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美姉妹といっしょ♡
「ほのかさん、いくよ♪」
「あ、ああ、いいぜ。さっさと終わらせちまって……はぅっ! ああっ! こ、この格好は……はっ、恥かし過ぎるっ!!」
剃刀が肌を舐める度に、両膝を抱えて仰向けになったほのかは股間を大きく晒したまま小さく腰を捩る。
宏の手が慎重にシェービングクリームと金色の繊毛を剃り落とすと羞恥に染まった朱い肌が徐々に現れて来る。
「ほのかさん、動かないで♪」
「う、動いてなんかっ……いないってっ!」
剃刀を当てる度にほのかの下腹部がピクピクと蠢き、花が開花する様に秘唇が外側へプックリと開く。
すると膣内(なか)に溜まっていた蜜が蓋が開いた事で溢れ出し、菊座を濡らしてマットへと滴り落ちてゆく。
ほのか自身は意識していないが、身体は宏の熱い息と視線に素直に反応しているのだ。
「じょ~り、じょ~り♪ あ♪ ぞ~り、ぞ~り♪ ムフフッ♪ 跡形も無くキレイキレイしましょうね~♥」
「ばっ、ばかやろーっ! ヘンな唄、歌うんじゃねぇっ!」
剃毛プレイに浮かれまくっている宏は鼻歌交じりで御機嫌だ。
ハーフ美女を剃毛出来るなんて、金輪際無いかもしれない。
(ほのかさん陰毛って、恥丘だけに生えてるから剃るのが楽で好いや~♪ ……普段から手入れしてたのかな?)
宏は恥丘に萌える金色の草原を少しずつ、丁寧に剃り上げてゆく。
白い肌に傷を付けない様に慎重に力加減を調整し、時間を掛ける。
(ワレメの両側にある産毛もちゃんと剃らないと♪ ここを剃ると、感度が上がるんだよね~♥)
鼠蹊部を押し広げ、肉付きの好い大陰唇にも剃刀を当ててゆく。
剃り跡はいつも以上に敏感になるので、クンニや結合時に多大な効果を発揮するのだ。
(ついでだ。アヌス周りも刃を当てちゃえ♪ これでシックスナインは俺の勝ち~♪)
ほのかとシックスナインをすると、いつも同時に果ててしまうのが宏には悔しかったのだ。
たまにはほのかだけをイカせたい。
そんな欲望もあり、宏はいつも以上に力の入った剃毛になってしまった。
(ああ……宏が悦んでる。あんなに瞳を輝かせて……)
性に対して極度の恥かしがり屋のほのかにとって、成り行きとは言え自ら申し出た剃毛プレイがここまで時間を掛け、恥かしいモノだとは思わなかった。
元々性毛は薄いので、一分と掛からずに剃り落とされるものだと思っていた。
それならば羞恥心を覚える前にコトが全て終わっていると踏んだのだが……フェチに取り付かれた男の執念(?)を完全に読み違えた。
宏はじっくりたっぷり視姦し、剃毛の羞恥に塗れるほのかを悦んでいる。
きっと若菜は宏とほのかの反応を見込んでの作戦指令だったに違いない。
(宏が喜ぶからって、こんな……こんな事を吹き込むなんて……若菜ちゃんの、ばかやろ~~~っ)
産毛一本残さずに剃毛され、露(あらわ)になった己の股間を見たほのかは、ニヤケつつ耳打ちする若菜に今後注意しよう、と硬く心に誓った。
一方、真奈美は興味深げに宏を眺めていた。
「宏君って、本当にパイパンフェチなんですね~。知っていたら予め剃って上げたのに……」
真奈美はほのかの両足の間で四つん這いになり、嬉々として剃刀を振るう宏が可愛く映った。
人には多少のフェチを持っている事は前から知っていたが、実際に愛する男性(ひと)のフェチを目の当たりにして嫌悪感を抱くよりも満足させてあげたい、と思ったのだ。
「何言ってんの。ヒロは自分で剃る方が何倍も悦ぶのよ。……ね、千恵ちゃん♪」
真奈美に微笑んだ晶がニコ目になって千恵に話を振る。
すると面白い様に千恵はうろたえ、顔が瞬く間に真っ赤に染まってしまう。
宏に処女を捧げた時、自ら進んで股間を晒し、剃毛させた時の事を思い出したのだ。
その時も宏は自ら秘毛を剃り落とした晶や優よりも、剃毛させてくれた千恵に今と同じ様に目を輝かせていた。
(まさか晶さんっ! こうなる事を予期して、あたいを風呂へ呼んだの!? そうなのっ!? そうなのねっ!!)
晶の悪戯っぽい瞳に確信した千恵は羞恥で溶けてしまいそうになるが、真奈美の一言でそれ所では無くなった。
「へ~~~。千恵ちゃん、大胆♪ 処女喪失よりも先に剃毛プレイを経験するなんて……実はムッツリすけべ?」
晶から詳しく聞かされた真奈美は何の衒(てら)いも無く、素直な気持ちで千恵に突っ込んだのだ。
「~~~っっ!!」
額に血管を浮かべ、涙目になった千恵の猛抗議(言い訳とも言う)は真奈美が剃毛されている間中、ずっと続けられた。
(つづく)
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美姉妹といっしょ♡
宏が浴室で剃毛プレイに浸っていた頃、台所では若菜が腕を奮って宏の為の夕食作りにいそしんでいた。
「優姉さん、お皿をお願い♪ 盛り終わった物からリビングに運んでくれる~?」
若菜は鼻歌混じりに二つのフライパンとひとつの鍋を同時に手掛け、手際好く次々と料理を仕上げてゆく。
幼い頃から台所に立っているので、流れる様な動きに全く滞りが無い。
まだ料理の段取りや味付けに自信の無い優は、若菜の無意識の動きに感心しつつサポートに回っていた。
「運び終えたら、今度はこっちをお願い~♪」
料理だけでは無く、若菜は家事全般に長けている。
それはひとえに宏の為に他ならない。
「だって、ひろしちゃんのおよめさんになるんだもん♪」
幼少の頃から常々口にし、母親から妻として家庭でするべき仕事を習って来たのだ。
高校に上がる頃には裁縫、炊事、洗濯、掃除など手際好く、いとも簡単にこなせるまでになっていた。
「若菜ちゃん、凄いわ。私なんかじゃ足元にも及ばない」
その腕前は料理教室や裁縫教室等、専門家から家事を学んで来た真奈美でさえ脱帽する程だ。
どうしてそんなに家事が上手いのか聞いた真奈美に、若菜は屈託の無い笑顔で答えた。
「そうかな~? でも、宏ちゃんの為に何でも出来る様になりたかったの~♪」
――全ては宏ちゃんの為に。
宏ちゃんの喜ぶ顔が見たいが為に――
若菜は宏が傍にいるだけで幸せだった。
声を聴けるだけで心が温かくなった。
手が触れただけで頭の中が真っ白になった。
「……宏ちゃん♥」
そんな好きで好きで堪らない宏が、妻として自分を娶ってくれた。
その宏が若菜の為に、普通ではお目に掛かれない額の口座を作ってくれた。
今までは宏の口座が全員の口座を兼ねていたが、遠慮して洋服一枚買わない妻達の為に個人専用の口座を新たに作ってくれたのだ。
「宏ちゃん、ありがとう♥」
若菜は宏の心が嬉しかった。
常に自分達の事を気に掛けてくれ、心の中に自分達の居場所が確立している事を改めて判っただけでも嬉しかった。
妻となってから毎日の様に身体を重ね、心と身体を触れ合わせる嬉しさに溺れていただけに、先を見越した宏の心根に正に天にも昇る気分になり、より強い愛情と奉仕の心を持つのはある意味当然かもしれなかった。
「~♪ るんららら~♪」
台所がミュージカル舞台になったかの様な足取りで動き回る若菜の後姿に、優はしばし見惚れる。
「宏ちゃんが喜んでくれるだけで、私は嬉しいの♪ 宏ちゃんが笑ってくれるだけで、私は報われるの♪」
数年前、満面の笑顔で話しくれた若菜の言葉を思い出したのだ。
そして今、若菜を軽やかに、そして情熱的に突き動かしているものが優にも判る。
それは自分の心の中にもあるからだ。
(もっと! もっともっと宏ちゃんの為に♥ もっともっと宏ちゃんが喜ぶ様に、私達が一緒に楽しめる様に♪)
優が宏の為に株で財産を増やした様に、若菜のバイタリティーあふれる行動の原動力がここにあった。
「はいっ、これで終わり~♪ 完成だよ~~~♪」
盛り付けを終えた若菜がにっこりと微笑む。
その曇りの無い笑顔はとても二つ年下とは思えない大人びた色気に満ち、優は眩しそうに目を細めた。
(……若菜さん、頑張ったね。……ヒロクン、幸せ者♥)
優はリビングのガラステーブルに並ぶ御馳走の数々に目を移す。
鳥の唐揚、麻婆豆腐、青椒肉絲、水餃子、炒飯に中華スープ、野菜サラダが所狭しと並び、いずれも宏の大好物だ。
「ん~~~、ぼちぼち宏ちゃん、上がって来るかな?」
若菜が壁に掛かった時計を見上げつつ呟くと、優もチラリと視線を向ける。
「そうだね。お姉ちゃん達の時間稼ぎが上手くいったみたい」
若菜は諸々の感謝の意味を篭めて今夜は宏だけの為に豪華な夕食を作ると宣言し、料理する時間を稼ぐと共に宏の欲望を満たし、満足させる為のコスプレ衣装を晶達に渡して協力して貰ったのだ。
勿論、ほのかに宏のマイフェチ情報(宏ちゃんはパイパンが好きなの♪ だからみんな剃っているんだよ~♪)を流す事も忘れなかった。
若菜がエプロンを外すと同時に、メイド服に身を包んだ晶と千恵に先導された宏がリビングに現れた。
「あ……若姉、優姉♪」
帰宅してから短時間の間に二種類のコスプレ衣装を目にしている宏はリビングで出迎えた三つ目のコスプレ姿に驚きはしなかったが、それでも艶やかな雰囲気に目を見張る。
「どう? 宏ちゃん。似合う?」
若菜は腰まで届く艶やかな漆黒の髪をそのまま背中に流して先端を白いリボンで括り、真紅のシルク地に金の糸で鳳凰が羽ばたくデザインがあしらわれた半袖タイプのロングチャイナドレスを着込んでいたのだ。
足首から切れ上がるサイドスリットは軽く腰骨の上まで達し、白い生足とドレスの紅のコントラストが匂い立つ色香を振り撒いている。
百七十五センチと言うモデル並みの身長と足の長さを誇る若菜だからこそ着られる衣装だ。
「……ヒロクン。ボクも着てみたんだけど……似合うのかな?」
一方、自信無さ気な優はシャギーにしたショートヘアはそのままに、鮮やかな蒼のシルク地に、こちらは銀の糸で鳳凰があしらわれたノースリーブで膝上までのミニチャイナドレスを着ていた。
七七センチのCカップの双丘が形好く盛り上がり、細いウェストと張りのある腰、細くて長い足に続くラインが余す所無く現れて見る者の視線を釘付けにする。
スレンダーボディーが持ち味の優に好く似合い、宏の鼻の下が自然と伸びてゆく。
優のドレスも腰までスリットが切れ上がり、二人共腰にあるべき物の影形が見えない所を見ると、ショーツすら穿いていないらしい。
「凄く似合ってるよ、若姉♥ 優姉……凄く綺麗だ♥」
宏の熱い視線と吐息が若菜をエクスタシーへと導き、優の顔を真っ赤に染めた。
(つづく)
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美姉妹といっしょ♡
宏が若菜と優のチャイナドレス姿を褒めつつ鼻の下を伸ばしていると、廊下からほのかと真奈美の足音が聞こえて来た。
二人は準備があるからと、メイド役の晶と千恵に宏のお世話を頼んで先に風呂から上がって貰っていたのだ。
(ほのかさんのメイド服って案外似合うかも♪ 金髪碧眼のネコ耳メイドさん……まるでツンデレキャラだな。……ムフッ♪)
普段は男言葉を話して威勢の好いほのかが一転、女らしくご奉仕するシーンを想像した宏は思わずニヤケてしまう。
宏はこの時まで、ほのか達もネコ耳メイド服で現れるものだと思っていた。
「やぁ、ほのかさんっ♪ 真奈美さんっ♪ 待ちわび……た……よ」
リビングに現れた二人の姿に宏の瞳は大きく開き、言葉が尻つぼみになる。
その爽やかなお色気に、しかし余りにも扇情的な姿に言葉が出て来ない。
「どっ、どうかな? オレ、こんなの着るの、初めてで……」
ほのかは自信無さ気に背中を丸めて上目遣いで宏に視線を向けるものの、まともに顔を見られない。
逆に宏からの熱い視線に全身を灼かれ、今ここで深い穴を掘って自分で入りたい気分になる。
「宏君っ♪ 似合う? これ着るの、夢だったの~♪」
一方、真奈美はその肢体を惜しげも無く見せ付け、胸を反らして堂々と立ち尽くしている。
宏の舐める様な視線を全身に浴びて快感を覚えるのか、恍惚然とした表情になっている。
二人共、露になった肩から上が真っ赤なのは風呂上りの所為だけではない筈だ。
「ほのかさん……、真奈美さん……、すっごく綺麗だ♥」
思わず宏の唇から言葉が漏れる。
その言葉は二人に活力を与えた。
「そっ、そうだろうっ! こっ、このオレ様に、似合わん服など無いっ!」
「むふふ♪ ありがと♪ 宏君♥」
しおれていた花が陽の光を浴びて元気好く咲く様に、たちまち表情が華やかに、明るくなるほのか。
片や上機嫌に足を交差させ、軽く膝を曲げてモデル立ちになって網タイツに包まれた美脚を披露する真奈美。
「二人共、凄く好く似合ってる♪」
宏は改めて二人の姿を頭の先からつま先まで、じっくりと鑑賞する。
頭の上には笹の葉状に細長く、表面外側は白い毛皮で覆われて内側はピンク色に染められている長い耳。
首元にはお決まりの白い襟、ほのかが黒色、真奈美が緑色の蝶ネクタイ。
上半身は双丘の谷間がくっきりと刻まれ、腰骨の上まで切れ上がったハイレグカットの黒いボディースーツ。
下半身は白い太腿からつま先までを満遍なく網状に覆う黒いタイツ。
腰には毛皮で出来た握り拳大の大きさの白くて丸い尻尾が小さく揺れている。
そんな二人の姿に宏は瞳を輝かせて叫んだ。
「バニーガール、最高っ♪」
☆ ☆ ☆
(どうやら上手く誤魔化せたみたいだな)
宏はチャイナドレス姿の若菜と優、ネコ耳メイドさん(尻尾付)の晶と千恵、バニーガールのほのかと真奈美から入替わり立代わり甲斐甲斐しく給仕され、目尻を下げて悦びつつも内心安堵する。
――優と二人っきりで何かをしている、何か秘密にしている――
妻達の目が宏と優に向けられ、追求される事を予想していた宏は、みんなの目を欺く隠れ蓑として、今後の行動を取り易くする為の保険として優を通じて口座を用意した。
元々、妻達にそれぞれ口座を作ってあげる機会を窺っていたのでタイミング的にも好かった。
「優姉、口座の件は出来るだけ秘密にしておいて欲しんだ。勿論、隠し通せなくなったら話しても好いから♪」
こう言って宏は自分の口座から半分の額を六人に振り分け、優に口止めを頼んだ。
宏に甘い優は快諾し、心の中でみんなに謝りつつも頑なに口を閉ざした。
すると妻達は秘密を知ろうと更に躍起になった。
(情に厚い優姉は最後まで隠し通せないだろうな)
そして案の定、みんなに泣き付かれた優は口座の件を話してしまう。
しかし、それこそ宏が望んだ筋書きだった。
隠せば隠す程、秘密にすればする程、口座の件が明るみになった時に妻達はそちらに目が行き、自分へのマークが甘くなると読んだのだ。
実際、コスプレで歓待を受けた事から判る様に若菜を始めほのかや真奈美、千恵は秘密が明らかになってすっかり安心し切っている。
優もみんなに黙って秘密を抱えて来た苦悩からようやく解放され、心の枷が取れた事に喜んで宏にまだ裏事情があることさえ気付かないでいる。
少しでもまだ何かしらの疑いを宏に持っていれば、優を始めみんなはコスプレまでして歓待しないだろう。
(よし、ここまでは順調、っと♪)
宏は仕掛けた保険が完全に機能したと確信し、右隣に座ったメイド長(晶が自分で肩書きを付けた)が注いでくれたビールを一気に呷る。
(しかし、問題はこの晶姉だな。意外と鋭い所があるから……最後まで油断出来無いや)
ネコ耳メイド姿でにこやかにお酌する晶を横目で見つつ、宏はひとり気を引締める。
ところが、シリアスな雰囲気に浸る宏を周りが許してくれない。
「宏君、あ~ん♥」
「宏ちゃん~♥ こっちも美味しいよ~♪」
「ほれっ、宏♥ 食わせてやるから口を開けろ♪」
宏の左隣に座ったバニーグリーン真奈美(緑色のタイを付けている)、正面に座るチャイナレッド若菜(紅色のドレス姿なので)とバニーブラックほのか(黒色のタイを付けている)がそれぞれ箸を持ち、代わる代わるおかずを食べさせてくれるのだ。
チャイナブルー優(蒼色のドレス姿なので)とメイド頭(がしら)千恵(晶が長なので頭にした。いずれも宏が命名)の二人は給仕役に徹している。
「あ、ありがとう……」
みんなからの好意を甘受しつつ、宏は今後の段取りを頭の片隅でシミュレートしていると右肩に手を置かれた。
「ヒロ♪ 何を考えているの?」
「晶姉っ! いや、何でも無いんだ。……みんなの格好に見とれていただけ」
振り向いた先に警戒すべき相手の顔が迫り、一瞬鼓動が跳ね上がるも顔には出さず、平静を装う。
晶の心の奥底までをも見透かす様な透き通った瞳に、宏は内心の動揺を悟られまいと必死に見つめ返す。
「……そう。なら好いの。何だかまだサプライズがあるのかと思ったから」
晶はふと微笑むと宏の唇に目にも止まらぬ速さでキスをする。
心の中を読まれたかの様な台詞に、それこそ宏は飛び上がらんばかりに驚いた。
しかしここで悟られては今までの苦労が全て水の泡になってしまう。
これからが本番なのだ。
宏は必死になって表情を取り繕う。
「うわっ! って、あっ、晶姉っ! びっくりするじゃないかっ」
手の甲を唇に宛がうと、ソファに座ったままわざと大きく仰け反ってみせる。
突然のキスに驚いた事も確かなのだ。
「ふふっ♪ あたしからちゃんとしたお礼、まだ言って無かったからね♥」
そう言いながら晶は宏の膝上に横座りすると両手を首に回し、今度は濃厚なディープキスを仕掛けて来る。
貪る様な激しいキスに宏も嬉々として応える。
どんな状況であれ、好きな女性(ひと)とのキスは嬉しいのだ。
「ンフン♪ んんっ♥」
晶の鼻から甘い声が漏れるとたちまち周りからブーイングが起き、若菜とほのかがジト目で晶を睨んで同時に叫ぶ。
「晶姉さんっ! 抜け駆け禁止~~~っ!!」
「おいおい、今夜はみんなでご奉仕するんだろ!? フライングするなよっ!」
ほのかが両手を腰に宛がいながら晶を睨むが、その瞳は笑っている。
ほのかだけでは無く、みんなの顔は一様に綻んでいる。
晶の先走る気持ちが判るのだ。
「ヒロ、今夜は『本当に』寝かさないわよ♥ 覚悟してね♪」
「宏ちゃん~、今夜のお料理の中に、精力剤がた~っぷり、混ぜてあるんだよ~♥」
「宏、明日はお仕事がお休みなんだから、夜更かししても大丈夫でしょ♥」
「宏君、スク水に着替えてあげよっか♥ それともこっちが好い?」
「宏ぃ、オレが最後まで一緒に付いててやるから、たまには全員で朝まで……なっ♥」
「……ヒロクン、骨は拾ってあげる♥」
晶に続いて若菜、千恵、真奈美、ほのか、優が頬に唇を寄せて来る。
宏は一瞬固まったものの、直ぐに大笑しながら両手を大きく広げて二人のネコ耳メイド、二人のチャイナレディー、二人のバニーガールを抱き締めた。
(つづく)
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美姉妹といっしょ♡
「ではご主人様、こちらへどうぞ♪」
賑やかで楽しい夕食を終えた宏はメイド長の晶とメイド頭の千恵に先導されて自室へと移動する。
もっとも、移動と言うよりは左右の腕をチャイナレッド若菜とバニーブラックほのかに取られ、しんがりをチャイナブルー優とバニーグリーン真奈美が務めるコスプレーヤーの一団に連行された、と言った方が近いかもしれない。
それでも腕には柔らかく弾力のある丘が押し付けられ、ほんのりと香る柑橘系の香水に気分は高まり、宏はこれから起こるであろう『ご奉仕』への期待と相まって股間にどんどん血液が集まってゆく。
「それじゃ~、脱ぎ脱ぎしましょうね~♥」
若菜が嬉しそうに切れ長の瞳を細めてズボンに手を掛けると、ベッドに載せられた宏は六人の手によってたちまち裸に剥かれてしまう。
「「「「「「まぁ♥」」」」」」
仰向けになった宏の股間にコスプレ娘達の視線が集中し、感嘆の息が漏れる。
「宏君、そんなにおっきくして……♥ もう、せっかちさんね♪」
早くも瞳を潤ませた真奈美が熱い吐息を漏らし、目元を朱く染めたほのかがごくりと唾を飲み込む。
「これって……オレ達の衣装を見たから、こんなになっているのか?」
いつもより大きくそそり勃つペニスに圧倒されて誰とも無く呟くと、若菜が得意気に胸を反らす。
「そうだよ~♪ 宏ちゃんのフェチのツボは、この私がしっかりと押えてあるからね~♥」
得意気に話す若菜に、宏は心の中で泣き声をあげる。
(何でそんなコトまで知ってるんだよ~)
顔に出たのだろう、まるで心を読んだかの様に若菜がニヤリとする。
「だって宏ちゃん、『コスプレ・ヘアヌード写真集』のネコ耳メイドとかスク水、バニーガールにチャイナ服とかのページの隅を折ってたでしょ~? だから判ったの~♪」
(……………………)
宏は若菜の観察眼の鋭さに声も出ない。
その本はとっくに処分した(古本屋に売った)のに、ちゃんと覚えていたらしい。
「あら、好いじゃない♪ 別にあたし達はフェチを否定しないし、ヒロが望むのなら時々してあげても好いわよ♪」
宏の泣き顔を見た晶が微笑みながら慰めの声を掛け、一同が大きく頷くものの、宏には何の慰めにもなっていない。
「それじゃ、始めるわよ♪ ヒロのココも、お待ちかねの様だし♥」
晶の妖艶な視線の先には臍にまで届く勢いで勃起したペニスが主(あるじ)の鼓動に合わせてビクンビクンと脈打ち、大きくエラの張った亀頭の先からは先走り液がトロトロと竿を伝って滴り落ちている。
ただでさえネコ耳メイド、バニーガール、スク水、チャイナドレスと、いずれもフェチのツボを突いた衣装なのに、更に妻達の着こなしの好さが加わってずっと興奮しっ放しだったのだ。
その上、若菜が夕食に仕込んだ精力剤も効き始めている。
「宏ちゃんは何もしなくて好いからね~。今夜は私達がた~~~っぷりと、ご奉仕してあげるんだから♥ ムフッ♪ ほらほらほら~、宏ちゃんの大好きな天然パイパンだよ~♥」
雄々しく勃起したペニスに嬉々とした若菜が宏の両足の間に膝立ちになり、チャイナドレスの裾を徐々にはだけさせて無毛のスリットを見せ付ける。
「うわっ、若姉、やっぱりショーツ、穿いてなかったんだ……」
宏の目が輝き、すべすべした陶磁器の様な白い肌、ふっくらと脂の載った柔らかい恥丘の丸みを視姦してゆく。
なだらかな丘の下に続く女だけが持ち、男の目を釘付けにする神秘の割れ目。
濃い桜色に染まり、秘裂から大きくはみ出した二枚のラヴィアの合わせ目には愛液に塗れ、グリーンピース大に勃起してズル剥けとなったクリトリス。
男を誘う様にラヴィアが開き、中の粘膜を惜しげも無く晒して蜜を垂れ流している魅惑の洞窟。
愛して止まない女性(ひと)の生々しくも淫靡な生殖器官に、宏は無性にペニスを突き立てたくなった。
「ああ……若姉っ、堪らないよっ!」
膣肉の蠢く感触を思い出したペニスが一段と大きく震え、ガマン汁が飛び散ると濃厚に匂い立つ雄のフェロモンが辺りに立ち込め、女達の理性を溶かしてゆく。
「あんた、もうそんなに濡らして……。しょうの無い娘(こ)っ」
妹の太腿に流れる幾筋もの愛液と宏の凛々しい勃起肉を目の当たりにして千恵は我慢出来なくなり、ミニのエプロンドレスを捲り上げると若菜と向き合う形で宏の顔の上に膝立ちになる。
そんな千恵に若菜が瞳を大きく見開いて叫んだ。
「あれ~~~!? 姉さんだって、もうグッチョグチョに濡らしてるじゃない~♪ しかも、いつの間にパンツ脱いでるし~♪」
「うっ、うるさいわねっ! どうせ直ぐ脱ぐんだから、穿かなかったのっ!」
生まれて初めてコスプレを体験した千恵はスク水を着た時から股間が疼いて仕方無かった。
普段とは違うシチュエーションでのセックスに期待したのも確かなのだ。
風呂上りに穿いたショーツも給仕の時には既にグッショリと塗れそぼり、気持ち悪くなってこっそりと脱ぎ捨てていた程だ。
しかしそのお陰で秘裂から流れ出た愛液は黒のニーソックスをしとどに濡らし、鈍い光沢を放って宏の目を楽しませた。
「千恵姉……♪ 千恵姉の蜜が溢れて甘酸っぱい匂いがここまで漂って来るよ♥」
嗅ぎ慣れた千恵の濃厚な匂いに宏が鼻をヒク付かせるとペニスも鼓動に合わせてビクンと脈打ち、先走り汁が止め処も無く溢れて来る。
「だめぇ! 匂い嗅いじゃ、イヤァ!」
流石に恥かしくなった千恵が鼻先から腰を動かすと白蜜が雨となって宏の顔面に降り注ぐ。
宏は唇に落ちた熱い蜜を舐め取りながら、千恵の女の部分に目を凝らした。
(つづく)
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「うわ~~~♪ 千恵姉のおまんこ、触ってないのにもうパックリ開いてるよ……。 それに、ちっちゃなクリトリスが溢れたおつゆの中で……んぐっ!」
肉付きの良い大陰唇は左右に大きく開き、紅く色付いた秘唇は花の様に丸く咲き開いて尿道口さえ晒し、米粒大のクリトリスはすっかりと顔を出して蜜の中で泳いでいる有り様だったのだ。
「ダメッ! 言っちゃヤダァ!」
自分の秘所の状態を口に出された千恵は羞恥の余り『あたいもパイパンのアソコを見せてあげる♪』と言うご奉仕精神を忘れ、宏の口を封じ様と濡れた股間を口元に密着させる。
「んぐっ、んあぁっ!!」
「ひぐっ! はぁんっ♥」
息の出来無くなった宏が慌てて顔を動かし、口を大きく開けて酸素を取り込む。
すると硬く勃起したクリトリスを宏の鼻先で擦り上げられた千恵が鼻に掛かった甘い声を洩らした。
その余りにも艶っぽい喘ぎ声に妻達一同は我に返る。
千恵と若菜の美姉妹(しまい)から漂う淫靡な姿に魅入ってしまったのだ。
「あ、ずるいっ! オレも混ぜろよっ♪」
出遅れたほのかが宏の腰の横に座ると、向かい側には激薄白スク水(速攻で新たに着替えた)姿の真奈美も腰を下ろす。
晶と優も、ほのかと真奈美の隣に腰を据えて勃起したペニスに顔を近付ける。
「それじゃ、みんなでご奉仕しましょ~♪」
「「「「「いただきま~す♪」」」」」
若菜の掛け声に、コスプレ衣装の妻達六人が灼けた様に熱い勃起肉に一斉に舌を伸ばした。
☆ ☆ ☆
ずずっ、ぴちゃっ、くちゅっ、ぴちゅっ、じゅるるるっ……。
部屋にペニスをしゃぶる音と愛液を啜る音が木霊する。
宏は目の前の秘裂に舌を這わせるが、妻達から与えられる圧倒的な快感に身体を捩らせる事しか出来無い。
「んんっ♪ 宏ちゃんのおちんちん、いつ食べても美味しい~♥」
「ひっ、宏っ! そ、そこっ! クリ、噛んじゃだめぇっ! ああっ! 舌がっ、なっ、膣内(なか)に挿って……っ♥ はひぃ! お尻の穴を舐めちゃいやぁ!」
「宏君のおちんちん、すごくおっきいっ♪ ほらほらっ、握っても指が届かないわ♥」
「ヒロ、ここがピクピク震えてるわよ? もう射精(だ)したいの? ……でも、まだまだ我慢しなさい♥」
「……ヒロクン、ボク達が呑んであげる♪ 好きな時にいっぱい射精(だ)して好いよ♥」
「宏のペニス、こんなにごっつかったっけ……? まるで灼けた鉄棒じゃん。こんな逞しいモノにオレのバージンが破られたかと思うと……♥」
六枚の舌、六つの口唇が一本の猛り狂った勃起肉を順番に、時には同時に、そしてランダムに食(は)んでゆく。
ある者は唇でカリ首を扱き、ある者は舌を竿に絡ませながら亀頭にむしゃぶり付く。
ひとりが亀頭を咥えると激しく吸引してガマン汁を吸い尽くし、ひとりはもうひとりと一緒に睾丸をひとつずつ口に含み、舌先で転がしてゆく。
誰かが亀頭を甘噛みすると三枚の舌が竿を舐め上げ、いくつもの舌先がカリ首の段差をこれでもかと攻め立てる。
竿には常に六つの温度差が生じ、六種類の蠢く舌触りが宏の臨界点をあっという間に突破させた。
「もう駄目っ! イクッ、我慢出来無いっ!!」
ガクガクと腰を突き上げた宏の宣言に、若菜の掌が震えるペニスを真上に向かせて激しく扱き、六つの顔が亀頭に迫る。
「射精(だ)してっ♪ いっぱい、いっぱい射精(だ)して~♥」
「射精(だ)す瞬間を見ててやるぞっ♪ 宏の射精、見ててやるから、思いっ切り出せっ♥」
若菜とほのかが瞳を輝かせ、愛しい男性(ひと)の射精の瞬間を瞼に焼き付け様と最接近する。
晶や千恵、真奈美に優も顔を寄せ、両頬をくっ付けあった女達が一本の竿を中心に取り囲む。
「ああぁっ! でっ、出るっ!!」
熱い吐息がペニスを包み、誰かの舌先が裏筋をゾロリと舐め上げた瞬間、限界まで張り詰めた亀頭の先から今宵の一番搾りが尿道を駆け登り、濃厚な匂いと粘り気を伴って空高く噴出する。
どびゅ~~~っ!! どびゅびゅびゅびゅっ!! どびゅっ、どびゅっ! どっくん、どっくん……。
栓の壊れた噴水の如く途切れる事無く射精を繰り返し、握った若菜の手を弾く勢いでペニスが何度も打ち震える。
真上に噴き上がった大量の白濁液は口を開けて待っている妻達へボタボタと降り注ぎ、朱く染まった肌がたちまち白黄色に塗れてゆく。
千恵と若菜、真奈美は奪い合う様に口を開けて精を啜り、ほのかと晶、優は振り注ぐ精の熱さを顔面で味わう。
「ああ……熱い。熱くて、すっごく……濃厚だわ。ほら、全然垂れて来ない……♥」
顔射を選んだ晶が頬に張り付いている精液をみんなに見せ付けると妻達は一様に目を見張り、次の瞬間にはその精液を啜ろうと顔を寄せ合う。
「ああっ、ホントに熱くて、プリプリしてる……。これが、宏の味なんだよな……♥」
ちゅるん、と音を立てて啜ったほのかが恍惚然と呟く。
若菜と真奈美は宏の下腹部に散らばったザーメンを吸い集め、ディープキスを交して精液を分け合い、優は竿に、千恵は亀頭に舌を這わせて精液の残滓を残らず舐め取ってゆく。
「あああっ! 気持ちイイッ! チンポが蕩けそうだっ!」
イッた直後で敏感になっているペニスに更なる刺激が加わり、宏は腰を捩って快感の度合いを伝える。
妻達は射精の快感に咽(むせ)ぶ宏に満足気に微笑む。
と同時に己の身体がどうしようもなく疼いて堪らない。
宏の濃厚な精液を味わった事で、秘裂からどんどん蜜が溢れて来るのだ。
「フフッ♪ まだまだ元気ね♥」
宏の顔面から降りた千恵は少しも衰えないペニスを見てお腹の奥が熱くなる。
もうすぐ宏と交わり、熱い精を注がれると思うと子宮が疼いて仕方が無い。
そんな期待を込めた言葉に真っ先に反応したのは若菜だ。
チャイナドレスを捲り上げるやいなや、みんなの顔を蹴散らして宏の股間に跨ったのだ。
「ああんっ! 宏ちゃんのおちんちん、すっごく硬い~~~っ♥」
若菜の蜜壷はいとも簡単に宏の巨砲を根元まで受け入れ、同時に四方から万遍無く、柔らかく包み込む。
正に刀に鞘、と言った相性の好さに二人の腰の動きは意識する事無く、自然と一致する。
「うぅっ……。若姉のおまんこ、根元を締め付けて来るのに、奥が広くて気持ちイイ~♥」
宏の台詞に悦んだ若菜は己の蜜壷を駆使し、愛情たっぷりに勃起肉を可愛がる。
竿の根元をきつく締め付けつつ膣肉で竿やカリ首を扱き、子宮口で亀頭を何度も擦り上げては前後左右に腰をグラインドさせる。
キンチャクと呼ばれる名器を持って生まれた若菜ならではのご奉仕だ。
大きく勃起したクリトリスを擦り付け、宏の恥丘を刺激する事も忘れない。
部屋の中は直ぐに粘っこい水音で満たされ、妻達のボルテージも急速に高まってゆく。
「あ~あ、先越されちゃった。それじゃ……♥」
嬉しそうに腰を振る若菜に苦笑した真奈美は、素早い身のこなしで千恵の大量の愛液で濡れ光っている宏の顔面に跨る。
真奈美も濃厚なザーメンを味わい、理性の箍(たが)が外れ掛かっているのだ。
(つづく)
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