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ライトHノベルの部屋
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~ラブラブハーレムの世界へようこそ♪~
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恋衣~飛鳥
恋衣~飛鳥
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美姉妹といっしょ♪~新婚編
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大学一年生の飛鳥が宏の元へ下宿し、晴れて夫婦(めおと)となって三ヶ月。 妹の美優樹や先代(?)の妻達と姦しいバレンタインイベントもこなし、あとは年度末に向かって一直線、と言う頃。
「ん? 友達を呼んで泊まり掛けの勉強会をしたい?」
夕食後、飛鳥は美優樹と連れ立ってリビングでくつろぐ宏にお伺いを立てていた。 お茶を啜る宏の隣で畏まり、事の経緯(いきさつ)を詳細に語って聞かせる。
「はい。最初は午後の時間で後期試験に向けた勉強会をするつもりだったんですが……誰の家(うち)でしようかと話し合ってたら大人数でも納まる部屋の大きさの話になって……」
「そしたら、お姉ちゃんが美優樹達二人で二十六畳の広さを使ってるって言っちゃったんです。当然、「だったら泊まり掛けでパジャマパーティーよっ!」って話になって……。広い部屋のコト言えば、みんなが行きたいって言い出すの、目に見えてるのに。お姉ちゃん、宏さんと結ばれてからずっと浮かれてるんです」
飛鳥の奥隣に座る美優樹が眉根に皺を寄せ、事の発端となった姉を睨んでいる。 どうやら姉の口の軽さにご立腹しているらしい。
「しょうがないでしょっ! 宏先輩と一緒になれて喜んでたの、美優樹も同じじゃんっ! 第一、言っちゃったモンは今更仕方無いじゃない。それに……部屋の広さに関しては事実なんだし……」
目を剥いて美優樹に向かって逆ギレ気味に吠える飛鳥だが、眉が下がって言葉も次第に小さくなる。 自分でも失言を悔やんでいるのだ。 加えて、妹からのダメ出しは鏡の中の自分からダメ出しされているかのようで、精神的ダメージが大きいのだ。
「まったくお姉ちゃんったら……考え無しなんだから」
姉の迂闊さが腹に据えかねているのか、普段の淑やかさが嘘のように激しく姉を責める美優樹。 無断で大人数を呼び寄せるハメになり、大家である宏や先輩妻に対して申し訳無く思っているようだ。 しかも、
「何もバカ正直に言わなくてもいいのに。前に言ってたように、二人で十四畳使ってると押し通せば好かったのよ。そうすれば、こんな風に宏さん達へ御迷惑を掛ける事も無かったのに……ホント、浅はかなんだから」
などと辛辣なひと言が炸裂したものだから、姉妹を包む空気が一気に怪しくなって来た。 萎れていた飛鳥の意気消沈とした表情が一転し、切れ長の瞳を吊り上げた険しい表情になってゆく。
「バ……バカ!? バカとは何よっ! 仮にそう言ったとしても、突然押し掛けて来られたら、どのみちバレちゃうでしょっ!」
「ここに来たいと言っているのはお姉ちゃんの友達なんだから、お姉ちゃんが何か理由付けしてキッパリと断わればいいでしょ?」
「私の友人つったって、今やあんたの友達でもあるでしょうよっ! だったら美優樹も黙って見て無いで断わればいいでしょっ!」
「! だって……それは……」
姉のカウンター攻撃(口撃?)に、初めて戸惑いを見せる美優樹。 眉が下がり、それまでの勢いが嘘のように口籠もって黙り込んでしまう。
「何でもかんでも私の所為にしないでよっ! 今や美優樹だって私と同じ大学生なんだから、それ位の主張ぐらい出来るでしょっ! ってか、しなさいよっ!」
「そんなっ! いくら同じ学年でも、美優樹はまだ……」
柳眉逆立て、強気になって攻勢に転じる姉の飛鳥と、美顔を崩して泣きそうな表情になる妹の美優樹。 もっとも、姉妹にとってはいつもの口喧嘩なのだが、同じ顔の二人が鼻を突き合わせて言い合う様は傍から見るとほのぼのとした光景に映っていた。 何しろ胸のサイズ以外は一卵性双生児も裸足で逃げ出す程、同じ容姿をしている。 身長や腰まで届く栗色の髪は勿論、眉や唇の形と長さ、切れ長の瞳や鼻筋の通り方など、どこをどう見ても違う部分が見当たらない。 目を瞑って声だけ聴くと、どちらがどちらなのか尚更判らなくなってしまう程、声質も同じなのだ。 唯一の違いは、飛鳥はミニスカートに黒のオーバーニーソックスをトレードマークとしているのに対し、妹の美優樹は黒を基調としたゴスロリドレスを常に身に纏って個性の違いを示している点だけだ。 そんな二人に、
「今日も賑やかで楽しいな。若いって好いねぇ~、オレ達の学生時代を思い出すぜ♪」
ほのかを始め、その場にいる八人の妻達は言い争いを止めるよりもニコニコしながら眺めているし、最初に話を振られた宏でさえ、
「まぁまぁ、二人共、落ち着いて! 美優樹ちゃんもあんまり責めないであげて。飛鳥ちゃんは悪気があった訳じゃ無いんだし。飛鳥ちゃんも、飛び級した美優樹ちゃんの年齢的な立場を考えて上げて? ねっ」
と、苦笑しながら執り成している。 流石に、このままでは拙いと判断したらしい。
(え? ……あっ! また……やっちゃった……)
飛鳥も宏の言葉で妹の年齢に気付き、視線を泳がせると済まなそうに目を伏せる。 そして二度の失言にテンションを急降下させ、細く長い眉を八の字に下げた飛鳥は俯き加減に言葉を搾り出す。
「だから私は……大勢で突然行くと先輩達に迷惑が掛かるし都合を聞いてから、って何度も言って予防線を張ったんです。けど……」
「お姉ちゃんや美優樹の友達って、大家さんがいる賄い付きの下宿に興味津々なんです。だから……」
美優樹も人前で姉を責めるマネを恥じたのか、溜息混じりに肩を落とす。 二人共、心なしか栗色に煌めくツインテールも色褪せて見え、多勢に無勢で押し切られたのだろう、俯き加減の表情には事後報告となった自責の念がありありと浮かんでいた。 殊に、中学と高校で飛び級した美優樹にとって、学年は同じ友人でも実際は三歳年上の面々なのだ。 そんな連中に対し、年下の美優樹が強く言えない事位、誰でも判る(飛鳥はすっかりと忘れていたようだが)。
「なるほどね~。まぁ、今時の学生はアパートやマンションでの一人暮らしが殆どだし、大家と一緒の賄い付き個人下宿ってそうそう無いからね。で、俺達は構わないよ。いつ来るの?」
にこやかに笑う宏のひと声に、それまで沈みがちだった二人の顔が同時に華やぎ、屋敷の責任者である宏に再度尋ねる。
「「えっ!? ホントに好いんですかっ?」」
「うん。みんなも構わないってさ♪」
宏が了承した瞬間には、他の妻達もにこやかに頷いていた。 何せ、この屋敷に客人が来るなど初めての事だし、年若い二人の学友達にも興味があるらしい。 その証拠に、
「美味しい晩ご飯、い~~~っぱい、作ってあげるね~♪」
満面の笑みを浮かべた若菜がピースサインを掲げ、すっかりとその気になっている。
「「あ……ありがとうございます! 恩に着ます!」」
寸分違わぬタイミングで頭を下げる二人に、それまで黙って見守っていた筆頭妻の晶が苦笑して首を横に振る。
「恩に着なくて好いわよ。これからは許可なんて取らず、いつでも好きな時に友人を連れて来なさい。部屋数や広さに充分な余裕があるし、何たってここはあんた達の家(うち)でもあるんだから♪」
「……学生時代の友人は、唯一無二の存在となる。人生に於いて貴重な宝だから大切にするに越した事は無い♪」
妻達のリーダーとナンバー・ツーからのお墨付きを貰った飛鳥と美優樹は、満面の笑みで同時に頭を下げる。 そして宏に向き直ると、各々頭を下げた。
「宏先輩、ありがとう♥」
頬をバラ色に染めた飛鳥が、宏を見つめたまま微笑む。 今迄の飛鳥なら、「別に私はどうでも好いけど先輩達が好いって言うから連れて来るんだからね」などと天の邪鬼モードが発現して横を向いていただろうが、周囲が身内だけの時は徐々に素の自分を表わすようになっていた。 素直に礼を述べるなど、大きな進歩なのだ。
「宏さん、ありがとうございます。当日は騒がしくなると思いますが、美優樹からもみんなに注意して、なるたけ静かにしてます」
目元を紅く染めた美優樹は、宏の右手に手を重ねる。 こちらも、屋敷内に限って素直に甘えるようになっていた。 もっとも、ほのかや若菜のように他人の目があってもキスをせがむまでには至っていない。 まだまだ恥ずかしさが先行するお年頃なのだ。
「なんか、楽しそうだな♪ なんだったら、オレもパジャマパーティーに交ぜてくれよ」
「飛鳥ちゃんと美優樹ちゃんのお友達、逢ってみたいわ」
「それじゃ、デザートも奮発しますか♪」
波打つ金髪を掻き上げたほのかが笑い、胸の前で両手を合わせた真奈美が目尻を下げて微笑み、長いポニーテールを弾ませた千恵が腕を叩いてウィンクする。 その傍らでは。
「あの二人が友人達を引き連れて自宅でお泊まり会……ねぇ。中高時代や夏休み前の二人からは考えられない進化だわ。……ふふ、変われば変わるモンね~。ねぇ、姉さん」
リビングの片隅で缶ビールを傾けつつ動向を見守っていた現役女教師の夏穂も、姪二人の劇的変化に目を見張り、顔を綻ばせる。 その対面で夏穂の晩酌に付き合っていた屋敷最年長の多恵子も、
「宏さんと結ばれ、一緒に暮らす事で心にゆとりが生まれたのよ。人として友達をも思い遣る心が……ね♪」
などと、娘二人の成長振りに瞳を細めていた。
「それで、何人来るの? 俺達はどうすれば好い?」
「えっと、全部で十二人来て……」
「今度の週末、土曜の午後から翌日の午前中まで二階のフリースペースを使わせて戴ければ……」
お茶を啜りながら尋ねた宏の言葉に、飛鳥と美優樹は喜色満面に予定を話し始めた。
☆ ☆ ☆
「ふぅ~。飛鳥ちゃん達は大いに盛り上がってるみたいだけど、ここは別世界だな~」
あと少しで日付が変わろうかと言う頃。 宏はお気に入りの月刊誌を持ち込んでトイレに籠もっていた。 ここは二階の西階段横に位置し、宏の部屋の前にある所為か宏(と同衾した妻)だけが使っている。 因みに、同じフロアにある東階段横にも洗面所とトイレがあり、こちらは飛鳥・美優樹姉妹の部屋に隣接しているので朝と夜は姉妹専用トイレと化していた。
「今夜は久々にひとりで寝るのかぁ。……もしかして、この屋敷に来てから初めてか?」
用を足し水で流した後も座り続け、雑誌に目を通しつつこれまでのエッチ生活を振り返る宏。 しかしその過程で妻達の一糸纏わぬ艶姿をも思い起こしてしまい、放水の役目を終えたイチモツが急速にそそり勃って来る。
「十人も奥さんがいるんだからエッチの無い日が無い……のが当たり前になってるよなぁ。ホント、求め求められつつ毎日よく射精(だ)してるよなー。独身時代だって、ひとりエッチは一日二回射精(だ)して週六回程度だったのに」
己の性欲の強さに、思わず苦笑してしまう。
「今夜は休姦になったし明日は日曜だし、たまには昼まで寝てようかな~」
あたかも独身時代に戻ったかのような気分になる宏。 今晩は客人がいるので、夜の夫婦生活は自粛となっていたのだ。 と言うのも、屋敷の規律にも目を光らせる千恵が、
「お客様がいるのに普段通りのエッチなんて出来無いでしょ? いつ何時、誰にどんな声が掛かるか知れないし。……それに、喘ぎ声とかベッドの軋む音とか……余所様に聴かれたら恥ずかしいじゃない」
などと言い含め、屋敷の女性陣は(渋々ながらも)同意していた。 もっとも、今夜お情けを貰う筈だった飛鳥と美優樹が友人達のホスト役となっているので、本人を差し置いて宏との合体を持とうなど、誰ひとりとして言い出さなかった面もあった。
「飛鳥ちゃんと美優樹ちゃん、楽しそうだったな。やっぱ、学生時代の友人って貴重だよなぁ。……綺麗な娘(こ)も何人かいたし♪」
壁を隔てて微かに聞こえる笑い声や一際高い歓声に、屋敷の主(あるじ)の頬が緩む。 決して邪な思いは無いものの、うら若き女子大生が多数いるのかと思うと、年頃の男ならどうしても意識してしまう。 当然、完全勃起したイチモツが物欲しそうに打ち震えてもしまう。
「さて、ぼちぼち出るか。流石に四十分も座ってると尻が痛くなっちまう」
丸めた雑誌を脇に挟み、勃起肉はそのままに立ち上がってパンツを上げようとした、正にその時。 勢い好くドアの開く音と同時に、長身でミニスカ・ツインテール娘がトイレに勢い好く駆け込んで来た。
「ひっ!? 宏先輩っ!?」
飛鳥は息を呑み込んで目を見開き、トイレのドアノブを握ったまま固まっている。 宏も咄嗟の事態にフリーズし、パンツに手を伸ばした姿のまま、後輩の美少女を見つめる。 自分が映る瞳を見つめ合い、じっと固まる事、数十秒。
「む、向こうのトイレが塞がってて……それでこっちに……………………」
しどろもどろに言い訳を始める飛鳥だが、宏を見つめる視線が徐々に降りて来た。 そしてポッと頬を赤く染め、ひと言。
「せ、先輩! したいなら……わ、私がお手伝いしますっ!」
言うや否や、後ろ手にドアを閉めると床に両膝を着く飛鳥。 心なしか瞳が煌めいたように見えたのは……気のせいだろうか。
「先輩ったら、私を見て大きくして……ハレンチなんだからっ♥」
何か勘違いしているとしか思えない台詞を吐きつつ右手で竿をそっと支え、おもむろに顔を寄せて来た。
「って、飛鳥ちゃん! ナニしてんのっ!?」
フリーズの解けた宏が慌てて制止するものの、張り詰めた肉棒に頬擦りする飛鳥。 その瞳は潤み、半開きになった口から見え隠れするピンク色の舌先が妙に色っぽい。
「あぁ……先輩の、いつ触っても鉄みたいに硬くて……すごく熱い♥」
「えっと……飛鳥ちゃん? その……大丈夫? 何だか目が据わってるけど……」
「気のせいれす! それよか、今はコレを処理しないといけまへんねー」
手の平を窄め、弓なりに反り返った竿をゆるゆると扱き出す飛鳥。 鼻息はすっかりと荒くなり、時折、亀頭に鼻を近付けては大きく息を吸い込んでもいる。
「飛鳥ちゃん、もしかして酔ってる? 顔は赤いし舌っ足らずな話し方なのは……アルコールの所為?」
普段とは百八十度違う態度に訝かしんだ宏は、念の為聞いてみる。 果たして、
「ひょっへはへんひょ~(酔ってませんよ~)」
答えるよりも早く、宏の巨砲をすっかりと口に含んでいた。 しかも、若菜から教わったと言う舌技まで繰り出して来た。
「先輩のコレ、太くてゴツゴツして……すごく美味し~♥ それにこの段差が……舌を弾くぅ~~♪」
唇で竿を扱きつつ、舌を回転させてカリ首を舐め回し始めたのだ。 男根全体に唾液を塗し、余すところ無く口唇愛撫を施して来る。
「くっ! き、気持ち好いっ! 飛鳥ちゃんの舌、ウネウネうねって気持ち好いよ!」
「んふ♥ うれしいれす♥ んちゅっ、先輩のコレ、だ~~~い好き♥」
宏が状況も忘れ、つい悦びの声を上げると、ペニスを頬張る飛鳥の動きが徐々に速く、激しくなった。 竿の根本まで呑み込み、ディープ・スロートまでかまして来る。
「あぁ! 舌先で穴をほじらないで! うぉお!? カリを扱きながら亀頭裏を擦らないで! あひゃぁあっ! そ、そんな激しく扱いたら……すぐにイっちゃうよ!」
飛鳥の両肩に手を置いていた宏が腰を引き気味に訴えると、口の端から涎を垂らした飛鳥がようやく股間から顔を上げた。 しかし、立ち上がりながらミニスカートの中に手を入れた次の瞬間には、ピンクとブルーのストライプ柄のショーツが手の中に収まっていた。
「射精(だ)すなら、私の膣内(なか)以外は認めませんよー♥」
酒臭い息を宏に吹き掛けながら、飛鳥は宏の頬を舐め上げると便座の上に座らせる。
(飛鳥ちゃん、すっかりと出来上がってるじゃん。いったいどの位、呑まされたんだ? それとも……自ら呑んだ? でもまぁ、ほろ酔いの飛鳥ちゃんも色っぽくて好いなぁ♥)
フェラの気持ち好さにすっかりと酔いしれた宏は、妖艶な後輩にノックアウトされてしまう。 今日が休姦日になった事など、すっかりと忘却の彼方になっている。
「判った。……だったら、いっぱい射精(だ)すからね!」
トランクスを脱ぎ捨て、自ら下半身裸になった宏は飛鳥を抱き寄せると対面座位の形を取る。
「ほら、自分からワレメを開かないと、俺のが挿らないよ?」
勃起肉を上下に振って男の存在を強調し、わざと悪ぶる宏。 そんな宏に、大虎・飛鳥は嬉々として応える。 シラフでは考えられない従順さだ。
「こう……ですか? 私のアソコ、先輩のをしゃぶってすっかりと準備が整ってます~♪」
大陰唇どころかラヴィアに両手を宛がい、左右にパックリと開いてサーモンピンクに色付く媚粘膜を露わにする飛鳥。 見ると、無毛の恥丘に切れ込んだ肉溝からは白濁した本気汁が内腿に滴り、その殆どが黒のオーバーニーソックスに染み込んで色が変わっている。 そして恥丘の白い肌と発情した女性器の紅(あか)味がトイレの白熱灯に照らされ、宏の性感を一気に高める結果となった。
「飛鳥ちゃんのパイパンマンコ見て、ガマン汁が吹き出ちゃった」
宏も竿を扱き、張り詰めた亀頭の先に透明な露をプックリと浮かび上がらせると濡れそぼった肉裂をなぞり、ズル剥けとなった真珠肉に鈴口を宛がう。
「はぅんっ♥ 先輩のが、私の一番感じるトコ、擦ってるぅ♥ あぁ……もう、我慢出来無い! 私が挿れちゃうから先輩はじっとしてて下さいね~♪」
飛鳥も自ら腰を前後に揺すって快感を取り込み、嬉々として腰を下ろしてゆく。
「飛鳥ちゃん、もしかして呑んでた時から濡れてた? 大洪水だよ?」
「まさか~。先輩の元気なアレを見た瞬間からお腹が急に熱くなって……先輩の匂いを嗅いで口に含んでいるうちにすっかりと……あぁ! 先輩のが……挿って来ます! ゴリゴリと膣(なか)を押し広げながら……奥まで入って来ます!」
「くっ!? 飛鳥ちゃんの膣内(なか)……いつもながらに……キツい! いつまでも処女みたいだ」
力押しで挿入しているかのような感覚に、宏は無意識に飛鳥の細い腰を掴むと手前に引き寄せていた。
「は、激しいっ! そんな勢い好く挿れるなんて……先輩の熱くて硬いのが……私の一番奥に刺さってます!」
「飛鳥ちゃん! 飛鳥ちゃんの膣内(なか)、気持ち好いよ! いつも温かくて狭くてヌルヌルしてて……最高だよ」
「あぁん♥ 先輩の太くて長いのが……私を貫いてる! 先輩のアレが……私のアソコに挿ってるぅ♥」
互いに恥丘を密着させ、より強烈な快感を得ようと宏は回転させる動きを、飛鳥は上下にと腰を蠢かせる。
「ほら♪ こうして腰を捻ると……亀頭が子宮口を擦るでしょ? これが気持ち好いんだな~♪」
「ひぐぅっ!? せ、先輩、激し過ぎです! もっとゆっくり……愛して下さい。……すぐにイクの、勿体無いです♥」
「……って、飛鳥ちゃん自らも大きな上下動と回転運動してるんだよ?」
「だって……先輩とひとつになるの、すっごく気持ち好いんだもんっ! 離れたくないっ♥ ずっとこのまま……ひとつに溶け合っていたいんだもんっ!」
「飛鳥ちゃん……可愛いヤツ♥」
二人の股間からはグチュ、ネチャッ、などの粘着質な水音が個室に木霊し、荒い呼吸音も重なって溶けてゆく。 その間にも唇を貪り合い、唾液の交換をも済ませる宏と飛鳥。
「あぁ! 先輩のが……膣内(なか)で膨らんで来てます! あんなに大きいのが……更に太くなるなんて……信じらんない! いやぁ! 奥を擦らないで……膣(なか)を削らないでぇっ!!」
「ぅおっ!? 飛鳥ちゃんの膣内(なか)が……キツく締まって……根こそぎ持って行かれそうだ」
飛鳥は両手両足で宏にしがみ付き、身体全体で密着して来た。 それでも二人の腰の動きは止まらず、より激しく互いを求め合う。
「飛鳥ちゃん、こっちも貰うよ」
宏は右手を強引に二人の間に忍ばせ、服の上から飛鳥の微乳を揉みしだいた。
「はぁんっ! 胸は触っちゃダメです! 私のが一番小さいから……先輩に悦んで貰えない……」
腰の動きはそのままに、恥ずかしげに視線を背ける飛鳥。 飛鳥は夫婦となった今でもバストへの直接愛撫を頑なに拒んでいるし、見せてもくれない。 微乳がコンプレックスの飛鳥は、ブラの上から優しく揉む程度しか許してくれないのだ(これでも最大限の譲歩を引き出した結果だ)。 それでも、手の平にすっぽりと収まる飛鳥の慎ましやかな胸は、宏にとっては密かなお気に入りだった。
「俺は飛鳥ちゃんの胸だから好きなんだ。大きさなんて関係無いよ。むしろ……EとかFとかの巨乳は苦手だし」
息を弾ませ、額に汗を浮かべつつAカップの胸を愛おしげに揉み回す宏。 柔らかさよりも平たさを感じる丘だが、手の平を僅かに押し返す弾力性もあるし、何より敏感さはピカイチだ。 試しに、手の平の中で硬く主張し始めた部分を指先で上下にさすってみる。 果たして、
「あぁあっ! 乳首擦っちゃダメぇ! 服の上からなのに……感じ過ぎちゃうっ!」
瞳を潤ませ、鼻に掛かった声でキスをせがむ飛鳥に、宏の臨界が一気に訪れる。
「飛鳥ちゃんの普段ツンツンした態度も微笑ましいけど、こうしてデレデレになる飛鳥ちゃんも可愛いよ!」
オマケに、張り詰めた太腿に僅かに食い込むオーバーニーソックスの上端と絶対領域が宏の目を愉しませ、性電気となって股間を直撃してもいる。 勢い、膣壁を抉(えぐ)る動きが激しくなり、より強い刺激を求めてストロークも大きくなる。
「もう……ダメッ! い、イクよっ!」
「はいっ! 先輩の熱いの……私に下さい! いっぱい……注いで下さいっ!」
子種をねだるかのように無毛の股間を押し付け、膣内射精を乞う飛鳥。 切れ長の澄んだ瞳は潤み、その表情はすっかりと蕩けきっている。
「イクッ! イクよっ!!」
宏は高まった性感を一気に解放するかの如く、溜め込んだ精液を現役女子大生に注ぎ込む。 右手に微乳を納めたまま左手で腰を抱き寄せ、唇を重ねながら一気に吐精する。
どびゅ――――――――っ!! どびゅびゅびゅっ!! どっくんどっくんっ……どぴゅぴゅぴゅっ……。
「熱いっ! 先輩の熱い想いが……情熱が……私を焦がしてますっ♥」
瞬く間に白濁液が膣内に溢れ、一部は隙間から膣外へと漏れ出すものの、殆どの精液は子宮へと注がれてゆく。 夢見心地なのか、惚けたように身を震わせる飛鳥に、宏の射精は止まらない。
「まだ……射精(だ)すよ! 飛鳥ちゃんが可愛くて……愛しくて……堪らないっ!!」
張り詰めた亀頭をコリコリとした子宮口に宛がい、最後の一滴まで直に注ぐ宏。 そんな情熱にほだされたのか、すっかりと脱力した飛鳥が耳元で囁いた。
「宏先輩、大好き♥ 愛してます♥」
「俺も好きだ。愛してる♥」
何度も口付けを交わし、合体したままオルガスムスの余韻に浸っていたら――。
☆ ☆ ☆
「ちょっと宏! いつまで入ってんのっ! 好い加減にしなさいっ!! 声が……駄々漏れになってるわよっ!!」
千恵の怒号と同時にドアが壊れたかと思う程に激しく連打(ノック)され、甘い空気に包まれていた二人の意識を呼び覚ました。
「お姉ちゃんっ! ズルいっ! トイレを独占しないでっ!」
「……って、突っ込む所が違うだろっ!」
美優樹の甲高い声と、その背後でズッコケたらしい客人の声まで聞こえて来た。
「あっちゃー。千恵姉、メッチャ怒ってる……。そう言えば、今日はエッチしない日だったっけ」
「う゛っ!? み、美優樹!? しかも友達まで……聞いてた!? い、いやぁっ!!」」
今後の悲劇(?)が想像出来てしまい、思わず動きが止まる宏。 飛鳥はそれまでの赤らんでいた顔が今や蒼くなって固まっている。 どうやら交わりの余韻どころか酒の酔いまですっかりと醒めたようだ。 そんな躊躇が、二人の運命を決めてしまった。
「出て来ないなら、こっちから開けるわよっ!」
「無駄な抵抗を止めて大人しく投降なさいっ」
「宏ちゃんのいけず~~~っ! どうして私を交ぜてくれないのよ~~~っ!!」
怒気をたっぷりと孕ませた千恵に続き、額に角を確実に生やしていそうな筆頭妻の声と思いっ切り頬を膨らませていそうな若菜の声まで聞こえて来たのは……気のせいだと思いたい。 しかも、
「ほっほ~。掟破りが隠れているのは……ここか? 人が寂しく独り寝してりゃー、主(あるじ)自ら享楽に耽ってからに……好い度胸してんじゃねーか」
「……ヒロクン、休姦の誓いを自ら破った。……お覚悟!」
「まったく、宏クンには困ったものねー。いっそ、涸れるまで吸い尽くすしかないのかもねー」
どう聞いても穏やかでは無いほのか、優、夏穂の声まで聞こえて来るではないか。 どうやら穏便には済まないレベルにまで達しているらしい。 それに、
「あの娘の不始末はわたくしの不始末。この身を持って宏さんにお詫びしなくては♥」
「うふふ♪ 久々に母娘丼プレイと姉妹プレイに参加出来そうだわ♪」
などと、客人がいるにも係わらず多恵子と真奈美の弾む声まで聞こえて来る。
「ひ、宏先輩~~~」
諸先輩方の怒りのオーラを感じ取ったのか、すっかりと怯えた飛鳥が身体を震わせる。 どうやら本気で怖がっているらしい。 宏のイチモツもすっかりと縮こまり、いつの間にか飛鳥の膣(なか)から抜け落ちていた。
「飛鳥ちゃん、こうなったら覚悟を決めるしかないわな」
宏も怯むが、いつまでもここに籠もっている訳にもいかない。 ドアを叩き続ける音が激しくなり、二人を糾弾する声が徐々にヒートアップしているのだ。 このままぐずぐずしていたら、本当にドアが蹴破られるかもしれない。
「「……………………」」
服装を整え、宏と飛鳥が無言で見つめ合う事、数十秒。 互いに表情を引き締めた二人は手を繋ぎ、一歩を踏み出す。
「飛鳥ちゃん」
「宏先輩」
ドアノブを掴むその姿は、まさに死地に赴く戦士を彷彿させたと云う――。
(つづく)
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恋衣~優
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美姉妹といっしょ♪~新婚編
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「……ヒロクン。先月分の収支が纏まったから少し時間貰えるかな?」
夕食も済み、リビングでくつろぐ宏に遠慮がちに声を掛けたのは優だ。 筆頭妻である晶の双子の妹にして屋敷では実質ナンバーツーの地位に就いてはいるが決して偉ぶる事はせず、むしろ一歩引いた位置からみんなを見守る心優しきお姉さんだ。 ショートにした髪をシャギーカットにし、涼しげな切れ長の瞳と慎ましやかな美乳(七十七センチのCカップだ)を誇る、見目麗しいスレンダー美人でもある。
「うん、いいよ。そっか、もう三月になったんだっけ」
宏は四つ年上の従姉に微笑むと大きく頷き、マグカップを置くとソファーから立ち上がる。 この屋敷の家計簿は優の部屋にあるパソコンで管理されているのだ。
「お、月例報告だな。先月はどの位儲かったか、あとでオレにも教えてくれよ♪」
「それじゃ宏君。またあとでね♪」
宏との談笑を中断させられる形となったほのかと真奈美だが嫌な顔は微塵も見せず、笑顔のまま夫を送り出す。 優の収支報告は自分達の財布に大きく影響するからだ。 片や、新規参入の三人は屋敷の主(あるじ)である宏に一斉に顔を向ける。
「あの~、ずっと気になってたんですが、月例報告……って何ですか?」
「もし差し支え無ければ教えて頂けませんか? 皆さんが月初めになると一様に気になさっているのが気になってたんです」
「そうそう! 先月や先々月も優ちゃんから報告受けてたでしょ? それって何なの?」
テレビを見つつポッキーを囓っていた飛鳥が栗色に煌めくツインテールを揺らしながら首を傾げ、ゴスロリ衣装の美優樹も遠慮がちに――しかし興味津々とばかり詰め寄り、何本目かの缶ビールを呷っていた夏穂は好奇心満々に瞳を輝かせて身を乗り出して来た。 そんな慇懃無礼(?)な態度に慌てたのは屋敷最年長の多恵子だ。
「こ、こらっ! 人様のお金に首を突っ込むマネ、するんじゃありませんっ! まったく……。宏さん、すみません。至らない者ばかり揃ってしまって……ホント、恥ずかしい限りですわ」
宏に向かってペコペコと頭を下げていると、その背後から若菜と千恵が笑いながら話に加わって来た。
「あ、そっか~。みんなはまだ知らないんだっけ~。じゃあ丁度好い機会だから~、私達のお財布について教えてあげるね~♪」
「あのね、優さんはお屋敷の家計簿や金庫を管理してくれている、我が家自慢の大蔵大臣……なのは知ってるわよね。で、その中身なんだけど、株の売買や外国為替……何とかで資産を増やしてくれているのよ」
にわか講義を後ろに聞きつつ、宏は優と共にリビングを後にした。
☆ ☆ ☆
「……これが二月分の決算。当月はFX(外国為替証拠金取引)で若干の儲けが出たから、各自への分配金は二百万円程になったけど、株はとんとんだったから分配するまでの儲けにならなかった」
「なるほど」
机に置かれたモニター画面を指差しながら優は隣に立つ宏に説明を始め、宏も相槌を打ちつつ見易く色分けされた家計簿の収入欄に視線を走らせる。
「それで、あの四人にも……」
画面から優に視線を移した宏が問うと、打てば響く早さで優が首肯する。
「……うん。ヒロクンに言われた通り、十二月分に遡って振り分けてる」
「ありがと、優姉。新たに加わった多恵子さん、夏穂先生、飛鳥ちゃん、美優樹ちゃんにも安心して過ごして欲しいからね♪」
ニコリと笑う従弟に、優は僅かに眉根を寄せる。
「……ヒロクンはいつも優し過ぎる。自分の口座から二十億振り分けるなんて。ボクが株やFXで儲けるからって何度も言ったのに……。まぁ、時々ポカをするボクじゃ心許ないだろうけど」
この従弟は、いつも自身より相手――妻達の幸せを優先させるのだ。 現に、この四人には秘密裏にそれぞれ口座を作り、預金を分け与えていた。 しかも、自分と筆頭妻の姉を除いた千恵、若菜、ほのか、真奈美の四人にも内緒で、だ。
(……ヒロクン、また何かしでかそうとしてる。……でも面白そうだから黙って見ていようっと♪)
優は自身が経験したサプライズ結婚式から地球を一周したビックリ(?)ハネム~ン、果てはこの屋敷の大改築までの、宏が企画実行した一連のプランを思い出していた。
(……でも、この思考の柔軟性や奥さん達への思い遣りがヒロクン。ヒロクンが従弟で好かった。ヒロクンを好きになって本当に好かったっ。……ヒロクンの奥さんになれて本当に幸せ♥)
ひとり悦に浸っていると、慌てたように宏が言い訳を始める。
「あ、いや、優姉の腕を信用してない訳じゃ無いよ! ただ、一時(いっとき)でもみんなとの差を無くしたかっただけ」
「……でも、その為にヒロクンの預金が激減した。今や十億しか残ってない」
「そんだけあれば充分だって! ってか、それでもメッチャ多いしっ! ……でも、減った分はすぐに優姉が補填(カバー)してくれるしね♪」
苦笑いし、謙遜し、最後は信頼してくれる宏に、優は胸が熱くなる。
「……確かに、FXはハイリスク・ハイリターンだけど……ヒロクン、調子好過ぎ♥」
目元を赤く染める優だった。
「えっと、話を戻すけど、今月は二千二百万の儲け、って事だよね? 毎度ながら凄いね」
優からの熱視線に照れたのか、二月分のバランスシートが表示されているモニター画面を見ながら宏は感嘆の声を上げる。
「……ううん。儲け自体は大した額じゃ無いし、ボクが凄い訳でも無い。単に為替レートが幸運の側に傾いただけ」
自嘲気味に肩を竦めた優は、もうひとつのモニター画面に十二月から二月までの収支を表示する。
「……実際、一月はFXで一千万の利益が出たけど、株で二千万の損失を出して分配するまで至らなかった」
「あぁ、例のニクシーね。業界最大手のSNSなのに利用者に対して違法な行為を繰り返していた、あの……」
「……うん。前々から運営側による無断書き換えとか『なりすまし』など噂では知ってたけど、よもや本当(リアル)の事で、しかも内部告発により発覚し摘発されるとは思わなかった。完全に油断してて株価暴落に気付くのが遅れたボクのミス」
「いやいやいや! たとえ損失を出しても、それは想定の範囲内だったじゃない。むしろ、損失を最小限に止(とど)めた優姉が凄いよ!」
ひと月で千万単位の赤字を出したにも係わらず満面の笑顔で褒め称えられ、優は背中がこそばゆくなった。
(……たまに大損してヘコむけど、ヒロクンから面と向かって褒められると気にならなくなるし……むしろ照れちゃう)
顔が火照り、身体の芯が熱くなる。
(……でも、凄く嬉しい! 株だけじゃなくFXを資産運用に組み込んで正解だった。損失を利益でカバー出来る態勢を複数にして正解だった)
莞爾と笑う優に、画面の数箇所を指差した宏が尋ねた。
「ところで……これはどうしたの? 十二月から一月と徐々に増えて……二月はえらく支出が嵩(かさ)んでるけど?」
「……あぁ、光熱費ね。殊に一月中旬から二月にかけて気温の低い日が続いたし東京近郊なのに雪も何回か降ったでしょ? だから電気とガス代が嵩んだの。電気代は炬燵やトイレに置いた電気ヒーターで、ガス代はお風呂やキッチン、洗面の給湯器と衣類乾燥機、そして全部屋と廊下に置いたファンヒーター……とかで」
「あ……そうか。十一人もいると必然的に使用量が増えてそうなるか。廊下やトイレも寒暖差を減らす為に殆ど点けっ放しだからなぁ。……ま、仕方無いわな。冬季の必要経費、だね」
あまり気にしていない素振りで明るく笑う宏に、優は心の中で唸ってしまう。 実際に億単位のお金を持っていて利息だけで生活出来るとしても個人的に無駄遣いはしたくないし、そもそもエコ生活を率先している千恵や筆頭妻である姉が知ったら余り好い顔はしないだろう。 これらお金の大本(おおもと)は宏のお金なのだから。
「……何だったら、ボクからみんなに節電・節ガスを呼び掛けようか? でなければ暖房費を別枠で設けた上で儲けを振り分けるけど?」
「設けて儲ける……か。優姉に座布団一枚! 腕を上げたね~♪」
「……へ!? あ、いや、そんなつもりは……」
突然褒められ(?)、己の駄洒落に初めて気付いた優は顔を真っ赤に染め、あたふたしてしまう。
「あはは! 冗談だよ、冗談! 第一、この屋敷では灯油を使ってないから暖房費と光熱費の区別なんて付けられないでしょ? だったら今迄通りでいいよ。……ま、それだけ優姉が資産運用に対して真剣になってくれてる証拠だもんね」
「……ヒロクン、意地悪。年上の女を弄んでる」
「ふふ♪ 拗ねた優姉も可愛いよ。……そう、食べちゃいたい位に、ね♥」
「……あっ!? ヒロ……クン♥」
今尚あたふたしていた優は、背後から優しく抱き締められた。
☆ ☆ ☆
「優姉にはいつも感謝してる。俺が……俺達が財布の中身を気にしないでいられるのは、みんな優姉のお陰だよ」
宏が耳元で囁くと、優は照れ臭そうに頬を赤く染めて小さく首を横に振る。
「……ううん。株やFXで得た利益をみんなに還元しているのは、ヒロクンに言われた事を実行しているに過ぎない。特別な事は何もしてない」
「優姉の冷静な読みと的確な判断の成せる技だよ。もっと自慢して好いよ」
「……だとしたら、それはヒロクンのお陰。ボクに株取引の遣り甲斐を教えてくれた。ヒロクンがボクに預けてくれた十万円が全ての出発点」
「優姉……。いつもありがとう♥」
「あ……ヒロクン……ダメ♥ みんな、まだ起きてる……あんっ♥」
宏は首に回した両腕を下ろし、そのまま僅かに膨らんでいる双丘に宛がう。
「優姉のオッパイ、手の平にちょうど納まって……すごく可愛くて好きだよ♥」
「……小さな胸で……揉みごたえ無くてゴメンね。お姉ちゃんみたく大きければ、ヒロクンに悦んで貰える……」
「優姉。大きさじゃないんだ。俺が好きなのは、優姉そのものなんだ。だからサイズは関係無いよ」
言いつつ、宏は下から掬い上げるように揉み回し、時々逆回転させて優の美乳(微乳?)の感触を堪能する。 服の上からでも判る尖った部分に、指を立てて弾いてもみる。 優もひと回し毎に身体を小さく震わせ、時には背中を仰け反らせて宏の愛撫に反応してゆく。
「……ヒロクン♥ あぁ……オッパイ揉みながら耳を甘噛みしないでぇ。ぞくぞくしちゃう♥ ひっ!? 乳首弄りながらソコも同時になんて……ヒロクン、欲張り♥」
ビクンと身体を大きく震わせ、熱い吐息を吐(つ)きながら甲高い声で鳴く優。 宏の片手が太腿へ伸び、デニムのミニスカートを捲り上げるとショーツ越しに触れて来たのだ。
「優姉? ココ、なんか湿ってるよ? まだ始まったばかりなのに」
「……ヒロクン、意地悪。好きな男性(ひと)に……ヒロクンが傍にいて……触れてくれるから濡れちゃうのに……」
「優姉、可愛い♥」
「……年上女性に向かって可愛いは反則。そんなコト言われたら……すぐ堕ちちゃう。……ううん、もう、堕ちてる♥」
瞳を潤ませ、首を巡らせて宏の唇にむしゃぶり付く優。 宏も両手の動きはそのままに迎え撃つ。 互いに舌を絡ませ唾液を交換し合う、激しいディープキスだ。
「あぁ……ヒロクンとのキス、蕩けちゃう♥ ヒロクンとキスすると、ボクがボクじゃ無くなっちゃう」
「優姉、好きだよ♥ 愛してる♥」
「!! ひっ……くぅっ! あぁあっ!」
バストへの痺れるような愛撫と股間へのもどかしい愛撫、そして熱いキスを交わしながらの愛の言葉に、優は椅子に座ったまま身体をビクンと震わせ、軽いアクメを迎えてしまう。
「優姉、イッちゃったね。それじゃ、今度はもっと気持ち好くしてあげる。そのまま両足を上げて……そう、肘掛けの内側に足を入れて……肘掛けごと膝を抱えててね」
「……ヒロクン! こ、これって……肘掛けが邪魔になって身動き出来無い! ……もう、年上のか弱い女にこんな格好をさせて……ヒロクン、アソコおっきくして悦んでる」
「だって、可愛い優姉を見てたら……つい苛めたくなっちゃって♪」
「……ヒロクン、鬼畜♥」
宏は優を椅子に浅く座らせたまま、M字開脚させたのだ。 線が細く、身体も柔らかい優だからこそ出来る芸当(?)だ。 もしも身体がそれなりに大きい(太い?)若菜や晶だったら椅子の肘掛け部分が壊れてしまうだろう。 当然、スカートは腰まで捲り上がり、白いショーツに覆われた股間が灯りの下に晒される。
「とか言いつつ、自ら膝を広げてすっかりと濡れそぼったワレメを晒しているのは、だ~れ?」
「……だって、ヒロクンに求められたら……ボク、拒めない♥」
言いつつも、腰を僅かに前に迫り出す優。 すると無毛の恥丘に濡れたショーツがピタリと張り付き、その下に続く女の肉裂が大きく開いて中のピンクに色付いている媚粘膜が丸判りとなった。
「ゆ、優姉っ♥」
「きゃっ!? ……ヒロクン、落ち着いて! ボクは逃げないから……ずっと傍にいるからっ……はひゃぁっ!」
興奮しきった宏は膝を着くと、目の前で美味しそうに湯気を立てている淫裂にむしゃぶり付いた。 ショーツ越しに鼻先で尖りだした紅真珠を押し上げ、舌を伸ばして湧き出す愛液を何度も啜り上げる。
「優姉のおつゆ、いつも美味しいよ♪ ちょっと触れただけなのに湯水の如く溢れ出して来る♪ クリトリスもどんどん膨らんで来てコリコリしてる♪ 匂いもどんどんキツくなって……優姉が発情してる! ……でも、もっと感じたいよっ!」
布越しの匂いと舌触りに焦れったさを覚えた宏はクロッチを横にずらし、女の陰部を露わにする。
「優姉のココ、ぐっちょり蕩けてる。すっかり充血してサーモンピンクが綺麗だ。ラヴィアもほぐれて……オマンコ丸見えだね。……あ、今、膣口が震えて本気汁が垂れ落ちた」
プックリと膨らむ紅真珠に丸く開いた膣口、そして尿道口まで開いた女の園。 優の淫裂はすっかりと蜜で溢れかえり、トロトロと菊座へと流れ落ちてゆく。 その余りにも淫靡な光景に、理性がとっくに消え失せていた宏が食い付いた。
「優姉、いただきます♪」
「あぁあ! そ、そんな……いきなりクリ、剥かないでッ……って、舐めないでぇ! そ、そんなにキツく吸ったら……伸びちゃう! ボクのクリトリス、ヒロクンに伸ばされちゃうっ! クリ吸われたままイっちゃうっ!」
律儀にも膝を抱えたまま身悶え、絶頂への階段を駆け足で昇る優。 見目麗しい美顔は涎と汗で濡れそぼり、盛んに首を左右に振って性電気から逃れようとしているかのようだ。
「感じるっ! ヒロクンにクンニされて……ボク、感じ過ぎてる! これじゃ……すぐ……イっちゃうっ!!」
腰までミニスカートが捲れ上がり、ショーツをずらされて女の亀裂も露わにしたまま痙攣し出す優。 宏が股間にいなければ、とっくりずり落ちていそうな勢いだ。
「優姉、好きだよ♥」
言葉と同時に、完全勃起した秘核を甘噛みする宏。 当然、高まりに高まっていた優の性感が一気に弾けた。
「あぁああああああっ!!」
M字開脚のまま、身体を小刻みに震わせてアクメを迎える優。 だらしなく開いた口端からは涎が一筋垂れ落ち、紅く色付いた顔と荒い呼吸に、宏の萌え心が盛大に燃え出した。
「優姉のイッた顔、すごく色っぽい♥ それじゃ優姉のアクメ顔、もっと見せてね♪」
言うなり、宏は大きく反り返ったイチモツをパンツから引き抜くと、パックリと開いた淫裂に宛がう。
「……あぁ……らめぇ……今挿れちゃ……まだアクメの最中……」
視線だけでイヤイヤと伝えるものの、すっかりと犯(や)る気になっている宏には通じない。 むしろ弱々しい従姉の痴態に萌えまくり、猛り狂う加虐性(サドっ気?)に油を注ぐ結果となってしまう。
「むふ♪ 聞こえな~い♥」
「ひぐぅうっ!? かはぁああああああああああああああああっ!!」
「うおっ!? 優姉の膣内(なか)、すっげ~キツいっ! まるで……処女に戻ったみたいだっ。膣肉全体で……チンポ締め付けて来る!」
熱くぬかるんだ膣肉を無理矢理に掻き分け、そして張り詰めた亀頭で子宮がこれでもかと突き上げると、優は二度目の、それも完全な絶頂を極めてしまう。
「優姉、挿れただけでイッちゃったの? ふふ、今日はすごく敏感になってるね♥ こりゃ、楽しいわ~♪」
宏はアクメで身体を小刻みに震わせる優を抱き締め、そのままトップギアで腰を打ち付け始めた。
「ヒロクン、らめぇ! そんな激しい……ボク……イクのが……止まらない! イキっ放しになってる……っ!!」
優の両足はいつしか宏の腰に巻き付いていた。 足が攣るのではないかと思える程に爪先が伸ばされ、足首がガッチリと組み合わさっている。
「優姉、両腕にも力入れて、しっかりと抱き付いててね♪」
宏は両足を踏ん張ってゆっくりと立ち上がり、既に敷かれてある布団へと向かう。
「ひぎぃっ! ふ、深い! コレ、深過ぎるっ!!」
宏が立ち上がった事により、優は駅弁スタイルとなったのだ。
「一歩ごとに……イッてる! 歩く振動で……ヒロクンのペニスがボクの子宮を何度も突き刺してるっ!! らめぇ! こんなの続けられたら……ボク、死んじゃうっ! ヒロクンに止(とど)め刺されちゃうっ!!」
半狂乱となった優は何度も涎と愛液を吹き上げ、宏の顔面と股間をビショビショに濡らしてしまう。
「ひぎぃいっ!! 刺さってる! ペニスが子宮に刺さってる!! 抜いてぇ! 赤ちゃんの部屋が……ヒロクンの形に広がっちゃうっ!!」
抜いてと言いつつ、腰に回した足をロックし、力一杯締め上げているので宏からはどうする事も出来無い。
「優姉がしがみ付いてるんだけど……ま、いっか♪ このまま最後までイッちゃおうね♥」
布団の上で慎重に膝を着いた宏は、優を串刺しにしたまま、ゆるゆると腰を下ろして対面座位になろうとした……その瞬間。
「あ、滑った♪」
嘘か真か。 宏は駅弁スタイルのまま、ドスン! と布団に尻餅をついた。
「い゛っ!? ――――――――――――っ!」
幸か不幸か。 優の部屋は畳敷きの和室で、寝具も昔ながらの布団だ。 当然、薄い敷き布団ではクッションなど利く筈も無く、優の体重以上の衝撃が畳に跳ね返されて子宮の一点に直接伝わる結果となった。
「あ゛――――――――――――――――――――っっ!!」
優は言葉にならない悲鳴(?)を上げ、引き付けを起こしたかのように小刻みに震え、断末魔の悲鳴を上げると白目を剥いてそのまま昇天してしまう。
「あ、優姉、大丈夫……じゃない? でも、アクメったから平気……だよな?」
一緒にイキそびれたものの、従姉の弛緩しきった顔(口の端から舌が出てる)と股間(今度は完全に失禁していた)に、宏はつい笑ってしまった。
☆ ☆ ☆
「あ、そうだ。優姉に資金面でのお願いがあったんだ」
互いにアクメを極めた気怠さが残る中、宏は腕枕した従姉に顔を向ける。 優が失神から回復したあと、今度は宏が満足する(三回ばかりイク)までハッスルしたのだ(優も都合六回はイッた)。
「……資金のお願い? 何でも言って。ボクが力になるから」
打てば響く早さで(しかも嬉しそうに瞳を細めて)首肯する優に、宏は満面の笑みを浮かべた。
「ありがと、優姉。そう言って貰えると助かるよ。実は……」
感謝と愛のキスを贈った宏は、そのまま優の耳に口を寄せた。
(つづく)
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