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ライトHノベルの部屋
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~ラブラブハーレムの世界へようこそ♪~
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コンチェルト~飛鳥(5)
コンチェルト~飛鳥(5)
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美姉妹といっしょ♪~新婚編
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「宏さんは仰向けに寝て下さいます?」
「う゛っ!? ……は、はい」
薄ピンク色の下着を纏い、何やら楽しげに顔を綻ばせる多恵子に、宏は熱い視線を向けたまま未亡人の言に従う。 娘同様の白い肌を惜しげも無く晒し、柔らかく揺れる双丘と細くくびれたウェストから続く丸いヒップ。 程よく脂肪の付いた肢体は女性としての円熟味を帯び、見ているだけでも気分が昂揚する。 デミカップブラに支えられた胸の谷間は妻達の誰よりも深く刻まれ、シンプルなビキニショーツには小判状の染みがハッキリと浮かび上がってもいる。 アップにした黒髪のほつれ毛が白いうなじに掛かって得も言われぬエロチシズムが漂い、千恵と同じ小柄な体格ながらも年輪を重ねた多恵子の艶姿は宏の視線を惹き付けて止まなかった。 加えて質素で清楚な下着が宏の琴線(好み)に触れ、視線を釘付けにするのだ。
「ゴクリ……。こ、これが……三十六歳の色気……なのか?」
多恵子から立ち昇る色香は、他のメンバーとは次元の違う『成熟した色香』と言っても過言では無い。 十六歳の美優樹や十九歳の飛鳥が青リンゴなら二十代半ばの晶達は食べ頃の桃、そして多恵子は完熟メロン、と言った所だろうか。 多恵子は見た目こそティーンエイジだが、宏は内面から滲み出る未亡人の妖艶さに中(あ)てられたのだ。
「ほら、飛鳥はここに座って、その目でよ~~~く見てなさい」
一方、宏の腰の横をビシッ、と指差し、多恵子も娘と反対側に腰を据えると嬉々としてあっという間に宏のパンツを脱がせてしまう。
「あっ!? 多恵子さん!?」
この早業に、一糸纏わぬ姿に剥かれた宏よりも飛鳥が驚いた。
「ぎゃぁ゛――――――――っ、で、でかいっ!! な゛、なに、アレっ!? アレが……アレが……男の……っ……って、ぃぃぃぃいやぁああああああ――――――――――――っ!!」
「ゐ゛っ!? って、うおぉっ!?」
飛鳥は羞恥を覚えるよりも恐怖が先に立ち、仰向けに寝ていた宏を両手両足で思いっ切り突き放した。 結果、宏は情け無くも素っ裸のまま亀のようにコロンとひっくり返り、そのままの勢いでベッドの下へ転げ落ちてしまう。 傍から見れば、コントそのものだ。 これには多恵子も目を見張る。
「あらまぁ! 飛鳥ったら、未来の旦那様を足蹴にするなんて……そんなに照れなくても好いのに」
にこやかに笑う母親のちょっと(かなり?)ズレた感想を余所に。 これから処女を捧げる飛鳥にとっては笑い事では無かった。 なにせ、宏の股間にそびえ立つイチモツが女を殺す凶器そのものに見えてしまったのだ。
「な゛にっ、あれっ!? 保体の教科書とは全然違うじゃないっ!」
初めて見る男根――宏の逸物に飛鳥は顔を強張らせ、震える指を突き付ける。 男のモノなど大まかな知識として知っていたし大概の事には驚かない飛鳥だったが、保健体育の授業で見た図解(横から見た断面図だった)や毎週買っていたレディコミック誌の漫画とはまるで違う実物の、それも勃起状態となったペニスの余りの迫力に腰が引けてしまっている。
「あ、あ゛、あ゛、あんな……巨大なモンが女の身体に挿(はい)る訳、無いって! 美優樹や夏穂姉さんも、小さい宏先輩で初体験したに違い無いって!」
パンツ越しに見る男根が棍棒(?)ならば、剥き身で見るそれはまるで宇宙ロケットだ。 再びベッドに仰向けになった宏(笑いを噛み殺した多恵子に手を引かれて這い上がった)から大きく距離を取り、ひとり眉を顰める飛鳥。
「うわっ!? 独りでに……ピクピク動いてるっ!? それに……先っちょからヘンな粘液が出てるっ!」
大きく張り出たカリ首と軍用ヘルメットのような形をした亀頭は濃い桜色に色付き、脈打つ度に先端からカウパー氏腺液が湧き出して巨砲を濡れ光らせてゆく。
「な゛、なに、あのグロテスクな容貌はっ!? ぶっとい血管とか浮き出てんじゃんっ! それに……中央に芯みたいな太い筋がプックリ浮き出てるしっ!」
肌色が微妙にくすんだ太い胴回りには大小様々な青黒い血管が縦横に走り、逸物の裏側中央には裏筋が通ってもいる。 そして竿の根本には黒々とした陰毛に覆われた皺くちゃの袋が垂れ下がり、中に、はち切れんばかりに膨らんだ玉状のものが二つ、入っているのが判った。
「アレが……噂に聞く男のキンタ……あ、いやいやっ! こ、これが宏先輩の……真の姿!? こ……怖いっ!」
生まれて初めて男性器を目の当たりにした飛鳥にとって、これはまさに女を突き刺す為の肉槍だ。 まるで自分を狙い撃ちするかの如く打ち震える男根に、目を背けた処女娘は恐怖の余り堪らずに叫んだ。
「先輩! 早く小さくして下さいっ! コレじゃ、私が壊れちゃいますっ!!」
(こんなのが膣内(なか)に収まるなんてレディコミの中だけか、マジックかトリックかのいずれかよっ!!)
きつく目を瞑りながら、そんな思いを抱く一方、
「でも……コレも……宏先輩……なんだよね?」
顔を背けつつも、つい横目でチラチラと好きな男性(ひと)のシンボルを覗き見してしまう。 打ち震える男根はどの角度から見ても下腹部と繋がり、愛する男の身体の一部だと認めざるを得ない。 恐怖心と芽生え始めた好奇心がせめぎ合う中、飛鳥は息をするのも忘れて宏の最終兵器(?)を観察するのだった。
「……………………ごくり」
片や、十数年振りに滾る男根を目にした多恵子は、自分でパンツを降ろしたにも係わらず想像以上の凛々しさ、逞しさに生唾を呑み込んでいた。 そして必然的に記憶の中で消えかけていた亡夫のモノと比べてしまう。
「あぁ……これが……宏さん、ですのね。なんて……ご立派なんでしょう! 思わず見惚れてしまいますわ♥ こんなにも長くて太いだなんて……見た目だけでも……あの人の一・五倍はあるわ。これが……若さなのかしら」
漢(おとこ)と呼ぶのに相応しいペニスを目の当たりにした途端、胎内(なか)から熱い蜜が外に向かって降りて来る。 もしこのまま宏から求められれば、前戯の必要が無い程に濡れそぼっているのが判った。
「あぁ、あんなにも反り返って……あれがわたくしの膣内(なか)に挿(はい)って来たとしたら…………♥」
片手を広げた長さよりも大きく見えるペニスに思わず熱い吐息を漏らし、期待を口にする多恵子。 横座りしている上体は前のめりになり、ビクビクと脈打つペニスから視線が外せない。
「あんっ♥ 乳首が痺れて……お腹の奥が熱いわ。……こんな感覚、生まれて初めて」
いつの間にか迫り出した乳首がブラに擦れ、股間からは焦れったい疼きが絶え間無く湧き上がり、その二つの甘美な性電気が全身を駆け巡って無意識に甘い吐息が漏れてしまう。 末娘の美優樹を生んでから十六年間、異性と付き合ったりひとりで慰めたりして来なかった多恵子にとって初めて心の底から男に――宏に抱かれたいと強く意識した瞬間だった。
「あ、あのぅ~、多恵子さん?」
宏は宏で飛鳥の初々しい反応に微笑むが、爛々と瞳を輝かせている多恵子にも戸惑っていた。
「まさか……本気で俺と『する』つもりなのか? それじゃ、ホンマの母娘丼(おやこどん)プレイじゃんっ!」
思わず自分にツっ込む宏。 しかし多恵子から立ち昇るピンク色のオーラから察すると、そうなる可能性が非常に高い。 なにせ、火照った顔やもじもじと太腿を摺り合わせる仕草、潤んだ瞳や繰り返される熱い溜息などが千恵や真奈美が発情した時と全く同じなのだ。
「……まぁ、そうなったらなったで俺的には嬉しいわな♪ なんたって、未亡人は初体験だし♥」
ひとり心の奥底でニンマリとする宏。 上手くすれば、飛鳥の処女を貰ったあとに元・人妻を抱く事が出来るかもしれない。 好きな女性(ひと)を二人、しかも母娘同時に戴けるチャンスなのだ。
「ムフフ♪ だったら今の状況を目一杯楽しまなきゃ損だな♪」
宏は多恵子に見せ付けるように勃起肉を大きく震わせ、大の字になって次の展開を待つのだった。 片や、宏がそんな想いを抱(いだ)いているとは露知らぬ多恵子は、逞しき男根にずっと魅入っていた。
「あぁ……凄いわ。蠢く度に透明なお汁(つゆ)が湧き出して……美味しそう♥ それに……傍にいるだけで宏さんの熱気と匂いがムンムン伝わって来るわ♥ ……………………って、わたくしがいつまでも呆けていたらダメね」
つい、食い入るように見つめていた多恵子は心と身体の疼きを無理矢理抑えるかのように頭を振り、娘に顔を向ける。
「ほら、飛鳥。そんなトコで怖がってないで、早くこっちに来なさい」
無意識に片腕で涎を啜った多恵子は、その腕でベッドの隅で待避していた娘を手招きする。
「お母さん? いったい……何するつもりなの?」
宏の部屋に来てからの怒濤の展開に、処女娘・飛鳥の思考は混乱状態だ。 ベッドの上で正座したまま、母親に操られているかのように動く事しか出来無い。 飛鳥は宏の腰を挟んで再び母親と向かい合った。
「飛鳥。くすぐったがったり怖がったりするのは、異性とのスキンシップに慣れていないからです。だから、まずは飛鳥が宏さんに触れて人肌の感触に慣れてしまいなさい」
言いつつ、多恵子の左手が伸びるや否や娘の右手を捉え、次の瞬間には宏の勃起肉を握らせていた。 娘の手の上から、母親の手が娘婿(?)のペニスを握る形となった。
「うおっ♥ くぅ~~~、気持ち好い~~~~!」
「あひゃぁあっ!? あ、あ゛、あ゛、あ゛……熱くて……硬いっ!」
宏は疼く勃起肉を握られてようやく落ち着いたように安堵の息を漏らし、逆に飛鳥は息を詰めて目を白黒させる。 手の平から伝わる感覚は、まるで灼けた鉄柱を握っているかのようだ。
「あぁ……やっぱり大きいっ! 二十センチ近くある……じゃなくてっ! ほ、ほら、こうして宏さんをよ~~~く知れば、怖いコトなんて、何も無いわ♪」
期待以上の巨砲に目元を真っ赤に染めた多恵子の手が、ゆっくりと上下に動き出す。
クチュリ……ニチャァ……グチュグチュ……ピチャリ……。
ガマン汁がずっと吹き出ているお陰で、二人の手はたちまち男の愛液塗れになる。 手淫の動きが格段に滑らかになり、宏の性感をも高める結果となった。
「あぁ、凄く気持ち好いっ! 飛鳥ちゃんの手、凄く気持ち好いよ!」
飛鳥(と多恵子)も、手の中の肉棒が更に太く、硬くなる感覚に目を見張る。
「こ、こんなカチカチなのに……まだ……おっきくなるの?」
「そ、そうよ。男の人は好きな女から触れられると凄く感じて気持ち好くなるの。それは女も一緒よ。さっき宏さんに触れられた時、とても気持ち好かったでしょ? それと同じよ♪ 自分でするより、ずっと感じたでしょ?」
ここに情に厚い千恵や真奈美、ほのかがいれば、速攻で頷くであろう台詞を吐く多恵子。 心なしか鼻息が荒く、押さえた娘の指の間に自分の指を入れて直接ペニスを撫でさすっているのは……偶然だろうか。 それでも、宏にとっては娘の飛鳥とは似て非なる、ほっそりとして少し冷たく感じる未亡人の指先が熱く滾るペニスに心地好いのも確かだ。
「た、多恵子さん、凄いコト言ってる。母娘(おやこ)の会話として、どうよ?」
宏は二人からの愛撫に身を委ねつつ、娘に対する洗脳(?)に苦笑する。
「もっとも、ここまで赤裸々な会話が出来るのは、夏穂先生のお姉さんだからなんだろうなぁ。……いや、多恵子さんあっての夏穂先生、なんだろうな。それに、こーゆー明けっ広げな母娘って、ちょっと羨ましいかも」
だったら、このまま飛鳥と一緒に多恵子先生による保健体育実習編を眺めていようとも思う。 果たしてどんな性教育をしてくれるのか、楽しみだ。 そんな宏の思いを余所に、飛鳥(と多恵子)のハンドジョブは熱を帯びていた。 手の動きはより滑らかになり、男根を見つめる二人の目元は鮮やかな朱色に色付いて鼻息も荒くなっている。
「こうして……竿の部分を何度も上下にさするのよ」
「これで……いいの? でも……手の中がゴツゴツして……ヌルヌルしてる」
「このヌルヌルは、女の愛液と同じよ。気持ち好いから湧き出して来るの。ほら、先端の穴を見てなさい」
「この……透明でヌルヌルしてるのが……男の愛液……なのね。匂いは……しないんだ」
左手で右手に付いた液体を掬い、おっかなびっくり鼻に近付けて匂いを嗅いでみる飛鳥。 その間にもペニスが脈打つ度に透明なカウパー汁がポンプで汲み上げるが如く湧き出し、美女二人の白い手をどんどん濡らしてゆく。
「す、凄い! 軽く擦るだけなのに……次から次へと溢れ出て来る! ……そっか、宏先輩、私の手で気持ち好くなってるんだ」
これまでは手を放す機会を窺っていた飛鳥だったが、今では愛する宏の肉体と言う意識に変わっていた。 自分の手の動きに敏感に反応する男根が妙に可愛らしく映り、次第に母親と一緒の手コキに夢中になってゆく。
「この……大きく張りだしたトコを擦ると……ピクピク震えて……なんか可愛い♪」
「そうよ。親指と人差し指の輪っかで、この段差を攻めるの」
「この出っ張り、見た目より柔らかいような……張りのあるゴムみたいな……不思議な感じ」
母親の教え通りに、飛鳥(と多恵子)の手が何度もカリ首を上下する。 そんな美女達の手筒愛撫に、宏は二人を愛おしく思いつつベッドで大の字になって身を任せていた。 任せていたものの、時間が経つにつれ、徐々に違和感を受け始めていた。
「……? 気持ち好いのは好いんだけど……何だか、さっきから……」
首を起こし、股間の上で顔を寄せ合う母娘に視線を向ける。 多恵子はピンク色のブラとショーツの下着姿、娘の飛鳥は白いシャツ(薄っすらと透けて見えるブラが色っぽい♥)と赤いチェック柄のミニスカートに黒のオーバーニーソックス姿で腰の両脇に膝を崩して座り、向かい合って手を重ねたまま手コキを繰り返しているのだが……そのストローク幅や力加減が一向に変化する兆しが見えない。
「単に握って動かしてるだけ、みたいな……」
二人の手は竿の根本からカリ首までを軽く握っただけの力で一定のリズムで上下に擦っている――ただそれだけなのだ。 晶や千恵達(特に若菜や真奈美)では当たり前となっている手首を捻ったり強弱を入れて握ったり、はたまた竿の根本を基点に前後左右に揺さぶったり回転させたり引っ張ってみたりと、射精に導く男根愛撫のバリエーションがまるで無いのだ。 しかも、肛門愛撫はこれからとしても亀頭裏や鈴口、会陰部や陰嚢など男の性感ポイントに触れる気配すらまるで窺えない。
「わざと焦らしてる? でも、そんな雰囲気じゃ無いな。二人とも目付きは真剣だし……。う~~~ん、もしかして、多恵子さんって……」
宏としては気持ち好い事に変わりは無いのだが、性感的に低空飛行を続けているかのような焦れったい感覚なので少々物足り無さを感じていたのだ。 そんな宏の不満気な気持ちが顔に出たのだろう、多恵子はペニスから手を放し(飛鳥も自動的に手が離れた)、申し訳なさそうに目を伏せた。
「やはり……判ってしまいましたか。実は……わたくし、こう言った色事には疎くて……手を使った愛撫がある、とは知っておりましたが、実際にシタのは今回が初めて、でして……」
「「え゜っ!?」」
多恵子の衝撃的な告白に宏と娘の声が重なり、同時に目を剥く。
「なにぶん、殿方と交わったのは飛鳥と美優樹を生んだ時の二回しかありませんので、今時の房事はこの娘(こ)の持っていた……レディコミ、と言うのですか? 実家の本棚にあったエッチ漫画を読んで得た知識しかありませんの」
「えぇっ!? セックス経験は結婚生活四年の間に二回だけだって!? しかも……………………百発百中?」
これまでの言動からは想像出来無い超淡泊な性生活に驚き、更に打率(的中率?)の高さに絶句する宏。 多恵子は十七歳で結婚し、高校三年の時に飛鳥を生み、二十一歳の時に美優樹を生んでいる。 つまり、結婚直後と二十歳の時に亡夫と交わっただけ、と言う計算になる。
「そ、それなのに偏った情報だけでこんなコトして……随分と無茶するなぁ」
しかも、率先して男女の営みを行なおうとし、あまつさえ娘に性教育を施していたのは、実はレディコミからの受け売りだった事に宏は半ば唖然とする。 一方。
「ゐ゛ヰっ! な゛、何でその場所知ってんのよっ!! ってか、今そんなコト言わないで! 宏先輩にエッチな娘(こ)だと思われちゃうじゃないっ!」
飛鳥にとっては、母親の性生活よりも本棚の奥に隠しておいた愛読書が暴露され、しかも、その手の雑誌を読んでいると、宏に知られた事に対して猛烈に恥ずかしくなる。 もし、ここに閨房術に秀でた優や晶、セックスマスター(?)を自負する若菜がいれば、速攻で多恵子(と飛鳥)に対する性教育実行編が始まる事、請け合いだろう。
「そっか、エロ漫画を真似て、それで動きが単調だったのか。……まぁ、確かに漫画だけじゃ力加減や細かい指先のテクニックは判らないから仕方無いわな」
納得したかのような宏の呟きに、申し訳なさそうに多恵子が頭を下げる。
「年甲斐もなく見栄を張ってすみません。飛鳥の反応が余りに焦れったくて、我が身を省みずについ、しゃしゃり出てしまいました……」
と、それまでのしおらしい態度が一変。 頭を上げた多恵子はアルカイックスマイルを浮かべ、口調も軽く宏に向かって堂々と曰(のたま)った。
「……とまぁ、カミングアウトも済んだコトですし、仕切り直しの意味も込めて、後は宏さんが教えて下さいません?」
茶目っ気たっぷりに立ち直りも早い多恵子のバイタリティーに、宏は頷くより先にイチモツを大きく震わせて返事を返した。
「……って、バラされた私の立場はどーなるっ!?」
ただひとり、エッチな愛読書の存在を宏に知られ、怒りと羞恥の行き場所に詰まった飛鳥の叫びが部屋に轟いた。
☆ ☆ ☆
「そう、その段差……カリ首を尖らせた舌先で舐め上げるんです。 ……そう、上手いです♪」
ベッドの上で上体を両肘で支え、投げ出した下半身を眺める宏。 その視線の先には、多恵子と飛鳥によるダブルフェラが展開されていた。 腰の両脇に陣取り、顔を寄せ合って一本の竿を母娘で舐め上げてゆく。
「あぁっ! 気持ち好いです! 最っ高~~~~ですっ♥」
夢にまで見たシチュエーションに、宏の勃起肉は完全な臨戦態勢になっていた。 同時に、処女娘や処女同然の知識しか持たない未亡人を自分の色に染める悦びが沸き起こっているのも確かだ。 宏の肉棒は、完全に灼けた鉄の銛と化していた。
「アイスキャンディーを舐める要領で下から上に向けて……唾液をまぶすように舐めると気持ち好いんです。……そう、先っちょの……亀頭裏もペロペロ舐めてくれると嬉しいです♪」
「この……筋の集まっている部分……ですね? 何だか、舌がヤケドしそうに熱いですわ♪」
「先輩の……オ、オチン……チンを……私が……舐めてる……先輩の……硬くて……はち切れそう……」
宏の言葉通りにピンク色の舌を伸ばし、多恵子が右側から舐め上げ、飛鳥はたどたどしくも左側から後に続く。 二人の表情は目元を真っ赤に染め、瞳は爛々と輝いている。 多恵子は確かめるようにペニスを味わい、飛鳥は恐怖心より好奇心が顔を覗かせているようだ。
「さて、俺だけ気持ち好くして貰うのも悪いから、飛鳥ちゃんは俺の上に被さって……そう、俺の顔の両脇に膝を置いて……そしたら上体を前に倒してね♪ 多恵子さんは俺の脚の間に入って続けて下さい♪」
「あの……宏先輩? もしかしてまた……」
セックスは互いに楽しみ合うのが信条の宏は、一瞬怯んだ飛鳥をシックスナインの形に取らせた。 今は射精の快感を得るよりも処女の飛鳥(と処女同然の未亡人♪)を性的に開発する方が断然面白いし、破瓜前に後輩の処女膜を目に焼き付けてもおきたかったのだ。
「それじゃ、クンニを再開~♪」
慌てて腰を逃がそうとする後輩の腰をがっちりと封じ、淫裂と再会した宏。 今度は遠慮無く口唇をフルに使って処女の媚粘膜を攻撃(口撃♪)する。 湧き出す愛液で湿らせた唇を陰核包皮に被せてそっと剥き上げ、露出したクリトリスを優しく舐め擦り、軽く吸い、舌先を何度も軽く押し付ける。
「飛鳥ちゃんのお豆、濃いピンク色をして……米粒の先っちょ程の大きさで……すごく可愛いっ!」
下から、左から、右から、そして包皮ごとバイブレーションも効かせてみる。
「ほら、勃起してきた♪ 飛鳥ちゃん、気持ち好いんだね」
プックリと膨れた淫核の根本に舌先を宛がい、媚豆を抉るように舐めほじる。 そんな、妻達をも百パーセント昇天させる核攻撃(淫核口撃♪)に、オナニー未経験の飛鳥はいとも簡単に白旗を掲げた。
「あひゃぁ~~~っ! ら、らめぇっ! ソコ、弄っちゃらめぇっ! 刺激が強過ぎるぅ~~~~っ!! あ゛ぁあ――――――――~~~~~~っ!!」
自分では制御出来無い強烈な性電気が股間から脊髄を走り抜けて全身を駆け回り、抗う事すら出来無くなる。 ブラに押さえられたバストの先端がピリピリと痺れ、股間からの電流と合わさって更なる刺激となって身を焦がしてゆく。
「あ゛――――――っっ、痺れるっ! 胸が……アソコが……う゛ぁあ゛あ゛~~~~~っ!!」
絶叫が口を突き、顔を左右に振って情け容赦無いハードなクンニの洗礼に翻弄される飛鳥。 思考が飛び、重力を感じなくなり、自分がどこで何をしているのかさえ判らなくなる。 残ったのは股間から発電される、快感という名の過大な性電気だけだ。
「う゛あぁ~~~っ、怖いっ、怖いよっ、先輩、怖いっ!! 胎内(なか)から……何か這い上がって……う゛ぁあ゛っ!」
「大丈夫♪ 気持ちに身体を任せて」
オルガスムスを知らない未通女(おぼこ)にとって、身体の底から得体の知れないモノが湧き上がる感覚が恐怖に思ったらしい。 フェラをする事すらすっかり忘れ、滾る男根を強く握ったまま身体を逃がそうともがくが、宏が腰をガッチリと押さえているので逃げられない。 むしろ、膝の力が抜けて男の顔面に愛液だだ漏れの股間を密着させる結果となってしまう。
「ムフフ♪ 飛鳥ちゃんの処女マンコ~♪ サラサラした愛液は呑みやすいしワレメはプリプリして新鮮だし……たまらんっ♥」
鼻先で窄まった薄茶色の菊座を擦り、唇を被せて未発達な薄いラヴィアを湧き出す愛液ごと吸い上げる。 舌全体でサーモンピンクに色付く膣前庭を何度も掻き回し、まだ誰も進入した事の無い膣口に――処女膜に舌先を這わせる。
「あ゛う゛ぁあっ、ひぎぃっ、かはっぁああっ~~~~っっ!! らめぇっ、お゛がじぐな゛る゛っ……おかしくなっちゃう゛ぅ~~~~っっ!!」」
熱を帯びた粘膜同士が擦れ合う感覚に全身を細かく痙攣させ、口から涎を吹き零し、長い栗色のツインテールを振り乱す飛鳥。 見た目の美少女振りが嘘のように獣じみた咆哮を何度も上げ、肩を上下させて荒い呼吸を繰り返す。 ミニスカートから覘く絶対領域やはだけた胸元には細かい汗をビッシリと浮かべ、鮮やかな朱色に染まっている。 白いシャツは大量の汗を吸い、雨に濡れたかのようにシンプルなブラのラインをハッキリと浮き出させてもいる。 太腿に軽く食い込んだ黒のオーバーニーソックスには大量の愛液が染み込み、色がすっかりと変わっていた。
「あぁあああっ、らめぇっ! 墜ちるっ、墜ちちゃうっう~~~~~~っ!! ひぐぅうぁあああ――――――っ!」
宏の下腹部に突っ伏して悶絶する様は、傍から見れば連続したアクメを迎えているようにしか見えない。 その余りの悶えっぷりに、母親の多恵子でさえ目を見開いて娘の痴態を眺めている。
「飛鳥ったら……こんなにも気持ち好くして戴いて……女冥利に尽きるわねぇ~」
ショーツのクロッチ部分をぐっしょりと濡らし、右手は亀頭に指を這わせつつ左手は無意識にブラごとバストを揉みしだく多恵子。 娘を羨ましく思いつつ宏の教え通りに裏筋や陰嚢を舌で愛撫し、亀頭や会陰部、菊座にも指を這わせていたのだ。
「飛鳥の初体験(はじめて)が終わったら、わたくしも気持ち好くして貰わないと……この身体の疼き、収まらないわ♥」
白目を剥く娘のアクメ顔に、抱かれる期待に打ち震える未亡人。 そんな男の肌が久しい多恵子の素直な想いを余所に、飛鳥は顎を突き上げ、背中を仰け反らせると一オクターブ高い声で鳴き声を上げた。
「あ、あ、あ、あ――――――――――っっ! そ、そこ噛んじゃ、らっ、らめぇっ!! あぁあ――――――――――っっ!!!」
宏から散々弄ばれ、プックリと膨れた秘核を甘噛みされた瞬間に、人生最初にして最大のオルガスムスを迎えた飛鳥だった。
☆ ☆ ☆
「飛鳥ちゃん、いくよ♥」
宏はシックスナインを解くと弛緩した後輩の身体を仰向けにし、ミニスカートを臍までたくし上げた。 陶器のような白い恥丘に深く切れ込む無毛の縦筋が露わになり、宏は張り詰めた男根を淫裂に沿って押し当てると素股状態で覆い被さる。
「飛鳥ちゃん、すごく綺麗だ♥」
アクメを迎えて火照った赤ら顔に荒い吐息。 細かい汗をびっしりと浮かべたスレンダーな肢体とボタンが二つ外されたシャツの胸元から覘く、ブラに包まれて朱に染まった双丘の浅い谷間が妙に色っぽくも感じ、宏のボルテージが更にアップする。
「あ……いよいよ、なんですね。……でも、ちょっと怖いです」
絶頂の余韻に浸る飛鳥も、宏の耳に口を寄せる。 あの張り詰めた巨根が胎内に挿(はい)るのかと思うと速攻で逃げ出したいが、手足に力が入らないのでどうにもならない。 肩が小さく震えているのが自分でも判るが、熱い塊が誰も触れさせなかった秘所へ触れている感覚に腹を括る。
「私は大丈夫、です。大好きな宏先輩に……一番最初に来て欲しいです♥」
恐怖心を愛情でカバーする飛鳥。 いよいよ、愛する男性(ひと)へ処女を捧げるのだ。
「……判った。大丈夫、俺が一生傍にいるよ♥」
愛する男性(ひと)から震える肩を優しく抱き締められ、視線が絡み合った瞬間に、飛鳥は胸の中まで熱い塊に触れたような気がした。 と、傍で控えていた多恵子が恭しく頭を下げた。
「宏さん。わたくしが手塩に掛けて育て上げた娘の処女、どうか受け取って下さいませ」
「はいっ! 俺が……私が娘さんを戴きますっ!!」
母親の目の前で娘の処女を貰う――。 これまでにないシチュエーションに、宏の肉棒はこれまでに無く滾っていた。 当然(?)、意気込みが形となって表われているペニスに多恵子の熱い視線が惹き寄せられる。
「あぁ……宏さんのおチンポ、はち切れんばかりに膨らんで……先端からお汁(つゆ)が次々と飛鳥のアソコに滴ってます♪」
未亡人の鼻に掛かった甘いアルトボイスも宏の性感を揺さ振り、理性を溶かしていた。 義母(はは)に見られつつ娘の処女を戴く快感が合わさり、打ち震える男根に血液が更に流れ込む。 宏はワレメに沿って腰を前後させ、飛鳥の愛液をペニスに塗り込む。
「あひゃぁあっ!? せ、先輩っ、そこ、擦らないでぇ! そ、そんなコトされると……お腹の奥が更に熱くなって……」
宏の丸い亀頭が処女の濡れた秘唇を左右に割り開き、湧き出す愛液ごと膣前庭を掻き回していた。
クチュリ……ピチャッ……ネチャ……クチュクチュ……。
部屋には粘着質な水音が大きく響き、飛鳥(と多恵子)の呼吸も荒くなってゆく。 そして肉槍の先端が女の窪みに宛がわれ、反り返った勃起肉の動きがピタリと止まる。
「……あ、先輩、いよいよ……」
「あぁ……いよいよ飛鳥が『女』になるのね♪」
胸を詰まらせた飛鳥の呟きと固唾を呑み込んだ母親の呟きが重なり、多恵子の視線が娘と婿(?)の触れ合う一点に注がれる。
「準備完了~♪ それじゃ、飛鳥ちゃん♥」
「……………………先輩♥」
妹の美優樹と同じ甘いソプラノボイスと妖艶な母親の熱い視線が、宏の腰を推し進めた。
(つづく)
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コンチェルト~飛鳥(6)
コンチェルト~飛鳥(6)
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美姉妹といっしょ♪~新婚編
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「飛鳥ちゃん、いくよ♥」
「先輩……♥ はい、来て下さい。私の処女、貰って下さい♥」
宏の張り詰めた亀頭が小さな膣口に徐々に潜り込むと、正常位で横たわる飛鳥が徐々に頭の方へずり上がる。 いわゆる、処女のずり上がりだ。
「う゛……う゛ぅ……ぐぅっ!!」
(くっ、思ったよりキツいっ。すんなり挿(はい)るかと思ったんだけど……処女だけに、そう簡単にいかないか)
飛鳥の細い肩を抱き締め、動きを封じた宏は後輩の耳元に口を寄せる。
「飛鳥ちゃん、我慢……出来る?」
「は……はい、大丈夫……ですっ! 絶対、痛くなんか……」
額にビッシリと脂汗を浮かべ、唇を噛み締め、無理に笑顔を浮かべようと強がる飛鳥。 こんな時でも、天の邪鬼な性格が出るらしい。 しかし、顔は思いっ切り引き攣っている。
「飛鳥ちゃん。無理に我慢しないで好いからさ」
宏は腰を少し引き、処女膜に掛かる圧力を和らげる。 見た目のサイズが明らかに違い過ぎるので、無理はさせられないと判断したのだ。 それでも、まだ亀頭が狭い肉の輪に引っ掛かっている感じがする。
(これって……夏穂先生の時と同じ、処女膜が亀頭を締め付ける感覚と同じだ。飛鳥ちゃんの場合は処女膜が殆ど残って無いから、膣口自体が狭くて……それで締め付けられる感覚になるんだろうな)
どうやら、サイズの違う異物が強制的に侵入しようとしたので、膣道自体が追い出そうとする動きをするようだ。 いくら前戯でアクメを迎えたとは言え、膣肉自身はまだほぐれていないらしい。
(ホントは飛鳥ちゃんの処女膜の感触をじっくりと味わいたいんだけど……このまま時間を掛けるのも酷だし、ここは一旦退いて……)
逡巡する宏に、ツインテールを揺らした飛鳥が切れ長の瞳を向けて言い切った。
「ここで止められる方が辛いです! だから、一気にお願いしますっ!」
その瞳には元・スポーツ少女らしく、強い意志の光が湛えられていた。 宏は後輩の願いを叶えるべく、引き締められた飛鳥の唇にキスをする。
「それじゃ、飛鳥ちゃん、両手を俺の首に回して抱き付いてて」
「こう、ですね? はい、お任せ……します」
痛いのを我慢していたのだろう、目尻からひと滴の涙を零す飛鳥。 頷いた宏は後輩の細い両肩を抱き締め、一気に腰を進めた。
「ひっっ!!」
ぶつんっ!
そんな音が実際にしたのかは不明だが、この場にいる三人には処女膜の弾ける音がハッキリと聞こえたような気がした。
「!! ひぎぃい゛っ!!」
短く甲高い悲鳴が上がり、飛鳥が少女からひとりの女へと羽化した瞬間だった。
「!! あぁ……あの娘(こ)の処女が散って……宏さんが……挿(はい)って行く……」
息を殺して見守る母親の目の前で、大きく膨らんだ娘の膣口に鮮血が滲み、幾筋にも分かれた真っ赤な河となって白い内腿を流れてゆく。
「い、痛い……痛いっ! 挿(はい)って来るっ! ゴリゴリとお腹の奥に挿って来る……………………あぁああああ――――――――――――っ!!」
極太の肉槍が薄膜を無理矢理引き裂き、膣肉を強引に抉(えぐ)る感覚と内臓が押し上げられる圧迫感に、十九歳の少女から苦痛の叫びが迸る。
「飛鳥ちゃん、もうちょっと我慢して! あと少しで全部挿(はい)るからっ!」
息を荒げた宏も、額に大量の汗を浮かべていた。 まるで肉の塊にペニスを力押しで強引に突っ込むような感覚なのだ。
「上下左右から……飛鳥ちゃんが締め付けて……こんなに濡れてても……進めない……っ!」
処女膣全体がペニスの進入を拒み、押し返そうとしているのが好く判る。 それでも、宏は最後とばかり腰を圧し付けると、亀頭の先端が終点に辿り着いた。 飛鳥の子宮口に届いたのだ。
「挿(はい)った! 飛鳥ちゃん、全部……挿(はい)ったよ! 好く頑張ったね」
恥丘同士が合わさり、飛鳥の処女は無事に宏によって卒業した。 しかし、飛鳥は股間からの激痛に息をするのもままならない。
「うぐぐぅ~~~~~~~っ!!」
回した腕に力が入り、奥歯を噛み締め、きつく瞑った瞳からは次々と涙が零れ落ちる。
「もっ……猛烈に痛いけど……嬉しいっ! 中学の時から……宏先輩に処女を捧げる、って決めてたから……夢みたい……」
愛する男性(ひと)とひとつになれた悦びに胸が詰まり、息も絶え絶えに無理矢理笑みを浮かべる飛鳥。 そんないじらしい後輩に、宏も胸を熱くする。
(飛鳥ちゃん、破れるような処女膜がまだ残ってたんだな。膣肉が裂けたんじゃ無くて好かった~)
ホッと胸をなで下ろす宏。
(だったら、飛鳥ちゃんに自分の処女喪失を視覚からも知って貰おうか)
そう思った宏は僅かにペニスを引き、破瓜の血を本人に見せて上げる。
「飛鳥ちゃん。飛鳥ちゃんの処女、俺が確かに受け取ったよ。……見える? 繋がっている所から純潔の証が流れてるよ」
首を起こした飛鳥の目には、下腹部に刺さったペニスの根本に真っ赤な鮮血がマーキングされている様子が飛び込んで来た。
☆ ☆ ☆
「あはは、すっごい血が出てる……。でもこれで……名実共に……先輩の女に……なれたんですね」
破瓜の痛みよりも心からの嬉しさで、私は涙が止まらなかった。 自分と繋がっている宏先輩を見たくても、視界が涙で曇ってしまう。 それに、心なしか股間の痛みがさっきよりも若干、和らいでいる気がする。
「すごく痛いけど……今は……先輩の存在を強く感じます。お腹の奥で、ズキンズキン脈打ってます」
「飛鳥ちゃん。よく頑張ったね。偉い偉い♪」
微笑んだ先輩が、おでこにチュッ、とキスしてくれた。
「えへへっ。先輩に鍛えられましたからね、散々」
「それは部活での話、でしょ? これとは違うよ」
「ううん、同じです。我慢して堪えた先にゴールテープがあったんですから、同じ、です♪」
「まぁ、それは……そうだけど」
釈然としないのだろう、宏先輩は首を傾げつつ苦笑する。 きっと、押しの強さが昔と変わってない事に笑ったのだろう。
「それより先輩。続き、して下さい。そして……」
照れ臭さに頬が熱くなり、上目遣いで見つめてしまう。
「先輩の熱い想い、私に注いで下さい♥」
「えっ!? でも……」
膣内射精(なかだし)を願ったら、宏先輩は一瞬、逡巡するかのように顔を顰めた。 まぁ、無理も無いと思う。 何しろ私は大学に入り立てだし、卒業するまで三年以上、残っている。 でも。
「平気です。そうそう『当たる』とは限りませんし。何より、今は宏先輩の想いを受け止めたいんです」
真摯な瞳で見つめた所為か、宏先輩は少し迷ったものの首を縦に振ってくれた。
「まぁ……美優樹ちゃんと同じにしないと、後が怖そうだしな」
そんな呟きが聞こえたから、私は声を大にして言ってやった。
「美優樹にして私にしないなんて、一生許しません!」
睨むように見つめると、降参とばかり先輩が笑ってくれた。
「判った。それじゃ、最後までするからね。辛かったら言って」
「はいっ♥」
本当はまだ激痛が残っているし、内蔵が圧迫されて苦しいけれど、そんな事はおくびにも出さない。 中学、高校と六年間、陸上部で鍛え上げた根性で耐えてみせる。 宏先輩は、ゆっくりと小さく突く動きを繰り返している。 きっと、痛がる私に気遣ってくれているんだろう、そんな優しさがくすぐったい。
「あんっ、はぅっ! んぐぅっ! あぁあっ!」
それでも、痛いモノは痛い。 宏先輩が動く度に、アソコからの激痛が全身を駆け巡る。 とてもじゃないが、レディコミみたく初体験から快感を得るなど出来そうにない。 まるで灼けた火箸を突っ込まれて内蔵を掻き回されているかのような感覚に、知らぬ間に奥歯を噛み締めていた。
「飛鳥ちゃん、すぐに終わるから……あとチョット待ってて!」
鼻息を荒くした宏先輩が額に汗を浮かべて何か言っているのが、遠くから聞こえる。 しかし恥丘同士がぶつかり、粘着質な水音が大きく部屋に響いているのは、なぜか好く聞こえた。
「あぁ……膣内(なか)がゴリゴリ擦られてる……」
宏先輩の動きが大きくなった。 抽挿の幅を大きくしたのかもしれない。 その分、後を引く痛みが長引いてもいる。 もしかしたら、首に廻した手で先輩に爪を立てているかもしれない。
「はぁん! あん! あぁあ! ひぐぅ! ん~~~~~~!!」
それでも、痛みの中に熱さを感じるようになった。 入り口からお腹の奥にかけて……繋がっている部分から発熱しているかのような感覚なのだ。 いつの間にか、苦痛の声とは違う声になってしまう。
「はぁん♪ あ、あ、あ、あ、はぁあ~~~~♪」
「飛鳥ちゃん……少し慣れて来たようだね。俺もすぐイクから、もちっと我慢して!」
宏先輩の動きがストローク重視から、細かなピッチ運動に変わった。
「はい♥ 好きな時にイッて下さいね♪」
レディコミに載っていた、健気な女を真似て言ってみる。 と、膣内(なか)で動く宏先輩のオチンチンが、ひと回り大きく膨らむ感覚がした。 これが、射精の前兆……なのだろうか。 レディコミからの受け売りだけでは判らない。
「あぁ! イクよっ! イクッ!!」
宣言(?)通り、言葉が終わらぬ内に、お腹の奥で熱いモノがじんわりと染み込んで来た。
「あぁ……射精してる……宏先輩の精子、いっぱい出てる♥」
これが女の幸せ、なのだろうか。 何とも心地好い温もりがお腹を中心に全身を包み込む。
「うっ、うぅうっ……あぁ!」
宏先輩の叫びと同時に、熱い塊が胎内(なか)にビクンビクンと打ち出されるのが判った。 そして、あんなに激しかった宏先輩の動きがピタリと止まる。 どうやら、これで全て終わったらしい。 荒い息を繰り返し、汗をいっぱい浮かべた宏先輩は、昔と変わらず頼もしく見えた。
「宏先輩、ありがとうございます」
思わず口を突いて出た言葉に、目を見開いて驚く先輩はもとより自分でも驚いた。 でも、これが偽らざる心境なのだろう。 私は、万感の想いを込めて宏先輩に抱き付いた。
「宏先輩、愛しています♥ 一生、愛し続けます♥」
☆ ☆ ☆
暫く時間が経ち、飛鳥が落ち着きを取り戻した所で。
「あぁ……現役女子大生に膣内射精(なかだし)しちゃった。でも、気持ち好かったぁ~~~」
飛鳥に覆い被さり、繋がったまま宏が惚けていると、全身を上気させた飛鳥がポツリと呟いた。
「初体験が……こんなにも痛いなんて……夏穂姉さんはともかく、あの美優樹がよく耐えられたわね」
などと、真っ先に妹への気遣いを見せた。 そんな後輩に、宏は熱いキスを贈る。
「その優しさ、いつまでも忘れないでね。美優樹ちゃんは大学生と言っても、心身共に十六歳なんだから。飛鳥ちゃんが……飛鳥ちゃんと俺が一緒に美優樹ちゃんを守ろうね♪」
「宏先輩……♥ はいっ!!」
宏は飛鳥への想いが膨らみ、抱き締めると濃厚なキスを何度も交わした。
☆ ☆ ☆
「あぁ……宏さん……」
「あ、多恵子さん!」
未亡人が漏らした熱い吐息に、今、思い出したかのように宏が視線を向けた。 それほど、飛鳥との初エッチに夢中になっていたらしい。
(母親としては、娘を気に入ってくれて嬉しい限りだけど……わたくしの存在を忘れるなんて、ちょっと複雑な心境だわ)
未亡人の不満気な表情を読み取ったのか、宏は飛鳥の膣内(なか)から硬く反り返ったペニスをゆっくりと抜き、胡座を掻いて多恵子に向き直る。
「多恵子さん。あの、ホントに好いんですか? その……俺が抱いても……」
「こ、これは、わたくしが望んだ事です。一夜の女遊びだと思って、欲望をぶつけて下さい」
(あぁ! アレが……娘の処女を散らせたおチンポ! 飛鳥の愛液と破瓜の血と精液が混じり合って……あんなにもいきり勃っている!)
多恵子が一向に衰えない勃起肉に熱視線を注いでいると、宏がにじり寄って来た。
「俺は好い加減な気持ちで女性を抱きません。俺は多恵子さんが好きだから……ずっと傍にいて欲しいから抱きたいんです!」
「!! ……宏、さん」
堂々たる愛の告白に、顔を赤らめる多恵子。
(あぁ……こんなにも心臓がドキドキして……まるで初めて恋を知った時みたいだわ。でも……)
高鳴る胸を両手で押さえつつ、チラリと娘に視線を向ける。 そこには、幸せそうな顔の娘が初体験の余韻に浸っていた。
(娘はともかく、年増で未亡人のわたくしがまだまだ若い宏さんの奥方など……僭越過ぎるわ)
女として宏を欲し、母親として宏を娘に譲る――。
娘の破瓜イベント後に自分もお情けに与(あずか)ろうと考えていたものの、いざとなると一歩が踏み出せない。
(それでも、わたくしは宏さんが好き! 女として宏さんに抱かれたい! しかも、このチャンスを逃したら二人の子持ち未亡人を娶って貰える事など、二度と無いかも知れない! ……でも、他の奥様達に新たな妻として認めて貰える保証はどこにも無いし……)
そんな思考のループに陥った、その時。
「お母さん。お母さんは自分の事だけ考えれば好いのよ。私や美優樹の事なんて忘れて、女の幸せを求めて。でないと、私や美優樹、それに夏穂姉さんだって嬉しくないよ」
上体を起こした飛鳥が、眉根を寄せて考え込む母親を諭すように言葉を掛けた。
「それに……宏先輩なら、お母さんをみんなに認めさせてくれるよ、きっと♪」
「飛鳥! 貴女……」
飛鳥は母親に向かって真剣な目を向ける。
「私、やっと判ったの。六人いる奥さん達や美優樹と夏穂姉さんの気持ちが。宏先輩に抱かれて……初めて判ったの」
「……飛鳥?」
「あのね、私……宏先輩に抱かれていると……身体が気持ち好いのもあるんだろうけど、それだけじゃ無かったの」
目元と頬を赤く染め、上目遣いに宏を見る飛鳥。 その瞳は、完全に男に縋る女の目だ。
「宏先輩と触れ合っていると、もの凄く安心出来るの。それはもう、心底、気持ちが安らいで落ち着くの。……何て言うのかな……危険の及ばない、絶対的な安全・安心が保証された心地好い空間にいるかのような気持ちになれるの。だから……」
そう言うと、破顔一笑して肩を竦めた。
「みんなも同じ気持ちに……宏先輩といられる嬉しさや幸せを感じてるんだろうな、って判ったの」
チロリとピンク色の小さな舌を覘かせる飛鳥。 その表情は、数時間前まで顔を顰めて苛ついていた少女と同一人物とは思えない、穏やかで大人な女性の顔だった。
「飛鳥……」
今迄とは違う、娘の大きな変化に言葉を無くす多恵子。 これが、天の邪鬼で子供じみた言動を繰り返すお転婆な娘だったとは到底思えない。 それだけ、宏との初体験が大きな転機になったのだろう。
(だったら……)
多恵子の意識が一歩、宏側に踏み出した所で。
「だから、お母さんも宏先輩に抱かれて、女の幸せを掴んで欲しいの。私、お母さんと一緒に宏先輩の奥さんになりたい。……ってか、お母さんと一緒じゃなきゃ、ヤダ! そして、みんなと一緒に宏先輩を支えて行きたい! もしここに夏穂姉さんや美優樹がいれば、きっと同じ事を言うと思うわ♪」
娘からの強力な後押しが、多恵子の大部分の迷いを打ち消した。
「飛鳥……。貴女って娘(こ)は……いつの間に親離れしちゃって……」
娘の大きな成長に涙ぐむ多恵子。 しかし、多恵子には気に掛かる事もいくつか残っていた。
「あの……宏さん? こんなわたくしで本当に好いのですか? わたくし、四捨五入すれば……四十の年増ですのよ?」
「年齢は関係ありません! 俺は、多恵子さんだから好きなんです。それに、多恵子さんはまだ三十六歳ですし夏穂先生よりずっと若々しいから平気です。第一、人生これから、ですよ♪」
ここに夏穂がいれば、速攻でゲンコツの雨が(しかも豪雨で)降って来るであろう台詞を平然と曰(のたま)う宏。 傍にいる飛鳥ですら、俯いたままプルプル震えている(必死に笑いを堪えている)ので、きっと宏と同じ思いを持っているのだろう。
「わたくし、二人のコブ付きですわよ? しかも、ひとりは飛び級して大学生になった才女だのに年中ゴスロリ衣装を纏った変わり者ですし、もうひとりは大学生にもなって天の邪鬼でいつまでも手を焼くひねくれた子供ですわよ?」
明らかな言い掛かり(本音?)である母親の言葉に、額に怒りのマークを瞬時にいくつも浮かべる飛鳥。 そんな額から角を生やし、怒りのオーラを撒き散らす娘に構わず、多恵子の言い訳(弁明?)が続く。
「わたくし、宏さんより一回り以上、年上ですし……」
「たった十五歳です♪ 世の中には三十以上の歳の差夫婦がいっぱいいます♪」
「十五も違うと、わたくしが先に逝きますし……」
「俺がその分、長く生きれば好いだけです♪ ってか、長生きします!」
「それに……」
視線を俯け、言い淀む多恵子。
「わたくし……バツイチでは無く、未亡人、ですのよ? 不仲になって離婚したのでは無く、突然の死別……ですのよ?」
(未亡人って、亡き夫への想いや未練が残っているんじゃないか、と思われて当然ですもの。……もし、宏さんの心にわたくしや亡夫への遠慮がいつまでも残っていたら……夫婦生活は成り立たないわ)
わざと、亡夫への断ち切れぬ想いの存在をほのめかす多恵子。
(確かに、亡夫の記憶はまだ残っているけど、殆ど思い出の中だけ、なのよね。あの人が亡くなって十六年。今ではアルバムを見て懐かしむような、そんな遠い過去の男性(ひと)になっているのよね。恋愛感情にしたって、好きだった男性(ひと)、って言う感じだし。……まぁ、懐の広い宏さんなら、そんな遠慮はしないだろうけど……)
中学時代に飛鳥を救った宏の侠気(おとこぎ)を知っているだけに、多恵子は宏の器の大きさに期待しているのだ。
(でも万が一、そんな風に思っていたとしたら、わたくしはいったいどうしたら……二度と宏さんに顔向け出来無いわ)
自分にとって不利な話を散々振っておきながら、土壇場に来て宏から距離を置かれる事に怖くなる多恵子。 心は既に宏に捧げているだけに、好きな相手から拒絶されたくない、女として中古品だと知った上で自分も選んで欲しい、と言う心理(エゴ)が働いたのだ。 それに……。
(こんなシリアスな話をしているにも係わらず、私に向かっておっきなおチンポが震えている! これって……今もわたくしを求めている証拠……よね?)
娘の破瓜血に塗れたペニスは、射精したにも係わらず完全勃起のままビクビクと脈打っている。 果たして、眉根を寄せて杞憂する多恵子に向かって宏は破顔して言い切った。
「俺は多恵子さんが未亡人だと知った上で……心の中に旦那さんを抱えた多恵子さんを好きになったんです。だから何の問題もありません♪」
その眩しいばかりの笑顔は、多恵子は勿論、隣で息を詰めて見守っていた飛鳥をも魅了した。
「宏さん……♥」
期待通りの応えに胸が詰まり、涙が零れそうになると同時に、女心に恋の炎が盛大に燃え上がった瞬間だった。
(だったら……わたくしも素直になって……ひとりの独身女として振る舞っても好いわよね! ……となれば)
高まる鼓動を無理矢理抑え、にやける顔を引き締めて淑やかな女を演じて見せる。
「宏さん。不束者ですが、宜しく御願い致します」
「いえいえ、こちらこそ何かと至らない男ですが、宜しくお願いします」
ベッドの上で正座し、三つ指付いて深々と頭を下げる多恵子に、宏も居住まいを正すと手を着いて深く頭(こうべ)を下げる。 しかし、多恵子はピンクのブラとショーツ姿、宏に至っては素っ裸な上に股間から突き出す肉棒がピョコピョコ揺れているので、真剣味の無い事おびただしい。
「……プッ! あはははははっ! 宏先輩、ブラブラしてて……おっかし~~~っ!」
隣で見届けた飛鳥もそう思ったのだろう、二人に視線を交互に向けると大きく破顔した。 その笑い声は、飛鳥がこの屋敷に来てから最初にして最大の明るいものとなった。
☆ ☆ ☆
「これが……多恵子さんの……オマンコ! サーモンピンクで……すっげ~綺麗だ」
「へ~~~、ここから私が世に出て来たんだ……」
「あ、そうなるか。ってコトは、美優樹ちゃんもココを通って……」
宏の手によって下着を全て脱がされ、オシメを変えるポーズを取らされる多恵子。 その両足の間に陣取っているのは、宏と娘の飛鳥だ。 飛鳥は宏に抱かれる直前、自分の処女膜を散々見られたお返しに母親の秘部観察をしているのだ。
「あぁ、宏さん! そ、そんなはしたない言葉を使ってはダメです! 第一、皆様と違って年期が入っているので、お見せするようなモノではありません! 飛鳥も、もっと女性としての慎みを持って……あひゃぁああっ!」
突然、多恵子が嬌声を上げる。 宏が無毛の、しかも洪水状態の淫裂を舐め上げたのだ。
「飛鳥ちゃんのパイパンは、お母さん譲りだったんだね。そっか、夏穂先生や美優樹ちゃんの毛が薄かったのも、家系の所為、だったんだね」
飛鳥の秘裂に視線を向けて微笑む宏。
「だから飛鳥ちゃんも気にする事、無いよ♪」
「む~~~、宏先輩に悦んで貰えて嬉しいですけど、大人の女としては未熟なような気がして……何とも微妙~~~です」
己の股間と母親の股間を見比べる飛鳥。 妹や叔母と違い、幼く見える自分の身体にコンプレックスを抱(いだ)いているのだ。
「俺が好いんだから、飛鳥ちゃんも気にしないで好いんだよ」
言いつつ、多恵子の濡れたスリットを割り開く宏。 その瞳は爛々と輝いている。
「宏さん! 女性にこんな格好させて……女を辱めてはいけません!」
もっとも隠すべき部分をオープンにされ、首から上を真っ赤に染めて横を向く多恵子。 羞恥のためか、開いた内腿が微かに震えてもいる。 しかし、抱えた膝を自ら閉じようとはしない。 むしろ、嬉々として見せ付けているようだ。
「お母さんったら、顔が火照ってるし。しかも、あんなに乳首立たせて……」
飛鳥には、何だかんだと文句を言いつつ結局は好きな相手に合わせてしまう母の気持ちも充分理解出来た。 そんな多恵子に構わず、宏と飛鳥は未亡人の隠された奥地へと探査を進める。
「多恵子さんの大陰唇はポッチャリしてて、手触りが最高~♪ こーゆー、ツルツルプニプニの肉付きの好い割れ目って、大好物なんだ♪ それに、割れ目からのはみ出しが少ないし~♪」
「せ……先輩って、赤裸々スケベ?」
マイフェチを堂々とひけらかす宏に、少し顔を引き攣らせる飛鳥。 パイパンと言い、肉厚割れ目と言い、後輩にとって宏のフェチは細かく映るようだ。
「多恵子さんの淫核は真珠みたく真ん丸で半分埋もれた感じで……すごく敏感そう」
「あ、ホントだ。女の陰核って、こんな風に剥き身になってるんだ。なんだか……粘膜に出来た腫れ物、って感じ」
「小陰唇は皺も無く……飛鳥ちゃんより少し肉厚で……ピンク色が濃くて少し長い……かな?」
「そうなんですか? そっか、私はこれをコンパクトにした感じ、なのか」
「ほら、出産経験があるから膣口が大きく開いてる♪ 流石に……処女膜は残ってないね。飛鳥ちゃんと美優樹ちゃんに持って行かれたんだね」
「私達……が?」
「ほら、出産する時、ココを通るでしょ? だから……」
「あぁ~、擦り切れたのか」
「……飛鳥ちゃん、身も蓋もないって」
「あの、二人共? 女をオモチャにしてはいけませんよ?」
剥き身の陰部を好き勝手に観察され、好い加減切れた(?)のか、多恵子が若干、声のトーンを上げて抗議した。 しかし。
「いえいえ、今や、こーゆースタイルは俺達の日常なんです。みんなとは、いつもこーゆー明るく楽しい雰囲気でシテますし♪」
「なら、構いませんわ♥」
猫撫で声で鼻を鳴らす多恵子。
「……って、変わり身、早っ」
母親の変わり様に、思わずツっ込む飛鳥。
「男が女を変えるって、本当だったんだ」
自分もそうだとは気付かず、母を見る目が変わった飛鳥だった。
「それにしても、お母さんのアソコ、初めて見るけど……なんか、こーしてると、まるで、いたいけな中学生をイタズラしてるみたいだね、宏先輩♪」
とんでも無いコトをサラリと曰(のたま)う飛鳥。
「まぁ、確かに見た目はロリっ娘(こ)だから、そう言う目線で見るとそう見えてしまうから不思議だよなぁ……って、オイッ」
曲がりなり(?)にも母親を、しかも三十路後半の女性を掴まえて中学生って……。 今度は宏が飛鳥にマジ突っ込みする番だった。
(つづく)
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