とあいまって随分とアダルトな雰囲気になっている。
 若菜はいつもとは逆にロングヘアを首の後ろで縛り、一本の束にして背中に垂らし、こちらも薄化粧をし、切れ長の瞳とあいまって随分と艶っぽい雰囲気になっている。
 そして宏を布団に座らせると美姉妹同時に三つ指を付いて、頭を下げたのだった。

「「不束者ですが、宜しくお願い致します♥」」

 宏は圧倒されてしまい、言葉が出なかった。
 美姉妹の美しさに、可憐さに、愛おしさに。
 股間の盛り上がりを隠すのも忘れ、顔を上げた千恵に「宏? どうしたの?」と声を掛けられるまで、しばしこの美しい姉妹に魅入ってしまった。
 宏はあわてて居住まいを正すと、美姉妹に向って頭を下げた。

「こちらこそ♪」

 そして三人で熱い視線を交わし合っていたその時、呼び鈴が雷鳴のように部屋に鳴り響いた。
 その瞬間、三人は跳び上がらんばかりに驚き、甘い雰囲気が一気に冷めてしまう。
 文字通り、水を差された格好だ。
 三人で顔を見合せているともう一度呼び鈴が鳴り、そして若菜が噴火した。

「うっき~~っ! 誰よっ! もう~! せっかくの初夜をぶち壊したヤツァ!! いてこましたる~!」

 と布団を蹴り、ティッシュや枕を投げつけて暴れる。
 すると千恵が「どう、どう」と若菜をなだめ、自分の怒りを抑えて宏に視線を送る。
 宏は、判った、若姉をよろしく、と頷くとジャージを穿き直して玄関に向った。
 股間もとっくに肩透かしを喰らい、平常サイズに戻っている。

(誰だ? こんな時に! ここに来る人なんて居ない筈。新聞の勧誘だったらブン殴ってやる)

 宏は、やれやれ、と溜息を付きながらサンダルを履いて、

「はいはい、どちら様?」

 と言いつつドアを開ける。
 そこには。

 宏にとって久しぶりに見る、長身でロングヘアの女性と細身でショートヘアの、二人の女性の姿があった。
 

     ☆     ☆     ☆


「ここね。ヒロのアパートは」

 ロングヘアの女が宏のアパートを鋭い目付きで見上げながらショートヘアの女に確認する。
 隣に立っているショートヘアの女は表情を変えずにコクン、と頷く。
 ロングヘアの女はアパートの階段下にある集合郵便受けをひとつずつ確認し、宏の名前を見つけると「二〇二号室」とショートヘアの女に告げる。
 ショートヘアの女は階段を登り、二〇二号室のドアの前に立つ。
 続けて登って来たロングヘアの女は表札代わりの、ドアに貼られた入居者の記されたプレートを確認すると呼び鈴を躊躇う事無く押す。
 すると、部屋の中でチャイムの鳴っている音がドアを隔てた玄関の外へ微かに漏れて来る。
 が、誰も出て来ない。
 ロングヘアの女は隣に立っているショートヘアの女を見る。
 ショートヘアの女が頷くと、もう一度呼び鈴を押す。
 すると中から何やら話し声が聞こえ、ドタバタと物音もしているようだ。

「遅かったか……?」

 ロングヘアの女が呟き、もう一度呼び鈴を押そうと指を伸ばしたその時、ようやくドアの向うから声が掛った。

「はいはい、どちら様?」

 と言いつつドアが開いた。
 そこには。

 長身でロングヘアの女にとって、そして細身でショートヘアの女にとっても、久しぶりに見る、愛しい男の姿があった。


                                             (つづく)

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晶と優(2) 晶と優(2) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「あ~~~っ! あっ、あっ、あっ、晶姉(あきねえ)!! 晶姉じゃないか! どっ、どうしたの、こんなトコロに!? うわっ、ゆっ、優姉(ゆうねえ)じゃないか! 優姉も一緒なの!? どうして!? なんで??」

 宏は完全にパニクってしまった。
 意外な女性(ひと)に、意外な時間に、思わぬ場所で逢ったのだから仕方が無い。
 晶姉と呼ばれた長身の美女はニッコリと微笑み、一歩前に出ると右手を宏の左頬に添え、自分の顔を宏の顔に触れる直前まで寄せると開口一番こう言った。

「あなた、まだ童貞?」


     ☆     ☆     ☆


 晶と優は双子の美女姉妹(しまい)で、宏と従弟同士という事もあり、幼い頃から宏の家に遊び行ったり、宏が美女姉妹の家に遊びに来たりする仲だった。
 特に学校の長期休みには最低でも七~十日間は宏の家に泊まっては一緒に遊んだり宿題をしたりして過ごすのが常で、宏もこの美しい美女姉妹の来訪を楽しみにしていた。
 また千恵、若菜の美姉妹(しまい)とも宏を通じて幼い頃から仲が好く、顔を合せると女同士いつも楽しそうにおしゃべりの花を咲かせていた。
 美女姉妹にとっては可愛い妹達、美姉妹にとっては二つ年上の美しいお姉様方、と互いに思っていたのだ。
 しかし表面上はにこやかだが、この時既に『如何にして宏のハートをゲットするか』という宏を巡る女同士の、姉妹間同士の熾烈な争いが存在していたという事を宏は露ほども知らなかった。
 美女姉妹の好きな男の子、美姉妹の好きになりつつある男の子。
 お互いに宏を盗られる(?)訳にはいかなかったのだ。
 そんなある年の、ある夏の日の午後。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 宏が自分の部屋の畳の上で昼寝をしていると美女姉妹が遊びに誘う為に入って来た。

「あら、ヒロったらお腹出して寝ているわ。フフッ♪ 可愛い寝顔ね。優、タオルケット掛けてあげて」

 優は押入れからタオルケットを出し、仰向けに寝ている宏に掛けようとした時、動きがピタリ、と止まった。

「どうしたの? 優」

 優は目元を赤く染め、黙ったままモッコリと膨らんでいる宏の股間を目で示す。

「あら、勃ってるわ♪」

 晶は細めていた目を大きく見開き、しばし眺めてから優に向って言った。

「……脱がすわよ。手伝って」

 そう言うと宏の短パンとブリーフをあっという間に二人で脱がせてしまう。
 そこには皮を被ったままのペニスがにょっきりと勃っている。
 さすがにこの事態に眠っていた宏も目を覚まし、上体を起す。

「うわっ! あ、晶姉っ!? えっ!? 何で脱いでるんだ!? わっ! ゆっ、優姉まで! なっ、なに!?」

 剥き出しになった股間を両手で隠しながらも、いきなりな展開に寝起きの頭が付いていかない。

「凄いわ……。両手でも隠しきれない大きさなのね♪」

 晶は宏の腰の横に座ると宏の手を退かせ、股間に顔を近付ける。
 すると優もいつの間に反対側に座って宏の股間を凝視している。
 宏のペニスは時々ピクッ、ピクッ、と上下に動き、美女姉妹の視線を独占する。
 晶は目を爛々と輝かせ、初めて見る男の勃起肉に首を左右に動かして食い入るように見詰め、優は更に目元を赤く染め、初めて見る男性器の勃起した姿をまるで形や色を憶え込む様にして観察(?)している。
 やがて見ているだけでは物足りないのか、晶が手を伸ばしてやんわりと茎(みき)の部分を握る。

「はうっ! あっ、晶姉、ダメだよっ! そっ、そんなコトしたらっ!」

 晶の温かくて柔らかい掌の感触に、電流が流れたかの様にペニスがビクンッ、と脈打ち、上下に震える。
 宏は初めて異性に、それも憧れていた美しい従姉妹に勃起肉を握られた事で頭の中が真っ白になってしまった。

(俺が自分で握るのとでは全然違う!)

 童貞少年は快感に酔いしれてしまい、両手を後ろに付いて腰を突き出すようにしてしまっている。

「熱いわ……。それに、硬い。すっごく、硬い。あの時と全然違う」

 晶は昔一緒に風呂に入った時に見た宏の性器を思い出しながら強弱を付けて握ってみる。
 その度に宏は快感の波に襲われ、呻き声を漏らす。

「あぅ! うぅ、うっ! あぁ~!」

 「あの時は垂れ下がったウィンナーみたいだったのに、これは芯のあるチクワみたいだわ。先っちょに穴が開いてるし。優も触ってみれば?」

 晶は手を離し、優に勃起肉を譲る。
 優は頷くと恐る恐る指を伸ばし、チョン、と触れてみる。
 するとそれに返事をするかの様に肉茎がピクッ、と動く。
 優は目を僅かに見開き、更に突(つつ)いてみるとその度にペニスもピクッ、ピクッ、と上下する。

「面白いわね、ここだけ生きているみたい……」

 晶は熱い吐息を漏らすと、宏の顔と反り返った陰茎を見比べながら呟く。
 まだまだ子供だと思っていた男の子の勃起したペニスを見て、晶は胸がきゅん♥ としてしまった。
 優も顔を赤くしながら、掌に包み込む様にして肉棒を上下にさすってみる。

「でも、まだ半人前ね。亀頭に皮が被っているわ。優、私達で剥いてあげましょう♪」

 晶は優の手の上に自分の手を重ね、宏の包茎のペニスをやんわりと握る。
 すると勃起肉が掌の中で更に大きく膨らんで来る。

「……熱い。それに、思ってたよりもずっと……太い」

 優が初めて声を出す。
 初めて触れた男性器に我を忘れそうになっているのだ。

 ――親戚の、前々から可愛いと思っていた年下の男の子。
 その男の子の勃起した性器を今、ボクがいじっている――

 優は恥しさと愛おしさでどうにかなりそうだった。
 それは晶も一緒だった。

 ――四つ年下の、ちょっと生意気だけど憎めない、一緒にいるといつも楽しくて愛らしい男の子。
 その男の子の勃起したペニスをあたしの手が握っている――

 晶の心臓は今にも破裂しそうだ。

「いくわよ、ゆっくりとね」

 晶と優が茎を握る力を籠め、勃起肉の根元に向って手を引き下ろすとピンク色の亀頭が徐々に姿を現す。

「凄いわ……。どんどん剥けて来る……♪」

 晶が呟くと優も真っ赤な顔で頷く。
 愛おしい男のペニスの皮を剥いている、という想いが美女姉妹の感情を高めてゆく。
 やがて握っている手が茎の根元に達した時、包皮がカリ首を越え、亀頭全体が姿を現した。
 初めて見る、完全に剥けきった男の勃起肉に美女姉妹は息を呑む。
 亀頭はプックリと大きく膨れてカリが外側に開き、茎には青い血管がそこかしこに浮かび上がり、手で握っているにも係わらずビクビクと上下に大きく脈打っている。

「あぁっ! さっきよりももっと、ビクビク震えているわ。それに凄く硬くなってる……」

 晶も優も首から上は真っ赤に染まり、息も荒くなって勃起肉を握る手が汗ばんで来る。

「でも、恥垢がこびり付いているわ。綺麗にしないと……はむっ」

 言うが早いか、優と勃起肉を握ったままの晶は顔を近付けるとカリ首にこびり付いている恥垢を舌先で舐め取ってゆく。

「はぅあっ!! ん~~~っっ!」

 カリ首から湧き上がる強烈な性感に陰茎が更に膨らむ。

(あの晶姉が、俺のチンポ舐めてる!) 
 
 普段からの恥垢の処理を怠った事に恥じながらも、オナニーでは得られない極上の快感が宏の理性を打ち砕く。
 生まれて初めてのフェラチオに宏は無意識に腰を上下に振り、もっと舐めて、とおねだりしてしまう。
 晶も童貞少年の恥垢の強烈な匂いで理性を狂わされ、さらに舌先に力を籠めてカリ首に絡めてゆく。
 やがてカリ首の半分の恥垢を舐め取った所で顔を上げ、舌先で唇を舐め回す様にすると十八歳とは思えない色香が辺りに漂う。
 そして優にも恥垢を舐め取る様にとペニスを優の方に向ける。

「おいしいわよ、ヒロの恥垢。クセになりそう♪」

 優は一瞬、処女の本能で躊躇ったがコクンと頷くと舌を伸ばし、残りの恥垢を舐め取ってゆく。
 童貞少年の恥垢の余りの匂いにむせてしまうが構わずに続ける。
 二人の女が一本のペニスを握り、亀頭に交互に舌を這わせている姿はとても淫靡で美しい。
 宏はボンヤリとした意識の中でそう思った。
 優は唾を溜め、丁寧に、ゆっくりと味わう様に舌先を這わせてゆくと、晶が手を放し、嫉妬した目付きと口調で優に毒付いた。

「優って大人しそうな顔と態度なのに、する事は大胆なのね。妬けちゃうわ」

 優は勃起肉を握ったまま赤くなっている顔を上げ、晶にハッキリと言う。

「ヒロクンだけよ、こういう事するの。他の男には興味無い」

 優は再び舌先をカリ首にゆっくりと、確かめる様に這わせる。
 晶も苦笑しながら、

「そうね。優は昔から宏以外の男には、心を許さなかったものね。判るわ。それはあたしも同じだもの」

 晶はこれまでの事に思いを馳せる。
 ヒロはどんな時も美女姉妹を一人の人間として見てくれたし、味方にもなってくれた。
 四つも年下なのに、いつの間にヒロを頼ってしまっている自分達がいる。
 だからそんなヒロと離れたくない、自分達だけの物にしたい、自分達で独占したい、と思うのはエゴだろうか。
 目下の所、恋のライバルは宏の隣に住んでいる千恵と若菜の美姉妹だ。

(ヒロも美姉妹を何かと気に掛けているし、ここらで恋のイニシアチブを取らないと)

 晶は美姉妹に宏を奪われるのではないか、と内心恐れているのだ。
 ならばこの機を逃してはならない。
 ここであたし達が射精させてあげれば、宏はひとりHしている時にあたし達の事を必ず思い出すだろう。
 やがて優が舐め終わり顔を上げるとすっかり綺麗になった亀頭が現れた。
 晶は優の手に再び自分の手を重ねると、今度は上下に扱き出す。

「あぁっ! あっ、晶姉っ! そっ、そんなっ、扱いたらっ!」

 宏は強烈で新たな刺激に勃起肉を震わせ、再び腰を浮かせてしまう。
 美女姉妹が根元から亀頭に向っては力を入れて扱き、根元に向う時は力を抜いて扱くと亀頭の先っちょから透明な粘り気のある汁がプックリと染み出してくる。

「こっ、これが……ガマン汁? 男の子もちゃんと濡れるのね」

 晶は染み出した汁を人差し指に絡めると鈴口を中心に円を書くように塗りたくってゆく。
 そして指がカリ首をなぞっていると今度は優の人差し指が鈴口をくすぐり、更に溢れ出た汁を指に絡めて亀頭の裏側に這わせてゆく。

「はうっ! あうっ、ん~~っ! あぁっ!」

 宏は次から次へと襲い来る快感に我を忘れて悶える。
 勃起肉は最大限に誇張し、二人の掌の中でビクンビクンと息づき、今にも暴発しそうだ。
 二人の空いている手はいつの間に睾丸を弄んだり太股を撫で擦ったりと、息の合った美女姉妹の攻撃に童貞少年はひとたまりも無かった。
 腰を更に浮かせると肩を畳に押し着け、思いっ切り叫び声を上げる。

「あっ、晶姉っ! もうだめっ! で、出るっ、出ちゃうっ!! 優姉っ! いっ、イクッ、イクッ~~!!」

 ドピュピュッ!! ドピュッ!! ドピュッ! ドックン、ドクンッ…………。

 宏は今迄で一番の射精感を美女姉妹によって味わった。
 美女姉妹も初めて目にする男の射精に握っている手も指も止まってしまい、茫然としている。
 噴出した最初の一撃は美女姉妹の頬を直撃し、続いて噴出して来た精液は握っている手に降り注ぎ、美女姉妹の手は熱くて白い男の粘液でまみれてしまった。

「熱いわ……。それに、凄い匂い。これが……ヒロの精液……なのね♪」

 ウットリとした口調で呟くと晶は頬に付いた精液をもう片方の人差し指ですくうと親指と絡ませ、暫く眺めた後、自然と口に運んだ。

「ん……、変な味。熱くて凄くネバネバして舌に絡んでくるわ。でも……美味しい。これがヒロの味なのね♪」

 そう言いながらペニスを握っていた手を離し、降り注いだ精液を舐め始める。
 優も暫く手に注がれた精液を眺めていたが躊躇する事なく舐め取ってゆく。

(……とっても熱い。これがヒロクンの味……。これがヒロクンの匂い……。クセになりそう……♪)

 優は愛しい男をイかせた事ですっかり舞い上がっている。
 クチュッ、ペチャッ、ズズッ、と粘液をすする音が部屋中に響く。
 やがて自分の顔や手に注がれた精液を全て飲み干した晶は今度は宏のペニスを指で挟み、舌を出して掃き清め始めると優も負けじと舌を這わせて来る。
 初めてのダブルフェラに全身の血液がペニスに集中する。

「凄い……。全然小さくならないわ。熱くて硬いまんまよ? どうしてかしら?」

 晶は意地悪っぽい目で宏を見詰める、
 優も熱い目で宏を愛でている。
 腰の抜けた宏は呼吸も荒く仰向けになり、ペニスに舌が這う快感に何も考える事が出来ないでいる。
 やがて晶と優の舌によって宏のペニスは綺麗になったが、依然として青筋を立ててそそり勃っている。

「もう一度射精しないと、小さくならないのかしら? 優、どう思う?」

 晶がペニスの根元を無意識に親指と人差し指で輪を作って軽く上下に扱きながら優に聞く。
 優は何も言わず、勃起肉の中程を握って上を向かせると上下に擦(さす)り、亀頭にキスをする。

「はうっ! ゆ、優姉っ! だめっ! だめだよぅ、感じすぎちゃうっ!!」

 宏は悲鳴を上げる。
 イったばかりで敏感になっている所に更に強烈な刺激が加わったのだ。
 鈴口からは大量のガマン汁が溢れ出し、亀頭を、優の熱い唇をしとどに濡らしてゆく。
 優はチュッ、チュッ、と亀頭の裏の筋の集まっている所や鈴口、カリ首にキスの嵐を見舞い、溜まったガマン汁を美味しそうに啜ってゆく。

「あぁ~っ! ゆっ、優姉っ、お願いっ! ダッ ダメッ、ダメだよっ! また、イッちゃうっ、イッちゃうよぉ!」

 宏の切迫する声に応える様に優のキスは激しさを増し、いつの間に片方の手も睾丸に添えられ、揉みしだいている。
 愛情溢れる愛撫に若い童貞ペニスはあっと言う間に噴火してしまう。

「あっ! いっ、イクッ! イクッ、イクゥ~!!」

 ドビュッ!! ドビュッ、 ドビュビュッ!! ドピュピュッ………………。

 優の額に、頬に、鼻に、口に、愛しい男の熱い精液が降り掛かる。
 宏は初めてのフェラチオで優に顔面射精してしまったのだ。

(きっ、気持ち、好過ぎるぅ~♪ クセになりそう~~~)

 完全に腰の抜けた宏は目を瞑って射精の余韻に浸り、優の掌には二度の射精をした男性器が力を失いつつも熱く震えている。
 美女姉妹は二度目の射精とは思えない勢いと量にウットリとなり、熱い視線を宏に向ける。
 二人の顔は耳まで火照り、乳首はブラの中でビンビンに起立し、ショーツの中は濡れ濡れの洪水状態で割れ目から溢れ出た愛液が太股や菊門にまで達し、果てはスカートに大きな染みを描いている。
 もう我慢出来ない。

(この可愛い従弟を今、直ぐに食べてしまおう! 愛しい従弟の童貞を戴こう! 彼に処女を捧げよう!)

 美女姉妹は視線を交わすと頷き、着ていた服を脱ごうとスカートに手を掛けた瞬間。

「宏~! いる~? お菓子持って来たよ~。一緒に食べよう~!」

「宏ちゃん~、おやつの時間だよ~。晶姉(あきらねえ)さんと優姉(ゆうねえ)さんと一緒にお茶しよ~」

 庭から千恵と若菜の呼ぶ声が部屋に響いた。
 三人は一瞬固まると、それまでの甘い雰囲気を一掃する様に急いで身繕いを始める。
 こんな所を美姉妹に見られる訳にはいかない。
 慌てて窓を開けて精液と愛液の匂いを外に出し、精液を処理したティッシュを素早く片付けた所に美姉妹が部屋にやって来た。

「やっぱり、みんなここにいたのね。さ、午後三時のお茶会よ♪」

 千恵が宏に微笑みながら告げると、宏は何となく罪の意識を感じてしまった。

(ここにも気になる女性(ひと)がいるのに、あんな事してしまった……)

 宏のそんな思いを感じ取ったのか、優は美姉妹には判らない様に宏の手の上に自分の手を重ね、顔を寄せると耳元で一言囁いた。

「ボク達が好きでした事。気にしないで♪」

 そう言うと素早く宏の耳たぶを甘噛みする。

「ヒロは昼寝をしてただけ。ね♪」

 晶も優の言葉に続いて反対側の耳に囁いた。
 そして更に一言、付け加える事を忘れない。

「あたしと優で、ヒロのお嫁さんになってあげる。それまでは童貞のままでいなさい。約束よ♪」

 ヒロの意思など関係ないわ、と言わんばかりの晶の爆弾宣言に宏が唖然としていると、目にも留まらぬ早さで宏の頬にキスをした。


 宏が十四歳、晶と優が十八歳の夏休みの出来事だった。


                                  (つづく)

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晶と優(3) 晶と優(3) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 晶と優は今年で二十五歳になる双子で、宏の従姉にあたる。

 姉の晶は身長百七十センチ、腰まで届くロングヘアをソフトウェーブにし、頭にはいつもヘアバンドを付けている。
 プライドが高く、よく言えば自信家、悪く言えば傍若無人なタイプでいつも宏を翻弄しては喜んでいた。
 妹の優は身長百六十五センチ、ショートヘアをシャギーにし、いついかなる時も沈着冷静、めったな事では感情を表に現さないタイプで常に晶のブレーキ役となっているが、宏にだけは甘々なお姉ちゃんになってしまう。
 二人とも目鼻立ちが整い、美しい顔立ちをしているので「可愛いより美人だね♪」と言われる事が多く、数多くの男から告白されても「好きな人がいるから」と全て断って来た。

 宏も幼少の頃から美女姉妹(しまい)に可愛がって貰い、中学・高校と学年が上がるにつれてどんどん美しくなって行く美女姉妹の事を秘かに憧れていた。
 中学二年の夏には、初めてのフェラチオで射精(だ)させて貰った。
 宏が上京する時も美女姉妹は餞別にと、それぞれの使用済みショーツを御丁寧にもラッピングして渡してくれたりもした。
 これには驚いたがこれも美女姉妹なりの思い遣り(?)なんだな、と感じ、暫くの間(残り香があるうち)は有り難く『使わせて』戴いた。

 その憧れの美女姉妹が突然、宏の部屋を訪れたのだ。
 これには宏も驚いたが千恵、若菜の美姉妹(しまい)もバツの悪そうな顔をしている。
 見られたくない女性(ひと)達に、現場を抑えられたのだ。


     ☆     ☆     ☆


「久しぶりね、千恵ちゃん、若菜ちゃん。二ケ月振りかしら、逢うのは」

「はっ、はい。そうですね、三月に実家で逢って以来だから……じゃなくって! 晶さん、どうしたんですか? その、わざわざこんな所へ」

 晶の鋭い視線から嫉妬心を見越したのだろう、千恵が出来るだけ穏便に済まそうとする所へ、若菜がいじけた声で晶に問い詰める。

「何しに来たんですかぁ~!? こんな時間にぃ~~~っ」

 若菜は宏との初夜(?)を邪魔されて御機嫌斜めだ。
 晶は二人の問いに答えずに部屋をぐるっと見回し、千恵と若菜をじっと見詰ると美姉妹に聞き返した。

「貴女達、薄化粧までして……。これからヒロに抱かれるつもりだったのね?」

 この詰問に千恵は一瞬で真っ赤になって俯き、若菜も頬を染め視線を彷徨わす。
 晶は「やっぱり」と溜息を付く一方、「間に合った、ヒロはまだ童貞だわ」と安堵の息を付く。

「安心して。別に貴女達の邪魔をしに来た訳じゃないの。あたし達も仲間に加えて欲しいだけよ♪」

 口調を和らげて告げた晶に優が頷き、千恵は目を見開く。
 若菜は首を傾げて考えた後、確認する様に聞いた。

「つまり~、晶姉さん達も宏ちゃんの事が好きなんですか~?」

「そうよ。昔から好きだったわ。今も愛してる。それにヒロはあたし達をお嫁さんにしてくれる、って約束してくれたもの。だからあたし達がヒロの初めての女になるの。ヒロの童貞はあたし達に譲って欲しいの」

 若菜の切れ長の目を見つめながら、晶は打てば響くように答える。
 本当は晶から一方的に「お嫁さんにして」と迫ったのだが、そんな事はおくびにも出さない。

「「おっ、お嫁さん!?」」

 美姉妹は同時に声に出すと、若菜は首を傾げたまま何かを考え始める。
 千恵は晶の告白に顔を引き攣らせつつ自分の手をギュッ、と握る。
 胸がズキン、と痛む。

(やっぱり晶さん達も宏の事好きだったんだ。……という事は、この女性(ひと)達はライバルだ。あたい達から宏を奪おうとする恋のライバルだ。恋人になったばかりの宏を盗られたくない! でも……)

 千恵は考え込む。
 私達が宏を好きな様に、晶さん達も宏を欲している。
 お互いに宏は無くてはならない存在になっている。
 今ここで姉妹間で争っても得られる物は無い。
 残るのは哀しみ、妬み、といった負の感情だけだろう。

(だったらいっその事……)

 ここまで考えた所で若菜の脳天気(?)な声が千恵の耳から頭を貫く。

「だったら~、みんなで宏ちゃんを愛しましょうよ~♪ 二人で愛するのも、四人で愛するのも一緒だもんね~♪」

 まさに千恵が言おうとした事を妹に、若菜に言われてしまった。

(これでは、どちらが姉か妹か、判ったもんじゃないわね)

 千恵は苦笑いを浮かべると、晶に向って微笑んで頷いた。
 若菜と千恵の想いを汲み取った晶は相好を崩すと妖艶な笑みを浮かべ、宏に向って命令(!)する。

「ヒロ。これからあたし達と契りなさい。そして五人で幸せになるのよ♪ いいわね?」

「よかったわ~♪ みんなで幸せになろうね~♥」

「宏、男でしょ! 覚悟なさい♪」

「……ヒロクン♥」

 若菜、千恵、優が晶の言葉に続いて宏に迫る。
 今の今まで黙って事の成り行きを見守っていた男はビビリつつ、口を開く。

「あ、あの~、俺の意見は……」

「却下」



 晶のにべも無い即答に宏は頭を垂れる。
 あかん。
 意を決した晶には逆らえない。

(でも、いいのか? 四人同時に愛しても……)

 宏の贅沢な苦悩(?)を感じ取った優が、宏に助け舟を出す。

「……悩む事はない。みんなヒロクンが好き。誰も妬いたりしない。だから自分の心に正直になって」

「自分の……正直な心」

 宏は優の優しい目を見詰めて考える。
 自分は今、誰が好きなのか、と。
 家が隣同士でいつも一緒にいた千恵と若菜の美姉妹には、さっき告白して恋人同士になった。
 その美姉妹とは別に、心ひそかに好きだった従姉妹で憧れの女性(ひと)、晶と優の美女姉妹。
 ちゃんとした告白はしていないけど、あの時の約束を美女姉妹が覚えていて、なおかつそれを実行しようとしている事が驚きでもあるし、嬉しくもある。
 その四人の女性(ひと)が俺を必要としてくれている。
 ならば。

「ありがとう優姉。俺、腹を決めたよ」

 そう言うと晶、優、千恵、若菜と順に視線を送り、そして高らかに宣言する。

「俺は、みんなが好きだ。晶姉、優姉、千恵姉、若姉、みんな大好きだ! 愛している! だから、俺の嫁さんになって欲しい!」

 ――常識がなんだ。
 世間体がなんだ。
 人を好きになるのは理屈じゃない。
 心(ハート)だ。
 心(ハート)が人を好きになるのだ
 俺は四人共好きだ。
 誰ひとり不幸になんかさせるもんか!
 役所の紙切れ一枚で俺達の絆を量れるものか!――

 宏の心の叫びが聴こえたのかどうか、四人の女達は同時に頷くと宏の手を取り、首に抱き付きながら口々に賛同する。

「あたしは初めからヒロの妻よ。でも、ハッキリと言ってくれて嬉しいわ♥」

「あたいは、きっと良いお嫁さんになるわよ♥」

「宏ちゃん立派~。それでこそ、私の夫だよ~♥」

「……ヒロクンのプロポーズ、喜んでお受けする♥」

 千恵と若菜はさっき恋人になったばかりなのに、もうステップアップして妻の座に付いてしまった。
 晶と優は、恋人をすっ飛ばしていきなり妻になった。
 晶、千恵、若菜、優の瞳は、光るもので揺らいでいる。
 そして最高の笑顔を宏に捧げている。

 宏はこの夜、四人の妻を手に入れた。


                                   (つづく)

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ハーレムナイト(1) ハーレムナイト(1) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「それじゃ、早速始めるわよ。みんな、ヒロを剥いちゃえ♪」

 晶の号令の下、女達が一斉に宏に覆い被さり、布団の上に押し倒す。
 晶が宏の腹の上に膝立ちに跨ってTシャツを剥ぎ取る。
 優と千恵が宏の膝を押さえつけ、若菜がジャージとトランクスを一緒にズリ下ろす。
 すると、宏の縮こまった仮性包茎のペニスがペロン、と現れた。

「あら♪ 随分と大人しいわね。緊張してるの?」

 晶は股間に一瞥をくれるとからかう様に言い、宏の右腕を胸に抱えるようにして宏の右側に座る。
 千恵は宏の左側に座り、宏の左手を両手で握って頬ずりしている。
 優は宏の右膝に跨って座り、若菜は左膝に跨って座っている。
 大の字になった状態で八つの瞳に見詰められたペニスは、ますます縮こまってしまう。

「んふっ♪ しょうのない子ね」

 晶は妖艶な目付きで、仰向けになっている宏に顔を寄せ囁く。

「あたしのファーストキスよ。受け取って♪」

 そっと目を閉じ、宏の唇に自分の唇を重ねる。

「チュッ♥」

 ほんの二~三秒、唇と唇を合せるだけのフレンチキス。
 しかし二人にはずっと長く感じられた。
 晶の胸の中に、熱い想いが込上げて来る。
 二人は唇を離すと、しばし見詰め合う。
 お互いの瞳の中に、愛しい人が映っている。
 今度は自然と唇が引き合い、重なる。

「んんっ、んぁ、ん~~っ」

 自然とお互いの舌がお互いの唇を割り、相手の舌を求め始める。

 くちゅっ、ぴちゃっ、ぬちゃっ……。

 舌と舌が深く絡み合う音が響き渡る。
 お互い初めてのディープキスに戸惑いつつも唾液を交換し、何度も何度も舌を出し入れさせ、舌同士を絡めるように回転させたり、舌を吸い合ったりする。
 やがて二人が顔を離すと、唇と唇に銀の糸が架かる。
 晶は上気した顔で宏に囁く。

「ヒロも、初めてのキスなのね?」

 宏は晶の妖艶な目に囚われたまま頷く。
 晶はその答に満足したのか、

「キスって楽しいわね。クセになりそう♪」

 そう言うと、すぐさま唇を重ねる。
 晶の舌は宏の口の中を蹂躙し始める。
 舌先でありとあらゆる所を突(つつ)き、なぞり、擦ってくる。
 宏は晶の激しいキスに翻弄され続け、同時に晶の想いがどんどん流れ込んで来る。

 ――昔から好きだった男の子。
 その男の子とキスをしている。
 あたしのファーストキスを捧げられた。
 ヒロのファーストキスを貰った。
 愛しているわ、ヒロ――

 宏は確かに受取った。
 晶の熱い想いを。
 そして自分の想いをキスで返す。

(好きだよ、晶姉。ずっとずっと憧れてた。美人でちょっと意地悪な、でも可愛いお姉さん。愛してるよ)

 宏からも唾液を送り返し、舌を吸い、唇を挟んで舌先でなぞる。

「あぁ~っ、んっ、ん~っ」

 晶から熱い吐息が漏れ、目元は赤く染まり、部屋中に艶っぽさを振り撒いている。
 抱えられた宏の右腕は、晶の早い鼓動をずっと感じ取っている。
 ディープキスに満足したのか、晶は抱えていた腕を放して宏から離れると、千恵に火照った顔を向ける。

「ヒロのキス、美味しいわよ。是非味わってみて♪」

 千恵はTVや映画の中でしか見た事がなかった濃厚なキスシーンが 今、目の前で繰り広げられた事に驚き、そして欲してしまった。
 宏にキスして欲しい。
 貪る様なキスが欲しい。
 千恵は握っていた手を放し、宏の上体を起すと両手で宏の頬を挟みながら見詰め、真っ赤になりながら囁いた。

「宏、あたいのファーストキス、受取ってくれる?」

 不安そうな千恵の声に、宏は安心させる様にギュッ、と両手で千恵を抱きしめ、耳元に囁く。

「千恵姉のファーストキス、ちゃんと受取るよ♪」

 そして千恵の潤んだ瞳を見詰めてから目を閉じ、静かに唇を重ねる。
 千恵も目を閉じ、無意識に両手を宏の背中に回して抱きしめる。
 すると、ぷりん、とした柔らかくて温かい二つの膨らみをパジャマとブラ越しに感じ、宏も思わず強く抱き返す。

「あんっ、んっ、ん~♥」

 千恵の長い睫が揺れ、喉の奥で喘いでしまう。
 宏は唇を重ねたまま、顔を左右に軽く振る。
 すると千恵の呼吸が荒くなり、顔全体が熱を帯び、赤く染まって行く。
 暫く唇同士を擦り合わせていると、どちらからとも無く舌先が伸び、相手の唇を割って入って来る。

 ずずっ、ぴちゃっ、ぬちゃっ……。

 お互いに唾液を啜り合い、舌先を絡め、擦り付ける。
 千恵は初めてのキスに戸惑いながらも、なんとか宏に合せてゆく。
 そして心が溶け、宏と重なるのを感じた。
 このまま宏に溶かされても良いと思った。

 ――幼い頃から気になってた男の子。
 上京するって聞いて驚いて、哀しくなった。
 いつも一緒にいた男の子。
 離れたくなかった。
 たまにしか逢えないのが寂しかった。
 でも今は。
 この腕の中にいる。
 宏に抱きしめられている。
 好きよ、宏。
 愛している――

「んぁ、んんっ~、ん~」

 千恵から熱い吐息が溢れ出る。
 宏も夢中で千恵の口を貪る。

(千恵姉の想い、ちゃんと受け止めたよ。俺も好きだ。愛してる)

 愛しくて可愛い千恵。

(俺の……千恵)

 宏の、千恵に対する想いも深まって行く。
 やがて唇を放し、見詰め合う。
 千恵は完全に放心状態になっている。

「つっ、次っ! 次は、わっ、私っ! 私がキスする~っ!」

 若菜が我に返って叫ぶ。
 姉の、今まで見た事も無い色っぽいキスシーンに見惚れていたのだ。
 若菜は優に視線を送り、先にキスしても良いか了解を求める。
 優は微笑みながら頷く。

「……順番は関係ない。ヒロクンと触れ合える事が大事」

 若菜は頷くと動けないでいる千恵を横にどかして宏の横に座り、手を差し伸べる。
 宏も伸ばされた若菜の右手を左手で受け止めると、指同士を絡めて握り合う。
 若菜の切れ長の目は艶っぽく潤み、晶でさえ息を呑んでいる。
 そして見詰め合い、宏が言葉を発しようとした所を若菜が先に口を開く。

「宏ちゃん~、私の唇は宏ちゃんの為にある唇なの~。だから今、宏ちゃんに捧げるね~、私のファーストキス。どうか受け取って♪」

 若菜は顔を少し傾げながら目を閉じ、唇を僅かに開く。
 宏は若菜の艶っぽい顔から目が離せなくなった。
 目元はほんのりと朱色に染まり、千恵に似た長い睫が震えている。
 手を繋いだまま抱き合い、胸を合せる。
 千恵とは一味違う、弾む様な感触が伝わって来るが、温かくて柔らかいのは同じだ。

「若姉、好きだよ」

 宏は呟きながら顔を寄せ、そしてゆっくりと唇を重ねた。


                                   (つづく)

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ハーレムナイト(2) ハーレムナイト(2) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「んんっ……。ん~~」

 唇同士が触れ合った瞬間、若菜は熱い吐息と共に舌を繰り出す。
 晶、千恵と続いたキスシーンを見て、自分も早くキスしたくて堪らなくなったのだ。
 宏の口の中を舌で縦横無尽に舐め尽す。
 歯の裏、歯茎を舌でなぞり、舌を吸い、唾液を送る。
 舌先で唇をなぞり、上唇や下唇を唇で挟み、吸い、嬲ってゆく。
 激しい口付けに、若菜の想いが重なる。
 若菜の想いの大きさが、口付けの激しさとなって現れているのだ。

 ――もう離れたくない、ずっと一緒にいたい。
 好きなの、大好きなの。
 愛しているの、誰よりも――

 宏は全身で若菜の想いを受け止める。

 ずるっ、ぴちゃっ、くちゅっ……。

 唾液を啜り、交換する音、舌を深く絡める音が二人を包む。
 若菜は晶以上に貪欲になって宏を求めている。
 宏も自分の想いを籠めて若菜に応える。

(可愛い若姉、格好良い若姉、凛々しい若姉、若姉、若姉っ! 好きだっ! 愛してる!)

 どの位貪っていただろう、唇が離れると互いに深い吐息を吐く。

「宏ちゃん~、凄い♥」

 若菜はトロン、とした目で満足気に呟くと身体を離し、繋がれていた手を解いて自分の胸に抱きしめた。
 宏は若菜から優に視線を移す。
 優は順番待ち(?)の間、顔を赤くしながら今まで三人のキスシーンをじ~っと、見ていたのだ。

「優姉、好きだよ。キス、しよう」

 宏は初めて、自分から想いを伝える。
 優は更に顔を赤くすると晶と場所を替わり、宏と向き合う。
 そして、自分の想いを紡いでゆく。

「……ヒロクン、ボクもヒロクンが好き。四番目でも構わないから、ボクを愛して。いつでも、好きな時にボクを愛して」

 優の想いに、宏も応える。

「四番目じゃないよ。みんな同じだよ。俺の一番大切な女性(ひと)だよ」

 宏は優の背中に両手を回して抱き寄せ、優の頬に頬ずりする。
 優はギュッ、と抱き返し、震える声で囁いた。

「……ありがとう、ヒロクン。凄く嬉しい。ヒロクンを好きになって好かった。ありがとう、好きになってくれて」

 宏は胸が詰まり、力を籠めて抱きしめる。

「あぁっ! ヒロクンっ、ヒロクンっ!」

 優は、愛する者に抱きしめられる感触が、こんなにも温かく、こんなにも嬉しいものだとは思わなかった。
 自然に涙が溢れ、頬を濡らし始めると宏の肩に額を押し付け、むせび泣いてしまった。
 いつもは沈着冷静な優が、男の抱擁でいとも簡単に感情を出している。
 晶は慈しむ目で優を見ると、そっと優の肩に手を掛けて囁いた。

「好かったわね、優。想いが通じて」

 優は額を付けたままコクン、と頷く。
 そして瞳に涙を浮かべたまま顔を上げると、宏におねだりする。

「……ヒロクン、キス、して♥」

 そっと目を閉じ、顎をあげる。
 宏は黙ったまま唇を寄せ、瞳から溢れ出た涙を啜る。
 右の頬、そして左の頬。
 次に右の瞼に溜まっている涙を啜り、続いて左の瞼に唇を移す。
 優は唇が触れる度にピクッ、ピクッ、と震え、んっ、と熱い吐息を漏らす。
 やがて全ての涙を啜った唇が、優の唇を優しく捕らえる。

「んんっ~~~」

 優は思いっ切り宏の唇に吸い付く。

 ――ヒロクン、ヒロクン、好きだよ、ずっとずっと好きだったよ。
 いつもお姉ちゃんの後ろにいたボクの事を、ずっと気に掛けてくれてたね。
 何の取り柄も無いボクの事を、いつも一人の女として見てくれてたね。
 ヒロクン、ヒロクン、大好き。
 愛してる――

 ただ唇を合せるだけのキス。
 だのに優の唇から流れ込む、ピュアな想い。
 宏も優の唇を舌先でノックして、自分の想いを伝える。
 優はおずおずと唇を開くと、宏の熱い舌を受け入れる。

 くちゅっ、くちゅっ、ぴちゃっ……。

 宏は優の震える舌を探り出すと自分の口に優しく誘導し、そっと吸う。

(優姉、好きだ。好きだよ。愛してる。優姉の想い、受け取ったよ)

 宏は万感の想いを籠めて優と口付ける。
 優しく舌を吸い、ネットリと舌を絡め、合間に唾液を送る。
 優も、宏に合せて舌を蠢かす。

 ぴちゃっ、ずずっ、くちゅっ……。

 淫靡な音が響き渡る。
 やがて、どちらからとも無く唇を放し、見詰め合いながら額と額をくっ付け合う。
 もう涙は見えない。
 優は、これまでに見た事も無い笑顔を宏に向けて、みんなに言う。

「……ヒロクンのキス、女殺し♥」

 途端、息を殺して(?)見守っていた面々が一斉にはやし立てる。

「ヒロ、いつの間にそんなにキスが上手くなったのかしら?」

「宏、キスだけで女を骨抜きにするなんて、誰に教わったのよ!」

「宏ちゃん、浮気しちゃ、いや~」

 晶が、千恵が、若菜が最高の笑顔で抱き付いて来る。
 全裸の男に群がる女達。
 背中から晶が、右から千恵、左からは若菜、そして正面には抱いたままの優。
 宏は優をそのまま抱きしめ、優も宏の胸に頬ずりしながら幸せそうに目を細め、呟くように言った。

「……これからもっと痛いことがあるけど、ボク、我慢するからね♪」

 その一言で、抱き合っていた女達が一瞬動きを止め、そして先を争うように宏に群がる。

「わっ、私が1番っ! 1番最初よっ! いいよねっ、宏ちゃん~!」

「何を言ってるの!? 最初は年長者のあたしに決まっているでしょう!? ね、ヒロ♥」

「………………」

 若菜と晶が張り合い、千恵が真っ赤になって俯く。
 キスした程度では、千恵の初心さ加減は解消されないらしい。
 宏には返事のしようが無い。

「……余計なコト、言っちゃったかな?」

 優が宏を仰ぎ見て言うと、宏は乾いた笑いを浮かべるしか無かった。

「俺、これから、どうなるンだろう……」

 柔らかい肉布団(?)に囲まれ、宏は苦笑し、心の中で溜息を付いた。
 それは後悔の溜息ではなく、これから起こる事への期待の溜息だった。


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ハーレムナイト(3) ハーレムナイト(3) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「あたし達だけ服を着ているのも何だし、脱いじゃおうか♪」

 晶はさっさと上着を脱ぎ、躊躇いも無くブラウスのボタンを外してゆく。
 それを見て、若菜も慌ててパジャマに手を掛ける。
 すると優が宏の腕の中でモソモソと上着を脱ぎ始め、宏は慌てて腕を解くと胡坐を掻いたまま身体ごと回れ右をし、目を瞑って俯く。
 とてもじゃないが、女性の生脱ぎシーンは童貞の身には刺激が強すぎる。

「ヒロ、見て♪」

「宏ちゃん~、いいよ~♪」

「……ヒロクン♪」

 どの位の時間が過ぎたのだろうか、宏には永遠と思える時が過ぎた頃、三人から甘い声が掛る。
 宏は肩をビクッ、と震わせると恐る恐る(?)振り返った。
 そこには――。
 黒のハーフカップブラジャーとハイレグショーツを身に纏い、ガーターベルトにガーターストッキング姿の晶。
 純白の四分の三カップブラジャーとレースのショーツ姿の若菜。
 淡いピンクでフリル付のブラジャーとショーツ姿の優。
 美しい女神が三人、流し目をくれ、腰に手を当てモデル立ちしている。
 そして、何かを訴え掛ける視線をビシバシ送って来る。
 宏はその視線の圧力に屈しかけたが、何とか持ち堪える。
 三人の言わんとする事が判ったのだ。

「晶姉、すっごくセクシーだよ。晶姉の為の下着みたいだ」

 晶は妖艶に微笑むと、宏の正面に横座りする。

「若姉、すっごく綺麗だよ。若姉が引き立ってる」

 若菜は切れ長の流し目をくれると、宏の左に座る。

「優姉、すっごく可愛いよ。優姉の清楚さが出てるよ」

 優ははにかみながら、宏の背中側に座る。
 艶っぽい下着姿のお姉様方に囲まれると、大人しかった股間も疼き出す。

「さて、と。残るは……」

 晶は千恵に視線を移すと、全員の視線も千恵に集中する。
 千恵はみんなが自然と脱いでいく事に、完全に乗り遅れてしまった。
 圧倒されたといってもいいだろう。
 宏の前で下着姿になる事への羞恥が、脱ぐ決心を遅らせたのだ。
 宏は千恵に、そっと右手を差し伸べる。

「千恵姉、みんなと一緒に俺と愛し合おう?」

 千恵は宏の瞳に映る自分の姿を暫くの間見ると、そっと右手を伸ばし、宏の手に重ねる。
 そして軽く頷くと、手を繋いで座ったままの姿勢で宏の右側に移る。
 その時、宏の(今はまだ)大人しい包茎ペニスが目に入ったが視線を逸らし、見ない振りをする。
 そして手を放すと、パジャマの上着のボタンを上から外してゆく。
 みんなの注目する中、ボタンが全て外れると、千恵は思い切ってパジャマの上を脱ぎ捨てる。
 そこには淡いブルーのブラジャーに包まれた、二つのなだらかな丘がぷるるん、と息づいていた。
 続いてパジャマのズボンに手を掛け、横座りのまま脱ぎ始める。
 腰を浮かし、ウェストのゴム部分をお尻から膝の方へゆっくりと下げて行くと、ブラとお揃いのショーツが顔を出し、白く、ムッチリとした太股が現れる。
 すると、集まる視線に千恵は堪え切れず、真っ赤な顔を左右に振り、声を漏らす。

「あぁっ! みっ、見ないでぇ。 見ちゃイヤっ」

 愛する男の前で、自ら服を脱いで肌を晒す羞恥心に全身がほのかなピンク色に染まり、千恵からもの凄い色香が漂い始めた。
 これにはその場にいる全員が息を呑んだ。
 晶も太刀打ち出来ない程の艶っぽさだ。
 隣にいた童貞の宏は、それをまともに食らってしまった。
 今まで静かに過ごして来た(?)愚息に、一気に血液が集まり出す。
 若菜は動物的なカンで、そんな一瞬を見逃さなかった。

「あぁ~~っ!! 勃って来たっ、勃って来たよ、宏ちゃんのおちんちんっ!」

 今度は宏の股間に一斉に視線が集中する。

「だめよ、隠したら。 そのままでいなさい♪」

 晶の言葉に素早く反応したのが優だった。
 宏が股間を隠そうとするよりも早く、宏の肩に両手を置くと静かに手前に引いて膝枕し、晶が宏の伸ばされた両足の間に座り直す。
 若菜は勃起し始めたペニスを興味津々に凝視する。
 男のペニスを、更には勃起の過程までも初めて目の当たりにして、若菜は驚くと同時に愛おしさも感じる。

(ああんっ♪ こっ、これが、これが宏ちゃんの、おっ、おっ、おちん、ちん。おちんちんなのね)

 何度、宏の勃起肉を想像しながらオナニーしただろうか。
 夢にまで見た宏の勃起肉に、若菜の頭の中にピンク色の霧が掛り、熱い吐息も洩れて来る。

「ああっ! かっ、皮が! 皮が剥けるぅ。皮が剥け来てるよぅ!」

 さっきまでは亀頭の半分位まで包皮が被っていたのが、勃起し始めると見る見るうちに包皮は根元の方に引っ張られ、ピンク色の亀頭全てが姿を現したのだ。
 その様子を見ていた若菜は、おちんちんって包皮の中から伸びてくるのね、と鼻息を荒くする。
 それまでは陰茎と共に包皮も伸びて、最後に皮をめくって完成(?)だと思っていたのだが、そうではなかったようだ。
 宏は見られている恥しさと、これから起るであろう事に期待して血液がドクドク流れ込み、更に勃起肉を膨らませると、鈴口から先走り液がプックリと染み出して来る。

「ああっ、大きいっ! 大きいよぅ。宏ちゃんのおちんちん、おっきい!」

 完全勃起した男のペニスを見て、若菜は叫んでしまった。
 ピンク色の亀頭はプックリと、はち切れんばかりに膨れ、カリの部分が大きく外側に開き、まるでキノコの様だ。
 亀頭の裏側には皮の繋ぎ目があり、そこへ先走り液が滴ってヌラヌラと淫靡な光を放っている。
 茎(みき)は大きく反り返り、青黒くて太い血管がいくつも浮かび上がって今にも破裂しそうだ。

(こっ、こんなにも……大きくなる……ものなの!?)

 耳年増な処女は、想像を超えた勃起肉の姿に圧倒されてしまった。

(今朝、トランクス越しに見たのとでは全然違う! こんなに大きなものが私の膣(なか)に挿入され(はい)るの!?)

 一瞬怖くなったが、赤ちゃんが通る膣(みち)なのだ、入らない訳がない、と思い直し、頭を振って思考を切り替える。
 視線の先には、鈴口から次々と先走り液が溢れ出している。

「あっ! 先っちょからいっぱい出て来たよっ!? おつゆ、出てるぅ。宏ちゃん、もしかして見られているだけで感じてる~?」

 若菜は嬉しそうに、人差し指で裏筋に流れ出た汁を無意識にツツッとすくい、舌を出して宏に見せ付ける様にしてペロンと舐めた。

「はぅ!」

「あはっ♪ 宏ちゃん、感じちゃった~?」

 若菜の指が触れた瞬間、ペニスの先から電流が流されたかの様に感じてしまい、ビクッと腰が浮いてしまったのだ。
 宏の素直な反応に、若菜もすっかりハイになっている。

(これが私の処女膜を破ってくれるんだ。これをもうすぐ私の膣(なか)に挿入し(いれ)て貰うんだ♪)

 夢見る少女の様に、トロンとした目で宏の勃起肉を愛でる。
 晶と優は、そんな若菜を唖然として見ていた。



「こっ、ここまで凄まじいとは……」

 二人は思わず顔を合せる。
 若菜が耳年増なのは昔から知っていたが、実物(?)を見てここまで乱れるとは、完全に想定の範囲外だ。
 晶と優は以前、宏をフェラで絶頂まで導いているので若菜の様に宏のペニスを目の当たりにしても、乱れる事はない。
 とは言え、七年も前の話だ。
 すっかり大人になった宏の、想像以上に逞しく反り返った勃起肉に何も感じない訳がない。
 何より愛する男のモノなのだ。
 処女としての本能的な恐れも少しはあるが、それ以上にキスをしている時から目は潤み、顔は上気し、子宮の辺りがキュン、と疼き始め、熱い塊が今にも処女壺を下り、割れ目の外に溢れ出しそうになっているのだ。
 美女姉妹(しまい)でさえそうなのだから、この若菜の有り様ではさっさと自分で宏に跨り、童貞を奪うと同時に処女を捧げるやもしれない。
 それだけは阻止しなければ。
 二人は目配せしてそれを伝え合うと、早速行動を開始する。

「さてと。千恵ちゃんも脱いだ事だし、次のステップに行こうか♪」

 晶は、イニシアチブを取り戻そうと若菜の肩に手を置き、気を逸らせる。
 若菜はハッとすると、今まで乱れてしまった事を恥じる様に俯く。

「ごっ、ごめん~っ! つい、夢中になっちゃって……」

「いいのよ。初めて見たんでしょ? ヒロのオチンチン。無理も無いわ」

「ああんっ、言わないでぇ。晶姉さんの、いじわる~っ」

 真っ赤になった若菜が両手で頬を挟み、イヤイヤと顔を振る。
 一方、初心で純情な千恵は初めて見る宏の、男の勃起肉に顔は青くなって引き攣り、すっかり固まっている。

「なっ、何なの、あの、大きくそそり勃っているモノは。ビクビク動いて……なんだか怖い!」

「怖がらなくても大丈夫よ、千恵ちゃん。これも、ヒロよ。ヒロの身体の一部なのよ。愛しい人の身体なのよ♪」

「宏の……身体、宏の……一部」

「そう。愛しい人の一部分よ♪」

「愛しい……宏の……」

 晶の、まるで催眠術の様な語り口調に、千恵は緊張を次第に解いてゆく。

「愛しい人の身体の一部分なの。怖がる事は無いわ♪」

「身体の一部……愛しい……」

「怖い事は全然無いわ。そのうちに可愛く見えて来るわよ♪」

「可愛く? これが……可愛く」

 晶の巧みな誘導(?)で千恵の顔色も青からピンクに変わって来た。

「そうよ♪ 愛しの男性(ひと)と同じ様に、愛しくなるわよ♪」

((それはちょっと違う))

 優と若菜は秘かにツッ込む。
 千恵は最初の頃とは随分表情が柔らかくなり、宏の勃起肉に顔を近付け始めた。

「凄いわ、 これが宏の……なのね。ビクビク動いて、何だか苦しそう」

 さすがにまだ、オチンチン、とか、ペニス、とかは死んでも言えない千恵であった。
 優も若菜も、ひとまず安心ね♪ と頷き合う。

「それじゃ、触ってみましょ♪」

 晶が千恵にウィンクした。


                                  (つづく)

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「千恵ちゃん、男の子はね、好きな女の子からオチンチンを触って貰う事が大好きなのよ♪」

 晶は宏の勃起肉を見ながら、千恵に触ってみろと促す。
 千恵も晶の説得(?)が効いたのか、先程とは打って変わって興味津々といった表情になって愛しの男性(ひと)の勃起肉を食い入る様に眺めている。

「……凄いわ♪ ここに……皮が集まって。ここ……大きく膨れてる」

 人差し指で亀頭の裏やカリの部分をツツッ、となぞるとパンパンに腫れた勃起肉が上下にビクンと動く。

「はうっ! ん~~っ」

「ここんとこ、筋が通ってるみたい。この……コリコリしてるのが……睾丸、なのね」

 そのまま裏筋を辿り、玉袋を突(つつ)く。
 宏は千恵の指先が触れる度に呻き声を上げ、鈴口からは止めども無くガマン汁を溢れ出させる。
 宏はずっと仰向けになっているので亀頭は勿論、透明な粘り気のある汁が臍の下にまで垂れ、テラテラに輝いている。

「千恵ちゃん、ヒロが切なそうだから握ってあげて? こんな風に♪」

 晶のほっそりとした指がペニスの根元にねっとりと絡みつき、茎(みき)を上に向ける。
 宏の腰がビクッ、と震え、軽く持ち上がる。

(晶姉の指、気持ちいいっ!)

 宏は腰を捻って快感を伝える。

「ふふっ♥ ヒロったら、はしたないわね。腰を振っちゃって♪」

 絡めた指をほんの軽く上下にシゴいてあげると、たちまちガマン汁が絡めた指に滴って来る。

「男の子はこうやって上下に擦ってあげると、とても喜ぶのよ♪」

 晶は目を細めて微笑むと手を放し、指に絡みついたガマン汁を美味しそうに舌先で舐め採ってゆく。
 そのあまりにも艶っぽい仕種に、千恵はもちろん、黙って見ている若菜や優も見惚れてしまう。

「さ、千恵ちゃんも、ヒロを喜ばせてあげて♪」

 目元を赤く染めた千恵が手を伸ばし、指先だけで茎を握って上向かせる。

「熱いわ……火傷しそう。それに……柔らかい感触なのに、すっごく、硬い。硬いわ……」

 千恵は熱い吐息を吐きながら、強弱を付けて指先に力を入れる。

「ああっ、ち、千恵姉っ、千恵姉っ! もっとっ、もっと強く!」

 中途半端な握り方をされた宏は腰を突き上げて訴える。
 千恵はさらに指先に力を入れ、上下に擦ってみる。

「ん~~~っ!」

 稚拙な指使いに宏は、初心な千恵に対して、ちゃんと握って、とは言えず、もどかしげに腰を振るしか出来なかった。

「姉さん、そんな握り方じゃダメよ。掌で包む様にして握らないと、宏ちゃん、感じてくれないよ?」

 見兼ねた若菜が千恵の指の上に自分の掌を重ね、宏の勃起肉をやんわりと握る。

「はうっ! ん~~~っ!」

 半端な愛撫に疼いていた勃起肉に、初めてまともな快感が訪れる。

「こうしてぇ、掌で軽く握って上下に擦ってあげるのよ。ほら、宏ちゃんも、気持ち良さそう♪」

 耳まで赤く染めた若菜は、意識が再びピンク色に染まって来るのが判った。
 何度も想像してきた宏のペニスを初めて握ったのだから無理も無い。

「想像以上に……太いわ。それに、とっても熱くて、凄く硬い。これが宏ちゃんの……おちんちん……なのね」

 掌を閉じたり開いたりしながら若菜が呟く様に感想を漏らすと、千恵も感化され始める。

「ほ、本当ね。硬いし……熱い。掌の中がゴツゴツして……何だか逞しいわ♪」

 千恵は自ら上下にシゴキ出し、亀頭に顔を寄せる。

「いっぱいお汁が出て……綺麗。この穴から……精液が出るのね」

 千恵は握ったまま人差し指を伸ばして鈴口を撫ぜる。

「はぅあっ! 千恵姉っ! そっ、それっ、かっ、感じるっ!」

 宏は腰を浮かせて悶え、本格的(?)な快感に酔い始める。

「ここ、感じるの? 宏、こうすると気持ちいいの?」

 千恵は宏が喜んでくれた事が嬉しくなり、ガマン汁を指に絡めては何度も何度も鈴口をくすぐり、亀頭全体に円を書くように透明な汁をまぶしてゆく。

「宏ちゃん、凄い~。こんなにビクビクしてるぅ♪」

 若菜は姉に負けじと指を茎全体に這わせ、ペニスが反応する所を探ってゆく。
 その度に勃起肉はピク、ピク、と細かい痙攣を起こす。

「ここね!? 宏ちゃん、ここが気持ちいいの~!?」

 指が触れた途端に大きく反応した亀頭の裏側を集中的に攻撃する。

「ダッ、ダメっ! そこ、だめっ。イクッ、イッちゃうっっ! イッちゃうよ! 若姉、イクッ!」

 さらに亀頭が張り詰め、茎は大きく反り返り、ビクンビクンと震え始める。
 千恵と若菜のダブル攻撃に童貞チンポは噴火寸前だ。

「……そろそろヒロクン、射精(だ)しそう」

 宏を膝枕していた優が頬を赤く染めながらボソッと呟くと、 若菜がより一層指の動きを早めて茎を上下にシゴキ出し、千恵が人差し指と親指で輪を作ってカリを上下に擦りあげてゆく。

「あぁっ、見たいっ! 宏ちゃんがイクとこ、見たいっ! 精液出すトコ見たい~っ!」

「宏、イクの? 気持ち好くてイクのね!? いいわっ、イクとこ見せてっ!」

 若菜が叫び、千恵までも淫靡な台詞を口にする。
 先程までペニスにビビッていた女の台詞とは思えないわね、と晶は内心感心して千恵を見る。
 千恵の大きな瞳は潤み、口は半開きになって、荒い呼吸をしている。

「あぁっ! ダッ、ダメッだっ! でっ、出るっ! 出る~~~っ!」

 宏が絶叫し、美姉妹(しまい)の掌の中で勃起肉が大きく膨れ上がり、遂に噴火する。

 ドピュピュッ! ドピュッ! ドックンッ、ドクン、ドクン…………。

 美姉妹(しまい)の掌の中で何度も何度も痙攣し、震え、その度に熱い白濁液を大量に噴き出してゆく。
 千恵の鼻先をかすめた精液が握っている美姉妹の手にボタボタボタ、と降り注ぐ。

「あぁっ、すっ、凄いっ! これが宏ちゃんの……射精。凄い勢いで出る~。量も……こんなに沢山~♪」

「っ!!」

 トロンとした表情の若菜が放心した様に呟き、手に注がれた熱い白濁液を眺める。
 今日の宏の一番搾りの精液は寒天状にプルプルと震え、なかなか下に落ちていかない程の粘りと濃さだ。
 千恵は初めて目にする射精に、勢いに、量に目が点になり、絶句してしまう。

(こっ、これが……男の射精。これが……宏の精液……赤ちゃんの素。…………温かい♪)

 千恵は射精してもまだ硬いままの勃起肉から手を放すと、自分の手に注がれた温かい精液をしげしげと眺め、おもむろに唇を寄せて舐め始める。

 ずずっ、ぺちゃっ、ぬちょっ……くちゃっ、ぴちゃっ、ずずずっ……。

 千恵が精液を啜る様にして味わい始めると、若菜も勃起肉から手を放し、手に滴っている精液をピンク色の舌先で絡め取ってゆく。

「……ヒロクン、気持ち好かった?」

 依然として反り返り、ピクピク震えている勃起肉を横目で見ながら、膝枕をしていた優が宏に囁くと返事を待たずに顔を被せて来る。

「んっ、ん~~っ♥」

 優は美姉妹の醸し出す色香と宏の激しい射精シーンに当てられたのだ。
 舌を繰り出し、ディープキスに持ち込む。

「……ヒロクン、好き♥ 大好き♥」

 くちゅっ、ぴちゅっ、ちゅっ。

 唇を貪る音が精液を啜る音と重なり、部屋に響き渡る。
 横たわる宏の腰の両脇で千恵と若菜が手に注がれた精液を啜り、膝枕している優がディープキスをしている中、足の間に陣取っていた晶は完全にひとり取り残されてしまった。
 今の宏で空いている場所は――。

 晶は躊躇う事無く、宏の股間に顔を埋める。

「ちゅっ、んむっ、ん~っ♪」

 精液で濡れている亀頭に唇を寄せ、鈴口からトロリと滴る精液の残りを舐め取ると、舌先を裏筋の下から上へ這わせてゆく。

「んむっ! んんっ~~」

 口を塞がれている宏が悶え、そんな声に気を良くした晶が更に攻撃(口撃)を加える。
 亀頭部分を咥え、尿道に残っている白濁液の残滓を吸い上げる。

「うわっ、ああっ、晶姉っ! そっ、それ、だめっ! すっ、吸わないでぇ!」

 優の唇を外して晶に懇願する。

「だめよ、ヒロ。ちゃんと綺麗にしてあ・げ・る♪」

 妖艶に微笑んだ晶は一旦唇を放し、右手で勃起肉の根元をやんわりと握って上を向かせて上下に扱き、左手は玉袋に添えて揉みしだく。
 そして本格的なフェラチオを開始する。
 唇でカリを挟み、吸引しながら舌先で鈴口をくすぐる。
 歯を当てない様に注意しながら唇で茎を上下に扱き、舌先でカリを舐め回す。
 茎全体を甘噛みしながら指で亀頭の裏を擦り上げ、カリの周囲をなぞってゆく。
 そして亀頭を深く咥え、強く吸い上げた所で宏が叫んだ。

「あっあ~~っ! 晶姉っ、イクッ! イクッ! イック~~~ッ!」

 イったばかりの所への強烈なフェラに宏の童貞チンポは為す術無く、 本日二度目の熱くて大量の白濁液を晶の口の中に勢い良く注ぎ込む。

 ドビュビュビュッ! ドビュッ、ドビュッ、ドピュピュピュ~~~~。

「んんっ!? んっ、んっ、ん~~~っ」

 晶は余りの勢いと熱さに驚いたがそのまま暫く咥え続け、ようやく噴火が収まった所で精液をこぼさぬ様、ゆっくりと茎を口から引き抜いてゆく。
 そして全部抜いた所で顔を上に向け、口の中の精液をコクン、コクンと全員に見せ付ける様に飲み下す。
 精液を嚥下する度に上下に蠢く晶の白い喉を、羨ましそうに見て喉を鳴らす三人の処女娘達。

「あぁっ……ヒロのザーメン、熱くてトロッとしてて美味しい♪」

 顔を上気させ、唇の端から精液を一筋垂らしながら、晶が呟く。
 すると優は膝枕を解き、宏の上で女性上位のシックスナインの形になるやいなや、鈴口から精液が滴っている亀頭にむしゃぶりついて来た。


                                   (つづく)

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ハーレムナイト(5) ハーレムナイト(5) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 優もキスだけでは物足りなくなったのだ。
 左手で玉袋を弄りながら右手で茎(みき)の根元を握り、亀頭を上に向かせる。
 宏の肉棒は既に二回射精しているのに硬く反り返り、全然衰える気配が無い。

「……ヒロクン、元気♪」

 優は亀頭を口に含むと舌先で鈴口を突(つつ)き、尿道に残っている精液を吸い出す。

「はうっ、ううっ、ゆっ、優姉(ゆうねえ)っ、優姉っ!」

 宏は腰を震わせ、優の口の中に肉棒を突き上げる。

 ずずっ、ちゅっ、くちゅっ、ぴちゃっ……。

 目を潤ませ、宏の上で四つん這いになって美味しそうに勃起肉をしゃぶる優の姿に、千恵と若菜が触発された。

「わっ、私も舐める~っ! 舐めたいっ。宏ちゃんのおちんちん舐めるぅ!」

「あっ、あたいも、宏を、そっ、その、唇で感じてみたいわ」

「……うん♪ それじゃ、三人で一緒に舐めよう♪」

 優は握っている茎を二人に向けて頭を退けると、若菜が嬉々として顔を寄せ、亀頭にチュッ、とキスをする。
 続けて千恵が、はにかみながらキスをし、優が再び唇を寄せる。
 三人は茎にキスをし、舌先でカリや裏筋をなぞり、鈴口を突き、亀頭を吸い合う。
 その度に宏は勃起肉を大きく上下にビクつかせ、三人を喜ばせる。

「ちょ、ちょっと! あたしも混ぜなさいよっ! ずるいっ!」

 宏の熱い精液を大量に飲み干し、余韻に浸っていた晶が復活し、フェラ合戦に加わる。
一本の童貞ペニスに群がる四人の処女娘達。
 一人が亀頭を咥えると一人が玉袋を口に含み、二人が茎に舌を這わす。
 ブラに包まれた四組八つの乳房を太股や腹に擦り付けながら、処女娘達の八本の手は宏の乳首を弄び、茎や太股をさすり、果てはアヌスにまで指先を這わせる。
 股間から伝わる四種類の舌触りや口内温度の違いが快感を増幅させ、宏の思考を混乱させる。
 今、亀頭を咥えているのは誰? キンタマ含んでいるのは誰? 茎を舐めているのは誰?
 頭の中では霞が掛っているが、股間からダイレクトに伝わる快感にはすぐに反応する。

(きっ、気持ち好い! チンポが蕩けそうだっ。オナニーとは比べ物になんないよっ! )

 しかし快感に酔いながらも、宏に男としての本能(?)が目覚め始める。

(……このまま女に犯(や)られっ放しになっていいのか!? なれば……こっちからも攻めて犯る!)

 宏は顔の上に覆い被さっている淡いピンクのショーツに目をやり、クロッチの部分が笹の葉状に色が濃く変わっている部分に顔を寄せる。

「優姉、濡れてる♪」

 大きく息を吸い込むと、優だけが持つ女の香りが鼻孔をくすぐる。
 宏の熱い息をショーツ越しに感じた優は、腰を左右に振ってイヤイヤする。

「……あんっ、だめぇ。匂い嗅いじゃだめぇ。あはんっ、舐めちゃイヤぁ」

 優の初めて聞く甘い声に嬉しくなった宏は、尚もショーツの上から大胆に舌を這わす。
 色の変わった部分を下から上に、左右に舐め、少し窪んだ所に舌を押し付けつつ大きく息を吸いながら顔を左右に振ってもみる。
 そして米粒大にポチッと膨らんだ所も忘れずに舌先で突(つつ)き、上下に軽く振動を与えてみる。

「……あはんっ! ああんっ、ん~~~っ」

 優の口から秘めやかで甘い喘ぎ声が漏れ始めると、芳醇な香りがクロッチから漂い始め、粘り気のある液体がショーツ越しにジワ~、と染み出して来る。

「優姉、いっぱい溢れて来たよ」

 ずずっ、ずずずっ、ずりゅっ!

 宏はわざと音を立てて、染み出た液体を啜る。

「……ああんっ、だ、だめっ。ヒロクン、音、立てちゃだめぇ!」

「これが優姉の味なんだね。すごく美味しいよ♪」

「……言わないでっ、恥しいっ! あああっ、恥し過ぎるぅ!」

 処女である優には、愛しい男性(ひと)に濡れている事を指摘されただけでも恥しいのに、ショーツ越しとはいえ初めて秘部に口付けされ、さらには愛液まで味見されたという羞恥心で手足の力が抜け、宏の上に崩れ落ちてしまった。
 千恵と若菜も、優の秘かな悶えっぷりに見惚れて、宏への愛撫の手も止まってしまった。



「優、しっかりなさい。その程度で音を上げていたら、これからヒロと、ひとつになれないわよ」

 晶は苦笑しながら優を宏の隣に横たわらせる。
 優は身体全体をピンクに染め、ショーツのクロッチ部分は宏の唾液と愛液で大きな染みになり、薄っすらと秘毛と割れ目が透けて見えている。
 その妖艶な姿に、千恵・若菜の美姉妹(しまい)も思わず息を呑む。

「優は落ち着くまで休憩ね。それじゃ、ヒロ。本番いくわよ♪」

 ずっと興奮状態の晶は、宏の手を取るや否や美姉妹を尻目に自分の方に引き寄せ、さっさと自分の上に覆い被らせて宏をキープする。

「晶姉……」

 宏は晶の強引さに苦笑しながらも自ら進んで四つん這いになり、キスをしようと顔を寄せた時、下にいる晶から先に唇を求めて来た。

「ヒロ、好きよ。大好き。このまま、あたしを抱いて♪」

 宏は返事の替わりに熱い口付けで応える。
 舌を深く差し込むと舌を絡ませ、唾液を交換し、唇を吸う。
 その間に、宏の右手は晶のふくよかな乳房に添えられる。

「晶姉のおっぱい、すごく柔らかい♪」

 ブラの上からとはいえ、初めて触れる女性の乳房に宏は感動し、ゆっくりと揉みしだく。
 柔らかい中にも手を押し返そうとする程よい弾力があり、大きさも宏の掌に丁度納まり、揉み心地が凄く好い。

「あんっ、こっ、これが女のおっぱいよ。存分に味わって♪ んんっ、や、優しいっ! ヒロの手、優しいわ♥」

 晶はウットリと目を細めると更に舌を繰り出し、宏とのディープキスに没頭する。
 宏はブラの縁に沿って指を這わせ、下から持上げる様に揉み、晶の、女性の乳房の柔らかさを堪能する。

「ああん、すごく気持ち好いわ。……ね、脱がせて。直(じか)に触ってぇ♪」

 ブラ越しの刺激に物足りなくなった晶はフロント部分のホックを自ら外し、宏に催促する。
 宏は頷くと唇を肩に寄せ、肩紐を咥えて腕の方にずらし、ホックの部分も咥えて胸の外側に落とす。
 晶は宏を見つめたまま腕から肩紐を抜き、上半身をはだける。
 初めて男の前に胸を晒した晶はさすがに恥しくなり、思わず視線を逸らし、両腕で乳房を隠そうとした。
 宏はそんな晶の腕を掴むと、そのまま身体の外側にずらし、両手同士を合わせて握り合う。
 晶の大きな瞳は潤み、頬は薄っすらと桃色に染まり、妖艶な色気を振り撒いている。

「とっても綺麗だよ、晶姉。すっごく綺麗だ」

 晶の瞳にそう囁くと胸を合せ、静かに唇を重ねる。
 二人の間で、温かくて柔らかい二つの丘が形を歪めて挟まる。
 暫くの間目を閉じ、舌を使って晶と会話していた宏はゆっくりと、耳へ向って唇を這わせ始める。
 耳に辿り着くと熱い息をそっと吹き掛け、耳たぶを甘噛みし、囁く。

「晶姉、好きだよ。愛してる♥」

「ああっ、ヒロっ! ヒロっ♥」

 晶は感激に胸を振るわせ、握る手に力を籠める。
 宏も握り返しながら唇を耳から額に這わせ、反対側の耳に辿り着き、縁を舌先でなぞる。
 耳たぶを嬲り、息を吹きかけ、舌先を耳の穴に入れる。
 晶は肩を震わせ、ピクッ、ピクッ、と身体を痙攣させる。

「ああんっ、はうんっ、ああ~~っ」

 初めて受ける感覚に戸惑いながらも、宏の唇に歓喜する晶。
 次第に体中が濃いピンク色に染まり、羞恥心も薄らいで快感のみを追い求め始める。
 宏の唇は耳からうなじへと辿る。

「はうあっ! あぁんっ だ、だめぇ」

 耳の後ろ、やや下側に唇を寄せた時、一際高い声が上がった。
 宏はその部分に重点的に舌を這わせ、キスの雨を降らせる。

「ああっ、だめっ、だめなのっ、そこっ、だめぇ~!」

 晶は次々に襲い来る未知なる快感に身体を震わせ、首を大きく左右に振って宏の唇から逃れ様とする。
 宏は悶える晶をもっと見たくて、存分に唇で吸い、舌先で舐(ねぶ)る。
 いつの間に二人の間に挟まっていた丘の頂から、宏の胸にコリッ、とした感触が二つ伝わって来る。
 宏は胸をずらし、コリッとしたものの正体を確かめ様と、晶の美乳をじっくりと眺める。
 そこには、仰向けになっても横に崩れたりしない二つの柔らかい丘の頂に赤味の強いピンク色の突起がプックリと起立し、プルプル震えていた。

「勃ってる……。こんなに勃つものなんだ……」

 宏は初めて見る乳首の勃起した姿に、驚きを隠せなかった。
 女性の乳首は感じると勃つ、とは知っていたが、せいぜい数ミリ伸びる程度だと思っていたのだ。
 ところが目の前にある乳首は乳輪から大きく勃起し、小指の先程の大きさに尖っている。

「凄いっ。ビンビンになってる」

 宏は敢えて尖った乳首無視し、バストラインに沿って舐め始める。
 脇から胸の谷間へ、そして反対側の脇へ。
 バストのアンダー部分を、何度も舌を往復させてはキスマークを印(しる)してゆく。
 そしてなだらかな丘の裾から頂に向って円を描くように舌先を這わせ、乳輪に触れる直前から裾に引き返す。
 四~五回繰返したら反対側の丘へ唇を移動させ、同じ動きをする。

「ああっ、じっ、焦らさないでっ! はっ、早くっ、早く弄ってっ。乳首弄ってぇ! 焦らさないで乳首弄ってぇ!」

 乳房からのもどかしい快感に焦れた晶が、堪え切れずに叫ぶ。
 先程から二つの突起がジンジンと痺れ、乳房全体が疼いて疼いてしょうがないのだ。
 宏はリクエストに応え、舌先で、まずは濃いピンク色の乳輪をなぞって見る。

「はうあっ! あああっ」

晶は身を大きく捩って悶えるが、宏は晶の乱れる姿が嬉しくて執拗に乳輪の縁を舐め続ける。

(こっ、こんな刺激じゃ全然疼きが収まらないっ! はっ、早くっ、早く乳首弄ってぇ!)

 晶は焦れに焦れ、乳首を早く弄って、とばかりに胸を大きく突き出し、涙目になって宏におねだりする。

(普段は凛々しく美しい晶姉が、俺の舌先ひとつで悶えている♪)

 宏は嬉しくなり、舌先で乳首をペロンっ、と下から弾く様に、強めに舐めてみたその瞬間。

「っっっ! あっ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!」

 もの凄い快感が電流の様に、焦らされ続けた乳首から脳天を直撃し、全身に拡がる。
 重力を感じない、浮いているのか沈んでいくのかも判らない、初めての感覚。
 晶は無意識の中、繋いだままの両手を強く握り締め、宏を上に乗せたまま大きく上体を反り返らせ、身体全体を痙攣させて果ててしまった。
 全身は火照って赤く染まり、呼吸は荒く、唇が震えている。
 童貞の男が、上半身だけの愛撫で年上の処女をイかせてしまったのだ。
 ずっと成り行きを見守って(?)いた三人の処女娘達も、年長者である晶の絶頂振りに度肝を抜かれた。

「す、すっご~い。晶姉(あきらねえ)さん、気持ち良さそう~」

「バストだけで、女って……イけるものなの!?」

 耳年増の若菜が切れ長の目で宏に流し目をくれ、初心な千恵が誰に聞くとも無く呟き、羞恥心から復活した優が、姉の絶頂シーンを見て一言。

「……お姉ちゃん、敏感♪」

 宏もまさかここまで喜んでくれるとは思わなかった。
 官能小説やライトHノベル、アダルトコミックで猛勉強(?)した見よう見真似の技が、上手くハマったようだ。
 宏は、間近で見る女のイき様に圧倒されながらも、男としての満足感もちょっぴり味わったのだった。


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ハーレムナイト(6) ハーレムナイト(6) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「晶姉、脱がすよ」

 イかせた勢いそのままに、宏は黒のハイレグショーツの両脇を持ち、ガーターベルトに引っ掛けない様に注意しながら、揃えられた両足からゆっくりと引き降ろしてゆく。
 晶も、お尻を浮かせて協力する。
 やがて白い肌の上に黒い秘毛が現れ、ムン、と女の匂いの密度も濃くなる。
 ショーツを引き降ろす両手が腰骨を過ぎ太股に掛ると秘毛が途切れ、女だけが持つ亀裂が徐々に現れて来る。
 亀裂は深く、太く刻まれていて、宏の興奮をより誘ってゆく。
 ショーツを降ろすにつれ、秘裂から溢れ出た蜜液の匂いがより強くなり、クロッチの部分と秘唇の間に銀色の糸が何本も架かる。
 足首からショーツを抜き取り、クロッチを捲り返してみるとベットリと蜜液で濡れそぼっている。
 先程の乳首への愛撫で、ドロドロに濡れてしまったのだ。

「そっ、そんなの、見てんじゃないわよっ!」

 晶は恥らいながらもドスの利いた声で抗議するが、宏は構わずに足首を両手で掴んで持ち上げると、足の指を順々に口に含んでゆく。
 舌で舐(ねぶ)り、指の股を舌先で擦る。

 んんっ むちゅっ、ぴちゃっ……。

「はひっ、ああん~ そ、そんなトコ、な、舐めちゃだめぇ。き、汚いわ……」

 晶は足の指までしゃぶってくれる宏に喜びながらも、意外な所からの意外な刺激に戸惑い、混乱する。
 ぞくぞくする様な、くすぐったい様な、快感なのか何なのか判らない感覚が足から這い上がり、それが子宮に集まると熱い塊となって膣内(なか)を伝い、秘唇に降りて来るのだ。
 宏の唇は右足、左足にと交互に、足首からふくらはぎ、膝へと登り、足を持ち上げて膝裏までも舐って来る。

「ああん、はあんっ、あんっ♪」

 唇が触れる度に、晶の長くてスラリとした足はピクッ、ピクッと震え、唇から甘い吐息を洩らす。
 目元は濃いピンク色に染まり、両手は身体の脇でシーツを握り締め、乳房の頂の突起は相変らずビンビンに起立し、荒い呼吸と共に上下に揺れて震えている。
 宏の舌が太股に掛ると、晶の閉じられていた両膝から力が抜け、拳ひとつ分開く。
 宏は膝の内側に手を入れ、軽く外側に向って力を入れて足を更に開かせると、上体を両足の間に入れる。
 腹這いになり、いよいよ女の秘裂を間近で見ようと顔を上げた時、こちらを見ている晶の潤んだ瞳と目が合った。
 晶は軽く頷くと、恥じらいながらも両膝の裏に手をあてがい、仰向けのまま自らM字スタイル、オシメのポーズになり、股間を晒す。
 そこには童貞青年が初めて見る、生の女性器があった。
 アダルトビデオとは違い、モザイクも無い、薄消しでも無い、体温も匂いもある女の亀裂。

「ああっ、見てっ! あたしの、オ、オマンコ、よ~く見てっ! これが、女よ。じ~っくり、見るのよ♪」

 股間を思い切って晒した事により恥じらいを振り切った晶は、宏に見せ付ける様に腰を突き出し、マングリ返しに近い格好になる。
 宏は顔を寄せると、女性器に関する情報を総動員させ、上を向いた秘裂を食い入るように眺める。

「こっ、これが女の性器……晶姉の割れ目……晶姉のおまんこ……」

 亀裂全体は愛液でトロトロに濡れて光り、薄茶色のアヌスが美味しそうに蜜液を飲んでいるのが見える。

(晶姉の肛門、初めて見た……。すぼまりがおちょぼ口みたいで綺麗だな……)

 恥丘はモッコリと肉付きが良く、秘毛の途切れた所から亀裂が始まり、アヌスの少し手前まで続いている。
 亀裂の周りには秘毛は無くツルリとしており、その代りに肌色が濃くなっている。

(この、色の濃い所が大陰唇? プニプニしてて柔らかそう……)

 秘裂からは薄ピンク色の秘唇が少しはみ出し、左右の秘唇同士は軽く閉じられ、中にある膣口は見えていない。

(この、はみ出ているのが小陰唇? 鶏冠(とさか)みたいだ……。この中におしっこの出る穴と膣があるのか……)

 秘裂の真ん中から少し上の方には、プクッと膨れて秘唇から少しはみ出している部分が目に入る。

(これが、陰核包皮? 中にクリトリスがあるっていうけど、ここからは見えないな……)

 眺め廻している宏の顔に、女の亀裂のそこかしこから発情した熱さと香りがムンムンと伝わって来る。
 宏の荒く、熱い息と視線を秘唇からずっと感じ取っていた晶は、首を上げて自分の秘裂を覗き込む様にして両手の人差し指と中指をそれぞれ左右の滑(ぬめ)っている襞肉(ひだにく)の内側にあてがい、ゆっくりと秘唇を全開にして奥の奥まで見せ付ける。

「うっわ~、中まで丸見えだ……。おつゆでグチョグチョになってる……」

 晶は今まで誰にも見せなかった秘部を自ら晒す恥ずかしさと、愛しの男性(ひと)に初めて見せつける快感に呼吸も荒くなり、膣口からは白っぽくて粘り気のある液体が止め処も無く、トクトクと湧き出して来る。
 溢れ出た本気汁はアナルに、秘毛にと幾筋にも分かれてトロトロと流れ落ちてゆく。

「どう? これがあたしの全て、処女のオマンコよ。最初で最後の処女の御開帳よん♪」

 晶はボケをかまし、右手の人差し指で指し示しながら、滑(ぬめ)りの強い、濃いピンク色の中身を解説する。

「ここがおしっこの出る穴、尿道口ね。その下の、この辺りが膣前庭と言われている所。その下の穴が膣よ。女の入り口。どうかしら? あたしの処女膜は見える?」

「ん~~、この、穴の周りにある、薄ピンク色の襞(ひだ)みたいなものが、そうなのかな……?」

「いやん、ヒロに処女膜、見られちゃった♪ 責任取って、お嫁さんにしてね♥」

「あのね、見ろって言ったの、晶姉でしょ! それに! ……とっくに晶姉は俺の奥さんだよ」

 最後の方はさすがに恥しくて、ごにょごにょと声が小さくなってしまった。
 ところが、その「奥さん」、という言葉に素早く反応し、行動したのが若菜だった。
 根が単純な若菜は、二人のやり取りから「処女膜を見せる=(イコール)宏ちゃんの奥さん♥決定」という図式が成り立ってしまったのだ。
 若菜は純白のレースのブラを剥ぎ取り、ショーツも脱ぎ捨てると、晶と同じポーズを取って二人の右隣に陣取った。

「宏ちゃん、見て見てっ! 私のおまんこ見て~っ! 処女膜見てっ! ここにも処女膜あるわよっ!」

 若菜の余りの剣幕に宏と優は呆気に取られ、晶はマングリ返しのポーズを解き、何事? と上体を起し、三人は若菜を見、千恵を見る。
 千恵も一瞬驚いたが、さすが二三年間若菜と双子をやっているだけあって、すぐに判った。

「……若菜さん、どうしちゃったの?」

 優の問い掛けの視線に、若菜の心中を察した千恵がみんなに答える。

「一言でいえば、負けん気に火が点いた、ってトコかしら。晶さんに『宏の奥さん』としての遅れを取りたくない、って事ね」

「……なるほど」

「だから~、早く見てぇ♪」

 全員が納得し、若菜が宏に股間を晒したまま甘い声で催促した所で、優がポツリと呟いた。

「……だったらボクも、黙って見ている訳にはいかない」

 と言いつつ立ち上がり、淡いピンク色のブラとショーツを、いそいそと脱ぎ出す。
 これには千恵と若菜の美姉妹(しまい)も驚いた。
 若菜はマングリ返しのポーズのまま、千恵は優を見上げたまま、意外だ、という表情をしてそれぞれ固まってしまった。
 美姉妹は、優はどんな時でも沈着冷静で状況に流される事は無い女性(ひと)だと思っていたからだ。

(優姉も触発されたか……。ま、いっか♪)

 既に優を抱く気満々の宏。
 昔から優の気質を判っている宏と晶は少しも動じない。
 若菜は若菜で、

「ゆっ、優姉(ゆうねえ)さんまで……。負けないよ~!」

 などと変な所で負けん気を出す。
 一方、千恵は、

「宏が絡むと、優さん、結構熱くなるタイプなのね」

 などと思っていたら。

「……千恵さん、脱がないの?」

 全てを脱ぎ去り、惜しげも無く全裸になった優が千恵に声を掛ける。
 宏と美姉妹は、優の均整の取れた美しい裸体に目が釘付けになる。
 スラリと手足の長いスレンダーなボディーにキュッ、とくびれたウェスト。
 安産型の大きなお尻に股間には淡い翳りと、その下に続く太い縦筋。
 胸は若干小さめだけど形の整った美乳がふるるん、と揺れ、ピンク色の乳首がとても可憐だ。
 優は三人の視線に気付くと、

「身長百六十五センチ、体重四十五キロ、上から七十七、五十七、八十五、のCカップ♪」

 晶の左隣に座りながら公言し、最後は宏に向けてウィンクする。
 宏は「なるほど、Cカップか……」と美乳を凝視し、我に返った若菜はマングリ返しのポーズを解きながら、

「誰もそんなコト、聞いて無いよ~」

 と、苦笑しながらツッコみ、千恵は未だ優のナイスボディーに見惚れている。
 優は顔を近付け、千恵になお迫る。

「……脱がないと、ヒロクンのお嫁さんになれないよ? いいの?」

「お嫁さんになれない?」

 身体がビクンと反応し、千恵には耐えられない事を言われる。

「それはイヤッ! でも、やっぱり恥しい……」

 宏の前で股間を晒す事もそうだが、宏をイかせた時の、ショーツに付いた愛液の染みを見られるのはもっと恥ずかしい。
 そんな千恵の思いを察した優は、自分の脱いだショーツのクロッチ部分をまくって千恵に見せる。

「……大丈夫。みんな同じ。この状況で濡れない方がおかしい」

 千恵が優のショーツに目をやると、そこには自ら分泌した愛液と宏の唾液で、ドロドロに濡れたピンク色の布切れがあった。

「すごい……。優さんこんなにして……」

 若菜も、愛液で大きく染みになっている自分の白いショーツを晒して見せてくれる。

「若菜も……。うん、そうね。脱がなきゃ……出来ないものね」

 晶の、「恥しいのは最初だけョ♪」と言うアドバイスを受け、座ったまま一気にブラとショーツを脱ぎ捨てる。
 豊かな膨らみが二つ、プルルンと揺れ、綺麗なピンク色をした可憐な蕾が宏の目を捉えて離さない。
 そして優の左隣に、両腕で胸を抱く様にして横たわり、目をギュッと瞑る。

「いっ、いいわ、宏。み、見て……」

 と言いつつも、両足はピタリと閉じられたままだ。
 恥ずかしさが完全に抜け切らない千恵に優が火照った顔を寄せ、助け舟を出す。

「……ボクと一緒に、ヒロクンに見てもらおう♪」

 優は千恵の唇に軽く口付けすると、驚いて目を開き、一瞬力の抜けた千恵の両足の間に素早く身体を滑り込ませて覆い被さると、自分の両腕と両腿で千恵の太腿を押し開き、オシメの格好にさせる。
 足を開いて四つん這いになった優の下に、大きく股間を晒した姿で組み伏せられた千恵。
 千恵の顔は真っ赤に染まり、恥しさの余り無意識に足を閉じようとするが、両足を優の腕が押さえているので閉じる事も降ろす事も出来ない。

「……大丈夫。恥しいのはボクも一緒」

 目元を赤く染めた優は千恵に囁くと、上体を千恵の胸に重ね、腰を思い切って宏の方へ突き出す。
 それを合図に、若菜と晶も膝裏に手を当てて再びM字開脚、オシメのポーズになる。
 目の前に、開かれた四つの処女壺。
 宏の勃起肉は、第一級非常警戒態勢に突入した。

                                             (つづく)

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ハーレムナイト(7) ハーレムナイト(7) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「さあ、ヒロ。後は貴方の好きにしていいのよ。みんな貴方の女なんだから♪」

「宏ちゃん~、私の全てを見せてあ・げ・る~♥」

「……ヒロクン、見て、触って、ボク達を確かめて♪」

「宏……♥」

「晶姉、若姉、優姉、千恵姉。みんな、ありがとう。俺は、みんなの事一生大切にするよ。みんなで幸せになろう!」

 宏は全員の瞳を見つめながら改めて宣言すると、若菜と視線を交わす。
 若菜は仰向けのまま軽く膝を立てて足を開き、両手を上に伸ばして宏を迎え入れるポーズを取る。

「若姉、好きだよ♪」

 宏が若菜に四つん這いに覆い被さり唇を重ねると、若菜は左手を宏の背中に回し、自分に引き寄せる。
 唇を重ねると舌を絡め、唾液を交換しながら右手は宏の左手を探り、顔の横で握り合う。
 そして両足を宏のふくらはぎにきつく絡め、身体全体を使って宏に抱き付くと、若菜の温かくて柔らかい二つの丘が、二人の間でムニュン、と形を変える。
 宏は腰を引いて、ギンギンに反り返り、先走り汁がトクトク流れ出ている勃起肉を若菜に触れないようにする。

(ここで腰を密着させたりでもしたら、その刺激だけで間違いなく『暴発』しそうだ。それだけは避けなければ、男の沽券に係わるよ~!)

 宏の葛藤を知らない若菜は、更に力を入れて抱き付いて来る。

「ああっ、宏ちゃんっ、宏ちゃんっ! ずっと、ずっと、こうしたいって思ってた~。宏ちゃんと抱き合いたい、って夢見てたの~。その夢を叶えてくれてありがとう、宏ちゃん♪」

 若菜は切れ長の目に薄っすらと涙を浮かべ、宏に微笑む。
 その微笑みは、宏が若菜と出逢ってから初めて見る、最高の笑みだった。
 宏は唇を目尻に寄せ、美しい雫を優しく啜ると、そのまま耳へ這わす。
 耳たぶを舌先でなぞり、甘噛みし、耳の穴をそっと舐め、熱い息を優しく吹き掛ける。
 同時に胸を少し浮かせ、両膝と左肘で自分の体重を支えながら右手を若菜の左の乳房にあてがい、軽く揉みしだく。
 若菜の胸はすべすべして掌に丁度収まり、柔らかく触れると柔らかく押し返し、強く揉むと強く反発して来る、程好い弾力に満ちている。

「あはんっ、わっ、私の胸、ち、小さいでしょう~? 揉み応えなくてごめんね~?」

 若菜が耳とバストへの愛撫に悶えながら胸の小ささを嘆くと、宏は若菜の瞳に囁く。

「大きさじゃないよ。若姉のおっぱいだから好いんだよ。それに温かくて、こんなに柔らかい♪」

 宏は乳房を下から支える様にして掌を当て、全体を揉みながら回転させる。

「はあんっ! うっ、嬉しいっ! ああっ、いいっ! それ、気持ち好い~っ!」

 若菜は更に瞳から雫を流し、胸からの快感に呑まれつつ、宏の愛情に感謝する。
 宏は唇を移す道すがら、瞳から溢れる雫を啜り、反対側の耳を食む。

「ああんっ、あん、はあん~~っ」

 宏の右手が乳房全体を優しく揉み、人差し指でピンク色の乳輪をなぞる度に若菜は熱い吐息を洩らし、首を左右に振って悶える。
 身体全体をヒクつかせ、全身が朱に近いピンク色に染まる。
 宏は舌先をうなじから肩のラインに這わせ、鎖骨を辿って乳房の谷間に辿り着くと、揉んでいる乳房とは反対側の右の乳房の頂に向って乳輪まで舐め上げる。
 何度か舐め上げると手と舌を反対側の乳房に移し、同じ様に繰り返し繰り返し、執拗に愛撫する。

「あはんっ! ああんっ! あっ、あっ、ああ~~っ!」

 涎を垂らして悶えながらも、若菜は乳首を避けた愛撫に焦れた様に胸を突き出して来る。

「ああっ、いっ、意地悪っ! 意地悪しないでっ! ちっ、乳首っ、乳首弄ってぇ~!」

 若菜の美しい目が妖艶に光り、涙を浮かべて抗議して来る。
 宏はその視線を受け止めると、おもむろに乳首に吸い付いた。

「いひっ!? ああっ! ああああああああああああああああああ~~っ!!」

 今まで燻っていた胸の性感に強烈な刺激が加わった事で一気に爆発し、若菜は胸を反らして両手を握り締めながら絶叫し、軽く果ててしまった。
 散々焦らされ続けた若菜の乳首は濃い桃色に色付いて固く尖り、荒い呼吸に合わせてプルプル震えている。
 脱力した若菜から宏は上体を離し、胸に添えたままの右手をそっと外すと、若菜の頬に添える。

「若姉、可愛いよ♪ とっても綺麗だ」

 若菜の腰まで届く長い黒髪は扇状に白いシーツの上に広がり、その中に白い肌を紅(くれない)に染めた身体が横たわっている。

「ああん、宏ちゃん、上手ぅ~♪ 私もオッパイだけでイかされちゃったぁ~♥」

 息も絶え絶えに、頬に添えられた宏の手に自分の右手を重ねながら若菜は呟き、そのまま宏の手を掴む。

「ねぇ、今度はこっちを触ってぇ~」

 見つめ合いながら、甘えた声で宏の手を自分の臍の下まで持って行くと、宏は歓喜の声を上げる。

「っ! 若姉、生えてない♪」

 そこは、胸と同じつるつるの肌の感触のまま、女の亀裂が始まっていた。

「そうなの~。私、生まれながらのパイパンなの~♪ 産毛も無いんだよ。驚いた~?」

 若菜は嬉しそうに言うと、妖艶な瞳のまま上目遣いに宏の瞳を覗き込んで来る。

「うん、驚いた……というより、嬉しい。すっごく嬉しいっ!」

 宏は最初、若菜がショーツを脱いだ時に股間の翳りが見えなかったので、薄くて少ないのかな? と思ってまじまじと見る事はしなかったのだ。
 ところがなんと、若菜は天然のパイパンだと言うではないか!

「喜んで貰えて好かった~♪ 宏ちゃん、パイパンフェチでしょ? だから私もパイパンだから嬉しくって~♪」

 若菜の台詞に宏はぶっ飛んだ。

「なっ!? なっ、ななななっ、なんっ、なんでっ! 何でそんな事知ってるのさっ!? だっ、誰もっ、誰も絶対知らない筈なのにっ!」

 宏は右手を若菜の下腹部に置いたまま狼狽え、「なんで?」という視線を若菜に投げつけたまま固まってしまう。
 そんな宏の慌てっぷりが可笑しかったのか、若菜はコロコロ笑いながら種明かしをしてくれる。

「だって宏ちゃん、『その手の本』がたくさん、そこの本棚に入れっ放しになってるんだも~ん。誰だって判るわよ~。昼間掃除してたら見つけたの。ついつい読んじゃった~♪ ライトHノベルって、意外と萌えるわね~」

「あ゛っ!!」

 宏は、ざざ~っと血の気が引き、心の中で頭を抱えた。

(……そうだった。若姉達が来てドタバタしてたから、『夜のおかず』の事を、今の今まですっかり忘れてた)

 宏のオナニーネタは全て、部屋の隅にある本棚に収納されているのだが、昨日突然、千恵達が押し掛けて来た事でH本の存在すら忘れてしまった。
 そんな宏に、H本を隠す、という発想が出る訳無いのだ。

「ほっほ~、ヒロはこういうのが好きなんだ~。なるほど、これで毎晩オナニーしてた訳ね♪」

 ギクッ、とした宏が晶の面白がっている声を追うと、いつの間に晶と優、千恵までもが問題の本棚を興味津々と取り囲んでいるではないか。
 晶は本棚に納まっている本の背表紙を指で辿りながらタイトルを読み上げる。

「どれどれ……。『パイパンお姉さん大集合!』ね~。こっちは……『お姉さんのパイパン図鑑』か~。随分マニアックね。おっ、これは……」

 晶は一冊取り出すと興味深そうにパラパラとページを捲って中身を見ているし、優はなにやら真剣(?)に『写真集・世界のパイパンお姉さん~日本編』をじ~っと眺め、千恵に至っては真っ赤になって宏のお気に入りのライトHノベル『ハーレムお姉さん~パイパンはお好きですか?』を食い入るように読んでいるではないか。
 裸で抱き合う男女の隣で、全裸の女三人がH本を読んでいる。
 ある意味、すごくシュールな風景だ。

「うっわ~~っ! やっ、やめっ、やめれ~~~っ! あっ、晶姉っ! みんなもっ! やッ、止めてくれ~~っ! よっ、読むな~~っ!」

 『夜のおかず』を妻達に露見された宏はたまらずに叫び、起き上がって晶の手から本を取り上げ様としたが若菜に抱きつかれ、阻止されてしまった。

「うわっ! わっ、若姉っ! はっ、放してっ! このままじゃ……んむっ」

 若菜は宏を力一杯抱きしめると唇を重ね、舌を絡め、吸い、甘噛みし、背中に回した手でポンポンと軽く叩き、宏を落ち着かせようとする。
 初めは抗っていた宏も、若菜の献身的な慰め(?)でどうにか落ち着いてくる。
 若菜は唇を外すと急いで宏を弁護し出す。

「あっ、あのね~、宏ちゃんっ! 私達は別に何とも思ってないからっ! むしろ当然の事だと思うわっ!」

「そうよ、ヒロ。健康的な男の必需品よ。恥しがる事ないわ。持ってて当り前よ♪」

 必死に庇う若菜を受けて晶がサラリと言い、

「……ヒロクン、気にしないでいい。女のボク達もHなコト想像しながらオナニーするから。男なら尚更♪」

「宏、男の子ね~♪」

 優の優しい言葉に続いて千恵が感心した様に言う。

(……みんなの目が笑っているのは、気のせいだろうか)

 若菜以下女性にオナニーネタを知られ、そして慰められ、男として立つ瀬が無くなってしまった。
 宏は若菜の上で四つん這いになったまま頭を垂れ、長い溜息を付き、脱力してしまう。
 あれほど猛り狂っていた肉棒も、しおしおに萎れ、今はただ、でろりん、とぶる下がっているだけだ。
 亀頭からはタラリと一筋、猛っていた時の名残の先走り液がシーツに垂れた。

「ふむ……。んっ、よしっ、判った。優?」

 そんな宏を見ていた晶は優に目配せをすると、優は頷いて自分のバッグから何やら取り出し、晶に渡す。
 双子だけあって、目配せだけで会話が成立している。
 千恵はそんな二人を見て、何をするんだろう、と首を傾げている。

「ヒロ、シャワー借りるわよ♪」

「……ヒロクン、ちょっと待ってて。すぐに戻る♪」

 晶と優の美女姉妹(しまい)は宏の返事も聞かずに全裸のまま、さっさと風呂場に消える。
 宏は単に、「汗を流すのかな」程度にしか思わなかった。
 マイフェチとオナニーネタが暴露され、思考回路が完全にフリーズ状態になってしまったのだ。
 宏はノロノロと起き上がり、枕で股間を押えながら、布団の真ん中にドスン、と胡坐をかいて座る。
 若菜と千恵も宏に倣(なら)い、枕を身体の前に抱いて宏の斜め前で静々横座りになると、三人で何となく上目遣いの視線を交わし合う。
 やがてシャワーの音が聞こえて来ると、初夜の中休み(?)状態になってしまった。

「あ、あはは……参ったな。変なもの見せちゃったね。ごめん」

 宏は乾いた笑いのまま、美姉妹(しまい)に頭を下げる。
 すると、若菜は宏の肩にそっと手を置いて首を振る。

「ううん、私こそ、ごめんなさい~。みんなに知られちゃって……。嬉しくて浮かれ……過ぎちゃった~」

 若菜は表情をみるみる陰らせると唇を噛み、肩から手を放してうな垂れてしまう。
 長い髪が顔の両側を流れ落ち、表情が周りから見えなくなる。
若菜は心底悔やんだ。

 ――私の軽はずみな言葉で、みんなに宏のフェチを暴露してしまった。
 私の身体が宏ちゃんのフェチと一致した事に浮かれ、結果、宏ちゃんの、男としての面子を潰してしまった。
 女として、妻としてあるまじき行為だわ。
 勿論、こんな事で晶姉(あきらねえ)さん達が宏ちゃんをいきなり嫌いになる、とは思えないけど内心、どう思っただろう。
 百年の恋も一遍に冷めたのではないだろうか? だから二人は帰る為にシャワーを浴びに行ったんじゃないだろうか。
 ただの従姉妹に戻る為に。
 恋のライバルが減るのは一向に構わないが、宏ちゃんが悪く思われる事はとても耐えられない! 何とか美女姉妹に取り繕っておかないと、一生宏ちゃんに合せる顔が無いわ――

 そんな若菜の震える肩に手を掛け、千恵が優しく慰める。

「晶さん達は宏の事、今でも変わらずに好きだと思うわよ。だって、シャワー行く前に、優さんと笑っていたもの。とても、宏が嫌いになった、とか、これから帰る、っていう雰囲気じゃなかったわよ。だから大丈夫よ♪」

「うん。俺もそう思うな。晶姉は好き嫌いがハッキリしてるからね。嫌なら嫌、ってちゃんと言う女性(ひと)だよ。それに、優姉は、『待ってて、すぐ戻る』って言ったんだ。帰る、とは一言も言ってないよ。ね♪」

 若菜が顔を上げた時、切れ長の瞳から行く筋もの雫が流れ落ちていた。
 宏は黙って若菜の肩を左手で抱き寄せると、そのまま背中を擦(さす)り、右手で頬に掛った髪をそっと払うと唇を寄せ、雫を優しく吸い取る。

「あっ、あり……がとう……」

 若菜の感謝の気持ちがより肩を震わせ、宏がなおも流れ出る雫を啜っていた時。

「あら~? な~に女を泣かせているのかな~、ヒロは♪」

「……お待たせ、ヒロクン♪」

 晶のからかう様な、優の楽しげな声が降りかかる。
 いつの間にシャワーから出たのか、宏は声のする方向に顔を向けた一瞬後、目を大きく見開き、股間に挟んだ枕がドキュンッ! ともの凄い勢いで上に弾け飛んだ。
 若菜も美女姉妹に振向いた瞬間、ピキッ、と石の様に固まってしまった。
 そこには……。

「そ、剃ってしまったんですか? 二人とも!?」

 千恵の唖然とした声が部屋に響いた。


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ハーレムナイト(8) ハーレムナイト(8) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「ふ、二人とも剃ってしまったんですかぁ!?」

 千恵は晶と優の美女姉妹(しまい)の剃り上がった股間と顔を交互に見て、驚いた声を上げる。

「そう。これであたし達も、ヒロ好みの女になった、って訳よ♪」

「……ヒロクンに喜んで欲しいから♪」

 晶が千恵にウィンクし、優が若菜に微笑む。

「あ……」

 千恵は気付いた。
 美女姉妹は自らパイパンになる事で宏のフェチを認め、若菜の愁(うれ)いを払ったのだ。
 若菜も美女姉妹の想いを判ったらしく、笑顔に戻って優に頷いている。
 千恵は改めて二人に視線を移す。
 股間の翳りをすっかり剃り落とし、宏の目の前でオールヌードのまま腰に片手を当てて微笑みながら立ちポーズを取る晶と優。
 二人とも上付きなのか、女の亀裂が恥丘の上の方まで伸び、なおかつ 秘唇のはみ出しが少ないので搗(つ)き立ての餅に包丁を入れたみたいに綺麗な割れ目をしている。
 おまけに恥丘の肉付きが良い所為か亀裂が太く、深いので、秘毛がある時よりも秘裂の存在がより誇張されてしまい、より妖艶でエロチックな雰囲気を醸(かも)し出しているのだ。

(女のあたいでさえ妖しい雰囲気になるんだから、これでは宏がパイパンフェチになるのも判るわ)

 千恵が一人納得していると、晶がニヤリとして(千恵にはそう見えた)尋ねて来た。

「で、千恵ちゃんはどうするの?」

「はい? 何がです??」

 千恵は晶から突然話を振られ、何の事か判らずに首を傾げる。

「何が、って、残るは千恵ちゃんだけよ?」

 とニヤケ(?)ながら千恵の股間を視線で差す。
 千恵は自分の翳りを見、晶が何を差して言っているのか判り、思わず叫んでしまった。

「はあっ~!? あああっ、あたしにも剃れ、って事ですかぁ!?」

「いいえぇ、別に、剃りなさい、な~んて言わないわよ。千恵ちゃんはどうするのかな~、って思っただけよん♪」

「どっ、どうするも何もっ! あっ、あたいは、べっ、別にこのままで……」

 顔を真っ赤にし、しどろもどろの千恵がおかしかったのか、晶がからかいを含んだ目で煽る様な事を言う。

「ふ~ん、なるほど。千恵ちゃんはヒロ好みの女になりたくない、と。お嫁さん一人脱落ね♪」

「な゛っ! なんでそうなるんですっ!? あたいは一っ言も、剃らない、なんて言ってませんっ!」

 脱落って何よ、と千恵が晶に食って掛かると晶は、しめた、とばかりに言い募る。

「それじゃあ、剃るの? 剃ってヒロ好みの女になる? それとも剃らないまま、ヒロ好みの女から外れる?」

「う゛っ……」

 千恵は苦虫をかみつぶした様な顔になり、固まってしまう。

 ――剃っても構わないけど、もし剃らなかったら宏の好みから外れた女として、いつも四番目の妻になってしまうかもしれない。
 勿論、宏はそんな事で順位付けする男では無いと判っているけど、いつも自分を四番目と卑下するのはイヤだ。
 だからと言って、このまま晶さんの言う通りに秘毛を剃り落とす事にはちょっと――

 千恵は抵抗を感じ、元来の負けん気に火が点いた。
 二人のやり取りを聞いてハラハラしていた宏が堪らず千恵に助け舟を出そうと口を開きかけた途端、微笑んだままの優と、すっかり元に戻り、いたずらっぽい目をした若菜に口を押えられてしまった。
 黙って見ていろ、と言う事らしい。
 優も若菜も、千恵がどう出るのか興味津々なのだ。
 千恵は何か言いたげな表情の宏をチラッと見、晶の勝ち誇った(?)顔を見て腹を決めた。

「いいわ。あたいも剃る。剃って宏好みの女になるわ。ただし、ここは宏に剃って貰うわ」

 千恵は晶に応えると、はにかみながら宏の前で仰向けになり、膝裏を抱えてオシメのポーズになった。

「ねぇ宏♪ あたいの陰毛、全部剃ってくれる?」



 これにはみんな驚いた。
 みんなの中で一番初心で純情な千恵が、自ら股間を宏に晒し、ましてや剃毛をねだっているのだ。
 宏も千恵の、剃毛して、という申し出に驚いたが、すぐに喜びに変わった。

 ――好きな女性を剃毛する!

 長年の夢が叶っただけで勃起肉は更に充血してビッキビキに脈打ち、ガマン汁を大量に垂らしてしまう。
 晶は驚いた後、一瞬、しまった、という顔をしたが誰も気付かなかった。
 女が自ら剃って男に見せ付けるのと、女が願い出て男の手によって剃られるのとでは、男の喜びの重みが全然違ってくる。
 パイパンフェチの宏にとって、女の翳りを自分の手で剃り落とす事が何よりも嬉しく、興奮するということが、宏の股間の反応から判ったのだ。

「……はい♪ これ使って」

 なぜか嬉しそうな優が微笑みながら、先程自分達で使ったシェービングクリームと女性用剃刀を宏に渡す。
 宏は千恵の股間に正対して胡坐を掻き、全身をほのかなピンク色に染めた千恵に向かって言葉を掛ける。

「千恵姉、ホントにいいの? 無理しなくても、俺は千恵姉のこと変わらずに好きだよ」

「ううん、いいの。あたいは、宏に剃って欲しいの。お願い、宏の手で、あたしを宏好みの女にしてぇ♪」

 千恵の甘い声に宏は相好を崩すと、嬉々としてシェービングクリームを振って泡立て、手に盛り付ける。
 そして微かに震える手で、千恵の黒い秘毛の上に白い泡を塗りたくってゆく。
 千恵の秘毛は恥丘の少し盛り上がった部分に可愛らしく楕円形に茂っているだけで、秘裂を取り囲む様には生えていない。
 泡を塗り込む手に触れてくる毛足は柔らかく、それほど長くもないので剃刀でも充分に剃り落とせそうだ。
 そんな宏を取り囲む様にして座っている全裸の女が三人、それぞれの思いで眺めている。
 晶は「余計な一言だったかな~」と藪を突いて蛇を出した心境で。
 優は、「これでみんな一緒。善き哉善き哉♪」と、微笑んで。
 若菜は、「いいな~姉さん。天然パイパンの私には一生出来ない事だわ」と、羨ましそうに。
 やがて宏の右手に剃刀が握られて前かがみになると、千恵は軽く頷き、更に股間を持ち上げる様にする。

「いくよ、千恵姉♪」

「うん、来て♪」

 台詞だけなら、充分ヤバイ(?)言い回しだが、剃毛に夢中な二人にはそこまで気が回らない。

 じょり、じょりり、ぞり、ぞりぞり……。

 恥丘に繁っていた秘毛が一刀毎に泡と共に剃り落とされると、白い素肌が徐々に現れてくる。
 宏は剃毛に集中する一方、初めて目にする千恵の秘裂にどうしても目が行ってしまう。
 千恵の秘裂は足を開いているのに秘唇が全くはみ出しておらず、太い亀裂がまっすぐに走っている。
 大陰唇の肉付きが良い為だろう、二つの饅頭を押し付けている様な割れ目なのだ。
 宏は思わず顔を押し付け、舌で開きたくなってしまった。

「ああんっ、んふん♥ んんんっ♥」

 千恵は股間に掛かる宏の熱い息を感じ、頭を上げてこっそりと剃毛作業を見てみる。
 そこには目を爛々に輝かせた宏が、股間に食い付く様に剃刀を振るっている。
 千恵は自分が宏を興奮させているのかと思うと恥しさよりも嬉しさを覚えてしまい、子宮の奥から熱い塊を処女壺にトロリトロリ、と流してしまう。
 宏も初めての剃毛と千恵の秘裂に興奮し、勃起肉をビクッ、ビクッ、と痙攣させる。
 鈴口からはダラダラとガマン汁を溢れさせ、零(こぼ)れた雫は茎を伝って玉袋までヌラヌラに濡らしてしまう。
 そんな宏の勃起肉を愛しく想い、手を伸ばして来たのが若菜だった。

「宏ちゃん、そのまま続けててね~。下手に動くと、姉さんにもうひとつの割れ目が出来ちゃうよ~♪」

 笑えないギャグを飛ばし、胡坐を掻いて座っている宏の背中に乳首を擦り付ける様にして抱き付くと両手を前に廻し、右手で竿を握り、左手で玉袋を弄ぶ。

「はうあっ! だっ、ダメだよっ、若姉っ!」

「あんっ、硬~い♥ ほらほら~、余所見してちゃダメよ~。さっさと姉さんをツルツルにしちゃいなさい♪」

 若菜は濡れて光っている竿を軽く上下に扱き、強弱を付けて握るだけで、亀頭には触れてこない。
 さすがに、今はそこまで刺激するのは危ない、と思ってはいるらしい。
 宏は勃起肉からの心地良い刺激や背中から伝わるコリッ、とした肉体的刺激と、目から入る剃毛の視覚的刺激とで呼吸を荒くしつつも、なんとか剃毛に集中して剃り終える。

(ついに、俺は自分の手で好きな女性を剃毛したんだっ!)

 叫び出したい気持ちを抑え、ツルリと剃りあげた千恵の股間を食い入る様に眺めていると、宏は千恵のある変化に気付いた。

「千恵姉、濡れてる……」

「えっ!? うそっ、そんなっ!」

 千恵が慌てて足を閉じようとするよりも早く、宏は両手で千恵の足を押さえ、ツルツルになった恥丘の下にある秘裂を覗き込む。
 若菜も宏から離れ、一緒に姉の股間を凝視する。
 ピタリと合わさった太い縦筋はいつの間に濡れて光り、溢れた雫が今にも零れて肛門へ流れていきそうになっている。

「ほら、ここんとこ。千恵姉のおつゆで光ってる♪」

 宏は目の前の秘裂に顔を寄せ、まじまじと見つめる。

「あっ、ホントだ~っ! 姉さん、剃毛されて感じちゃったの~?」

 若菜がからかう様に声を上げると、千恵は身体を捩(よじ)って足を閉じようとする。

「ひゃんっ! あんっ、いやんっ! 見ないでぇ! そんなに顔を寄せちゃイヤァ!」

 股間を濡らした事で千恵の羞恥心が煽られ、それが呼び水となって遂に蜜をトロリと溢れさせてしまう。

「すご~い。姉さん、見られてるだけなのに、こんなに濡らしちゃってるぅ~♪」

「あ、垂れて来たよ!? 千恵姉の割れ目からおつゆが垂れて来たっ♪」

 若菜が更にからかい、宏は嬉しそうに千恵の顔を股間越しに見ると、千恵の大きな瞳と視線が絡まった。
 千恵は瞳を潤ませ、恥しそうに顔を横に振り、これ以上見ないで、と訴える。
 押えている千恵の内腿は濃い桃色に染まり、羞恥でプルプル震えている。
 宏はそんないじらしい千恵を愛らしく想い、目で頷くと千恵の足を揃えながら横たわらせる。
 千恵は涙目になって睨むと、ボソッと呟いた。

「宏の意地悪っ。覚えときなさいよっ!」

 宏は千恵に覆い被さると、感謝と謝罪の意味を籠めて唇を重ねる。
 舌を絡め、唾液を交換し、唇をついばむ。
 暫く舌先で会話を楽しんだ後、宏は千恵の瞳に向かってハッキリと言葉にして伝える。

「千恵姉、ゴメンね。俺の為に恥しい思いをさせちゃって。そして、本当にありがと……んむっ」

 言い終わらないうちに、千恵から唇を合せて来る。
 千恵は宏の背中に両手を回して抱き寄せ、耳元に囁く。

「ううん、気にしないで。あたいが剃りたくてした事だから。どう? 気に入って貰えたかしら?」

 宏は抱き締めながら、千恵の耳に囁き返す。

「千恵姉を見て、こんなになっちゃった♪」

 宏は先走り液でヌルヌルになった勃起肉を千恵の下腹部にグニュッ、と押し当て、腰を揺すってみせる。

「あんっ♥ 熱いわ……。とっても熱くて、硬くなってるぅ♪」

 千恵は熱い吐息を吐きながら、宏の胸に顔を埋(うず)めた。


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ハーレムナイト(9) ハーレムナイト(9) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 宏と千恵が抱き合っていると、若菜が自分の方へ引き寄せ様と、宏の腕をそっと掴んで来た。

「ねぇ、宏ちゃん~♥ 続きしよ? 続き~。ね♪」

 顔を桜色に染め、切れ長の目を上目遣いに甘えた声でねだって来ると、腕を掴んだまま仰向けになる。
 宏は引かれるままに若菜の足の間に座り込むと、ようやく腕を放した若菜がそのまま両手で膝を抱え込むようにして、オシメのポーズを取る。

「ねぇ~、私のおまんこ、見てぇ♪ 膣(なか)の処女膜、ちゃんと見てぇ~♥」

 宏もようやく若菜の「続き」の意味を理解する。
 晶の処女膜を観察(?)したその次に若菜の処女膜を見ようとした所で、宏のパイパンフェチ発覚と妻達の剃毛騒ぎが起こり、水を差された格好になっていたのだ。
 若菜はその騒ぎが収まったので、今度は自分の番、とばかりに続きをねだって来たのだ。

「案外、根に持つのね~」

 千恵は若菜の執念深さ(?)に、改めて宏への想いの深さと、晶への対抗意識を知ったのだった。
 宏は若菜の瞳に頷くと天然無毛の股間に顔を寄せ、秘裂を観察し始める。

(こっ、これが若姉のオマンコ……。割れ目の周りのお肉が柔らかそう……。うわ~、割れ目からはビラビラが大きくはみ出て、すっげぇいやらしいな……。でも、綺麗なピンク色してる……。うわっ、このプックリと丸くなってはみ出ているのって、これがクリトリス? こんな大きさなのか? そういえば、晶姉のクリトリスは見てなかったな……)

 そこへ、膝立ちになった優が宏におぶさる様に抱き付き、耳元に頬を寄せて来る。
 頬に掛る熱い息と、背中から伝わる温かくて柔らかい二つの丘の感触に、勃起肉がピクン、と反応する。

「……ヒロクン、どう? さっきお姉ちゃんがざっと教えたけど、判る?」

 宏は咄嗟に判らないフリをし、しおらしく優に甘える。

「ううん、よく判んない。複雑な形してるし、普段見ないから……」

 その台詞を聞いた晶は思わず、「どこ見てんのよ~っ!」とツッコミそうになった。

「さっき、あたしがオマンコ拡げて中の中まで解説しただろうが~っ! ……ったく、宏ってば優に甘えちゃって~」

 晶は苦笑すると宏の左隣に移動し、千恵に手招きして若菜の横に座る様に促す。

「どうするんです? 晶さん」

「むふふ~♪ ま、いいから、いいから♪」

 千恵は疑問に思いながらも素直に晶の正面に横座りすると、晶は優に目配せする。
 美女姉妹(しまい)のただならぬ気配(?)を察した千恵は思わず後ずさりしそうになるが、晶のイタズラっぽい目に拘束されて動けなくなってしまう。

「……それじゃヒロクンに、女の性器について詳しく教えてあげるけど……」

 ここで一旦言葉を切ると、若菜に向かってお伺いを立てる。

「……若菜さん、どうする? ヒロクンに女性器を教えるのに若菜さんのおまんこを使う? 嫌だったらボクのおまんこで説明するけど?」

「ううん、このままでいいわ。宏ちゃんに女の代表として私がおまんこ見せてあげる。優姉さん、遠慮しないで私のおまんこ使って♪」

 うら若き全裸の乙女が臆する事無く隠語を口にする度に、宏の勃起肉がピクン、ピクンと反応し、ガマン汁を溢れさせる。
 優は自分の左頬を宏の右頬に密着させ、人差し指を使って若菜の股間を指し示す。

「……ヒロクン、この割れ目全体を女性性器というの。女性器ね。そして目に見える部分を外性器というのよ。内性器というのは卵巣とか卵管、子宮、膣ね」

 宏は優の吐息を頬に感じながら頷く。

「……この割れ目の上の所が恥丘(ちきゅう)。恥しい丘と書くの。何も恥しく無いのに不思議ね。ここは土手とも言うわね。若菜さんは生えてないけど、陰毛の生えている所ね。よく土手高、って言うでしょ? それはここの肉付きが良い女性(ひと)を言うのね」

 優の指先を宏は勿論、千恵も頷きながら目で追っている。

「……この、割れ目の周りにある肉付きの良い部分が大陰唇。女の卵巣が下に降りて来て大陰唇に包まれて外に出たのが、男の睾丸と陰嚢なんだよ」

 優の説明と同時に晶の手が伸び、千恵と宏に「これの事だよ」と玉袋を捉える。

「あうっ! あっ、晶姉! なっ、何してんのさ!?」

「何って、千恵ちゃんにも判るようにしているだ・け・よ♪」

 晶の台詞を受け、優の講義が続く。

「……だから、男の陰嚢と女の大陰唇は同じなの。睾丸と卵巣もそう。お母さんのお腹の中で男と女に分かれる時に、それぞれの役目を持つの。元々の創りは一緒」

 千恵は晶の手の中で弄ばれている玉袋に思わず目が寄ってしまい、顔を上気させる。
 宏は晶の手の柔らかくて温かい感触に腰が大きくブルッ、と震えてしまう。

「……この割れ目からはみ出している二枚のビラビラが小陰唇。ラヴィアとも言うわ。聞いた事あるよね? 大陰唇からのはみ出し具合や大きさや形、長さや色や厚みまで、女性(ひと)それぞれなんだよ。それに左右対称とは限らない。誰一人として全く同じ形をした小陰唇なんて無いんだよ。男のペニスと同じ」

 優が宏の勃起肉を指差すと、晶が茎を軽く握って来る。

「……小陰唇は膣の蓋の役割をしている。だから普段は二枚ピッタリくッ付いている。でも興奮して充血してくると厚みが増して開いてくるの。若菜さん、小陰唇を開いて貰える?」

 若菜はいきなり声を掛けられビクッ、とするが、素直に両手の人差し指と中指を割れ目の中に入れ、ゆっくりと開く。
 すると、二枚の秘唇の間に透明で粘り気のある糸が、何本も架かって光っている。
 若菜は愛する男性(ひと)に見られる事で秘かに興奮しているのだ。

「あら♥ 若菜ちゃんも濡れているのね。どう? 好きな男性(ひと)に見られるのって、案外感じちゃうでしょ♪」

 晶が妖しく茶々を入れると、若菜は全身を桜色に染めながらカウンターで返す。

「晶姉(あきらねえ)さんと同じ位には♪」

「う゛っ……」

 晶が宏に御開帳(!)していた時に、若菜はしっかりと晶の濡れ具合を見ていた様だ。
 優は開かれた割れ目の上の方を指差しながら、宏(と千恵)に解説を続ける。

「……この部分が陰核包皮。中にクリトリスがあるの。女にも包茎とか仮性包茎ってあるのよ。知ってた?」

 宏と千恵は首を横に振ると、耳年増な若菜は嬉々として自分のオナニーを暴露する。

「私は知ってるよ~。だってオナニーする時はいつも全部剥いて、クリクリしてるもん♪」

 若菜の爆弾発言に一同呆気に取られるが、若菜と言う事で皆、納得してしまった。

「……若菜さんみたいに指で簡単に剥けたり、興奮すると自然に顔を覗かせるのが仮性包茎、興奮しても顔を出さないのが包茎ね。ペニスと同じよ。男もそうだけど、この皮の下に恥垢が溜まると不潔だし匂いの元になるから、お風呂の時に剥いてよく洗わないといけない。特に処女は無知から、あるいは強い刺激を嫌がって洗わずに放っておく人が多い」

 晶の指が亀頭包皮を亀頭に被せ、これが包茎なのよ、と千恵に示し、再び剥いて指先で、ここに恥垢が溜まるの、とカリの下をなぞる。
 宏の勃起肉は晶の指に翻弄され続け、亀頭から玉袋までベトベトに濡らしている。

「……若菜さん、剥いてみてくれる?」

 全身を朱に染めながら見せる快感に溺れている若菜は、優の言葉を素直に、そして忠実に実行する。
 愛液でドロドロに濡れている包皮をクニュッ、と剥いてみせると、中からグリーンピース位の大きさで丸くて薄ピンク色に光っているクリトリスが全容を現す。

「……ほら、これがヒロクンもよく知っているクリトリス。陰核とも、陰核亀頭とも言うわね。女の最も感じる所。米粒より小さい人もいれば、小指大以上の人まで、形、大きさはそれぞれ。若菜さんのクリちゃんはボクよりかなり大き目ね。でも、この方が良く判る。ヒロクン、よ~~く見て。何かの形に似てると思わない?」

 宏は目を凝らし、じ~~~っと若菜の剥かれたクリトリスを眺める。
 すると、若菜の膣口(ちつこう)から白っぽい芳醇な香りのする液体がトロトロと湧き出して来た。
 若菜はずっと股間を愛しい男性(ひと)に晒した事で感じてしまい、とうとう本気汁まで溢れて来たのだ。
 宏は首を傾げ、本気汁とクリトリスを交互に眺めながら考えるが、ひとつしか答えが出てこない。

「ん~~~、何となく、亀頭をずっと小さくした様な感じには、見える様な、見えない様な……」

「……そう。正解。ここに、尿道口があるでしょ?」

 優はクリトリスの下にある小さな穴を指し示すが、宏にはどう見ても、穴と言うより肉の切れ目にしか見えない。

「……陰核が尿道を包んで伸びたものが、ペニス。陰核とペニスも、元は一緒。ヒロクン、ペニスの先っちょ、触るとすごく感じるでしょ? 陰核もそう。同じ数の神経が違う大きさで集まっているのなら、亀頭より遥に小さい陰核の方がより強く感じる。元が一緒だからクリトリスもペニスと同じ様に性的に興奮すると勃起する」

 性に初心な千恵は目を見張るが、宏は黙って頷く。
 ライトHノベルや官能小説、その他諸々で学習済みなのだ。

「……でも、最大限に興奮すると今度は逆に引っ込む。だからイク瞬間は包皮の奥に在るわけ。この時、直接クリトリスに触れなくても包皮の上からでも充分に感じる事は出来る」

 これには宏も知らなかった様で、しきりに感心している。
 一方、晶は千恵に勃起肉を向け、優の説明に合せて指を亀頭や鈴口に這わし、千恵の熱い視線を誘う。
 指の這い回る感触にビクッ、ビクッ、と勃起肉が嬉しそうに暴れ回る。
 千恵と若菜の美姉妹(しまい)は優の説明になかば聞き惚れているが、宏はその実、半分も聞いてない。
 背中には優の乳首のコリッ、とした感触、目の前には開かれた若菜の濡れたピンクの秘唇、勃起肉から伝わる晶の刺激に、気もそぞろなのだ。
 先走り液はダラダラと溢れて晶の手を濡らし、早く射精(だ)したいと茎が訴えている。

「……あとはお姉ちゃんが見せた通り、ここが膣前庭(ちつぜんてい)。小陰唇に囲まれたクリトリスと膣口の間の部分ね。その下が膣口。膣とも言うけど、それは膣内(なか)まで含めた言い方。膣口と肛門の間が会陰(えいん)。俗に『蟻の門渡り』とも言う。その下が肛門。これはヒロクンにもあるから判るよね」

 優が解説する度に晶の指が玉袋の下から肛門の間を這い回り、宏はこのままイきそうになってしまう。
 優は自分の熱い息を宏の耳に吹き付けると更に胸を背中に密着させ、勃起している乳首を擦り付けて来る。
 そして人差し指と親指で長さを測る仕種をする。

「……ここの長さ、膣口を中心にクリトリスまでと肛門まで、どちらが長いかで、女の上付き、下付き、って言われている。膣口からクリトリスまでの長さが肛門までより短ければ上付き、膣口と肛門の方が短ければ下付き、って事ね。俗説だけど。ヒロクン知ってた? 若菜さんや千恵さんも」

 三人はそろってブンブンと首を横に振る。

「……上付きの女は正常位とかの仰向けの体位が繋がり易く、下付きの女は後背位とかの男に背中を向ける体位が繋がり易い、って昔は言われていたけど、実際そんなに大差はない。気持ちの問題」

 三人はそろってコクコクと首を縦に振る。
 優は最後に、若菜の希望に応える。

「……ヒロクン、ほら、ここ。膣口の少し奥に、膣口を囲んでいる襞状のものがあるの、判る? これが処女膜」

「あっ!? あは~~んっ♪」

 優が若菜の処女膜を指し示した瞬間、若菜は大きな吐息を洩らした。
 宏に処女膜を見せると言う願いが遂に叶ったのだ。
 宏は顔を近づけると、若菜の秘裂から立ち昇る熱と愛液の香りを顔面に受ける。

「こ、こんな小さい所に、これが入るのか!?」

 本気汁で濡れた若菜の処女膜には、小指一本が通るかどうかという位の穴しか見えない。
 宏は穴の大きさと亀頭の太さを思わず比べてしまう。
 どう見ても処女穴の十数倍もある亀頭の太さが通るとは思えない。
 優はドロドロに濡れている処女穴を指差しながら女の神秘を教えてくれる。

「……大丈夫♪ ヒロクンの亀頭が若菜さんの処女膜を破って、ちゃんと膣に挿入され(はい)る様になっている」

 優は若菜の想いを口にすると左手の親指と人差し指で輪を作り、右手の人差し指でその輪の中を通す動きをする。

「ああああ~っ! 宏ちゃんのおちんちんが私の処女膜、破く~~~♥」

 若菜は優の台詞に反応し、イメージだけで喜び、身体を震わせて悶えている。
 優は話しを戻し、続ける。

「……処女膜の形もいろいろある。ドーナツ状だったり小さい穴が幾つか開いていたり。これも女性(ひと)それぞれ。だけど、激しい運動している女性(ひと)は、処女膜が運動によって破れたり磨り減ったりする事が多い。特に乗馬とか。跨いで乗るでしょ?」

 優は身体を上下に揺すって見せると背中に当たる乳首もコロコロと上下に擦れ、宏のペニスもビクン、ビクン、と上下に揺れる。

「……だからヒロクン、処女膜が無いからって、破瓜の血が流れずに痛がらなかったからといって、既に男を知っているとは限らない。『処女』っていうのは、膣にペニスを受け入れた事の無い女を指す言葉。処女膜の有り無しで性交経験を判断する事では、決して無い。これだけは覚えておいてね」

 優は宏の目を見ながら、真摯に語り掛ける。
 宏が優の優しい目を見つめ、コクン、と頷くと、優は苦笑いを浮かべ、こんな娘(こ)もいるの、と前置きして話す。

「……たまにだけど、オナニーで処女膜を自ら破く女の子がいたりレズ同士で処女膜を散らす娘もいる。指とか、バイブとか、ディルドーとか使ってね」

 優は宏に流し目をくれると、艶っぽい声で話しを締める。

「……ボク達はみんなちゃんと処女膜付いているから、あとでヒロクンのペニスで破ってね♥ 指はダメ♪」

 優は宏の頬にチュッ、とキスをくれると背中から離れる。
 宏は最後の方でチラッ、と何か凄い事を言われた気もしたが、敢えて無視する。
 気にした途端に晶の手の中で暴発するのが目に見えているからだ。
 千恵は優の最後の台詞に赤面し、俯いてモジモジと無意識に太股を擦り合わせている。
 晶もそれまで握っていた勃起肉をそっと放すと、指に絡みついたガマン汁を美味しそうに、目を細めて舌先で舐め取ってゆく。
 宏は背中や股間から温もりが消えた事を何だか寂しく感じてしまった。
 若菜もオシメのポーズを解き、足の間に宏を挟んだまま膝を伸ばすとそのまま脱力する。
 秘裂から大量に溢れた光る雫が、内腿とシーツを大きく濡らす。

「これで『優の実物オマンコ講座』は終りね♪ それじゃ、次は……」

 晶の目が光った様な気がしたのは、宏以下全員の気のせいだろうか。


                                             (つづく)

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ハーレムナイト(10) ハーレムナイト(10) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「さっきのお礼に千恵ちゃんをイかせてあげなさい。今度は実習よ♪」

 晶が宏をけしかける。
 千恵にイかせて貰った事と剃毛の事を指しているのだ。
 千恵と宏は思わず見つめ合い、しばし無言の時が流れる。

「「あ、あのっ!」」

 二人の声がハモると、お互いに笑い合う。

「ハハハ。千恵姉、今度は俺が千恵姉を気持ち好くさせたい♪」

「うふふ♪ うん、あたいも宏になら♪」

 宏は左腕で千恵を腕枕して横たわり、千恵は左手を宏の背中に手を回して見つめ合う。
 自然と宏の右足と千恵の左足とが絡み合い、太股同士を擦り合わせる。
 互いの瞳に互いが映り、やがて惹かれ合う様に二人は唇を求め合う。

 ちゅっ、ちゅっ、むちゅっ、んむっ、んふん……。

 唇をついばみ、舌先で唇をなぞり、唾液を交換し、舌を絡め合う。
 千恵の左手に力が篭り、吐息も荒くなる。
 宏は右腕を千恵の腰に回して優しく抱きしめ、そして驚く。
 ずっと大きな存在だった千恵姉なのに、抱きしめると両腕の中にすっぽりと収まってしまう程の小さな身体。

(この身体で若姉(わかねえ)や俺を支えてくれたのか……)

 宏は千恵が愛おしくなりギュッ、と抱きしめると、千恵は宏の首筋に顔を埋(うず)め、熱い吐息を洩らす。

「ああんっ、宏、痛いわ……。でも、気持ち好い♪」

 宏も暫くそのままの格好で抱き合ったまま、互いの鼓動と温もりを感じ合う。
 やがて宏は千恵の程よく膨らんでいるDカップ(八十四センチだ♪)の乳房に右手を這わすとプルルン、と乳房全体が震える。

「すごく……柔らかい。なのに、こんなに弾力がある♪」

「ああん、宏ぃ♪」

 千恵の甘える声に応えるように再び唇を重ね、本格的にモミモミ、プニプニ、と揉みしだく。
 下から持ち上げる様にして回転させて乳房の弾力を楽しみ、人差し指で薄ピンク色の乳輪をクルリ、クルリ、となぞると、千恵が喉の奥で喘ぎ声を洩らす。

「んん~っ、んむん~♥」

 左の乳房を執拗に捏(こ)ね回し、時折バストラインに沿って指をツツッ~、と這わせる。
 その度に千恵の身体がピクッ、ピクッ、と震え、次第に全身が桜色に色付いてくる。

「千恵姉、とっても綺麗だ」

 宏は千恵の身体を眺め、再び唇を重ねる。
 千恵も目を閉じたまま、顎を上げて積極的に舌を絡めてくる。

「ここ、こんなに尖ってる♪」

 宏の指が乳首の外周を指でなぞり、軽く乳輪に押し込むと千恵はくぐもった声をあげ、強く抱き付いて来る。
 千恵の乳首はビンビンに勃起して固く尖り、愛撫されるのを今か今かと待ち侘びていたかの様だ。
 指で軽く弾く度にプルプル震え、宏と千恵の性感を高めて行く。

「千恵姉、おっぱい吸わせて?」

 宏が唇を外して千恵にお伺いをたてると、千恵は恥しそうに、しかし嬉しそうに頷く。

 はむっ、んちゅっ、ちぅ~~っ。

 宏は右手で左の乳房を揉みしだきながら、右の乳房にかぶりつく。
 乳首を唇で挟んで吸引しながら引っ張ると、千恵の口から嬌声が上がる。

「はあんっ、ああ~~っ、ああん、あ~~~♥」

 千恵は初めての感覚に戸惑いつつも、愛する男からの熱くて甘い刺激に心が蕩けてゆく。

(宏がっ! 宏があたいのおっぱい舐めてるっ! 揉んでるぅ~~!)

 千恵の口からは艶っぽい喘ぎ声が絶え間なく漏れ始める。
 宏もそんな千恵の声をもっと聞きたくてさらに激しく愛撫する。
 左の乳房は人差し指と親指で乳首を捏ねる様にしながら上に引っ張り、伸びきった所で指を離し、今度は乳輪の中に押し込む。
 そして人差し指で上下左右に細かく弾きながら乳房全体を揉む。
 右の乳房には舌先で乳首を弾き、唇で大きく尖った乳首を扱く。
 乳輪に舌を這わせて乳首ごと唇に含んで強く吸う。
 千恵は胸からの強い刺激に翻弄され続ける。
 オナニー経験の無い処女娘が、いきなり愛しい男から激しい愛撫をされているのだ。

「あはんっ! あっ、あっ、ああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♥」

 千恵は生まれて初めての感覚に我を忘れて本能のままに声を上げ続け、やがて大きな波が千恵を襲い、全身を大きく震わせ、意識を一瞬遠のかせる。

(な、何、今の……。感覚が無くなった様な、でも心地良い感じは……)

 宏は千恵の虚ろになった大きな瞳を見つめながら囁く。

「千恵姉、軽くイったんだね。可愛かったよ♪」

(イった? ……そう、これが若菜の言っていたイク、って事なのね)

 千恵は白濁とした意識の中、心の奥底で何かが大きく溶けていくのを感じた。

「とても可愛かったよ、千恵姉、大好きだよ♪ チュッ♥」

 宏の一言が、口付が千恵の凝り固まっていた羞恥心を打ち砕くと同時に心の奥深くにあった潜在意識を掘り起こしてゆく。
 そして千恵自身、思いもしなかった台詞が無意識に口から飛び出してゆく。

「ねぇ、宏ぃ♪ 今度はあたいの処女膜見てぇ♪ 晶さんや若菜の処女膜見たんでしょ? なら、今度はあたいの番よ♪ ね、宏の手であたいのオマンコ開いて、ちゃんと見てぇ~♪」

 オナニー経験も無い、初心で純真・純情を絵に書いた様な女が、さっきまで宏の勃起したペニスを見てビビッていた女と同じ女とは到底思えない台詞に、宏以下全員が度肝を抜かれた。

(姉さん……。姉さんも宏ちゃんに甘えたかったのね……)

 若菜は複雑な心境になって姉の艶姿を眺める。
 千恵は宏の腕に抱かれ、イかされた事で、長年抑え付けていた宏に対する真の気持ちが表面に出て来たのだ。
 これまで宏や若菜のお姉ちゃんとして、リーダー的存在としての立場が足枷になり、年下の宏に素直に甘える事を許さなかった。
 ところが宏の妻という立場になり、肌を重ね、イかされた事で『姉』という足枷が解き放たれたのだ。
 千恵は膝を軽く立てて大きく足を開くと、宏の顔を剃り上げた股間に導く。

「ね、あたいのオマンコ、見て、弄って、味わってぇ♪」

 宏は千恵の豹変に驚きつつも、これも千恵姉なのだ、と素直に受け入れ、腕枕を解くと千恵の両足の間に腹這いになり、無毛となった股間に顔を寄せて柔らかそうな秘裂を舐め始める。

「ああん~~~っ♥ ああ~~~~♪」

 宏の舌先が肉付きの良い割れ目を下から上に舐め上げると、千恵は腰を震わせて快感を伝える。
 千恵の秘裂は先程の剃毛で既に濡れて光り、愛液が溢れてアヌスまで一筋流れ落ちている。
 初めて触れる女の割れ目はプニプニしててとても柔らかく、ちょっと舌先で力を入れただけでも簡単に形を変えてしまう。
 そして愛する女の秘裂から放たれる匂いと熱に、宏の理性が次第に蕩けてゆく。
 秘唇のはみ出しの無い、綺麗な割れ目を舌先が丹念になぞる。

「ああ~っ、感じるっ! 舌が、宏の舌があたいのオマンコ舐めてるぅ~♥」

 千恵は股間を宏の顔に押し付け、唇から舌を覗かせ涎を垂らし、両手で勃起した乳首を指で弄って自ら快感を貪っている。

(これがホントの姉さんの気持ち……。ごめんね、姉さん。今まで甘え過ぎたわ)

 千恵の、宏に向ける今までとは違う視線の熱さ、想いに、双子の妹として若菜は判ってしまった。
 自分の所為で姉が素直な感情を封じ込めていた事に胸が痛んだ。
 しかし、これからは違う。
 姉、妹ではなく対等な女として、宏の妻として同じ位置に付いたのだ。
 今まで感情を抑えて来た分、宏に存分に甘える事が出来るだろう。
 双子の姉妹から双子の妻へ変化した瞬間だった。

(千恵ちゃん、余程うっ積してたのかしら? いろんな意味で。 それをヒロが解き放った、って感じだけど、どう思う?)

 千恵の激変に目を丸くしていた晶は優に視線を向ける。
 こちらの双子は目線で会話をする。

(うん……。千恵さん、お姉ちゃんとして今まで自我を保って来たみたいね。だけど抱き合う事でヒロクンに甘えられる環境になった、って事だと思う)

 さすが沈着冷静な優、同じ双子として千恵の心の核心に迫っていたのだった。

「ああんっ、な、中も舐めてぇ~、いっぱい舐めて~♪」

 宏が人差し指と中指を柔らかい秘唇にあてがい、ゆっくり開いて行くと、透明な粘り気のある泉が現れた。
 中は濃いピンク色に染まり、秘唇を開いた事により膣(なか)に溜まっていた愛液がトロトロと流れ落ち、あてがった指と肛門を更にしとどに濡らす。
 小ぶりな秘唇は皺も無い綺麗なラヴィアをしていて愛液にテラテラと光り、クリトリスは米粒大の大きさで半分程、包皮からチョコン、と顔を覗かせている。
 その下に、点にしか見えないのが尿道口だろう。
 そしてその下に、膣口が見て取れる。
 宏は奥まで見ようと更に這いつくばるが、小柄な千恵の股間を見るには少々キツイ。
 そこで宏は上体を起すと胡坐を掻き、膝の間に千恵の腰を乗せ、大きく股を開かせる。
 いわゆるマングリ返しだ。

「ああっ! どっ、どう!? 見える? あたいのオマンコ、ちゃんと見える?」

 千恵は嬉しそうに自ら膝を抱え、腰を突き出して来る。
 宏は改めてパイパンになった千恵の股間を眺める。
 足を大きく開いた事で秘裂が割れ、中で秘唇が妖しく光り、クリトリスも僅かに顔を覗かせている。
 膣口からは粘り気のある液が滾々(こんこん)と溢れ、肛門に、お腹にと分れて流れ落ちてゆく。
 宏は秘裂に顔を寄せ、舌先で秘唇の縁をなぞってゆくと、千恵は大きく腰を震わせ、嬌声を上げる。

「ああ~~~~っ! いいっ、そっ、それっ、感じるぅ!」

 舐め上げる度に千恵の太股がビクビク震え、内腿が鮮やかな桃色に染まる。
 宏は拡げられたままの秘唇に唇を被せ、溢れかえっている愛液を音を立てて啜る。

 ずずずっ、くちゅっ、ぴちゃっ、ずっず~~っ。

 甘い様な、酸っぱい様な温かいジュースの味に、宏は女の愛液の味を初めて知ったのだった。

「これが千恵姉の味……すっごく美味しいよ♪」

 宏は尚もわざと大きな音を立て、秘唇を震わせるようにして溢れ続ける蜜を啜る。

「そっ、そうよっ! あたいの味よ。絶対に忘れないで♥」

 千恵は嬉し涙を浮かべ、宏に愛液を振舞う。
 やがて宏はいよいよ本日三枚目の処女膜を見ようと、今一度秘唇に指を掛ける。

「うん♪ 見てぇ~♪ あたいの処女膜、ちゃんと見てぇ~♥」

 千恵は嬉々として腰を上げ、宏は膣口の奥を見ようと秘唇を親指と人差し指で摘もうとするが、小ぶりなラヴィアな上、溢れ出る愛液でツルンッ、と滑って上手く掴めない。
 そこで人差し指から薬指までの三本の指を秘唇にあてがうと、ここまで拡がるのか、と言う所まで割り開く。

「ああっ! そっ、そんなに拡げちゃ、イヤァ~~ン♪」

 流石に処女の秘唇を大きく拡げられ、晒された事で千恵に恥じらいが戻ってくる。
 しかし、それとは裏腹に更に腰を突き出してくるではないか。
 恥らうフリをして相手を煽る、という娼婦顔負けの高等テクニックを自然と使う千恵に、晶も額に一筋の汗を垂らす。

「ぬぬっ、出来る……。おぬし、何奴! くノ一か!?」

「お姉ちゃん、それ違う」

「晶姉さん、それ違う!」

 優と若菜のツッコミが同時に炸裂した。


                                             (つづく)

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ハーレムナイト(11) ハーレムナイト(11) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「千恵姉、拡げるよ♪」

 宏は愛液でトロトロに濡れて光る秘唇を限界まで拡げ、顔を近付ける。

「うふん♪ いいわよ~、しっかり見てね♪」

 千恵は全身を紅(くれない)色に染めながら妖艶な笑みを浮かべ、嬉々として無毛になった股間を晒す。
 晶や若菜と張り合うつもりは無いものの、やはり女として、妻として同じ様に接して欲しい、と無意識に思うのは仕方ないだろう。

「どっ、どう? あたいのオマンコ、変……じゃない? 気に入ってくれる?」

 強気な態度とは裏腹に、しおらしい事を言う千恵。
 そんな千恵が愛しく、宏は返事をする代わりに態度で示す。

 ずずずっ、ぴちゃっ、れろれろ、ちぅ~~~。

「ああっ! は、激し過ぎるぅ! し、舌! 舌が激しいっ!」

 宏は口を大きく開くと秘裂全体を包むようにむしゃぶり付いたのだ。

(今こそ、官能小説やライトHノベルで学習(?)した事を実践する時が来たのだ!)

 童貞男は俄然張り切り、処女姉をクンニで攻め立てる。
 すべすべになった恥丘の剃毛跡に舌先を這わせ、唇で甘噛みし、キスマークを付ける。
 舌で会陰部からペロ~~ッ、と滴っている愛液を舐め上げ、ポチッ、としたクリトリスを弾く様にして舌を放す。

「あひっ! んふんっ、あっ、あ~~~っ」

 舌の動きに連動して千恵の喘ぎ声が上がる。
 二枚の秘唇を唇で蓋をし、止め処も無く溢れる愛液を音を立てて啜ると、酸っぱい様な、甘い様な味が口に広がる。

「美味しいよ、千恵姉の味がする♪」

「ああん、そ、そんなに吸わないでぇ~♪」

 千恵は嬉しそうに腰を小刻みに震わせ、更に愛液を溢れさせる。
 宏は存分に千恵の愛液を味わった後、唇を被せて陰核包皮ごとクリトリスを吸引する。
 すると千恵は両手を掴んでいた膝から離し、身体の両脇に大きく広げ、シーツを強く掴む。

「いひぃ~! だ、だめぇ~! そ、そこ、感じ過ぎるぅ!」

 千恵は宏の膝の上でマングリ返し姿のまま大きく腰を捩(よじ)るが、宏は抱え込んでいる千恵の太股を押え、膝から落ちない様にする。
 続いて唇で陰核包皮を剥き、さっきより大きく勃起して来たクリトリスを露出させると、そのまま舌先でレロン、と舐める。

「っ! はひぃっ! あっ、あ~~~っ!!」

 初めて受ける強い刺激に千恵は顔を左右に振り、身体全体をヒクつかせる。
 その度に、紫がかった長い黒髪が白いシーツに拡がり、紅色に染まった上体がその中で悶える。

 ぴちゃ、ぴちゃ、ぺろん、ぺろぺろ、すりすり……。

 千恵自身が大量に溢れさせている愛液で濡れ光る左右の秘唇に、宏は人差し指をそれぞれ這わせて擦り付けながら、舌先でプックリと膨れたクリトリスをネットリと攻め立てる。
 米粒大に勃起したクリトリスの根元を円を書くように舌先でなぞり、頂に向かって舌をゆっくりと這わす。
 下から上に、上から下に、時には舌先で左右にクリン、と弾いてもみる。

「あひっ! ひゃんっ! いひぃ~~~っ!」

 舌を這わす度に千恵は嬌声を上げ、宏を喜ばせる。
 今までずっとパイパンおまんこを舐める事を夢見て来た事が叶い、なおかつ女を喜ばせているのだ。
 千恵の嬌声に宏の勃起肉がビクン、ビクン、と反応し、抱えている千恵の腰を下からノックする。
 千恵も腰をノックしている熱くて硬い物が何か判ったのだろう、腰を震わせて応えてくれる。

「あはんっ♪ 宏の暴れん棒(坊)が、あたいを突(つつ)いてるぅ♥」

 嬉しそうに目を細め、宏を見つめる千恵。
 鈴口が腰に触れた所と亀頭の間に、透明で粘り気のある橋がトロ~、と架かる。
 宏はいよいよ千恵の処女膜を見ようと指をあてがい、秘唇を大きく拡げる。

「ああっ、みっ、見てっ♪ あたいの、処女の証を見てぇ♥」

 指の動きから感じ取ったのだろう、千恵は腰を迫り上げてくれる。
 宏は拡げられた秘唇の中にある膣口に目を凝らし、息を呑む。
 そこには愛液の中で薄ピンク色に光輝く、立て格子状の処女膜があった。

「こっ、これが千恵姉の処女膜♪」

 晶や若菜の処女膜とは違う、小ぶりな秘裂の、そのまた中にある可憐なツボミ。
 おそらく、千恵自身も見た事は無いであろう処女膜を、最初に見る事を許された男として宏は誇りに想った。

「どっ、どう!? あたいの処女膜見える? ちゃんと付いてる?」

「うん、バッチリ見えるよ♪ ちゃんと膜になっているよ♪」

「ああっ、うっ、嬉しいっ! 宏にあたいの処女膜見て貰えて、嬉しい♥」

 千恵は歓喜の涙を浮かべる。
 晶や若菜と同じ様に扱ってくれた事が嬉しかったのだ。
 宏は処女膜を視姦した後、引寄せられる様に舌先を伸ばし、愛液にまみれた処女膜の表面をなぞってみる。
 初めて触れる処女膜はプルン、として舌先を押し返し、柔らかい粘膜そのもの、という感触がした。
 ところが千恵は宏の舌先が処女膜に触れた途端、腰を引いて舌から逃れようとする。

「ひっ! だっ、だめっ、だめぇ~! 破かないで! まだ破っちゃイヤぁ!」

 千恵は宏の舌によって処女膜を破られると思ってしまったのだ。
 千恵には、心秘かに願っている事があった。
 それは、自分の膣内(なか)に最初に入るのは宏のペニスでなければ嫌だ、という事だ。
 指でも舌でもなく、ちゃんとした(?)宏のペニスで処女膜を破って中に入って欲しい、と昔から想っていたのだ。
 宏は顔を上げ、千恵の潤んだ瞳を見つめる。

(ゴメンね、宏。わがまま言って)

 宏は千恵の想いを瞳から受取ると、安心させる様に微笑み、クリトリス中心のクンニを再開する。
 既にズル剥けになったクリトリスを唇で軽く扱き、舌先で突(つつ)く。
 人差し指で秘唇をなぞり、愛液を辿って膣前庭から会陰部、肛門にまで指を這わす。
 指の後を唇が追い、排泄の為の穴を指と舌で嬲られる。

「はひっ! はうんっ、かはっ! うっひぃっ!!」

 激しい愛撫に千恵は呂律が廻らないほどに悶え、両手はシーツを固く握り、息も絶え絶えになってくる。
 宏は舌で秘裂を割って全体を激しく舐め続けながら両手を前に伸ばし、プルンプルン震えている乳房を搾り上げる様にして揉みしだく。
 乳房の弾力に抗うように揉みまわし、そして人差し指と親指とで乳首を捏(こ)ね回し、引っ張り、弾く。

「はひぃ~~っ!! そっ、そんな激しっっ! あっ、あ~~~~っ!」

 千恵は股間からの激しい快感と乳首からの心地良い快感が子宮に次々に集まり、大きなひとつの塊となってどんどん膨れていくのを薄っすらと感じた。

(どっ、どうにかなりそうっ! こっ、怖いっ! でも気持ちいいっ!!)

 目をギュッ、と閉じて眉間に皺を寄せ、顎を上げて涎を垂れ流しながら荒い呼吸を吐きつつも、何とか襲い来る快感に抗おうとする。
 しかし、首から下は宏から与えられる快感に素直に反応し、喜んでいる。

(こっ、このままじゃ、おっ、おかしくなっちゃうっ! 変になっちゃうぅ~!)

 無意識に右の中指を口に咥えて首を左右に振り、流されそうになる意識を保とうとする。
 優は千恵の表情からエクスタシーへの恐怖と受ける快感とで心と身体がバラケているのに気付き、耳元にそっと囁いた。

「怖がらないで、感覚に身を任せるの。自分を解放してヒロクンに委ねるの」

 千恵は霞の掛かった頭で、身を任せ、宏に委ねる、と意識した途端、子宮に集まっていた大きな塊が処女壺に向かって弾け跳んだ。

「っ!! ひあっ! あっ、あっ、あひぃぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!」

 プシャァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ。

 千恵の絶叫と共に、クンニをしていた宏の顔面に大量の熱い潮が浴びせ掛けられる。
 全身を朱色に染めて身体を引き攣らせ、腰を突き出した格好のまま固まってしまう千恵。
 内腿がピクピク痙攣し、両目をきつく閉じたまま口から涎を吹き零している。

「!! すっ、凄いっ! こっ、これが……潮吹き? 処女でも潮を吹くの!?」

 耳年増な若菜が呟くと、優が目を丸くしたまま黙って頷く。
 優は潮吹きは知っていたが、これ程大量に潮を吹くとは思わなかったのだ。
 晶は愛する男性(ひと)にクンニされ、潮を吹くまでイかされた千恵に羨ましげな視線を送る。

(いいなぁ、千恵ちゃん。敏感体質なのかしら? あたしもあそこまでイく事が出来るかしら?)

 チョッピリ不安になる晶だった。

「千恵姉、大丈夫?」

 宏が膝の上から千恵をシーツに横たわらせ、シーツで顔を拭ってから千恵の手を握り、顔を近付ける。
 千恵がゆっくりと目を開けると、大きな瞳は虚ろのまま宏を映し出す。
 暫くして瞳に色が戻った千恵が、息も絶え絶えに言葉を紡ぐ。

「はぁん、また、宏に、イかされ、ちゃったぁ~♥」

 荒い呼吸のままに言葉を絞り出す千恵の唇に、宏は軽く唇を重ねる。

「んふん♥ 宏、大好きよ♪。一生、一緒よ♥」

 イった余韻に浸りながら千恵が呟き、宏はしっかりと頷く。
 暫く見つめ合っていると、優が宏の背中から抱き付き、首に両腕を回してくる。
 背中に柔らかい丘が押し付けられ、その頂に二つのコリッ、とした感触が伝わって来る。
 宏は上体を起しながら振り返ると、優の細い腰に手を当てながら唇を合せる。

「ごめんね、優姉。最後になっちゃって」

「……ううん、いい。順番は関係無い。ヒロクンに抱かれる事が嬉しい。だから気にしないで♪」

 優は微笑むと唇を求めてくる。

「次は優姉の処女膜を見せて欲しいな♪」

「……ボクの処女膜、見せてあげる♪」

 言葉が重なり、二人は見つめ合う。

「アハハッ♪」

「クスッ♥」

 宏と優は互いに額をくっ付けて笑い合う。
 そして優は宏をシーツの上に仰向けに寝かせると、逆向きになって覆い被さる。
 女性上位のシックスナインの格好になったのだ。

「……ヒロクン、ボクのおまんこ、見て触って確かめて欲しい。処女膜が無くなる前に、ボクが処女のうちにヒロクンにボクの処女膜を確かめて欲しい♥」

 そう言う間にも宏の顔に、優の秘裂から溢れ出た愛液がトロトロ、トロトロ、と滴り落ちて来る。
 優の内腿は大量の蜜で濡れ光っており、蜜の先端は膝にまで達している。
 宏の三人へのクンニを見て優自身も興奮し、大いに濡らしてしまったのだった。


                                             (つづく)

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ハーレムナイト(12) ハーレムナイト(12) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「優姉、凄い濡れ具合だね。割れ目からこんなに滴ってるよ♪」

「……うん。ヒロクンが喜んでいるのを見て濡れたんだよ♪」

 宏は濡れた内腿に指を這わせ、流れ落ちる蜜を掬(すく)って口に含む。
 優の愛液は他の三人と違ってトロミが少なく、酸味も少なくてサラサラした感じだ。
 宏は首を持ち上げて優の無毛の股間にかぶりつこうとした時、優の方から鼻先まで腰を下げて来た。

「……ボクのおまんこも、一杯舐めて♪」

 宏は唇を寄せ、溢れ出ている大量の蜜を啜ると自然と音がでてしまう。

 ずずずっ、ぴちゃっ、ぴちゅっ、ずず~っ……。

「ああん、そんなに音立てちゃだめぇ~♪」

 優の甘い声に応えるように、舌を繰り出して張りのあるスベスベの肌触りを楽しみながら内腿に溢れ出た蜜を舐め回す。
 子猫がミルクを飲む様な音が部屋に響くと同時に、ピンク色に染まっている優の太股もピクッ、ピクッ、と痙攣する。

「優姉のおつゆ、美味しいよ♪」

「うふん♪ ……ヒロクンの好きなだけ飲んでいいんだよ♪」

 優は股間を下げ、宏の唇に秘裂を擦り付けてくる。
 宏は両手の親指を使って優の柔らかいラヴィアを拡げると、女の匂いが一段と濃くなり、熱気も伝わって来る。

「優姉のオマンコ、ドロドロに溶けてる~♪」

 秘唇を開いただけで顔の上に蜜が滴り落ち、押えている親指を伝って腕にまで滴って来る。
 濃いピンク色に光る優の秘核は完全に包皮から顔を出して熱い蜜にまみれ、大きさも米粒大の千恵より一回り大きく、グリーンピース程の若菜よりは小さい。
 皺の少ないラヴィアは興奮していても薄く、厚みをあまり感じないが、誰よりも濃い朱色に染まっている。
 宏は秘唇を指で押え付けたまま唇を寄せ、膣口に被せる様にして蜜が湧き出す泉を直接啜る。

「ああ~~っ! ヒロクン、ヒロクンッ♥」

 優は腰を小刻みに震わせ、甘えた声を洩らしながら身体全体を使って悦びを表現する。
 何しろ蜜の量が多いので啜る、と言うよりも、直接飲んでいる、と言う方が近い。
 普段は沈着冷静な優だが、宏に対しては甘々なお姉ちゃんになってしまい、特に今日は「お姉ちゃん」というより「甘えたがりの女の子」という雰囲気になっている。
 そんな優の甘えが嬉しく、宏は存分に蜜を啜るとそのまま舌先でクリトリスを舐め、弾き、突(つつ)く。

「ああんっ! 舌が、ヒロクンの舌がボクのクリちゃん舐めてるぅ~♪」

 優は一際大きく身体を震わせ、宏の腹の上に上体が崩れ落ちてしまう。
 そして無意識に目の前で上下に揺れている勃起肉を右手で握りしめた。

「ああっ! ゆっ、優姉っ!」

 宏の切羽詰った声が優を更なる快楽へ導く。
 熱く太く張り詰め、先走り液でトロトロに濡れている茎を軽く上下に扱(しご)き、左手で睾丸を包むように愛撫する。
 扱く右手は小指で茎の根元を締めつつ掌で強弱を付けながら握り、人差し指を亀頭周辺に這わす。
 掌と指を最大限に使っての愛情溢れる御奉仕に、既に二回射精したとはいえ今まで我慢して来た童貞ペニスはひとたまりもなくなる。

「ダッ、ダメだよっ!! そっ、そんなに扱いたらっ! いっ、イッちゃうよっ、優姉っ!」

 思わず叫んでしまった宏に優は手を止め、振り返って言った。

「……若いんだから、あと五~六回は平気♪」

「無理っ! 絶~~~~対、無理っ。それに何で五、六回なのさ?」

 優は指を折って数え出す。

「……今、一回ボクが飲むでしょ? そのあと四回、お姉ちゃん、千恵さん、若菜さん、ボクの膣内(なか)にそれぞれ一回は射精するでしょ。これで五回。そのあと……」

「だ~~~~~っ!! ちょっ、ちょっと待ったぁ~~!! 幾ら何でも多過ぎだって! いつもは三回が限度……っ!」

 宏はあわてて口を閉ざすが、時既に遅し。
 二人のやり取りを聴いていた若菜と晶、更に千恵までもが詰め寄って来た。

「宏ちゃん~、オナニーの時三回射精(だ)してるの!? だったら頑張れば倍の六回位は平気だよぉ~。勃たなくなっても、私が勃たせてあげる~♪」

「ヒロ、四人の妻を娶(めと)るなら、一晩で最低でも六回は射精(だ)しなさい。それが夫としての義務よ♪」

「宏、若いモンね~。大丈夫よ、精の付く物、一杯食べさせてあげるから♪」

「……ヒロクン、だからあと最低でも四回は射精し(ださ)ないと♪」

 若菜が目を爛々と輝かせてそら恐ろしい事を言い、晶が目を細めてニヤリと笑い、千恵が頬を染め、優が「だから言ったでしょ」と言わんばかりの目を向けて来る。

「そ、そんな~」

 宏は女郎蜘蛛を思い浮かべ、交尾の後にメスに喰われるオスの心境が判った様な気がした。
 正に精を搾り取られて喰われるのだ。
 宏は小さな、誰にも気付かれない程の小さな溜息を付くと、目の前の処女壺に狙いを定める。

「だったら、俺が逆に喰ってやる!」

 それは開き直った男の決意の現れの闘志に代わっていた。


                                             (つづく)

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ハーレムナイト(13) ハーレムナイト(13) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 宏は優の濡れて光っている秘唇にそれぞれ指を二本あてがうと目一杯拡げ、膣口の中にある処女膜をじっくりと観察する。
 優の処女膜は溢れかえる蜜の中で薄ピンク色に輝き、真ん中に親指が通るかどうか位の穴が空いている。
 じっと見ていると粘膜の膜がプルプルと震え、処女穴からは熱い蜜がトロトロ湧き出して来る。

「優姉の処女膜、ちゃんと見たよ♪」

 本日四枚目の処女膜を見た宏は、円形の処女膜をなぞる様に舌を這わせる。
 すると優は内腿を震わせ、蕩け切った声を上げて太股で宏の顔をギュッ、と挟み込んで来る。

「ああんっ♪ 嬉しいっ! ボクの処女膜、ヒロクンに舐められてるぅ~♥」

 優が先走り液でドロドロになっている勃起肉を扱き出すと、たちまちビクン、ビクン、と痙攣し、亀頭が大きく膨らんでくる。
 射精直前の状態だ。

「はうっ、ゆっ、優姉っ! し、扱いちゃダメッ! すぐイッちゃうっ!!」

 これまで四人の処女膜を見て燻っていた宏の性感が、優からの刺激で爆発的に膨らみ、弾け様としている。
 宏は気を紛らわす為に無我夢中で優の無毛の股間にかぶり付き、舌で縦横無尽に秘唇の中を舐め回す。
 垂れ流し状態の愛液を啜りながら陰核包皮を口に含んで強く吸引し、しゃぶっているうちに自然と包皮が剥けたクリトリスを舌先で上下左右に弾き、甘噛みする。

「はあんっ、いいっ! それっ、いいのっ! クリトリス感じるぅ!」

 優は四つん這いのまま大きく背中を反らし、顔を上気させ、全身を震わせて快感を表す。
 宏は悶える優の姿に気を良くし、もっと悶えさせようとラヴィアを唇で挟んで引っ張り、鼻の頭で肛門を突(つつ)いて刺激する。

「あうっ! お尻っ、お尻触っちゃイヤァ! そこ、触っちゃダメぇ!」

 処女なのに排泄の為だけの器官を弄られ、全身を真っ赤に染めるとイヤイヤと首を振り、羞恥にまみれてしまう。
 宏が大きく鼻から息を吸い込むと、いつも宏が使っているボディーシャンプーの香りがした。
 さっき剃毛した時に使ったかと思うと、宏もクンニに燃えてくる。

「優姉、まだまだ、これからだよ♪」

 宏は鼻を菊座にあてがったまま舌を伸ばし、膣口から処女膜、尿道口までを舐(ねぶ)り回す。
 舌が触れる度に優は喘ぎ、ヒクつくと、その震えが太股で挟んでいる頬にまで伝わって来る。

「あんっ! あはんっ、あっあ~~~っ!」

 ライトHノベルや官能小説からの受け売りでは無く、本能に任せて舌を蠢かせ、優を追い込んで行く。
 優も嬌声をあげながら無意識に右手で茎(みき)を扱き、人差し指と親指でカリ首を擦り上げる。
 そして指を這わせて鈴口や亀頭の裏側を刺激し、同時に左の掌で転がす様に陰嚢を弄びながら小指を会陰部から肛門まで這わせる。
 すると大きく反り返った勃起肉がビクビク震え、大量のガマン汁が優の指をベットリと濡らしてゆく。

「ああっ、ゆっ、優姉っ!」

 宏は肛門に力を入れて暴発を防ぐと、狙いをクリトリスに定めて重点的に攻め立てる。
 完全勃起してコリコリしているクリトリスを、優の愛液と自分の唾液でまみれた舌先で存分に弾く。

「あっ! あっ! はあんっ! あ~~~~っっっ」

 処女と童貞とは到底思えない激しいシックスナインに、晶と千恵は息を呑み、無意識に太股を擦り合わせる。
 若菜も右手を自分のドロドロに濡れた秘裂にあてがい、小刻みに指と腰を動かしている。
 三人の処女娘が発するニチャッ、ネチャッ、という音が、宏と優が互いの性器を貪りあう音に重なってゆく。

「ああんっ、きっ、気持ちイイッ! ヒロクンの舌、気持ちイイッ!! イクッ、イクッ、イッちゃう~~~っ!!」

 優は宏の顔に座り込む様にして秘裂を擦り付け、涎を垂れ流しながら絶叫する。
 宏の顔は既に優の大量の蜜でベトベトに濡れ光り、グチョッ、ネチョッ、と淫靡な音が部屋中に響き渡る。

(優姉っ! 優姉っ!)

 宏は腰を突き上げ、このまま一緒にイこう、と暗に合図すると、優は手の中の硬く、熱い勃起肉にむしゃぶり付き、たっぷりと湿らせた唇で 太い茎を扱きながら強く吸引する。
 熱くて太い茎の根元を扱かれつつ亀頭が温かい口に包まれる。
 舌がカリ首を舐め回し、亀頭裏の筋が集まっている所を優が舐め上げた瞬間。
 宏は反射的に優のクリトリスを唇で強くすり潰し、三度目とは思えない量と勢いで精液を優の口の中に噴き上げる。

「ああっ!! イクッ! 優姉っ! イクッ、イク~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!」

 どびゅっ! どびゅびゅびゅびゅびゅびゅっ! どぴゅっ! どぴゅっ、どっくんっ! どくんっ、どくっ!

「っっっ!! ん~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っっ!!」

 優は咥えたペニスが大きく膨らみ、弾けると同時に、クリトリスからの激烈な刺激に頭の中が真っ白になり、全身を硬直させてイってしまう。
 更には宏の熱くて濃い精液が喉の奥に打ち込まれる感覚に、射精する度にヒク付くペニスの震えが唇に伝わる感覚に、続け様にイってしまう。

「んっ! んっ、んっ、ん~~~~~~~~~~~~~っ!!」

 童貞ペニスを頬張り、大量のザーメンを注ぎ込まれながら何度もアクメに達する処女娘。
 白くきめ細やかな肌は鮮やかな朱色に染まり、小刻みに痙攣している。
 尚も噴き出している粘り気の強い精液を躊躇う事無く美味しそうに啜り、全て飲み干してゆく。
 宏は最後の一滴まで吸い尽くされる快感に打ち震え、優の腰をきつく抱き締める。

「ああっ!優姉っ、優姉ぇ!」

 ――ヒロクンの声がくすぐったい。愛おしいヒロクンの、七年振りに味わう精液の味がこんなにも美味しかったなんて――

 優は顔を上げ、咥えていたペニスをズルリ、と放した所で意識が遠退いてくる。
 そのまま四肢から力が抜け、宏の上に崩れ落ちると股間を晒したまま気を失ってしまう。
 宏は射精の余韻に浸りながら、身体に掛かる温かくて丸みのある柔らかい身体と、心地好い重さに酔いしれる。
 目の前には愛液にまみれた秘唇が大きく開き、膣口の中の処女膜まで覗いている。
 時折ピクッ、ピクッ、とラヴィアが震え、膣内に残っていた愛液がトロリと流れ落ちる。
 そしてズル剥けになって完全勃起していたクリトリスも、今は包皮に包まれて直接見る事が出来ない。

(優姉の言った通りだ。イク直前やイった後はクリトリスって包皮の奥にあるんだな~)

 宏は優の講義で『クリトリスは興奮すると奥に引っ込むの。イク瞬間は包皮の奥に在るのよ』と言っていた事を思い出し、先ほどのクンニに当てはめてみる。
 クンニの最中は確かに顔を覗かせていたクリトリスが、イク直前には包皮の奥に隠れていた。
 だから無理矢理吸って引っ張り出し、一緒にイこうとして思わず唇に咥えたのだ。
 宏がボンヤリと物思いに耽っていた時、優が意識を取り戻した。

「優姉、大丈夫?」

 優は返事をする代わりにノロノロと横にコロン、と転がり、布団の上に仰向けになって宏に視線を合わせて呟いた。

「……ヒロクン、凄い♪ イかされちゃったぁ♥」

 すると、今まで遠巻きに(?)見ていた女達が一斉に詰め寄ってくる。

「宏ちゃん~。もう切ないよぅ。今度こそ、最後まで私を抱いてぇ~♥」

 若菜が自分の股間を弄(もてあそ)びながら、切れ長の目で流し目をくれながら訴えてくる。

「ヒロ、あたしはいつでもOKよ♥」

 晶が潤んだ瞳を向けながら膝をずらし、ドロドロに濡れている股間を見せ付けて来る。

「宏ぃ、お、お願い……♥」

 千恵が内股を擦り合わせてモジモジしながら、上目遣いに見つめて来る。

「みんな……。うん、判ったよ♪」

 宏はその場に膝立ちになりると、臍まで届こうかという勢いのペニスを処女娘達に見せ付ける。
 太い茎は青黒い血管を幾つも浮かび上がらせてギンギンに反り返り、プックリと膨れた亀頭の先からはタラリと、ガマン汁が垂れて来る。
 今日、既に三回射精したペニスとはとても思えない姿に、処女娘達は目を見張り、息を呑む。

「はあ~っ♥」

 誰の吐息だろうか。
 自ら慰めている若菜か、暫くお預けを食っている晶か。
 はたまた純情から脱皮した千恵か、イったばかりの優か。
 それとも全員同時に吐(つ)いた吐息だったのか。
 宏は優の唾液に濡れたままのペニスの矛先を、四人の処女娘に向けた。


                                             (つづく)

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ハーレムナイト(14) ハーレムナイト(14) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 宏は四人の処女娘に手を伸ばしかけ、ハタと考える。

(誰から抱けばいいんだ? お互い初めて同士だし、下手したら一生祟られそうだ)

 宏は膝立ちのまま固まってしまった。
 そんな宏の思惑を一瞬で嗅ぎ取った女達から一斉に声が掛る。

「宏ちゃん、宏ちゃん~! 私よ、私っ! 宏ちゃんの『初めての女』は私の処女が貰ってあげる~っ!」

 若菜が自分を指差しながら判った様な判らん様な事を言い、宏の右腕を掴んで胸に抱きしめる。
 と、そこへ晶が宏の左手を掴んで自分のDカップの胸にあてがい、手を重ねると艶っぽい仕種で誘ってくる。

「ヒロ、あの時の約束覚えてる? ヒロの童貞はあたしのモノだから、あたしが貰うまで大切に取って置きなさい、って約束を♥」

 宏にはそんな約束をした覚えは無いが、面と向かってみんなの前で「そんなの知らん」とも言えない。
 そんな事したら晶が泣いてしまう。(絶対在り得ないが)
 晶だって一人の女性なのだ。
 人前(と言っても身内だが)で恥を掻かせる訳にいかないし、泣かせる訳にもいかない。
 あの時、晶は「あたしがヒロのお嫁さんになってあげる。それまで童貞でいなさい」と言ったのだ。
 あくまで晶の一方的宣言であり、七年の間に晶の中でかなり都合良く記憶(データ)の改ざん(偽装工作)が行われたらしい。
 その時は憧れのお姉さんだった晶に「お嫁さんになってあげる」と言われてのぼせ上がったが、中学生の宏に結婚の承諾など出来る訳ないのだ。
 宏に詰め寄る妙齢の美女二人。
 どちらも自分の処女を宏の『初めての女』として捧げたくてうずうずしている。
 傍から見れば何て美味しいシチュエーションだろう。
 がしかし。

「ちょ、チョット待ったっ!! 二人とも待ってっ!」

 宏は二人を制し、考える。

(このまま欲望に任せて考え無しに抱く程俺は馬鹿でもないし、第一残された者が可哀相だ。ここから先は欲望に任せて突っ走っていい場面では無い。今後一生に係わる問題なのだ。それぞれが納得するまでは繋がる訳にいかない。では、納得する点とは何だろうか……)

 宏はしばし考え、良識派の千恵と優に助言を求めようとしてチラッ、と視線を送ったが、二人も妙に神妙な顔付きになって宏を見ている。
 千恵にしろ、優にしろ、「宏の『初めての女』になりたい」という気持ちは晶や若菜と一緒なのだ。
 晶と若菜は最初(はな)っから、自分が最初の女に選ばれる、と信じて疑わないので助言など求められない。
 千恵と優は宏の葛藤が判るからこそ、自分を最初に抱いて、とは言えずに神妙な表情になってしまうのだ。
 宏は晶と若菜から手を抜くと、ドッカと胡坐を掻いて座り込む。
 股間に枕を忘れずに置く。
 宏のマジな顔を見て晶と若菜は顔を見合わせ、軽く頷くとシーツを身体に巻いてそのまま宏の隣に横座りする。
 このままでは埒が明かないと、宏の表情から読み取ったのだ。
 意見は分かれても、そこは仲の好い女同志、すぐに休戦する。
 感情的にならず、冷静に解決策を探す態度はその辺の中高学生と違い、分別をわきまえた大人そのものだ。
 千恵と優も身体に毛布を巻いて宏の正面に座る。
 一本の童貞ペニスに筆おろし立候補者四名。
 処女娘達は互いに顔を見合わせる。

 ~どうしたらみんなが納得する形(順番)になるだろうか~

 宏は自分の考えをみんなに聞かせ、妻達の気持ちを判っている上で、あえて意見を求める。
 後々宏の脱・童貞を巡って不平不満が噴出するより、今ここで解決し、納得した方が良いと判断したのだ。
 そこで良識派の二人に聴いてみる。

「千恵姉、こういう時、何を最優先に考えたら良いと思う?」

 いきなり指名されて千恵はちょっとビックリしたが、最初に意見を求められ、嬉しくなる。

「そうね……。妻として最初に抱いて欲しいのはみんな一緒だけど、みんなを同時に抱く事は無理なのだから……そうしたら、後は宏の気持ちを最優先に考えれば良いわ。妻として夫に従うわ♪」

 千恵はスッキリとした顔を見せて微笑んでくれる。

「優姉はどう思う?」

「ん……。ボクは元々順番なんて気にしてないから最後でもいい。ヒロクンが抱いてくれるだけで嬉しいから♥ それに、日にちを置いて抱かれる訳じゃ無いから、今この時この場では、みんな同時に抱かれた、と見なしても良いと思う。ヒロクンと結ばれるのだから、十分、二十分の時間的ズレで文句を言う事も無いと思う」

 優は晶をチラッ、と見る。
 視線を受けた晶はう゛っ、となるも、そこは出来た大人の女、そこまで言われれば筆おろし欲(?)をすっぱりと断ち切り、気持ちを瞬時に切替えて宏に向かって宣言する。

「ヒロ、昔の約束とか気にしないでいいわ。今夜ヒロに抱かれれば、あたしはそれでOKだから♪」

 晶が軟化した事でみんなの視線が一斉に若菜に集まる。

「若姉はどう? やっぱり俺の童貞で処女を失いたい?」

 宏は努めて冷静に、直接的に言ってみる。

「む゛~~~~、宏ちゃん意地悪だよぉ~。私の気持ち知ってるくせにぃ~~~」

 四人の妻の中で一番の駄々っ子(に近い)の若菜は涙目になって拗ねる。

「ここで私が我を通したら、只の我が侭女になっちゃうじゃないのよ~。宏ちゃんからそんな風に見られたくないよ~。……宏ちゃんの童貞は欲しいけどぉ♥」

「あんた、いったいどっちなのよっ!」

 苦笑しながら千恵がツッ込むと、若菜は目を擦りながら渋々(?)我(が)を引っ込める。

「……判った。確かに、優姉さんの言う通りだと思う。細かい順番は気にしない。宏ちゃんと一つになる事だけ考える」

 宏は黙って手を差し伸べ、瞳に浮かぶ涙を親指で拭ってあげると、若菜は頬を掌に擦り付ける様にして甘えて来る。

「ふふっ♪ これではどちらが年上か判らないわね~」

「……若菜さん、甘え上手だから。ボクには、とてもそこまで真似出来ない」

 千恵がからかいを含んだ声で茶化し、優が羨ましそうに応える。

「ま、これで問題は全て解決した、ってトコかしら? ね、ヒロ。良かったわね~、後腐れ無く抱けるわよ♪」

 サバサバした表情の晶が笑顔を向けてくる。
 晶も他の妻達を押し退けてまで宏と結ばれ様とは考えていなかったのだ。

「後腐れって、晶姉っ、俺はそんないい加減な気持ちで……んむっ!」

 顔を寄せた晶の唇が宏の言葉を塞ぐ。
 晶の舌が宏の唇を割って侵入し、宏の舌を舐(ねぶ)りつくす。

「判っているわよ。ヒロがみんなを大切に想うからこそ、童貞喪失相手で悩んだ事位ね♪」

 晶は煌く瞳を向けて微笑む。

「……そう。いい加減で適当な男なら、後先考えずに挿れる事しか考えないし、相手の気持ちも考えない。ヒロクンは自分の欲望よりも、ボク達の事を真っ先に考えてくれた。だから嬉しい。だからボク達も順番を気にしない♥」

 優が宏の左手を両手で握りながら頷いてくれる。

「そんな宏だから好きになったんだし、抱かれたい、って思うのよ。そしてそんな男性(ひと)を選んだ自分が誇らしいのよ♪」

 千恵が宏の右の掌を自分の頬に当てる。

「宏ちゃん~、ごめんね、我が侭言って。これからは宏ちゃんを困らせる様な事はしないからね~。ちゃんとした奥さんになるからね~♥」

 若菜が首に抱きついて耳元で囁いてくれる。

「みんな……。判って貰えて嬉しいよ、ありがとう。……みんな、愛してるよ♥」

 宏の台詞に女達が沸き、同時に身体を寄せて頬に、額に、首筋にキスの嵐を降らせる。
 そして抱き付いた女達によって大の字に寝かされ、股間の枕が退けられる。

「わっ、わ~~~っ! なっ、何をっ……」

 右腕に跨っているのは若菜。
 左腕に跨っているのは晶。
 右腿に跨っているのは千恵。
 左腿に跨っているのは優。
 四人の妻は代わる代わる顔を寄せては夫の唇にタッチアンドゴーを繰返してゆくのだった。


                                             (つづく)

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ハーレムナイト(15) ハーレムナイト(15) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 四肢の上に処女娘達に乗っかられた宏は身動き出来なくなった。
 女達は無毛の股間を擦り付けながら上体を倒し、小さく縮んでいるペニスを仲良くひと口ずつ含んでゆく。

「うふふ♪ 宏ちゃんのおちんちん、小っちゃくてカワイイ~ッ!」

 若菜が切れ長の目を細めて亀頭を咥え、舌先で鈴口を突(つつ)く。

「ヒロ、いつもの元気はどうしたのかな~♪」

 晶が微笑みながら玉袋をヤワヤワと揉み、亀頭にキスをする。

「……ヒロクン、ボク達が大きくしてあげる♪」

 上気した顔で優が舌先を裏筋の根元から這わせ、カリ首を舐める。

「宏の普段の姿って、こうなのね~♪」

 大きな瞳を煌かせた千恵が右手で弄びながら、ヒクつくペニスをパクッ、と根元まで咥えて吸引する。
 シリアスな展開に大人しくなっていた宏のペニスが四人の女達に代わる代わる舐(ねぶ)られ、唾液に濡れ、次第に血液が集まって来る。

「ああっ♪」

 宏は四種類の刺激に千恵の口の中で勃起させ始める。

(んふっ♪ 大っきくなって来た~っ♥)

 千恵は口の中で膨らんで伸びて来るペニスに嬉しくなる。

(ああん、あたいの口で感じてくれたのね♪)

 ところが見た目に騙されて油断していた千恵は、あっという間に大きく膨らんだペニスに今度は狼狽する。

(んぐっ!? なっ、何!? 口が拡げられるぅ!!)

 なにしろ宏のペニスは勃起すると千恵と若菜が握っても亀頭部分が顔を出す位の長さに加え、亀頭のカリ首はフランクフルトソーセージ並みの太さにまでなるのだ。
 その大きさにまで勃起(成長?)するペニスが根元まで咥えている時に膨らんで来たのだから堪らない。

(ふぐっ! んっ、ん~~~~~~~~~~~~っ!!)

 喉の奥が亀頭に押され、顎が外れるかと思う位に口を拡げられる。

(くっ、苦しいっ! 顎が外れちゃうっ! い、息が出来ないっ!!)

 千恵は苦悩の表情を浮かべ、涎を垂れ流しながら鼻から必死に呼吸しようとする。
 ディープスロートを知らない千恵はパニックになりかけるが、決して茎(みき)に歯を当てる事はしない。
 これが愛の力なのか、無意識にも宏を思い庇っているのだ。

「千恵姉っ、無理しないでっ!! ゆっくり吐き出してっ!」

 宏は千恵の危機感を感じ、千恵に手を伸ばそうとするが腕に若菜が乗っているので動かせない。
 千恵は宏の声にハッ、とすると涙目のままチラッ、と宏を見上げて微笑む。

(あたいは大丈夫。これ位何とも無いから続けさせて?)

 千恵は自然と喉の奥を開いて気道を開き、呼吸を確保する。
 そして太い血管が浮かぶ茎(みき)に歯を当てないように注意しながら、ゆっくりと引き抜いてゆく。
 舌が裏筋を擦る刺激にペニスがビクッ、ビクッ、と震え、鈴口から溢れ出たガマン汁が千恵の唾液と溶け合う。
 千恵の小さな口から唾液にまみれた太く、長いペニスが徐々に現れるシーンに、他の処女娘達も息を殺して見ている。
 そして亀頭を唇で挟んで舌先でカリ首をなぞってからペニスを開放した千恵は満足そうに一言。

「宏を根元から食べちゃった♥」

 一瞬静まり返る部屋。
 時計の秒針の音がやけに大きく聞こえる。
 が、次の瞬間。

「次、私っ!!」

 言うが早いか若菜が猛烈な勢いで硬く反り返ったペニスにむしゃぶりつく。
 右手で竿を起こし、根元から舐め上げて亀頭を舐り、唇を広げながら呑み込んでゆく。
 そして喉の奥まで咥え込んでモグモグする。
 太いペニスで舌を動かす隙間が無いのだ。
 しかも竿が長いので根元まで咥え込む事が出来ない。

(んんん~っ、あ゛んえ゛、あ゛んごあ゛え゛、の゛え゛あ゛んの゛お゛~~っ)

 どうやら『ああん~っ、何で、最後まで、呑めないのよ~~っ』と言っているらしい。

「ああっ、若姉! 気持ちいいっ!」

 竿全体を温かく包み込む感触に加えて喋る事で喉の奥が震え、それが亀頭に伝わって宏を悶えさせる。
 若菜が乗っている右腕からはニチャッ、ネチャッ、と音がし始め、腰が前後に揺れている。

「若菜ちゃん~? 独り占めは良くないわよ~っ」

 晶が左手を玉袋に伸ばして弄びながら、暗に「早く替わりなさいよ!」と催促する。
 若菜はゆっくりと口から引き抜き、トロンとした目を宏に向ける。

「宏ちゃん、おっきくて全部呑めなかった~♪」

 残念がっているのかどうか良く判らんコメントを残し、筒先を晶に向ける。
 晶はいきなり深く呑み込むと喉の奥で亀頭を攻め、唇で茎を締め付ける。
 続けて優が竿を横咥えから咥え込み、舌で裏筋を刺激しながら上顎で亀頭を擦り付ける。
 宏の四肢はいつの間にか温かく濡れて光る汁にまみれ、ぐちゅっ、ねちゃっ、と淫靡な音が部屋に鳴り響いている。

「ああっ、みんなっ!」

 宏は半ば強引に手足を引き抜くと、首に抱き付いていた晶を組み倒した。


                                             (つづく)

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晶~処女喪失(1) 晶~処女喪失(1) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「晶姉、俺の初めての女性(ひと)になって欲しい」

 宏は晶に覆い被さり、瞳を見つめながら想いの丈をぶつける。

「俺の童貞、貰ってくれる?」

「ヒ、ヒロ……。うんっ、うんっ!!」

 泣き笑いの表情になった晶は宏の背中に両手を回して下からギュッ、と抱き締め、頬と胸を密着させながら耳元で囁く。

「う、嬉しいわ……。あたしを……最初に選んで……くれて、あり……がとう」

 涙声になって言葉が詰まる。
 互いの瞳の中に映る自分を見つめながら、自然に唇が重なる。
 最初は擦り合わせるだけの、静かなキス。
 晶の唇はプリプリしていて触れ心地が好い。

「んっ、んふん~」

 やがて晶の舌が宏の唇をノックする。
 何もしてこない宏に焦れてきたのだ。

「あむっ、んん~~」

 宏が素直に晶の舌を受け入れると、貪る様に舌を絡ませて来る。
 宏と抱き合える事が嬉しく、肌の温もりや触れ合いが晶の安心感を引き出すのだ。

「あん、んむっ、んむ~~♥」

 宏も晶に合わせて舌を繰り出し、互いに口を蹂躙し合う。
 舌を吸い合い、甘噛みし、唾液を交換する。
 それと同時に宏は少し上体を浮かせ、右手を豊かな左胸に這わせてゆく。

「んんっ! んん~~っ」

 晶の肌理(きめ)の細かい白い肌はしっとりと潤い、手に吸い付いてくる。
 乳房全体を掌で下から持ち上げる様にし、人差し指と中指の股に乳首を挟んでやわやわと揉みしだく。
 バストは弾力に富み、揉む掌を押し返して来る。

「はあんっ、あん、はあ~~っ」

 晶は唇を外して背を反らせ、胸からの快感に悶える。
 宏は乳房を揉みながら、うなじから肩のライン、鎖骨を辿って右胸の頂へ唇を這わせる。
 白い肌は薄っすらとピンク色に色付き、細かい汗が胸の谷間に浮かんでいる。

「あはんっ! あんっ、ああ~~っ♥」

 宏が尖りつつある乳首を咥えた途端、抑え気味に喘いでいた声が一気に大きくなる。

「ああっ! いいのっ! オッパイ、感じるぅ!!」

 最後にイってからずっと晶の身体の奥で燻っていた性感が宏の愛撫で一気に噴き出す。
 宏は固く勃起した乳首を吸いながら舌先で激しく転がす。
 宏も全裸の女達、しかも全員無毛の股間を見続けてずっと燻っていたのだ。
 自然と攻撃(口撃)も激しくなる。
 片手で乳首を弾き、捏(こ)ね、バストを揉みしだきながら、もう片方の乳首を舌で舐(ねぶ)り尽くす。
 唇で扱き、弾き、そして左右のバストを入れ替えて再び口に含む。

「はあんっ! 激しいっ! 乳首痺れちゃうっ! だ、ダメェ~ッ!」

 両乳首からの強烈な刺激に晶は首を左右に振って髪を振り乱すと、白いシーツに拡がるソフトウェーブの黒髪が更に乱れ、扇状に大きく拡がる。
 宏は構わずに左手で乳首を捏ね回したまま、唇を無毛になった股間へ向ける。
 臍を過ぎると剃ったばかりの恥丘に辿り着く。
 そこは他の場所よりも一段とツルツルの肌触りになって宏を待ちわびていた。
 肉付きの良い大陰唇の為に深く、クッキリとした女の亀裂には蜜が溢れ、シーツにまで滴っている。
 秘唇は最初に見た時よりもパックリと開き、中からトクトクと蜜を垂れ流し、クリトリスも勃起して朱色の顔を半分覗かせている。

「晶姉のオマンコ、綺麗だよ♪」

 宏はそのまま舌で秘唇を割り、蜜で溢れた透明なピンク色の粘膜を縦横無尽に舐め回す。

 くちゃっ、ぴちゃっ、みちゃっ……。

「あうっ! ああっ、だめっ! つっ、強いっ、強すぎるっ~~!」

 舌先で膣口と処女膜をなぞり、そのまま舐め上げて尿道口をほじり、綿棒の先程の大きさに膨らんだクリトリスを突(つつ)く。
 舌先に感じるコリコリ感が堪らなく面白く、宏は更に激しく攻め立てる。
 すると晶の嬌声が一段と高まる。

「ひゃんっ! はうっ! ああ~~~~っ!」

 厚みの増した二枚のラヴィアを蜜で塗(まぶ)した指で上下に擦りながら、勃起してズル剥けになったクリトリスを吸い、舌先で弾き、押し込む。
 熱い蜜でふやけた指を、会陰部からヒク付いている菊座に這わし、擦り、突き、押し込む。
 クリトリスを散々舐られ、指が秘唇から肛門までを這い回る感覚に荒い息で喘ぎ、全身を捩(よじ)って悶える。
 全身は朱に近いピンクに染まり、細かい汗で覆われ、まるでローションを塗りたくった様に濡れ光っている。
 目元は赤く染まり、汗に濡れた頬にほつれ毛がまとわり付いて強烈な色香を振り撒いている。
 晶の股間は大量の蜜でドロドロに濡れ光り、甘酸っぱい香りとグチャッ、グチョッ、という淫靡な音が二人を包み込む。

「はうんっ、らめっ! らめなのぉ~! はひぃ~~~っ!」

 呂律も廻らなくなった晶は涎を垂れ流しながら叫んでしまう。
 固く尖った乳首を指で捏ねられ、舌先でクリトリスを根元から弾かれながら菊座を指で突かれれば、経験豊富な女でもたちどころに追い込まれてしまうだろう。
 ましてや晶はまだ処女なのだ。
 オナニーでは辿り着くことが出来無かった快感に翻弄され、呆気無く登り詰めてしまう。

「っ! イクッ! イクイクッ! イック~~~~~~~ッ!!」

 大きく背中をのけ反らせ、腰を浮かせた所で宏は止めを刺す。
 乳房を強く握りながら乳首を捻り潰し、クリトリスを甘噛みして蜜に濡れた菊座に指を軽く押し込む。
 瞬間、胸からの激しい刺激と股間からの熱い刺激がひとつに合わさり、溶け合って晶の中で大爆発を起す。
 目の前が真っ白になり、上下左右が判らなくなって意識が遠退く。

「っっっ! あぁあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っっっ!!!」

 宏の顔にピュピュピュッ、と温かい汁が浴びせられる。
 晶も、千恵に続いて潮を吹いたのだ。
 腰を浮かせたまま腰と内腿をピクピク震わせ、恍惚とした表情を浮べながら深い呼吸を繰り返している。
 やがてゆっくりと身体がシーツに降りると、そのまま弛緩して足を開いたまま仰向けに横たわってしまう。

「晶姉、大丈夫?」

 宏はシーツで顔を拭き、頬に口付けしてから虚ろな瞳を覗き込む。
 晶の瞳はトロンと惚け、未だにオルガスムスの余韻に浸っている。
 宏は頬に左手をあてがいながら唇を重ねる。
 舌先で唇をなぞっていると、ようやく晶に意識が戻って来る。

「あぁ、ヒロ、大好きよ、愛してるわ♥」

 晶は右手を宏の左手に重ね、蕩け切った声でキスをせがんで来る。
 フレンチキスを繰り返した所で宏は晶の瞳の奥を見つめ、お伺いを立てる。

「晶姉、俺、もう我慢出来ないよっ。晶姉とひとつになりたい! 晶姉を俺の物にしたいっ!!」

 宏の勃起肉は臍に届く勢いで大きく反り返り、青筋を幾つも浮かべた太い茎の上にはカリ首が大きく開き、プックリと張り詰めた亀頭の鈴口からは大量のガマン汁が滴って玉袋まで濡らしている。
 晶は宏の瞳を見つめ返し、微笑みながら頷く。

「いいわ、ヒロの物にして♪ あたしの処女、あげる。……来て♥」

「晶姉っ♥」

 宏は晶に口付けすると、そっと囁く。

「初めての男に選んでくれて、ありがとう。一生、大切にするよ♥」

「……うん、うんっ♥」

 嬉し涙を浮かべた晶の顔の横で、晶の右手と宏の左手が握り合う。
 四つん這いになっている宏は右手で竿を操り、亀頭で秘裂を上下になぞる。

「あんっ、ううんっ~」

「ああっ」

 晶の蜜と宏の蜜が絡み合い、ひとつになって互いの性器を一層濡らしてゆく。
 宏は少し腰を進めて秘唇を割り、熱く、ぬかるんだ泉に亀頭を馴染ませる。

「ああん、ヒロのが当たってるぅ。ヒロのオチンチン、熱いぃ♪」

 晶は再び性感を燃え上がらせる。
 晶にとって破瓜の痛みの恐怖など、宏と結ばれる嬉しさに比べたら比較にならない程小さく、無いと言っても良い。
 むしろ、宏から与えられる痛みならば喜んで享受したい、とさえ思っている。
 それに少し間が空いたが二回もイかされ、二十五歳の女盛りの熟れた肉体が疼いて疼いて仕方ないのだ。
 両足を宏のふくらはぎに絡ませ、左手を背中に回して引き寄せる。

「は……あんっ!」

 早く挿れて、と思わず言いかけてしまうが、何とか堪(こら)える。
 いくら何でもそれを口に出すのは恥しいが、無意識に腰が浮いて股間を押し付けてしまう。
 宏も鼻息を荒くしながら、晶の処女粘膜を童貞ペニスで存分に弄る。
 お互い初めて同士、初めての接触に性感を高ぶらせる。

「晶姉のオマンコ、すっごく熱くて……ヌルヌルしてる♪」

 宏は秘唇の中で亀頭を上下に擦り、晶の蜜に塗してゆく。

「はあん、ヒロも、硬くて熱くなってるわ♪」

 晶は目元が下がり、快感に、宏に、完全に身を任せ切っている。

「「あうっ!」」

 クリトリスと鈴口が擦れ合い、お互いにピクッ、としてしまう。
 感覚が鋭くなっているので、ちょっとした刺激にもすぐに反応してしまうのだ。
 宏は亀頭を左右のラヴィアに挟まれたまま下に押し下げ、熱く滑(ぬめ)って少し凹んでいる部分を捉える。
 この何ミリか先には、未だ破られていない処女膜があるのかと思うと宏は興奮に酔いしれ、勃起肉が更に膨らんで来る。
 晶の初めての男になると同時に、晶が初めての女性(ひと)になるのだ。
 晶も膣口にペニスがあてがわれた事が判ったのだろう、今一度宏の瞳を捉え、握る手に力を籠める。

「ヒロ、貴方にあたしの全てを捧げるわ。あたしの処女膜はヒロに捧げる為に今まで存在して来た、貴方だけのものよ。お願い、あたしを奪って♥」

 晶は全身で抱き付き、唇を寄せて来る。
 宏も舌を絡ませながら晶の澄んだ瞳を見つめ返す。

「晶姉、好きだよ。愛してる♥」

 宏は亀頭が膣口から外れない事を確認してから右手を竿から離し、晶の背中から手を回して左肩を抱く。

「あぁ……ヒロ……好きよ♥ 幼い頃からずっと好きだった。愛してるわ♥」

 晶が言葉を紡ぐと宏はキスで返し、瞳を見つめ合ったまま少しずつ腰を進めた。


                                             (つづく)

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