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 ライトHノベルの部屋  ライトHノベルの部屋  ライトHノベルの部屋
     ~ラブラブハーレムの世界へようこそ♪~


夜這いとお情け(5) 夜這いとお情け(5) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 頭から宏のザーメンを浴びたほのかと真奈美は優に連れられ、浴室に来ていた。
 ティッシュで拭うには余りに量が多かったし、髪にもべったりと掛かったのでシャワーで洗い流す事にしたのだ。

「勿体無いから、私が全部舐め取ってあげる~♪」

 そう言いながらほのかと真奈美に襲い掛かった若菜に千恵が裏拳を見舞った事はさておき、優はシャワーを浴び始めた二人に宏と決めた夜の約束事を説明する。

「夜のローテーション? 何だ、それ?」

 ほのかは熱いシャワーを頭から勢い良く浴びながら優に顔を向ける。
 すると学生時代から伸ばし続けた緩いウェーブの掛かった長い金髪が大きく波打ち、浴室の灯りに照らされてより濃い金色に煌めく。
 優は眩しそうに目を細め、ほのかの裸体を眺める。

(……この娘(こ)、こんなにスタイル好かったっけ? 以前より随分身体が引き締まった気がする)

 くっきり二重瞼に長い睫毛、切れ長の澄んだ碧眼に高い鼻筋、薄く引き締まったピンク色の唇、明らかに日本人とは違う目鼻立ちの整った小顔。
 若菜より少し低い身長にスラリと長い手足、抜ける様な透明感を持つ白い肌、重力に逆らう丸い双丘にピンク色の可憐な実、キュッとくびれた細いウェスト、恥丘に薄く茂る、髪と同じ色の柔らかそうな草原、上を向いた張りのある形好いヒップ……。
 晶や若菜とは違う次元の美しさに、ハーフならではのしなやかで美しい肢体に優は魅入ってしまう。
 同時に、ほのかの向こう隣でシャワーを浴びている真奈美にもついつい視線が吸い寄せられる。

(……真奈美は大学時代と、そう変わらないかな。……でも、色っぽさは増したかも)

 優は湯煙の中に浮かぶ真奈美を頭の先からつま先まで舐める様に視姦してしまう。
 日本人形の様な艶やかでストレートの黒髪は背中の半分を被い、真珠の様な輝きを宿す肌理(きめ)の細かい白い肌、整った顔立ちの中で一際目立つ、ちょっと垂れ気味だけど二重の大きな瞳。
 妻達の中では一番豊に見える双丘はプリンの様にプルプル揺れ、細く引き締まったウェストからむっちりとした太腿へ下る柔らかそうな丸みを帯びたラインと股間に煙る淡い翳りとが相まって同性から見ても物凄く艶かしい。
 優は状況を忘れて二人の裸体をまじまじと眺めてしまった。

「――優? 聞いてんのか!?」

 シャンプーの泡を盛大に頭に載せたまま、ほのかは腰に両手を当て、仁王立ちになって軽く睨む。
 優が心在らず様に見えたのだ。

「……あ、ごめん、ちょっと考え事してた。夜のローテーションって言うのは……」

 優は慌てて意識を呼び戻し、小さく微笑むと脱衣所と浴室を区切るドアに寄り掛かりながら説明を再開する。
 それは先週から始めた事、宏が曜日毎(ごと)に妻の部屋を訪れる事、妻の側から宏の部屋へ訪れる時もある事、これらはあくまで基本ラインであり、その都度当事者判断で変る事がある、といった事を判り易く話す。

「あの、つまり、その……夫婦の営み、の事ですよね?」

 真奈美が顔を赤らめ、湯煙の中から恥かしそうに上目遣いになって尋ねる。
 宏が順繰りにみんなを抱くシーンを想像し、先程目の当たりにした千恵との生々しいシーンを思い出したのだ。

「……簡単に言うとそう」

 優は頷きつつも、他人(ひと)の部屋を覗きながらオナニーする度胸はあるのに変な所で純なんだから、と思わず笑ってしまう。

「何で順番なんだ? ンなの、毎晩みんな一緒に寝れば好いじゃないか? 夫婦なんだろ?」

 ほのかは脱衣所に上がり、腰まで届く金髪をゴシゴシ拭きながら首を傾げる。
 夫婦は同じベッドで眠るのが当然だと思っているほのかは、何故、ラブラブな宏達が個々に眠る様な真似をするのか不思議で仕方無いのだ。
 真奈美も同じ疑問を持ったのか、バスタオルで身体を拭きつつ、優に顔を向けて盛んに首を縦に振っている。

「……ん、それはそうなんだけど。あとはリビングで話すから、今は服を着て」

 優は話を一旦区切ると全裸で佇む二人を残して脱衣所を出た。


     ☆     ☆     ☆


「この家に来てから最初はみんな、ヒロと一緒に寝てたんだけど……」

「毎晩十回近く、ヒロクン射精(だ)し続けていたら……」

「三週目辺りから段々と宏の食が細くなって……」

「睡眠不足も重なって宏ちゃん、最後は勃たなくなっちゃったんだよ~♪」

「そっ! それって腎虚じゃないですかっ!!」

「?? じんきょ? 何だ、それ?」

「………………」

 三人掛けのソファに腰掛けた晶、優、千恵が言葉少なく視線を泳がせ、ガラスのテーブルを挟んだソファの端に座った若菜は何故か愉しそうに話す。
 真奈美は信じられないとばかり目を剥き、正面の三人を見据えたまま声を荒げてソファから腰を浮かせ、ほのかは腎虚という言葉を初めて聞き、首を捻りながら右隣に座る真奈美を見る。
 宏は一人掛けのソファに深く腰掛け、黙ったまま番茶をずずっ、と啜る。
 宏から見て左手前から晶、優、千恵の順に座り、右側手前から若菜、真奈美、ほのかが座っているのだ。

「そ、そんな一度に絞り採ったら体調崩して当たり前ですっ! 何考えてるんですかっ!」

 真奈美は夫婦生活の話題に恥かしがるよりも、愛する宏が死に掛けた(ある意味正しい)事が余程堪えたらしく、新人妻という立場を忘れて猛然と先輩妻(小姑?)達に食って掛かる。

「……ボク達、ヒロクンと一緒に住める嬉しさに浮かれて、そこまで気が回らなかった」

「だからよ、真奈美。二度とそうならない為に、ヒロの負担を軽くする為のローテーションなのよ。流石にヒロも無尽蔵ではないし、あたし達だって時にはヒロと二人っきりになりたいもの♥」

 優は宏を見ながらすまなそうに首を竦め、晶は真奈美の怒りを静める為に穏やかな表情で話す。
 千恵もその通りと大きく頷き、若菜だけは「私は宏ちゃんの精液毎日欲しいよう♥」と口の中で呟く。

「あ……、ごめんなさい。つい……」

 我に返った真奈美はソファに縮こまる。
 宏の前で思わず熱くなってしまい、恥かしくなったのだ。
 そんな真奈美にみんなは微笑みながら「気にしてないよ♪」と目線で語り掛ける。

(真奈美さん、今日来たばっかりなのにすっかり馴染んでるな~。好かった好かった♪)

 ひとり宏が納得していると、優がローテーションの中心部分をほのかと真奈美に語り出す。

「……そんな訳で月曜は若菜さん、火曜がボクで、木曜がお姉ちゃん、金曜が千恵さんに優先権があるの。時間は二十一時から翌朝七時まで」

「部屋の襖やドアが少し開いていれば、他の人も加わっても良い、と言うサイン。完全に閉まってたら、朝まで二人っきりになりたいから遠慮して、と言うサインよ。覚えておいて♪」

「でも~、大体いつもみんな開けてるよ~♪ 途中から加わったり、最初から参加してお情け貰ったら部屋に戻ったりとかもするし~♪」

 晶に続いて若菜も説明に加わると、ほのかが首を捻りながら尋ねる。

「あのさ、さっき言ってた『腎虚』とか、今出た『お情け』って、何だ??」

「……『腎虚』は男が射精し過ぎて干乾びる事。『お情け』は女から男の元へ出向いて抱いてもらう事。夜這いの反対語」

「なるほどね~♪ 日本語って奥深いな。……で、水曜と土日は?」

 初めて聞く言葉の意味を納得したほのかは、宏と晶を交互に見ながら続けて尋ねる。

「水曜と土曜はヒロが決めるの。一人で寝る時もあれば、今日は誰それと一緒に寝ようか、って時もあるわ。誰かと寝る時は大概みんな一緒ね♪ ヒロは優しいから、みんな同時に愛してくれるの♥ 日曜は完全休養日にしてあるの。ヒロだって一人になりたい時もあるだろうし、身体も休めないとね♪ だからたとえドアが開いていても、私達は自粛してるの。」

「それに~、二人っきりになっても必ずしもセックスするとは限らないんだよ~。裸のまま抱き合って眠ったりもするの~♥ 宏ちゃんに腕枕して貰ってぇ、胸の中で眠ると~、心が満たされてすんごく幸せな気分になるの~♥」

「な、なるほど。そうなっていたんですね」

 晶の慈愛に満ちた説明や若菜の夢見心地な説明に真奈美が大きく頷く。
 と、ここまで黙って聞いていたほのかが納得いかない様に首を捻る。

「結局、宏は毎日みんなで一緒に寝てるのと変わらないんじゃないか?」

「うん、まぁそうなんだけど、ちょっと違うんだ」

 宏はやっと出番が来たとばかり話し出す。

「確かに最初の頃は四人相手に一晩で最低八回、毎日射精(だ)し続けたから体調を崩したけど、ローテーションを決めてからは一晩の相手は一人か二人だし、精を吸われる回数も半分以下に減ったから随分楽になったよ♪」

「精を吸われる……って、あたい達を淫魔みたく言わないで欲しいな」

 千恵が赤ら顔のまま頬を膨らませ、熱い視線を向けて来る。
 最後の最後でイき損ねて身体の芯に疼きが残っているのだ。
 とても二つ年上とは思えない可愛らしい仕草に、宏は思わず目尻を下げて微笑んでしまう。

「でも~、姉さんが一番宏ちゃんを激しく攻め立てるのよね~♪ 何度も何度も激しく、頂戴っ♥ 頂戴っ♥ ってね♪」

 若菜が可笑しそうにコロコロ笑いながら、無謀にも姉の痴態の一端をほのかと真奈美に暴露してしまう。
 晶と優はいつも貪欲に乱れる千恵をどんな時でも見て見ぬ振りをして来たのに、である。
 ほのかと真奈美は千恵の部屋を覗いていた時、確かに同じ事を言っていたのを思い出し、思わず赤面する。

「っっ!!」

 妹の台詞に一瞬で首から上を真っ赤に染めた千恵は無言のまま立ち上がると若菜の背後に立ち、おもむろにスリーパーホールド(首の締め技)を決める。
 若菜は声を発する間も無く、ニコ目のまま静かになる。

「フッ。邪魔者は消えたわ♪ 話を続けましょ、優さん」

 何事も無かったかの様に千恵は元の場所に座ると先を促す。
 ほのかと真奈美は背中に冷や汗を流しながら、今後二度と千恵を怒らすまいと硬く心に誓った。


     ☆     ☆     ☆


「な、なぁ。ホントにこれから……あれ、するのか?」

「あ、あの~~~、わ、私も明日の方が……その……心の準備もありますし……」

 宏の部屋に集まった妻達の中で、ほのかと真奈美は上目遣いになるとベッドの上で尻込みする。
 そんな二人に千恵がニンマリと微笑み、意地悪そうに言葉を掛ける。

「ねぇ。あたいが宏と抱き合っているの、見てたでしょ? だったらぁ、今度はあたいにも見せて欲しいな~、貴女達が宏と抱き合う所♥」

「そうね♪ 私達妻の一員となったからには、やはり平等に扱わないと♪」

「……お姉ちゃん、何だか愉しんでない?」

 千恵は相手が先輩である事もすっかり忘れ、身体の芯から湧き上がる疼きに任せて二人を追い詰める。
 晶も千恵に同調し、優も二人を止め様とはしない。
 優自身、襖のサインを最初から確認し、千恵の後に宏に抱かれるつもりで廊下に出た所で二人の覗きを発見したのだ。
 何事も無ければ宏のお情けを貰っていた筈なのにそれを邪魔され、身体に疼きが残ったままこれから静かに眠る事など到底出来やしない。

「千恵ちゃんも優もまだ宏との途中なのよ♪ だから最初は二人の身体の疼きを収めてからよ♪ 次に貴女達ね♪」

 晶の号令の元、ほのかと真奈美を残した妻達が一糸纏わぬ姿になった。


                                            (つづく)

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ほのかと真奈美(1) ほのかと真奈美(1) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 ほのかと真奈美を残して一糸纏わぬ姿になった妻達は一斉に宏ににじり寄り、服を脱がせるとそっとベッドの中央で仰向けにさせる。
 千恵と優は宏の腰の横に座り、嬉しそうに目を細めると交互に半勃ちのペニスをしゃぶり出す。

「ん……♪ 宏のオチンチン、美味しい♥」

 千恵の愛情たっぷりなご奉仕に宏は歓喜の声を上げ、完全勃起した竿の先端から先走り液を大量に吹き零す。
 晶と若菜は膝立ちになると宏の掌を股間に宛がい、蜜壷に指を導くと宏の乳首に舌先を這わせる。

「ヒロ、あたし達の事は気にしないで好いわ♥ 勝手に盛り上がるから♥」

 二人は無毛の股間を擦り付けつつ晶は耳元で甘く囁き、若菜は宏の頬に頬擦りしながら耳たぶを食む。
 今の主役は千恵と優、そして初夜を迎えたほのかと真奈美の新妻達であるとわきまえているのだ。

「「っっ! す、凄いっ!!」」

 ほのかと真奈美は目の前で繰り広げられる痴態に圧倒され、言葉が出て来ない。
 一人の男に群がる四人の全裸の女達に、二人は固唾を呑んで白い肉体が蠢く様を見つめる。

「……千恵さん、お先にどうぞ♪ ボクはこっちでするから♥」

 千恵とダブルフェラをしていた優が顔を上げ、鼻息も荒い千恵を促す。

「うん♪ それじゃ、お先に~♥」

 千恵は嬉々として宏に熱い視線を送ると熱した鉄棒の様な竿を握る。
 子宮に大量の精液を浴びる感触も好きだが、秘唇に宏が触れる瞬間も千恵は大好きなのだ。
 宏の腰を跨ぎ、張り詰めた亀頭で秘裂を何度か擦り付けてから、ゆっくり自分の膣内(なか)へと迎え挿れる。

「はぁんっ♪ 宏が……いっぱい♥ 幸せ~~~♥」

 宏の腿に両手を置き、上体を反らせて亀頭と膣壁の摩擦感を存分に味わい、熱い吐息を吐きながら腰を上下左右に振って宏を貪り尽くす。
 そんな幸せ一杯の千恵を見ながら優は宏との触れ合いに心弾ませ、千恵と向き合う形で宏の顔の上に跨る。
 既に濡れそぼっている無毛の秘裂を自ら開き、宏の鼻先に晒すと真っ赤に充血して厚みを帯びたラヴィアが宏の愛撫を待っているかの様に細かく震え出す。
 宏は鼻を近付け、芳醇な優の香りを肺一杯に吸い込む。

「優姉のオマンコ舐めるよ♥」

 わざと卑猥な言葉を投げ付けると、優の膣口からトロトロと蜜が顔に零れ落ちて来る。
 優もすっかり発情し、出来上がっていたのだ。
 宏は腰を突き上げ、亀頭の先で千恵の子宮口を突(つつ)き、カリ首で膣壁を抉りつつ、舌先で優の秘唇を触れるか触れないかと言う力加減でなぞり、秘核を極軽く弾く。
 同時に晶と若菜の蜜壷を人差し指で掻き回し、勃起した秘核を親指で捏ねながら菊門を薬指で突く事も忘れない。

「「「「はぅんっ♪ ああっ♥」」」」

 四人の口から艶っぽい声が洩れ始めたのを合図に宏は舌先に力を入れるとズル剥けとなった秘核を弾き、吸い、甘噛みし、続いて尖らせた舌先を熱く蕩けた蜜壷へ激しく突き入れ、掻き回す。
 顔を回転させながら鼻先で菊門を擦り上げると、息も絶え絶えになった優は堪らずに悲鳴を上げる。

「はっ、激しいっ! ひ、ヒロクンっ、もっと、もっとゆっくりっ……!」

 このままではあっという間にイカされそうになった優は腰を浮かせるが、宏の攻めは更に激しさを増す。

(……ヒロクン、ボク達を同時にイカせ様としてる)

 宏の心うちを読み取った優は再び腰を下ろすと左手で千恵の柔らかくも弾力のあるバストを揉みしだき、右手は千恵の秘裂に伸ばして熱い蜜の中でポッチリと硬く隆起した米粒大の可憐な紅い実を弄る。
 宏の策に乗ったのだ。
 二人掛りの攻めに千恵は立ち所に快感の大渦に巻き込まれ、身体を震わせると涎を垂らしながら大きく叫ぶ。

「きゃうぁっ! だ、ダメッ! イっちゃうっ! お豆摘んだらイっちゃうの~~~っ!!」

 新たな妻達の前で、千恵は己を隠す事無く肉の交わりを悦び、アクメの声を奏でる。
 微かに残る意識の中、千恵は左手を優の首に回して抱き寄せ、右手は優の秘裂に伸ばして宏の舌と共に勃起した秘核を攻める。

「そっ、そこはっ! ち、千恵さんっ……ぼ、ボクもっ……い、イクッ!!」

 お互いの細い指は互いの白蜜で熱くベットリと濡れ、クチャ、ニチャ、と卑猥な音が部屋に木霊する。
 千恵は宏と優から攻められ、優も千恵から返り討ちを喰らい、宏の舌で昇り詰める。
 晶と若菜も自ら胸を揉みしだき、股間を宏に委ねたままみんなに合わせてアクメを迎える。

「「「「いっ、イック~~~~ッッッ!!」」」」

 身体に残っていた疼きが全て昇華し、千恵は潮を吹きながら昇天する。
 優は満足そうな表情の千恵に優しく口付けながらそっと抱き締め、宏の横へ寝かせるとそのまま身体の向きを変えて千恵と同じ騎乗位で繋がる。
 宏の逸物は射精していないのでまだまだ元気だ。

「おっ、お願いっ! ぼっ、ボクに頂戴♥ すっ、すぐイケるからっ♪」

 頷いた宏は両手を晶と若菜から外すと優の慎ましやかな双丘を掬う様に持ち上げ、愛液で濡れてふやけた指先で堅く尖った実を転がし、腰を上下させる。
 優も宏の熱い肉棒を味わうかの様に前後左右に腰を揺すり、歓喜の声を上げながら宏に精を催促してしまう。

「うん♪ 優姉、たっぷり注いであげる♥」

 息も荒くなり、臨界点へ近付いた宏は上体を起こし、対面座位になると優の唇を奪う。
 右手でバストを揉みながら左手は背中を強く抱き締め、恥丘で優の勃起した秘核を磨り潰す様に腰を動かす。

「「ああ……二人の腰があんなに動いてる……」」

 身体から発する熱や匂いを感じる近さで宏達のセックスシーンを見ていたほのかと真奈美の身体は熱く火照り、着替えたショーツの中に突っ込んだ両手をぐっしょりと濡らす。

「はうあっ! かっ、感じるぅ~っ! ひ、ヒロクンがっ……いっぱいっ!」

 優は抱かれる心地好さと何度も迎えたアクメで呼吸がままならなくなり、次第に意識が遠退く。
 そして宏の熱い迸りを子宮に注がれた瞬間に頭の中が真っ白になって爆発し、我を失った。


                                            (つづく)

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ほのかと真奈美(2) ほのかと真奈美(2) 美姉妹といっしょ♡ 
 
「……宏ぃ」

「宏君……」

 宏と千恵、優の発する気に当てられたほのかと真奈美は身体を火照らせ、無意識に宏の名を呟く。
 二人の穿いているショーツは大量の蜜を吸い、隠すべき淡い翳りやその下に続く深い一本の縦筋をクッキリと浮かび上がらせ、肌に張り付いている。
 そんな二人に晶と若菜が背後に近寄るとそれぞれの両肩に手を置き、耳元でそっと囁いた。

「今度は貴女達の番よ♪ ヒロにお願いして御覧なさい。必ず応えてくれるわ♪」

「大丈夫♪ 宏ちゃん、優しくしてくれるよ~♪」

 二人は一瞬嬉しそうに破顔したものの、ほのかは表情を曇らせると顔を伏せてしまう。

(今度は……オレの番。オレは……オレでは……)

 ほのかは急に気後れしてしまう。
 二十五年間、誰一人として肉体を交えなかったほのかは、千恵や優の様に宏を悦ばせる自信が無かったのだ。
 普段は何事にでも楽天的なほのかでも、流石にセックスは未経験とあって二の足を踏んでしまう。
 そんなほのかの葛藤が顔に出ていたのだろう、千恵がほのかの右手をそっと握ってアドバイスする。

「ほのかさん。宏を信じて心と身体を全て任せるの。そして、宏と触れ合える喜びだけを考えるの♪」

(宏を信じて……触れ合える喜び……夢にまで見た宏との……)

 年下だけど妻として先輩である千恵の微笑みに、手から伝わる温かい温もりに、ほのかの揺らいだ心が決まる。

(ど、どうしよう。……か、身体が……動かないっ)

 真奈美も心は宏を求めてはいるものの、いざ本番となると身体が強張って言う事を聞かない。
 二十三年間守り続けた処女を捧げる時が来た事は頭では判っても、破瓜の痛みに身体が固まり、宏に対して何も出来無くなるであろう自分を恐れたのだ。

(こ、このままじゃ……宏君に嫌われちゃうっ!)

 落ち着き無く視線を泳がせる真奈美に若菜が心情を察し、ニコリと微笑んで助け舟を出す。

「あのね、宏ちゃんが与えてくれる痛みは生涯でたった一度だけ。だけどその痛みは私達の幸せな時間が始まる合図でもあるんだよ~。だからその痛みを喜ばなきゃ勿体無いよ~♪」

「最初から全てをこなす女性(ひと)なんていないわ。それに、ヒロは貴女も選び、あたし達も認めた女よ。自信を持ちなさい。だから今はヒロと一つになる事だけを考えていればいいのよ♪」

 若菜の励ましに晶が続き、不安気な真奈美に向かって微笑むと安心させる様に大きく頷く。
 真奈美は二人の言葉を何度も口の中で反芻していると、いつの間に身体の強張りが解けている事に気付く。
 上手く振舞おうとしていた余分な力が抜け、自然体でいられる様になったのだ。

(宏君と……ひとつに……♥)

 宏と見つめあいながらの合体をイメージした真奈美は首から上を真っ赤に染め、上目遣いに想い続けたたった一人の男へと視線を送る。
 鼓動はどんどん早まり、今にも口から飛び出て来そうになる。
 ほのかの潤んだ瞳も愛する一人の男に向けられ、同時に宏の優しい瞳が二人を捉えると、ほのかも真奈美も身体が独りでに動き、宏の正面で横座りの格好になる。

「……宏ぃ♥ オレの唇、宏に捧げるよ♥」

 小さく頷いた宏とほのかの顔が次第に近付き、胸の高まりで他の音が聞こえないまま、ほのかは瞳をそっと瞑る。

「ん……♥」

 柔らかく、暖かい宏の唇がほのかの薄く引き締まった唇と重なった瞬間、ほのかの心が一瞬で蕩けてゆく。
 二十五年間守り続けたファーストキスが宏に渡ってゆく感覚に涙腺が緩み、一滴の真珠が零れ落ちる。

(……宏……宏ぃ♥)

 宏は優しく親指で拭い、もう一度、今度はほのかの唇を割って舌を挿れる。
 ほのかは一瞬驚いて切れ長の瞳を開いたものの、すぐに目を閉じ、おずおずと舌で応える。
 暖かい舌が絡み合い、ほのかの四年間想い続けた尊い想いが舌を通じて宏に流れてゆく。

(ほのかさん、愛してるよ♥)

(宏~♥)

 宏の熱い想いを、ほのかは次第に慣れて来た舌の動きから感じ取り、目元を紅く染め上げる。
 愛する者とのキスがこんなにも気持ち好く、幸せに感じるとは思わなかったのだ。

「次は真奈美さんだよ♥」

 暫く舌を絡め合った宏はそっと顔を離し、真奈美を目線で呼ぶ。
 真奈美は瞳を潤ませ、ゆっくりと宏の手を握る。
 指を絡め合い、強く握るとそっと顎を上に向ける。

(あっ……宏君の顔がこんな近くにっ……は、恥ずかしいっ! ……けど、嬉しい♥)

 二十四年間、大切に取っておいたファーストキスを愛する宏に捧げられる嬉しさに涙が浮かぶ。
 四年前に出逢ってからずっと夢見て来た瞬間に、今まさに到達したのだ。

(あぁ……宏君♥ 宏君♥)

 唇が重なった瞬間、愛する人の温もりと息遣いを感じた真奈美は頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなった。
 身体は芯から熱く火照り、今にも身体中から恋の灼熱の炎が吹き出しそうになる。

「ほのかさん♥ 真奈美さん♥」

 宏は両手で二人を抱き締め、右頬にほのか、左頬に真奈美の頬を密着させ、囁いた。

「俺、出逢った時から二人の事が好きだった。まだまだ若輩だけど、俺の嫁さんになってくれて本当にありがとう♥ 一生大切にするよ♥ これからはずっと俺の傍にいて欲しい」

「「……うん、うんっ!!」」

 宏の言葉を漏らさず聞いた二人は大きく頷き、歓喜の涙を惜し気も無く流す。
 ほのかにとって、宏は日本に来てから初めて自分を一人の女性として扱ってくれた男性(ひと)だった。
 それまではハーフという好奇の目でしか見られなかった自分が、宏だけが「ほのか」として見てくれた。
 四年前に出逢ったその日から、ほのかの心の中心には常に宏がいたのだ。
 その宏が自分を欲し、必要と言ってくれている。

「宏ぃ♥ う……嬉しい……」

 ほのかの言葉は涙と一緒に流れてしまう。
 普段は豪快なほのかだが、今は恋が成就した一人の繊細な乙女なのだ。
 宏はほのかを抱く腕に力を篭める。

「ほのかさん♥」

 ほのかが流した真珠は宏の頬を伝い、シーツに淡く拡がってゆく。
 一方、真奈美にとって、宏は正に白馬に乗った王子様だった。
 四年前、困り果てて泣いていた所を助けてくれた唯一の人。
 そして何事も無かったかの様に去って行った後姿に、真奈美の心も連れ去られたのだ。
 以来、再会するまでの半年間、真奈美の心はいつも宏を追っていた。
 再会後は更に心の中に占める宏の割合が増え、大学で優や千恵から宏の話を聞く度に鼓動が早まり、顔が火照る毎日だった。
 そんな宏の温もりが、抱かれる力強さが真奈美を更に泣かせてしまう。

「……う、嬉しい♥ 宏君……大好き♥」

「真奈美さん♥」

 真奈美が流した温かい泉は宏の頬を伝い、二人の繋いだ手の上に滴り、弾けて光に変わる。
 宏は両腕に力を篭め、力一杯二人を抱き締めた。

「宏ぃ♥」

「宏君♥」

 夢にまで見た宏との抱擁に、二人はこのまま時が永遠に止まれば好いと本気で願った。


                                            (つづく)

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ほのかと真奈美(3) ほのかと真奈美(3) 美姉妹といっしょ♡ 
 
 宏の温もりを直接肌で感じ、ほのかは堪えていた感情が抑え切れなくなった。

「宏、オレの全てをお前に預けるよ。だから……宏の想いをオレに刻んでくれないか?」

 ほのかは顔を紅潮させながらブルーの瞳で熱く宏を見つめ、濡れたショーツを自ら脱ぐと一糸纏わぬ姿となってベッドに仰向けになる。

「ああっ……」

 ほのかの熱い溜息が自らの胸を焦がし、身体中が急速に火照って来る。
 思い切って全裸になったものの、好きな人の目の前で生まれたままの姿を晒す事がこんなにも恥ずかしく、度胸がいるものだとは思わなかった。
 思わず太腿同士を擦り合わせてしまう。
 すると粘着質な水音が宏の耳にまで聞こえて来た。

「ほ、ほのかさん……♥」

 宏は余りにも艶かしいほのかの肢体にゴクリと喉を鳴らしてしまう。
 腰まで届く金髪は大きく波打ち、スラリと長い手足、程好く膨らんでいる双丘、細くくびれたウェスト、股間に淡く煙る髪と同じ色の草叢……。
 宏が紅く染まった白い肢体に目が釘付けになっていると、真奈美が宏の腕を取って自分の胸に抱き締めて来た。

「宏君、私も残りの人生を宏君に委ねるね♪ だから私に証(あかし)を残して♥」

 真奈美は既に全裸となり、上目遣いになって見つめて来る。
 黒目がちな大きな瞳は潤み、真珠の様な白い肌と漆黒の髪のコントラストが目に眩しい。

「真奈美さん……♪」

 宏の呟きに真奈美は嬉しそうに頷き、宏を挟んでほのかの反対側に仰向けになると自分の全てを見せ付けるかの様に膝を立てて足を開く。

「見て、宏君♪ これが私だよ♥ 私の全てだよ♪」

 真奈美は心を開くと同時に身体も開く。
 恥ずかしさを覚えるよりも、愛する宏に自分を知って貰う嬉しさが勝ったのだ。

「真奈美さん……凄く綺麗だ♪」

 宏はほのかに勝るとも劣らない真奈美の肢体に視線が吸い寄せられる。
 漆黒のストレートロングの髪は白いシーツに扇状に広がり、仰向けになった真奈美の豊かな双丘は横に崩れる事無く上を向き、可憐なピンク色の実が大きく尖って天を突いている。
 細いウェストから大きく張り出したヒップラインへと続く丸くて柔らかそうな曲線、張り詰めた太腿。
 股間には薄っすらと草叢が茂り、その下に続く深い女の亀裂……。

「これが……真奈美さんなんだね♥」

 宏の頭の中に日本人形の様な真奈美が刻み込まれ、同時に股間の逸物がビクビクと打ち震えてしまう。
 そんな宏の反応に、ほのかは恥ずかしさよりも真奈美への対抗意識が出てしまう。

(こ、ここで後輩に遅れを取ってなるものかっ! 先に抱いて貰うのはオレだっ!)

 これまで何度となく真奈美に先を越され、今度こそは、と気合を入れ直す。
 変な所で頑固(と言うか意地っ張り)なほのかは真奈美に負けじと両膝を思い切って胸の所まで抱え上げる。
 すると秘裂から溢れた蜜が淡い草原と薄茶色の窄まりへと流れ落ちてゆく。
 熱い蜜が菊門を撫でる感触に身体を小さく震わせるが、構わずに腰を突き上げる。

「宏ぃ♥ オレはもう、準備OKだから……」

 流石に面と向かって「挿れて」とは言えず、言葉を濁してしまう。
 真奈美も大胆な割に可愛らしい態度のほのかに微笑むと両手を股間に伸ばし、所々が白蜜で光る秘唇を自らパックリと開く。

「宏君♥ 私もさっきから……。だからお願い♥」

 胡坐を掻いた宏の右には膝を抱え、男に初めて股間を晒しているほのか。
 左には処女の膣口を晒している真奈美。
 計らずも宏と千恵の痴態を覗き見し、その後千恵と優との交わりを目の当たりにした二人の股間は既に愛撫の必要さえ無い程ほぐれ、潤っていたのだ。

「「来て♥」」

 これから処女を失うとは思えない二人からの台詞に、宏の逸物はこれ以上無い位に硬く勃起し、先走りの液を吹き零しては竿を、玉袋をべっとりと光らせる。
 花に誘われる蝶の様にフラフラと腰を浮かせ、竿を掴んでほのかに近寄ると若菜から待ったが掛かった。

「宏ちゃん~、最初で最後なんだから、まずは二人の処女膜に挨拶しなきゃダメだよ~♪」

 若菜は苦笑しつつほのかを背後から抱えると正座し、優も真奈美を同じ様に抱えつつ宏にその通りと頷く。
 若菜と優は自分の胸にほのかと真奈美の背中を寄り掛からせる形を取り、顔をそれぞれの肩に乗せる。
 こうすると宏が挿って来るシーンを本人達と一緒にバッチリ拝めるのだ。

「そうよ♪ せっかくの処女だもの。結ばれる前にヒロの目にしっかりと焼き付けなさい。あたし達にした様に♪」

 晶はほのかの隣に横座りしながら、片手で自分の濡れた秘裂を開いて宏に見せ付ける。
 ほのかと真奈美は目を白黒させながら宏と晶達の会話に首を傾げる。

((処女膜に挨拶!? みんなにもした? いったい何の事??))

 様々な疑問符が顔に出たのだろう、若菜が金色の髪を梳(す)きながら説明してくれる。

「私達が宏ちゃんに処女を捧げた時に、それぞれの処女膜を見て貰ったの~♪」

「次に宏と繋がる時にはもう無いものだから、しっかりと確かめて貰ったのよ♪ ……恥ずかしかったけど♪」

 千恵が真奈美の隣に腰を下ろしながら補足すると、ほのかと真奈美は思わず納得する。

((次に宏と交わる時には無くなっている……か))

 二人は改めてこれから宏に抱かれ、乙女から女へと脱皮する瞬間を意識した。


                                            (つづく)

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ほのかと真奈美(4) ほのかと真奈美(4) 美姉妹といっしょ♡ 
「それじゃ、まずはほのかさんから♪」

 宏はほのかの左足と真奈美の右足を跨ぐ形で四つん這いになり、鼻息も荒く顔を秘裂に近付ける。
 足を開いているのに中の媚肉は殆どが亀裂の中に納まり、薄い肉片と陰核包皮だけがチラッと見えている。
 その割れ目からは甘酸っぱい処女の香りが沸き立ち、宏の欲情を殊更に煽り立てる。

「あ……、いやん。に、匂いなんて嗅ぐなよ……」

 股間に感じる生暖かい息遣いにほのかは女らしい羞恥を見せ、顔を赤らめていやいやと頭を振る。
 流石に隠すべき場所の匂いを嗅がれてしまい、普段の豪快な性格は鳴りを潜めて今ではまるで借りて来た猫の様に大人しくなっている。

(これが、ほのかさんの……匂い♪)

 宏は何度も大きく息を吸い込み、肺一杯にほのかを満たす。
 そして続け様に真奈美の開かれた秘唇にも顔を寄せる。
 二人同時に匂いを嗅ごうとしているのだ。

「真奈美さんは甘い香りがする♪」

「えっ!? い、いやぁっ! だ、だめぇ~っ!! 言葉に出さないでぇっ!」

 宏が思わず声にした瞬間、真奈美は恥ずかしさの余り身体を大きく震わせ、頭から血の気が引いて意識が遠退いてしまう。
 いくら自分から秘所を開いたとは言え、好きな男性に股間の匂いを嗅がれ、言葉にされて平気でいられる女などいない。
 宏は交互にほのかと真奈美の秘裂に顔を寄せ、たっぷりと匂いを嗅いでひとり莞爾する。

「……宏ちゃん、何だか嬉しそう。妬けちゃうな~」

 若菜が宏の股間でビクビクと脈打つ勃起肉を見ながらボソッと呟くと、晶はほのかの胸を掌に収めながら可笑しそうに微笑む。

「今のヒロインはほのかと真奈美だから我慢しなさいな♪」

「それは判ってるけど~。……いいモンっ♪ あとでたっぷり可愛がって貰おうっと♪」

 晶と若菜の会話を他所に、ほのかと真奈美は股間の匂いを嗅がれて恥ずかしい筈なのに、お腹の奥から溢れる蜜の多さに戸惑っていた。
 宏に鼻を鳴らされる度に泉の様に熱い蜜が湧き出し、処女壷を伝って外へ溢れてゆくのだ。
 膣口から蜜が噴き出す瞬間をも見られ、二人は羞恥と見られる快感に頭の中が真っ白になってしまう。

「「ああ……」」

 喘ぎとも溜息とも取れる声を洩らし、二人は自然と腰を宏に突き上げる様に浮かせていた。
 愛する者にもっと自分を知って貰いたい、と言う想いが無意識に働いたのだ。
 宏も匂いに飽き足らず、今度は処女の秘裂に指を伸ばす。

「ほのかさん、開くよ♪」

「……え!? 開く? はあんっ!」

 半ば夢うつつだったほのかは鼠蹊部を撫で上げられ、自分で触れる以上の快感が股間から脊髄を駆け抜けて頭を痺れさせる。

(ひ、宏がオレのアソコを触って……はぅああっ!!)

 宏は人差し指と中指を使い、肉付きの好い大陰唇をパックリと割り拡げる。
 ほのかの金色の若草は亀裂の周りには生えておらず、つるつるした肌触りが宏を高ぶらせ、勃起肉から先走り液を吹き零してしまう。
 充血して厚みを帯びた皺の少ない秘唇は濃い紅色に染まり、綺麗な左右対称になってほのかを形作り、宏の目を愉しませる。
 秘唇の合わせ目にはプックリと膨れた丸い秘核が可憐に息づき、蜜に塗れて敏感そうに打ち震えて宏の愛撫を今か今かと待ち侘びているかの様だ。

「ひ、宏っ! そ、そんな拡げちゃっ……! ああっ!!」

 ほのかは若菜に肩を押え付けられたまま上体を捻り、足を閉じようとするが足の間には宏の上体が陣取り、右足を晶に押えられているので足が閉じられない。

「ああっ、ほ、ほのか先輩っ! そんなに引っ張らないでぇ」

 ほのかが左足を閉じ様と動かすと真奈美の右足が大きく開かれ、真奈美は開いていた秘唇から手を離してしまう。
 宏の身体の下でほのかの左足と真奈美の右足が絡まり、互いの足首が相手の足首をガッチリとロックしている。
 ほのかが足を閉じようとすると真奈美の足が拡がり、真奈美が抵抗して閉じようとするとほのかの足が開いてしまう様になっていたのだ。

「ほら、こうしておけば、どちらも足を閉じられないでしょ♪」

 晶がニンマリと微笑むと、晶の正面に座って真奈美のムッチリとした太腿を撫でていた千恵が呆れた表情になる。

「晶さん、それでさっき二人の足を絡ませていたんですか? ……策士だわ」

「だって、あたし達だって見たいじゃない? 二人の記念となる瞬間を♪」

「……お姉ちゃん、まるで品の無いオヤジ」

 優が真奈美を後ろから抱えながら揶揄すると、晶はどこぞのお姫様の如く高笑いして誤魔化す。
 ほのかと真奈美は自分達の生涯唯一のイベントが見世物化されている事に薄々気付き、互いに顔を見合わせる。

(もしかしてオレ達、とんでもない家に嫁いだのかも)

(ホントにみんなに見られながら宏君に初めてを捧げる……の?)

 そんな二人の心中を察する事も無く、宏は宏でコトを進めてしまう。
 目の前で横たわる新妻の処女溝に心が逸っているのだ。

「ほのかさん、舐めるよ♪」

 花嫁の承諾を得る間も無く、宏はぐっしょりと濡れた秘裂に唇を寄せ、甘酸っぱい蜜を啜り始めた。


                                            (つづき)

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