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ライトHノベルの部屋
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~ラブラブハーレムの世界へようこそ♪~
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デュエット(3)
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美姉妹といっしょ♪~新婚編
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「あの~~~、何度も言いますが今日は長距離移動や結婚式でお疲れでしょうし無理すると明日以降が辛くなりますから初夜は心身とも完全な状態となった明日の夜に延期しません?」
勝負下着姿の夏穂と多恵子に迫られて眠気は吹っ飛んだものの、宏は身体の芯に重く残る疲れと大量摂取したアルコールの影響でエッチに二の足を踏んでいた。 何より、少しでも気を抜くと猛烈な眠気が再び襲って来るのだ。 何も考えずじっとしている状態が十秒でも続けば、胡座を掻いたこの姿勢のまま寝てしまうのは確実だ。 ましてやエッチの真っ最中に寝落ちでもしようものなら、夫の威厳は修復不可能なまでに地に墜ちてしまうだろう。
(そ、それだけは何としても避けなければ! ……いっそ、挿入無しでクンニと手マンだけで勘弁して貰おうかな)
などと、思考力の落ちた頭の片隅で本気で考えてしまう。 しかし。
「ウチは平気よ。むしろ宴会でエネルギーをチャージしたから徹夜だってオッケ~♪」
「宏さんのお心遣いは大変嬉しいですし感謝も致します。しかし新婚初夜を蔑ろにするようではこの先、務まりませんわよ?」
「宏さん。無理にとは言いませんが……出来れば美優樹にも『新婚初夜』なるものを味合わせて戴けませんか? 結婚式を挙げた日の、一生に一度切りの夜ですし……」
何度となく翻意を促したものの、すっかりと『犯(や)る気満々♪』になっている夏穂と多恵子には全く通じない。 しかも、普段は控え目なゴスロリ美少女までもが顔を赤らめ、ドレスの胸元をはだけて身を乗り出して来るではないか。
「って、美優樹ちゃんまで! ホントに大丈夫? 無理してない?」
「美優樹も大丈夫です。今日だって宏さんの後ろを付いて行っただけですし、美味しい夕御飯もたくさん戴きましたし♥」
ヘッドドレスを着けて目元を朱(あか)く染める美少女に、宏の勃起肉は承諾するかの如く大きく上下に震えてしまう。 なにせ、横座りした美優樹の二の腕で寄せられたBカップ(八十センチだ)の緩やかな谷間がピンク色のブラチラを伴って見え隠れしているのだ。
「う゛~~~~」
応えるよりも先に、ついつい陶磁器のような白い肌となだらかな裾野に魅入ってしまう。 美優樹は美女軍団の中で最も年齢が低いものの大人びた表情と色気を有しているので、どうしても視線が吸い寄せられてしまうのだ。 当然、目の保養はそのまま勃起肉のエネルギーに転化され、迸る情欲はガマン汁をも吹き上げる。 そんな夫のそそり勃つ肉槍に涎を啜った夏穂と多恵子は最終決断を迫るかのようにショーツに手を掛け、腰を揺らしつつ見せ付けるようにして全裸になった。
「裸の女を前にしてんのに、いつまで経ってもノリが悪いわね~。いつもの絶倫エロ魔神振りはどーしたのかしら?」
「宏さん? ここに宏さんのお好きなパイパンのおまんこがありますよ? ほらっ♥」
「う゛っ! で、でも……」
夏穂は自らDカップの美乳を両手で掬い上げて揉みしだいているし、多恵子は多恵子で布団の上でM字開脚して天然無毛の股間を見せ付けて来る。 完熟した肢体を妖艶にくねらせる二人に圧倒され、宏は逆に身動き出来無くなってしまった。 それでも哀しいかな、フェチのど真ん中を突いて来る二人の蠱惑的なデルタ地帯に視線が釘付けとなってしまう。
「それじゃ……ちょっとしたスパイスを加えてみようか♪ たとえば……こ~んな格好をしたら、どうかなー♪」
固まる宏を見て何か閃いたのか、素っ裸のまま四つん這いになってゴソゴソと部屋の隅に置いた荷物を漁り始める夏穂、 当然、宏からは真ん丸な桃尻や濃い桜色に濡れ光る淫裂までもが蛍光灯の下であからさまになった。 宏を挑発しているのか丸い尻が左右に揺れ、その度に淫靡な渓谷が柔らかなS字カーブを描く。
(うっわ~、夏穂先生の媚尻が俺を誘ってる!? これぞ『女教師・夏穂の秘めた放課後レッスン♥』かぁ……って、んなコト言ってる場合じゃないって! 何とかこの場を切り抜けないと!)
ノリツッコミをかます宏を尻目に、夏穂が引っ張り出して来たのは……。
「それは……今日被ってたロングベール!」
夏穂は手にした純白のウェディングベールを多恵子や飛鳥と美優樹に渡すと真っ先に被り、最後まで服を着ていた飛鳥も上着とショーツだけを脱ぐと夏穂に倣ってそそくさとベールを装着し始めた。 どうやら全員、花嫁姿でのエッチに食指を動かされたようだ。 しかも、純銀のティアラまできちんと載せるのだから熱の入りようが判ると言うものだ。
「みんな……♥」
惚ける宏の目の前には全裸の夏穂と多恵子、胸元をはだけた黒のゴスロリドレスと黒パンストの美優樹、純白のブラとミニスカに黒のオーバーニーソックスを穿いた飛鳥がそれぞれベールを纏って居並んだ。
「どうだ! これぞ初夜を迎えた花嫁じゃ~♪」
言いつつベールの端を持って身体を覆うように巻き付けると立ち膝のまま腰に両手を当て、胸を張って豪快に笑う夏穂。 真ん丸な双丘が薄布の下で美味しそうにプルンプルンと揺れる。
「それにホラ! 裸にロングベールを纏うとカラシリスみたく肌が透けて色っぺ~でしょ♪ まるでファラオの后(きさき)になった気分だわ♪」
「た、確かに……何とも扇情的なお姿で……」
ゴクリと唾を呑み、ついつい凝視してしまう宏。 ベールの長さは百五十センチあり、しかも極薄のシルク生地なので乳輪のピンク色や乳首の尖り具合、果ては恥丘に深く刻まれた縦筋がぼんやりと透けて見えるので、この上なくセクシーさが増すのだ。
「多恵子さん、夏穂先生、美優樹ちゃん、飛鳥ちゃん……」
多恵子の柔らかく揺れる八十五センチ(Dカップだ)の媚乳に、お碗型に膨らんだDカップのラインが真円を描く夏穂の美乳。 成長途中の美優樹のBカップの微乳に、ブラをしていても形の良さが判る発展途上の飛鳥のAカップバスト(決して貧乳ではないのだ)。 それぞれウェストが細いので数字以上にバストが大きく見え、腰の丸味と無毛の股間に刻まれた深い谷や絶対領域などが魅惑的な効果を伴って目に飛び込んで来る。 宏の目の前には、まさにベールに覆われた女神が降臨した。 殊に美優樹は黒のゴスロリドレスを纏っているので、ともすると堕天使の花嫁にも見えてしまう。
「みんな……やっぱり綺麗だ。ずっと同じ事しか言えないけど……ホントに綺麗だ」
宏の股間では、如意棒がこれ以上無い程に屹立していた。 高まる鼓動に合わせてピクピクと上下し、先端からはガマン汁がプックリと浮かび上がり、竿を伝ってシーツに滴り落ちている。
(もう、ダメ。俺、寝るよりみんなを抱きたい! 寝落ちしても構わんから今すぐにでも膣内(なか)に挿れて俺の色に染めたいっ!)
熱く新婦を見つめる宏に、多恵子が妹と娘に向かってニコリと微笑んだ。
「宏さんも大満足していらっしゃるから、今日はずっとこの姿のまま契りを結びましょうね♪」
言うや否や、多恵子は胡座を掻いた宏の正面に陣取り、両頬に手を当てて引き寄せると熱い口付けを交わし始めた。 舌を繰り出し、唾液を啜り、愛しき男性(ひと)の唇を存分に貪る。 多恵子の両手は、いつしか宏の頭を掻き毟っていた。
※ ※
(あぁ……宏さんとの新婚初夜をウェディングベールを被ったまま迎えるなんて……なんて女冥利に尽きるんでしょう! うふん♪ 愛してますわ、わたくしの愛しい宏さん♥ あぁ……キスを重ねる度に子宮が疼いて……早く……早く熱い精液をたっぷりと子宮に浴びたいわぁ♥ ……あっ♪ 宏さんからも抱いてくれた♥)
心の底から溢れる愛情と身体の芯から湧き出す情欲が、多恵子を大胆な行動に走らせていた。 左手で筋肉質な背中を何度も擦って胸板の厚さを実感し、右手は引き寄せられるかのように屹立している肉棒を握りしめる。
「宏さん、ここはもうカチンコチンに張り詰めていますわよ? そんなにもわたくし達の姿が好かったですか?」
言いつつ、熱くてゴツゴツした感触の肉槍を手の平で何度も確かめる。 その度にピクピクと反応するペニスが、多恵子には堪らなく愛しく思えて来る。
(確か……若菜さんが教えてくれたのは、こうして……逆手でおチンポをごく軽~く握ったまま扱くのよね)
小指の先で亀頭裏をくすぐり、親指と人差し指と中指で作った輪っかで竿の根本を時折締め付け、薬指で亀頭のカリ首を優しく弾いてもみる。 すると効果覿面とばかり、手の平が熱いガマン汁塗れになった。 部屋には宏の荒い呼吸音と股間からの粘着音が大きくなる。
「ふふ♪ 声を上げまいと必死で堪える宏さんのお顔を見ていると、何だかゾクゾク致しますわ♥ ……ホラ、おチンポが大きく跳ねました♪ こちらの方が正直ですわね♪」
ガマン汁をローションに見立て、多恵子は大きなストロークのまま手に力を込める。
「うぁあ、た、多恵子さん、激しく扱かないで! 気持ち好過ぎて……感じ過ぎてイッちゃいますって!」
――ひと回り以上年下の夫が、わたくしの拙い愛撫で悶えている――。
視覚と灼けた鉄棒のような逸物に、多恵子は我慢出来無くなった。
「宏さん! 射精するならわたくしの膣内以外は認めませんわよ? 宏さんの想いが詰まった熱い精液、わたくしの子宮にたっぷりと注いで下さいませ♥」
荒くなった息のまま宏を押し倒し、肉槍を握り締めたまま騎乗位で合体する多恵子。 宏からの愛撫は無くとも、何度も交わしたキスで内腿に滴る程に濡れていたのだ。
「あぁ! 宏さんのぶっといおチンポ、奥に届いてます! わたくしの膣を押し上げて……子宮に刺さってますぅっ!」
顎を逸らして仰け反り、今夜の一番槍に涙する多恵子。 その姿は愛しき男の精を欲する、ひとりの女のあるがままの姿だった。
※ ※
挿入直後からトップスピードで腰を前後に振りながら上下する多恵子に、宏も下から腰を突き上げて応戦(?)する。
「多恵子さんの膣内(なか)、熱くうねって……柔らかいのに締め付けて来て……気持ち好い!」
細い腰に両手を宛がい、こちらも全力で抽挿する宏に、置いてけぼりを喰らった新婦三人が詰め寄った。
「ちょ、ちょっと、宏クン! 依怙贔屓はダメだって何度も教えたでしょ!? ウチにもしてよぉ~っ! 姉さんもひとりで暴走しない! ……ったくぅ、そんなに餓えてんならサッサとイッちゃえ!」
言いつつ教え子の顔面に背面でどっかと跨り、正面で派手に揺れている姉の乳房を鷲掴みにする夏穂。 どうやら早々に姉をイカせ、次の合体を目論んでいるらしい。
「お母さん! 夏穂姉さんも自分達だけ独占してズルいっ! 私も宏先輩とエッチするぅ!」
多恵子に添えていた右手を掴んで引き倒し、無毛の淫裂をなすり付けて来たのは飛鳥だ。 さっきまで勃起途中のイチモツが巨大イモムシに見えてエッチは嫌だと言っていたのに、嘘のような変わり身である。 一方、淑やかに(?)忍び寄る影がひとつ。
「お母さん、完全にひとりの雌になったみたい。……それじゃ宏さん。美優樹のココを可愛がって下さい♥」
多恵子のウェストに宛がわれていた宏の左手を半ば強引に剥ぎ取り、そのままパンスト越しに濡れたショーツへ押し付けたのは美優樹だ。 夫となった男性(ひと)のフェチを巧みに利用した戦術(?)らしい。 宏も黒パンスト&ショーツの組合せがマイブームとなっているだけに、実に心憎い演出だ。 きっと、屋敷のセックスマスターたる若菜、もしくは真奈美か優姉当たりの入れ知恵もあったのだろう。
「みんな……そんなに俺の事を……よしっ!」
瞳を熱く濡らす四人の美女から迫られた宏は、求められる嬉しさにすっかりと開き直った。 多恵子に腰を打ち付けながら、本日何度目かの宣言を放った。
「みんな覚悟して! 朝まで寝かさないからねっ! 泣いて許しを請うても無駄だからね!!」
下地島の海辺に建つ民宿の二階では、ひとりの男に群がる女四人の嬌声が上がり始めた。
※ ※
(なによ、夏穂姉さんったら、宏先輩の顔に跨っちゃって……私が最初にして貰おうと思ってたのにぃーっ)
飛鳥は叔母と母の意外なまでの積極性に驚き、渡されたウェディングベールを急いで被ったものの新婚初夜イベントに乗り遅れてしまった。 特等席である宏の腰には既に母親がロングベールを被ったまま妖艶な姿を晒し、一等席の顔面には叔母である夏穂もベールを身体に捲いたまま早々に陣取ってしまった。
(しょうがない、私は宏先輩の右手で愛して貰おうっと♥)
そう思って手の平に跨って愛撫をねだったものの、腰と顔面、そして美優樹の股間にも気を取られているらしく指がさっぱりと動かない。 そうこうしているうちに右手が抜かれてしまい、自分だけがエッチの輪から取り残されてしまった。
(あん、もうっ! なんで私だけこーなるのよっ! みんな先輩を独り占めしてズルい!)
改めて先輩の手の平を取り戻そうと思っても、叔母の腰をガッチリ抱えているので引き剥がすのは無理そうだ。 しかも勃起肉は未だに母の胎内に出入りしているし、左手は妹によって占められている。
(な、なによ! 私が入る場所、無いじゃない!)
仕方無く、自分の指を宏の指に見立てて濡れた割れ目を弄ってみる。 すると、思った以上に快感が湧き上がって来た。
「あぁん、宏先輩の指が……私のあそこ、弄ってるぅ♥ あん♪ あぁん♪ 先輩の指が……私のクリ、突(つつ)いてるぅ♥」
目を瞑ったまま腰を突き出し、指を蠢かせる飛鳥。 脳内では宏に愛撫されている自分が映し出され、指先に触れるツルツルとした無毛の肉溝が殊の外気持ち好くて自然と指の動きが激しくなる。 大量の愛液が指に絡まり、シーツに大きな染みを作ってゆく。
「イイっ! 先輩の指、気持ち好い! 先輩に触られるの、好き~♥ 先輩の指使い、最高~っ♥」
処女を失うまでオナニーを封じていた女がハァハァと荒い息を繰り返し、左腕で自らを抱き締めてペタン座りしたまま自慰行為で身悶えている。 男が女を変えるとは、まさにこの事だろう。 しかし左手はバストを下から軽く支えるだけにとどめ、決して揉んだり乳首を弄ったりする事は無い。 宏と結ばれてから数ヶ月経つが、バストだけは鬼門なのだ。
(オッパイ見せなくたって、胸がペッタンコだって、宏先輩はいつだって私を愛してくれてるモンっ)
貧乳がコンプレックスの飛鳥は、上着は脱げるまでになったものの未だにブラを外したエッチをしていない。 Cカップ(三人いる)やDカップ(五人もいる!)が群雄割拠する美女軍団に於いて、Aカップサイズは自分ひとりだけなので大いに引け目を感じているのだ。
(デカ乳(ちち)は夏穂姉さんやお母さんに任せて、私はこっちを愛して貰うんだからいいモン! ……でも、いつかありのままの私も見て欲しいな。……いやいやいや、やっぱ無理! 先輩にがっかりされたくないモン!)
自ら慰めるかのように尖った淫核を何度も撫で回し、母や妹――ついでに叔母の嬌声を背後にアクメを目指す飛鳥。
「あっ、あっ、い、イクッ! ひとりエッチで……イッちゃうっ!!」
奇しくも同じタイミングで妹の美優樹が一際甲高い声で啼き、母と叔母も宏に跨ったまま潮を噴き上げた。
「あぁぁ、気持ち好くて思わず自分でしちゃったけど……なんだろ、この……胸に穴が空いたような虚しさはっ?」
暫し考え、思い当たった原因に視線を向ける。
(お母さんはともかく、夏穂姉さんばっか大満足しちゃって……教師なのに狡いっ!)
無性に悔しさが込み上げ、しかも歳不相応な言動をかましたのでひと言、『優しい』言葉を贈ってあげた。
「ナニを――」
※ ※
美優樹は母親と叔母のいつにない積極性に目を奪われ、夫争奪戦に出遅れてしまった。 母の多恵子はさっさと合体して猛然と腰を振り、叔母の夏穂は断わり無く夫の顔面に座り、ひとり悦んでいる。
(美優樹も、もっと若菜さんやほのかさんのように積極的に攻めないとダメなのかしら? でも、お母さんや夏穂お姉さんみたく欲望に塗れて急に弾けるコトなんて出来無いし)
姉も出遅れたらしく、新郎の右手に跨ろうとしている。 どうやら指での愛撫を所望しているらしい。
(となると、宏さんの身体で空いてる所は……左手と両足だけね。でも好いわ。宏さんなら指の一本でも触れられているだけで幸せだもの♥)
美優樹は宏の左手を取り、その上にそっと腰を下ろす。 宏の左腕はゴスロリドレスのスカートに吸い込まれたかのようになった。
(それじゃ、美優樹も宏さんに愛して貰おうっと♪ 夏穂お姉さんやお母さんだけに花を持たせないんだからっ)
負けん気に火が点いた美優樹は、ここで千恵や優、真奈美から教わった夫のフェチ心をさり気なく刺激する。 ここ(二階)に上がる前、「こうすると悦ぶわよ♪」と、そっと耳打ちされていたのだ。
「宏さん。美優樹のあそこ、パンストとショーツ越しですけどお好きなように弄って下さい♥」
美優樹は手の上に直に座らず、指が自由に動く空間を確保して跨っていた。 すると、愛する男性(ひと)の指が探るように動き始めた。
(あん♥ 宏さんったら、指先で美優樹の縦筋、ほじくってるぅ♪ あ、やだ、いっぱい濡れてるの、バレちゃう♪)
顔が塞がっているのに、的確に姫割れをなぞってくる指使いは流石、複数の妻を持つ男性(ひと)だけはある。 きっと、みんなもこうした寵愛を受けて満足しているのだろう。
「あぁ……宏さんの指、優しい!」
宏は爪を立てないよう、指の腹を使ってそっと濡れた部分を弄(まさぐ)って来る。 美優樹は愛しき男性(ひと)の指が動く度に全身を震わせ快感にのたうち回りそうになるが、同時にもどかしさも感じていた。
(宏さんったら、本当に優しいんだからぁ♥ きっと、パンストを破っちゃいけないと思ってるんでしょうね)
どんな状況でも自分達を第一に思い遣ってくれる心が嬉しく、好きになって――夫婦となれて本当に好かったと心から思う。 そこで。
「宏さん。若菜さんからパンストの予備を貰ってますから、破っても大丈夫ですよ♪」
暗に、「直に触って♥」 と伝えたのだ。 果たして、縦筋を軽くなぞっていた指使いが急に力強くなった(でも決して爪を立てないのが憎らしい♥)。 器用にも左手ひとつでパンストに孔を空け、ショーツの上から濡れた肉溝に指を沈み込ませて何度も擦り上げ、それからようやくクロッチを横にずらして直接触れて来た。
「あぁあっ♪ 宏さんが直に触れてる♥ 美優樹のあそこ、宏さんの指を悦んでるぅ♥」
愛液が湛えられた縦筋の中へ指を挿し込み、何度か谷間を擦ると上部にある尖った部分を弾き、今度は膣口に浅く指を突き立てて撹拌もして来る。
――グチョ、ニチャ、グチュグチュ、ネチャァ……――
母や叔母、姉の股間からも同じ音が出ているのに、己の水音だけがやけに大きく聞こえるのは……気のせいだろうか。 淫靡な粘着音がサラウンドで響き、目の前で悶えている母と叔母の姿にも刺激されて徐々に昇り詰めてゆく。
「ひ、宏さん……指使いが……激しいっ♥ 美優樹、宏さんに可愛がられて……幸せですぅ♥ あぁ!? お、奥まで指が挿(はい)って来たぁ♥」
数いる妻の中で宏との関わりが最も浅いと言う自覚があるだけに、夫の従姉や幼馴染と同じように愛して貰えていると実感するだけで子宮が熱くなり、熱い塊が膣から宏の指へと流れ落ちてゆく。 お腹側の膣壁――Gスポットと淫核を同時に擦られる快楽に我を忘れ、髪を振り乱して与えられる快感を取り込もうと躍起になる。
「宏さん、美優樹、イッちゃいますぅ! 指で弄られただけなのに……嬉しくて……心が満たされて……イッちゃいますぅ!」
股間から発する媚電流は、新婚初夜と言うスパイスが効いている為か普段よりも数倍の威力で美優樹を翻弄した。 腰が勝手に震え、脊髄を駆け抜けて脳天を激しく揺さ振って来る。
「み、美優樹だけが……ひとりだけイクの、やだぁっ!」
腰を浮かせて愛撫の手を逃れる、と言う選択肢が全く思い浮かばない美優樹に、宏の愛撫は止まらない。 むしろイカせるかの如く、尖った部分を執拗に攻めている指のバイブレーションが激しくなった。 硬くしこった突起を上下左右に弾かれ、淫核包皮ごと摘まれてしまう。
「ひぃいっ! お、お豆ばかり攻めちゃ……ら、らめぇっ!!」
子宮が熱を帯びて愛液が何度も噴き出し、ショーツはおろかパンストからも滴っているのが判る。
「ひ、宏さん♥ 宏さんっ♥」
救いを求めるように、荒くなった息遣いのまま何度も愛しき男性(ひと)の名前を連呼する美優樹。 部屋には淫裂を掻き回される水音が大きく響き、それがまた多恵子や夏穂、飛鳥の絶頂を導く呼び水となった。
「美優樹、イッちゃいます! 宏さんの指で、イキますぅ!!」
純白のベールを被ったゴスロリドレスの美少女が背中を仰け反らせ、先陣を切って絶頂を迎えてしまう。 長い栗色のツインテールが左右に激しく振れ、顎を突き上げた口の端からは涎までもが滴っている。 そんな美優樹のアクメ声に誘われたのか、三つの艶声が同時に上がった。
「宏さん、わたくしもイキます! イッてる! イッてますぅっ!!」
「く、クンニでイクッ! クリ舐められて……イっちゃうっ♥」
「あっ、あっ、い、イクッ! ひとりエッチで……イクぅうっ!!」
美優樹はみんなと一緒にイケた事に満足したものの、その後の叔母の、ややもすると独善的な言動に思わず苦言を呈した。
「夏穂お姉さん――」
※ ※
「姉さんったら、ホント、宏クンとのキスが好きよね~。……まぁ、気持ちは判らんでも無いけど」
夏穂は一心不乱に腰を振り始めた姉に苦笑いするが、このまま黙って姉の行為を追従するつもりは無かった。 宏にとって自分は十人いる妻のひとりだと充分判ってはいるが、せめて肌を重ねている時だけはただひとりの女として見て欲しい――と願うのは贅沢だろうか。
(複数の奥さんが同衾する以上、自分だけ……って言うのは無理ね。まぁ、正式に奥さんになれたし傍にいられるだけでも幸せなんだから、これ以上、欲こいたらバチが当たるかな)
ひとり莞爾と笑い、しとどに濡れた股間を教え子の目の前に晒しながら姉の乳房を揉みしだく(乳首共々思った以上に張り詰めているので、かなり感じているようだ)。 姉には早々にイッて貰い、次に宏との合体を果たすのだ。
「宏クン、ウチの濡れたオマンコ、好きなだけ舐めて♥ たっぷり味わって♪ いっぱい気持ち好くしてぇ♥」
「って、夏穂先生! 濡れた割れ目で息が……息が出来ませんって!」
鼻に掛かった甘い声で囁くように言ったつもりだったが、実際は股間を顔に押し付け、無理矢理愛撫をねだっていたようだ。 顔をずらし、肩でゼイゼイと息をする教え子に叱られてしまった。
「あはは、ごめ~ん。それじゃ、改めて……ね♥」
膝を使って腰を浮かせ、鼻先ぎりぎりに股間の位置を調整する。
「あぁ……お尻の穴まで見られてる! かつての教え子に……ウチの恥ずかしい部分、全部見られてるぅ♪ 教え子の熱い鼻息が……ウチのオマンコ、焼き払ってるぅ♥」
心の底から湧き上がる感情をそのままに口にしたものの、頭の片隅で僅かに残っていた理性がハタと気付いた。
――自ら顔面騎乗し淫語を乱発しておいて何だが、教師として物凄く破廉恥ではないか――。
(こ、これは宏クンが処女だったウチに調教した所為よ! ウチは仕方無く、夫の言いなりになってるだけよっ!)
込み上げた恥ずかしさからつい、教え子の所為にする女教師。
(でも……教師である前に、ひとりの女だもんね~♪ 好きな男性(ひと)と肌を重ねるのに、常識や通り一遍の良識なんか、『クソ喰らえ!』 だわ)
とても教鞭を執る聖職者とは思えない、自己中な思考回路だ。 しかしある意味、愛し愛される者同士の真理でもある。
(誰が何と言おうと、ウチは宏クンが好き♥ ひとりの女として、小さな幸せを追求してるだけに過ぎないわ)
一般論を盾に自己弁護を始めるが、股間から発する強烈な性電気によって理性そのものが溶かされてしまう。
「あぁあっ! ひ、宏クンの舌が……ウチのパイパンオマンコ舐めてる! あひゃぁあっ!? そ、そこ剥いちゃダメぇ! ひゃぁああっ!? 吸わないでっ! そ、そんな強く吸ったら伸びちゃう! 感じ過ぎて……すぐイっちゃう!」
最初は優しく外側から愛撫されると思っていただけに、いきなり急所を攻められた夏穂は一気に青色吐息状態となってしまった。 尖らせた舌先が膣前庭を一気に舐め上げ、蠢く唇が勃起した淫核を捉えたのだ。 舌の温かさよりも痺れる快感が身体を震わせ、膝の力が徐々に抜けてゆく。
グチャッ、ニチャッ! ジュルルルッ、ジュッチュ~~~~っ!
股間からは自分の濡れ具合を示すかのような粘っこい水音が大きく部屋に響いている。 それは姉である多恵子の喘ぎ声を凌ぐ音量だ。
「ひ、宏クン! ちょ、ちょっと待って! もっと優しく……そんないやらしい水音立てないでぇっ!」
思わず腰を浮かせて教え子の舌から逃れようとしたが、一歩遅かった。 飛鳥の股間から右手を引き抜いた宏が、片腕一本で腰をがっちりと掴まえたのだ。
「あの、宏クン? まさかこのまま……ひぎぃ――っ!!」
言い終わらないうちに、これまでとは比較にならない猛烈な性電気が全身を駆け巡り、意識が一瞬飛ぶ。 夏穂は身体が仰け反り、姉の乳房を握り締め、宏の顔を太腿で強く挟み込んだまま硬直していた。 それがアクメだと判ったのは、姪である飛鳥と絶頂に追いやった張本人の声によってだった。
「あ、帰って来た。夏穂姉さん、潮吹いたまま動かなかったけど……そんなに好かった?」
「夏穂先生、大丈夫ですか? 思わず噛んじゃいましたけど……その様子じゃ平気そうですね」
どうやら、根本まで剥かれた淫核を甘噛みされたらしい。 そう意識した途端にクリトリスがジンジンと痺れ、甘い刺激が全身を駆け巡ってゆく。 いつの間にか姉もアクメを迎えたらしく、宏の腰の上で荒い呼吸のまま脱力していた。
「く、クンニでイッちゃったぁ……教え子にイカされちゃったぁ~」
膝の力が完全に抜け、今度は本当に宏の鼻が淫裂に埋まる程、腰を下ろしてしまう。 どうやら周囲の嬌声すら耳に届かない位に、宏からのクンニに没頭していたようだ。
「宏クン、激し過ぎぃ♥ お姉さん、恥ずかしいっ♥」
顔面騎乗したまま、いやんいやんと顔を赤らめ身悶える三十路女に、切れ長の瞳を眇めた飛鳥と美優樹の声が綺麗にハモった。
「ナニを……今更ぶりっ娘(こ)してんだか。キモッ」
「夏穂お姉さん、いい歳こいて、キモい」
姪二人の辛辣(正直?)な言葉に、夏穂はそれまでの快感を全て忘れてしまった。
(つづく)
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