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ライトHノベルの部屋
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~ラブラブハーレムの世界へようこそ♪~
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恋歌(1)
恋歌(1)
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美姉妹といっしょ♪~新婚編
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カレンダーが十月に替わり、街路樹の葉も緑色から黄金色へと徐々に移ろいでゆく、そんな秋のとある夜。
「さて。今夜はみんなに心配掛けたお詫びエッチだから、全力でハッスルしないとな♪ みんな、手ぐすね引いて部屋で待ち構えているだろうし」
屋敷の外周点検(敷地内の見回りだ)と全室の戸締まりを確認し終えた宏は階段をゆっくり上りつつ、顔がニヤケて来るのが判った。 職場移転に係わる悩みが全て解消し晴々とした気分で臨めるエッチに加え、久々の全員参加のエッチなので既にジャージのズボンは丸い棒状になって突っ張ってもいる。
「明日は土曜でみんな連休だし、はてさて、どんな夜になる事やら。……ちょっと楽しみだな」
先週はまともなエッチが出来ていない(お義理で数回エッチはしたが、本当はとてもエッチする気分では無かった)だけに、美女軍団の一糸纏わぬ艶姿を想像するだけで完全勃起してしまう。
「それに、チンポがヌレヌレの膣に挿(はい)る、あの瞬間が堪らないんだよな~♪」
硬くそそり勃つ肉棒が膣口に触れ、亀頭が膣肉を掻き分け進入してゆく感触や竿が膣に包まれる温かさや柔らかさ、根本迄埋まった時の竿全体に纏わり付く膣壁の蠢く快感を思い出しただけで、無性に射精(だ)したくなって仕方が無い。 現に、屋敷の外周を歩いている時から肉棒が疼きっ放しになっているし、先走りの露がパンツをベットリ濡らしてもいる。
「みんな最初は大人し目でいるけど、興が乗ると貪欲に求めて来るからなぁ。俺も今夜は最初(はな)っからコレだし、はてさて、どーなる事やら」
下半身に目を向けると、ズボンの下から押し上げる先端部分に薄っすらと染みが浮き出てもいる。 十人いる妻達それぞれの性欲の加減はある程度判っているし己の性欲の強さもある程度自覚しているだけに、今夜は自分を含めて誰がどれだけ乱れるのか全く予想が付かない。
「ま、なるようにしかならんか。ひょっとしたら朝までオールナイト! な~んてコトも……」
自室のドアノブを掴むと、胸の鼓動が一気に急上昇する。 この扉の向こうに、今夜の桃源郷が開けているのだ。
「みんな、お待たせ♪」
果たして、ドアを開けたその先には……。
「お~~、みんな揃うと壮観だな♪ 何だか……久し振りな気がする」
宏は自室のベッドに居並ぶ美女達を前に、満足そうに瞳を細めた――。
☆ ☆ ☆
「みんな、今日は一段と綺麗だよ♪」
宏はにこやかに声を掛け、ベッドサイドで全裸になるとベッド中央へいそいそと進み出た(この時、さり気無く寄り添った多恵子が脱ぎ捨てた服を素早く畳んでみんなの服と一緒に置いてくれた)。 すると、大人七~八人は余裕で寝られる特大ベッドの上で思い思いのポーズをした妻達から一斉に視線を向けられた。
「あ……ありがとうございます♪ でも、宏さんの仰る通りにしましたけど……少し恥ずかしいです」
「全員オールヌード、しかも軽く膝を開いて、だなんて、どんだけマニアックなリクエストなのかしら? 先生、呆れちゃうわ」
「オマケに、ガーターベルト及びオーバーニーソックス、ストッキングのみ着用可、とか言っちゃって……宏先輩のスケベ!」
美優樹が目元を紅(あか)く染め俯き加減で言えば、夏穂は少しも呆れていない顔で――むしろ胸を張り嬉々とした表情を向け、飛鳥からは思いっ切り呆れられてしまった。 もっとも、かく言う飛鳥はいつもの黒のオーバーニーソックスをしっかりと着けているし、夏穂も女教師御用達にして仕事着(本人談)の黒いガーターベルトとストッキングを、普段から黒のゴスロリドレスを纏う美優樹も今は黒のストッキングだけを着けている。 勿論、ブラジャーやショーツなどと言う無粋な布切れは、今夜は誰ひとりとして着けていない。
「あはは! そうは言いつつ、しっかりリクエストに応えてくれるから好きだよ、美優樹ちゃん、夏穂先生、飛鳥ちゃん♥ 三人のストッキング姿を見られただけでも、今夜は幸せだよ♪」
「「「う゛っ! ~~~♥」」」
宏は照れまくる姪・叔母トリオに笑い掛け、そのまま首をぐるりと巡らせた。
「嗚呼、絶景かな絶景かな♪ 二十個のオッパイと無毛の縦筋が十本揃い踏み~♪ 堪らんっ!」
齢(よわい)二十二にして土地付き一軒家の主(あるじ)に収まる宏は股間で屹立するイチモツはそのままに胡座を掻き、じっくりと目を凝らしてはひとりひとり心ゆくまで愛でてゆく。
「それぞれに個性のある縦筋を見てるだけで、どんどん興奮して来るよ。先週はまともなエッチが出来無かったから余計に性欲が掻き立てられて……このまま我を忘れてむしゃぶりつきたくなっちゃう」
宏のエッチの原動力でもあるパイパンフェチがこれ以上無い程に刺激され、股間のイチモツは指一本触れずとも発射出来る迄に昂ぶっていた。 早まる鼓動に合わせてビクンビクンと上下に脈打ち、先端の孔からは透明な粘液が勢い好く噴き出しては裏筋を伝って陰嚢を濡らし、シーツの染みを徐々に広げてゆく。 当然(?)、そんな鼻息荒いご当主(の肉槍)を黙って見ている草食美女達では無かった。
「宏ちゃん~。元祖・天然パイパンの私から挿れて~♪ いつでも挿入オッケーだよ~♥」
真っ先に手を挙げたのはお屋敷の料理長を務める若菜だ。 屋敷では三番目に高い身長とファッションモデル並みの肢体(身長百七十五センチ、上から七十八(Cカップだ)、六十、八十八)を誇る、夜の性活担当大臣でもある。 細く長い眉に掛かる前髪と目鼻立ちの整った顔、そしてどこまでも澄み切った切れ長の瞳は、どこぞのお姫様を彷彿とさせるのに余りある大和撫子だ。
「若姉♥ 今夜も綺麗だね。何度見ても魅入っちゃうよ」
「うふん♪ 私は宏ちゃんの為ならいつでも身体を開けるんだよ~♪」
褒められて嬉しいのか、若菜は長い美脚を前に伸ばし、立てた片膝に両手を添えただけのシンプルなポーズ(二の腕でお碗型に膨らむバストをさり気無く挟むので胸がより豊かに、且つ柔らかそうに見えるのだ♪)で夫を誘う。 その一方で、腰まで届く漆黒のストレートヘアの一部を胸の前に垂らして髪の黒と肌の白のコントラストを強調した肢体を演出し、天然パイパンの淫裂がより効果的に見えるよう両足を軽く開いてポージングしているのは流石、夜の帝王(女王?)だ。
「何度見ても若姉のパイパンマンコ、そそられるわ。ワレメからグリーンピース大のクリがプックリ顔を覗かせてるし、縦筋から大きくはみ出たビラビラが禁断の扉の取っ手みたく見えて、すっげー卑猥だよ。これぞ成熟した女性器、って感じで♪」
「宏ちゃんのおちんちんだって弓なりに反り返って素敵だよ~♪ それに私の処女膜を破ってくれた唯一無二の、最初で最後のおちんちんなんだもん、ビクビクしてるのを見てるだけで私の身体が疼くんだよ~♪」
宏自身は他の男と男根の大小を直接比べた経験は無いが、処女を貰った女性から男の武器を褒められ悪い気はしない。 否、最初で最後などと琴線に触れるから、かなり嬉しい。 その所為だろうか、無毛の淫裂に魅入る程に肉棒が大きく震え、先っちょから透明な粘液が見る間にプックリと膨れ上がり、やがて裏筋を伝ってゆっくりと流れ落ちてゆくのが見ずとも判った。
「あ! 若姉も濡れて来たね。じ~っとワレメを見てると、膣(なか)から透明なお汁(つゆ)が染み出して来るのが判るよ♪ ホラ、割れ目に沿って愛液が伝って……お尻に落ちてく♪」
「いゃ~ん♪ 宏ちゃんに視姦されると身体が火照るぅ~♪ 女の扉が開いちゃう~♪」
「あはは! 肌が白いから赤味が差してくのがよ~く判るよ♪ それに、肉ビラのピンクが更に濃くなった♪」
フル勃起の肉棒を揺らしつつ愛してやまない天然パイパンを食い入るように見つめていると、別の方向から鋭い声が掛かった。
「ちょっと! 『初めての相手』をガン無視するとは好い度胸じゃない! 好い加減、こっち見なさい!」
次に名乗りを上げた(痺れを切らした)のは宏の従姉にして筆頭妻として十人の妻の頂点に立ち、夫を補佐する(筈の)晶だ。
「ヒロ! 今夜の一番搾りを誰に注ぐのか当然! 判ってるんでしょうね! よもや、あたしを後回しにした挙げ句、空射精(からうち)しようものなら、その身がどーなるか……覚悟の上でしょうね!」
見開いた瞳を吊り上げてひと睨みし、晶は腕組みをした立ち膝(でも全裸♥)で迫って来た。 しかし宏は臆する事無く、むしろ真剣な眼差しで迫る美女を捉える。 なにしろ、腕組みしているので寄せて上げられたバストが普段以上に迫り上がって見えるのだから。
「晶姉も、いつも以上に綺麗だ。ホント、見惚れるよ。正に絶世の美女だね♪」
緩いウェーブの掛かった黒髪(光の加減で茶色掛かって見える)は腰まで届き、宏の為に十代前半から磨きを掛けたボディ(身長百七十センチ、上から八十五(Dカップだ)、五十八、八十六)は屋敷では一・二を争う程のプロポーションを誇っている。 また、宏の嫁になるべく、幼い頃から閨房術をも修得した、ある意味、最も健気な美女である。 もっとも、人並み以上に気が強く、我も強い点を含めて、ではあるが。 その証拠に、
「そ、そうよ! あたし以上の女など、この世にいないわっ!」
などと、照れて頬を赤く染めながらも自信満々な態度を取ってしまうのも昔から少しも変わらない。 そんな強気の従姉に押し切られる事も多いが、男として、また夫として今日(こんにち)まで来られたのは、この従姉の励ましや応援、随所で支えてくれたお陰なのだ。 宏は愛情を籠めて、晶そのものを褒め称える。
「晶姉のオッパイも完璧だけど、なだらかな恥丘の奥に深く刻まれた縦筋が特に淫靡でそそられるよね♪ 正に女の中の女、って感じで」
宏の熱視線がDカップの美乳から女の亀裂にロックオンされる。
(ホント、晶姉は女の鏡、だよなぁ。俺との初エッチ直前に自ら剃毛して若姉の天然パイパンコンプレックスを解消させただけで無く、俺のパイパンフェチをも昇華させたんだから凄いよ)
「晶姉のパイパンマンコ、今日も綺麗だ。産毛の一本すら完璧に処理してるもんね♪ そのお陰で晶姉の大事なトコが丸見えになってて、すっごくセクシーだ♪」
視線を晶の肢体に這わせていると、口角を上げ小さく鼻を鳴らした晶は無毛の縦筋をメインに見せ付けるよう軽く脚を前後に開き、腰に片手を当て上体も軽く捻ったポーズに変えた。 どうやら夫の熱視線を浴びる事で悦に浸っているらしい。
「さぁ、ヒロ! 思う存分、あたしの身体を見なさい! あたしが世の女の基準なんだからね!」
相変わらず高飛車な物言いをする従姉だが、それは裏を返せばそうあって欲しい、そうして貰いたいと言う晶なりの隠れた願いなのだと知っている。 だから、
「うん♪ 晶姉の裸見てるだけでイキそうになっちゃうよ。それに、晶姉は世界一の美人妻だよ。愛してる、晶姉♥」
などと琴線に触れるように、しかも本音で言う。
「う゛っ!? ったく、今更、ホントの事言っても仕方無いでしょうに……あとはヒロの好きになさい!」
プイッ、と横を向きつつも顔を真っ赤に染め、しかも嬉しそうにニンマリする晶。 言葉尻も強引な印象を受けるが、実際は潤ませた瞳でチラチラこちらの様子を窺うからいじらしい。
「うん! 晶姉もじっくりたっぷり抱くから安心して」
「だったら、気が変わらないうちに今すぐ抱きなさい! ホラ!」
(あはは……。晶姉ってば、普段は個性豊かな九人の奥さん達を黙って見守る立場にいるのに、エッチが絡むと途端に我を忘れて大人気無く張り合う事がしばしばあるからなぁ。ホント、負けず嫌いなんだから)
現に、今も二歳下の妻に負けてなるものかとばかり(若菜をチラ見しつつ)、今度は横座りになると膝を広げ、右手で割れ目の片方をチラリと捲り、左腕でお碗型に膨らむ双丘を下から支えるポーズを取って四歳下の夫の視線を引き寄せようと躍起になっている。
「今すぐ……って晶姉。元祖・エッチ大魔神の若姉に張り合ったって意味無いよ。晶姉には晶姉だけが持つ好さがあるんだからさ。それに、俺の心の奥には晶姉に童貞を捧げ、晶姉の処女を貰った大切な想い出をちゃんと仕舞ってあるから安心して。決して晶姉を疎かにはしないから」
勝ち気な従姉のプライドをくすぐるように言い、視線も明け透けに肢体に這わせて嘘では無いと言動で示す宏。
「晶姉の身体、いつ見ても完璧だね。オッパイも張りがあって垂れて無いし、既に勃ってる乳首も処女みたいなピンク色だし♪ それにオマンコだって剃り跡すら全く無い完璧なツルツル素肌になってて……こんなにも綺麗な奥さんを自由に抱けるだなんて、俺は世界一の果報者だよ♪」
「わ、判ってるなら好いのよ! ふ、フフン♪ ヒロも褒めるべきは褒める術(すべ)を学んだようねっ」
夫の股間でブルンブルン盛大に揺れる勃起肉に満足したのか、満更でも無さそうに口角を上げてそっぽを向く晶。 どうやら照れ臭くてまともに夫を見られないらしい。
「あはは! やっぱり照れてる晶姉って何度見ても可愛いね♪ 特に俺と結婚してからは褒め言葉に弱くなったよね~♪」
「~~~~~っ!!」
図星だったらしく、余計に顔を赤くし涙目になる晶だった。
「え~~~っと、宏クン? こっちにも裸の女が、今か今かと待ち侘びてるんですけどー?」
幼馴染の若菜と従姉の晶を褒め称え、構い過ぎたのが面白く無かったらしく、チョッと(かなり?)棘のある口調でクレームが付いてしまった。 首を巡らせると、立ち膝になった美女が腰に両手を当て、怒りのポーズで睨んでいた。
「あ、夏穂先生♥」
睨みを利かせる美女は、宏が高校に通った三年間、クラス担任として色々と目に掛けてくれた恩師だ。 凛とした美顔と全てを見通すような切れ長の瞳、全男子生徒(と一部の女子生徒)を魅惑した完熟ボディ(身長百七十センチ、上から八十四(Dカップだ)、五十九、八十八)は、初めて出逢った六年前から少しも変わらない。
(夏穂先生、裸になっても綺麗だ♪ それに……風呂上がりの好い匂いがする)
夏穂が近寄る程にボディーソープの香りが強まり、頭が揺れる度にセミロングの黒髪がサラリと流れ、リンスの香りを周囲に振り捲いてもいる。
(しかし、晶姉と並ぶとホント、遜色無い若さだよなぁ。特に裸のまま並ぶと同い年にしか見えないし)
夏穂は今年で三十路を二年程超えている現役教師だが、それを全く感じさせない若々しさを保っている。 だから誰がどう見ても晶やほのかと同年代にしか映らず、見れば見る程に色っぽい女性なのだ。 そんな蠱惑的な恩師が黒のガーターベルトとストッキング姿で迫れば、宏でなくとも簡単に堕ちてしまうだろう。
「え~っと夏穂先生? スッポンポンのアソコ丸出しで怒られても迫力ありませんって。むしろガーターストッキングの扇情的な艶姿を見られて俺が嬉しいだけですよ?」
言いつつ、口元を緩めた宏の視線が恩師の肢体を上から下に向けてスキャンし出す。 当然、それに従って肉棒の切っ先も上に下にと大きく打ち震える。
「夏穂先生の肩を覆うセミロングの黒髪は光の加減で蒼っぽく見えるからメチャ綺麗ですよね。強い意志を感じる瞳も澄んでますし、関東一……いや、日本一の美人女教師と銘打ってもおかしくはないですよね♪」
「丸く実ったオッパイだってちっとも垂れてませんし、肌の張りだって晶姉と同じ位にピッチピチですし。濃い桜色した可憐な乳輪とその中心で屹立する淫靡な乳首も飛鳥ちゃんや美優樹ちゃんと同じ位に丸くて新鮮ですし♪」
「ちょっと縦長のお臍もチャーミングですし、その下の、なだらかな丘は全生徒の憧れの的でしたからね。そんな産毛一本も無い秘密の花園を俺が最初に目にして摘んだんですから、嬉しく無い訳はありませんって」
「恩師のパイパンマンコを直に見て触れて味わい香りを知ってる生徒は俺ひとりなんだ、って当時のクラスメイト達に自慢したい位ですよ」
「しかも美人恩師を堂々と嫁に迎えられて……俺は地球上で最も幸せな生徒です♥」
恩師に反撃の隙を与え無い宏の褒め言葉のオンパレードに、当初の怒りを忘れたのか「恥ずかし過ぎるぅ」「もう勘弁してぇ」と唸りつつ頭の上に枕を抱え、シーツに踞(うずくま)る夏穂だった。
「あ……あはは。宏、余り夏穂先生を弄ると、後が……ね?」
「宏さん? 夏穂ちゃんを褒めて下さって姉としては嬉しいのですが……」
恩師をいとも簡単に誉め殺した宏に、屋敷でのスモールコンビ(?)が揃って声を掛けて来た。
「千恵姉、多恵子さん。でも本当の事だし、嘘は言って無いよ」
宏のエロ視線(そして肉槍の先端)が二人に向く。
「千恵姉、今日も色っぽいね♪」
宏は生まれながらの幼馴染に視線を這わせ始める。 千恵は若菜の双子の姉であり、屋敷では副料理長と生活用品担当大臣を務める、面倒見の好い御姐様だ。 屋敷に集う女性陣では二番目に小柄な体格(身長百五十センチ、上から八十四(Dカップだ)、五十八、八十三)ながらも手足は長く、小顔の八頭身と相まってバランスの取れたボディラインをしている。 そしてトレードマークでもある黒髪のロングポニーテール(光の加減で紫掛かって見える)を白いリボンで留め、可愛らしさと妖艶さを兼ね備えた美女でもある。
(あ……千恵姉、もうシーツに染み、作ってる♪)
横座りする千恵の股間に視線を向けると、無毛の淫裂と接するシーツに、ひと目見て判る程に色が変わっていた。 肉付きの好い深い亀裂を眺めていると、千恵が内腿を震わせた瞬間にジワリと透明な蜜が染み出すのが判った。
「千恵姉、待ち切れないみたいだね。お汁(つゆ)がシーツにどんどん染み込んでってるよ?」
「う゛! し、仕方無いじゃない! ずっと……宏と愛し合いたかったんだから! だから……今夜は先週分と合わせていっぱい愛して♥」
腰に届くポニーテールを揺らし、濡れた瞳も揺らした千恵が頬を染め可愛らしく言うから堪らない。
「千恵姉! 俺、ガンバルから!」
台詞と一緒に肉槍もブルン! と上下に大きく振る宏だった。 と、ここでわざとらしい咳払いがひとつ、耳に届いた。
「宏さん? 『年功序列』、と言う言葉をご存じですわよね? でしたら……おほほのほ♥」
絶対に無視出来無い台詞で歳下の夫に迫るのは屋敷最年長の多恵子だ。 主婦組のひとりとして千恵や若菜を補佐しつつ屋敷の留守を預かり、三十八歳にして屋敷で最も小柄な体格(身長百四十八センチ、上から八十五(Dカップだ)、五十七、八十九)ながらも、メリハリの利いたボディと額の広いティーンエイジ並みの顔立ちは大柄な女性陣が揃う屋敷でも遜色無く、むしろ異彩を放っている女性(ひと)でもある。
「多恵子さん、今夜は髪を下ろしているから、すっごく色っぽいですね。普段のアップに結った髪型も清楚で素敵ですが、今の髪型も凄く似合ってて……より妖艶に映って素敵です♥」
「あ、あら♪ ありがとうございます♪ そう言って戴けるだけでも女冥利と言うもの。おほほほほっ♪」
褒め言葉を証明するかのように宏の肉槍が多恵子に向かって何度も打ち震え、年長の多恵子を悦ばせる。 その証拠に、ひと回り以上歳下の夫の肉槍を捉えた瞳が微動だにせず、口元も緩んでいるのだから。
「はい! 多恵子さんに悦んで貰えるなら、俺、何度でも合体しますから♪」
滲み出る色気は流石に年相応(?)で、十六歳下の宏には、攻略のし甲斐がある美女なのだ。
「いえいえ、頑張らなくとも結構ですわ。共に極め、子宮(なか)に宏さんをたっぷり戴けたら……ポッ♥」
「勿論です!」
気張った宏に合わせ、プルンと揺れた肉槍の先っちょからガマン汁が一滴(ひとしずく)、多恵子の天然無毛の下腹部に滴った。
「あ!? あ゛、あ゛、あ゛、あはんっ♥ 宏さんのお汁が……わたくしに……嬉しいっ!」
ガマン汁を直接浴びた興奮からか、多恵子は自らの指で淫裂に塗り広げながら髪を振り乱し狂気乱舞した。
「多恵子さん、その位でそんなにも悦んでくれて……俺、頑張ります!」
宏には、その仕草は女の悦びから遠ざかっていた反動にも思え、殊更、多恵子を何度も昇天させようと決意させたのだった。 実際、多恵子は宏と契りを結ぶ迄は誰とも交わらず、亡夫との性生活も二回だけ(つまり飛鳥と美優樹を懐妊させた時だけ)と言う、何とも淡泊(?)な人生を歩んで来たのだから、女の悦びを初めて与えた宏がハッスルするのも、無理はなかった。
「それにしても二人共、ベッドの上にいると小柄な体格を全く感じ無いよね。オッパイは共に綺麗なお碗型Dカップだし、乳首は綺麗なピンクで可愛い大きさだし、手足もスラリと長いし痩せ過ぎない身体だから抱き心地も最高だし♪」
舐め回す様に視線を肢体に這わせウィンクして褒めると、二人の顔が見る間に紅(あか)く染まってゆく。 しかも、二人揃って横座りした太腿を閉じてモジモジし始めてもいる。
「多恵子さん。せっかく裸になったんだから、大事なアソコも見せてくれないと綺麗な身体が泣いちゃいますよ? みんなに、『これが成熟した女の身体よ!』とばかり見せ付けて下さい。千恵姉もね♪」
真っ昼間のリビングで聞けば無茶苦茶で一笑に付されても仕方の無い言い分だが、夜のベッドではまかり通るから不思議だ。 二人共、ご当主の言葉に操られたかのように目元を真っ赤に染め、潤んだ瞳を上目遣いにしたまま少しずつ膝を開き始めた。 そしてみんなの視線が集まる中、最後は大股開きと称するまでになった。
「「あぁ……」」
諦めか、はたまた昂ぶった証しなのかは不明だが、二人の口から同時に熱い吐息が漏れた。 当然、宏の視線は開かれた二つの秘境にロックオンされる。
「二人のパイパンマンコ、肉付きが好くてプックリ合わさってるから最高だね! そうして脚を開いても千恵姉は深い一本線の渓谷になってるから尚好いよ♪ あ、チョッとだけクリが顔を覗かせてるかな? ……もしかして見られて興奮して勃っちゃった? ホラ、見れば見る程、勃起して中の実が顔を出して来たよ♪ このままだと千恵姉の米粒大のクリトリスが全部、みんなに見られちゃうかもね♪」
「~~~~~っ!!」
全身を真っ赤に染め、そんな事無いとばかり瞳をキツく瞑り唇も噛み締めながら頭を横に振る千恵。 シーツに届くポニーテールが自身の背中を左右に激しく撫でている。
「多恵子さんも天然パイパンだから割れ目の肌がツルツルで綺麗です♪ それに割れ目からビラビラがはみ出て無いから、余計に美しく見えますね♪ それに多恵子さんの割れ目は二本線なんですよ♪ 大陰唇に挟まれた、この淫核包皮の肉が厚めで恥丘まで細く長く伸びているからそう見えるんですね~♪」
宏は愛して止まない多恵子のデルタゾーンを事細かく愛でてゆく。
「多恵子さんのクリトリスは真珠を半分に割ったみたいな半球状になってて、完全勃起すると割れ目から顔を出して敏感そうに打ち震えるんですよ♪ それをしゃぶると、多恵子さん、すっごく悦んでくれるんですよね~♪」
「ひ、宏さん! そ、そんなあからさまに言わないで下さいまし!」
千恵の愛らしさに加え、瞳を伏せ顔も背けて恥辱に震える(?)多恵子の可憐さに、宏の加虐心に火が点いた。
「ホント、このオマンコからここにいる飛鳥ちゃんと美優樹ちゃんが出て来たとは思えない程に綺麗です。それこそまだ処女みたいに♪ ……あれ? いつの間にか割れ目からクリが顔を完全に出してるし、透明なお汁(つゆ)も溢れ出して来て……あらら、もうシーツにまで垂れてますよ? 多恵子さんも見られて悦ぶマゾっ気があるんですかぁ?」
「「あぁ……いゃ……見られるだけで堕ちる女になっちゃうぅ……」」
情け容赦無いご当主の責(攻)めに二人して肩を抱き合い、しかし瞳に妖艶な光を宿しつつフルフルと首を横に振る千恵と多恵子だった――。
☆ ☆ ☆
そんなサドッ気の片鱗を見せ始めた宏の様子に、目を丸くしている二人がいた。
「宏君たら、すっかり犯(や)る気モード全開になっちゃったわね♪」
軽く膝を開いた体育座りで秘所を惜し気も無く晒し、オマケに、無意識なのか片手で女の亀裂を上下にさすっているのは、お屋敷では主婦組のひとりにして癒し美女ナンバーワンの呼び声高い真奈美だ。 身長百六十五センチ、上から八十六(Dカップだ)、六十、八十三と平均的な体格ながらも屋敷最大のバストサイズを誇っている(一部、敵視されている?)、二十五歳の美女である。 見る者全てに安心感を与えるやや垂れ目がちな瞳と穏やかな笑顔、そして背中の半分を覆う漆黒のストレートヘアは深窓の令嬢かと思わせる雰囲気を持ち合わせているのだが……。
「私も、自分に言われてるみたいで、おまんこが疼いて仕方無いわ。宏君が千恵ちゃんや多恵子さんに何か言う度に濡れちゃって、指がふやけちゃった♪ 早く私にも淫靡で濃密な言葉責め、してくれないかしら? それとも別のプレイを考えてるのかしら?」
などと、エッチに関しては若菜に次いで開けっ広げな態度を取るのだ。 そしてもうひとりは。
「オイオイ……宏のヤツ、のっけから飛ばし過ぎじゃね? さっきから鼻息は荒いし、目も……何だかイってるぞ?」
十人いる妻達はいずれも甲乙付けがたい見目麗しい女性ばかりだが、その中で最も目を惹くのが身長百七十五センチ、上から八十三、五十八、八十五の八頭身ボディを誇る、金髪碧眼美女のほのかだ。 日本人の父親とスェーデン人の母親を持つ二十六歳で、大学進学を機に日本へ移住し、気さくな性格と堪能な日本語(但し男言葉)が相まって誰からも好かれる北欧産ハーフ美女だ。 腰まで届く波打つ金髪に彫りの深い目鼻立ちと整った顔は日本人女性には太刀打ち出来無い美しさを備え、その笑顔は、全男性はおろか同性までをも魅了して止まない。 パイロットライセンスを持ち、晶と同じ会社でビジネスジェットを操る美貌のキャプテン(機長)でもある。 しかし今は、真奈美の隣で歳下の夫をチョッと引き気味に見つめ、顔を引き攣らせていた。
「あ、ホントだ。完全に血走ってますね。ひょっとして宏君、先週はまともなエッチしてなかったから禁断症状が出たのかしら? 例えるなら……一ヶ月絶食させてた犬に霜降り肉を目の前にしておあずけさせてる、みたいな? その証拠にホラ、完全勃起していきり勃つおちんちんから、ダラダラ涎垂らしてるし♥」
「ま、真奈美も、時々すげ~事、平気で言うよな。しかも言い得て妙だからオレも思わず納得しちまったぜ。……まぁ昔と比べて自分の気持ちや考えを素直に出せるようになったのは好い事だけどさ」
目を丸くする対象がひとり増えたほのかだった。
「うふふ♪ ほのか先輩も、宏君と一緒にいる時はもっと素直に甘えてみたらどうです? 世界が変わりますよ?」
「真奈美が言うと、オレが今迄築いた価値観が変わりそうで恐いな。オレはフツーのエッチで充分なんだけどなぁ」
「あら。私だって、至ってノーマルなエッチだけでも満足してますよ? 宏君と肌を重ねるだけで十分、幸せですから♥」
「その割りには明け透けな台詞、ポンポン言ってるよな。実は淫乱の気があるんじゃね?」
「うふ♪ そうかも知れませんね。でも、愛する宏君とエッチしてるんだ、って肌で感じ心で思うと、自然に感情が昂ぶって本心からの言葉が無尽蔵に出て来ませんか?」
「あ~~~、そりゃそうだけど……でも真奈美の場合は極端過ぎ、って言うか――」
額を突き合わせヒソヒソ話し合う二人は、ギラ付き血走った瞳を向けられている事に最後まで気付けなかった――。
(つづく)
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